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東ハト、濃厚ロブスタースナック「ロブスティック・ロックソルト味」を発売
ザクッと堅焼き 濃厚ロブスタースナック 「ロブスティック・ロックソルト味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:飯島佐知彦)は、2017年1月2日より全国(コンビニルート限定)にて、「ロブスティック・ロックソルト味」を新発売いたします。 「ロブスティック・ロックソルト味」は、アメリカ産岩塩がアメリカンロブスターの旨味を引き立てる、濃厚な味わいに仕上げたカップタイプのスティックスナックです。断面がX字形になったスティック形状から生まれるザクッと堅焼きの食べごたえとともに、まるでグリルしたロブスターを丸かじりしているような、香ばしさと濃厚な旨みをお楽しみいただけます...
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干潟の「普通種」実は2種だった! 〜ゴカイの仲間に隠れた近縁種を発見〜 日本の干潟に広く生息し、「普通種」とされる多毛類(ゴカイの1種)ドロオニスピオの中に、形態が類似した異なる種が含まれていたことを東邦大学理学部生命圏環境科学科 海洋生態学研究室の阿部博和 博士研究員と東北大学大学院の農学研究科の大越和加 准教授、同大学院生の近藤智彦氏の研究チームが明らかにしました。 この結果、これまで様々な学術論文や環境アセスメントの報告書の中でドロオニスピオとして扱われてきたものは2種に分ける必要があり、従来の研究成果の再考や一部変更が求められることになります。近年、干潟の価値や生物...
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中外製薬、ロシュ社がALK陽性非小細胞肺癌患者へのAlecensaの投与について条件付で欧州承認を勧告
CHMPは治療歴のあるALK陽性非小細胞肺癌患者さんへの Alecensaの投与について条件付で欧州承認を勧告 本資料は、中外製薬と戦略的アライアンスを締結しているF.ホフマン・ラ・ロシュ社が12月16日(バーゼル発)に発表したプレス・リリースの一部を和訳・編集し、参考資料として配布するものです。正式言語が英語のため、表現や内容は英文が優先されることをご留意ください。 原文は、 http://www.roche.com/media/store/releases/med-cor-2016-12-16.htm をご覧ください。 ロシュ社は16日、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)が、crizotinibによる治療後に病勢進行が認められたALK陽性非小細胞肺癌(NSCLC)の成人患者さんに対するAlecensa...
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MSD、抗PD−1抗体/抗悪性腫瘍剤「キイトルーダ」の非小細胞肺がんに対する効能・効果について一部変更承認を取得
抗PD−1抗体/抗悪性腫瘍剤「キイトルーダ(R)」 非小細胞肺がんに対する効能・効果について一部変更承認を取得 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下MSD)は本日、ヒト化抗ヒトPD−1モノクローナル抗体(抗PD−1抗体)「キイトルーダ(R)点滴静注20mgおよび100mg」(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))について、PD−L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんに対する効能・効果を追加する一部変更承認を取得しました。 キイトルーダ(R)は、PD−L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん患者を対象とした国際共同第3相臨床試験(KEYNOTE−024試験)および国際共...
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東大、カブトムシなどの昆虫の武器の大きさが環境に応じて変化するしくみを解明
カブトムシなどの昆虫の武器の大きさが環境に応じて変化するしくみ 〜細胞の記憶システムであるエピゲノムが関与〜 1.発表者: 小澤 高嶺(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 特任研究員) 岡田 泰和(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 助教) 太田 邦史(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆カブトムシやクワガタなどの昆虫の「武器」は、生育時の栄養によって大きさが顕著に変わることが知られています。今回、その個体差が生まれるしくみを明らかにしました。 ◆武器の大きさは、DNA配列だけによらず環境に応じて書き換え可能な細胞メ...
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T細胞の運命を制御する分子機構を解明 −白血病発症メカニズムの解明に期待− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター 融合領域リーダー育成(YCI)プログラム[1]の伊川友活上級研究員、免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクター、京都大学再生医科学研究所再生免疫学分野の河本宏教授らの共同研究チーム(※)は、マウスを用いて免疫細胞の1種であるT細胞が作られるときの運命維持に「ポリコーム複合体[2]」が重要であることを明らかにしました。 T細胞は他の免疫細胞と同様、血液のもととなる造血幹細胞[3]から作られます。造血幹細胞は骨髄中でT細胞へある程度運命付けられた...
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矢野経済研究所、臨床検査薬・機器事業に関する調査(2016年)を実施
臨床検査薬・機器事業に関する調査を実施(2016年) 〜2015年度は海外向けに加え、国内向けも安定成長〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて臨床検査薬・機器事業展開企業の事業規模調査を実施した。 1.調査期間:2016年8月〜10月 2.調査対象:国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社(日本企業および海外企業日本法人) 3.調査方法:当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用 【調査結果サマリー】 ◆2015年度の臨床検査薬・機器事業規模は前年度比6.5%増の1兆67億円 2015年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事...
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タカラバイオ、WaferGen社製シングルセル解析システムを用いた受託サービスを開始
WaferGen Bio−systems社製 シングルセル解析システムを用いた受託サービスを開始 タカラバイオ株式会社は、WaferGen Bio−systems, Inc.(以下、「WaferGen社」)が開発した、シングルセル解析システムICELL8(TM) Single−Cell Systemを用いた遺伝子発現解析の受託サービスを2016年12月1日から開始いたします。 多くの遺伝子解析では、これまで技術的制約から組織片や細胞集団をサンプルとせざるを得ませんでした。しかしながら、近年は、がんなどの様々な性質の異なる細胞から構成される組織や、iPS細胞から作製される再生医療用の細胞など、1細胞(シングルセル)単位での解析を可能とする技術が望まれています。 ICELL8(TM) ...
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ファイザー、パーク・セラピューティクス社と血友病Bを対象とした第I/II相試験で持続的な第IX因子治療効果を示唆する最新データを発表
スパーク・セラピューティクス社とファイザー社、血友病Bを対象とした第I/II相試験において持続的な第IX因子治療効果を示唆する最新データを発表 〜最初の7症例、合計103週間にわたって出血予防のための第IX因子製剤の注射を必要とせず(2016年8月4日現在) 〜血友病BにおけるSPK−9001の最新データ、第58回米国血液学会(ASH)年次会議のプレナリーセッションで発表予定 ○英文タイトル: Spark Therapeutics and Pfizer Announce Updated Data from Hemophilia B Phase 1/2 Trial Suggesting Sustained Therapeutic Levels of Factor IX Activity −First seven participants, through a combined 103 weeks of observation as of...
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東ハト、宇治抹茶使用の「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」を発売
宇治抹茶使用 抹茶の風味豊かな味わい 「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:飯島佐知彦)は、2017年1月16日より全国にて、「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」を新発売いたします。 「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」は、ふんわりサクサク、そして、すうっととろける「キャラメルコーン」の生地に、コクのあるホワイトチョコを加えた蜜をかけ、宇治抹茶のパウダーをまぶしました。ホワイトチョコでミルク感をアップし、やさしい口どけとともに香り高い抹茶の風味とまろやかなミルクの味わいが広がる、「キャラメルコーン」の人気フレーバーです。 ※商品...
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日本ベーリンガーインゲルハイム、プラザキサの特異的中和剤「プリズバインド 静注液2.5g」を発売
プラザキサ(R)の特異的中和剤 「プリズバインド(R)静注液2.5g」新発売のお知らせ 2016年11月18日 日本/東京 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青野吉晃、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、直接トロンビン阻害剤プラザキサ(R)(一般名:ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩)の特異的中和剤「プリズバインド(R)静注液2.5g〈一般名:イダルシズマブ(遺伝子組換え)〉、以下プリズバインド(R)」)を本日、日本において発売を開始したことをお知らせします。直接トロンビン阻害剤やXa因子阻害剤などの直接作用型経口抗凝固薬(DOAC:Direct oral ...
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京大、染色体DNAの断裂が自然発生する分子機構と断裂を修復する分子機構を解明
染色体DNAの断裂が自然発生する分子機構と断裂を修復する分子機構の解明 ―細胞で染色体DNAの断裂は大量に自然発生する― 武田俊一 医学研究科教授、笹沼博之 同准教授らは、身体のなかの神経細胞を含む多くの細胞で日常的にDNA2重鎖切断が発生していることを証明しました。これは発がんの原因になる病的なDNA2重鎖切断が、放射線被曝していなくてもすべての細胞で毎日複数個起こっていることを意味します。 本研究成果は2016年11月4日午前1時に、Cell社の学術誌「Molecular Cell」に掲載されました。 <研究者からのコメント> iPS細胞を治療に応用するときに、iPS細胞を培養中に変異が蓄積するという問題がありまし...
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田辺三菱製薬、韓国社と細胞治療薬 Invossaに関するライセンス契約を締結
Kolon Life Science社とのInvossa(R)ライセンス契約締結による 田辺三菱製薬 細胞治療への挑戦 −変形性膝関節症のアンメット・メディカル・ニーズに応える治療をめざして− 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:三津家 正之、以下「当社」)は、本日、Kolon Life Science社(韓国 果川市)(以下、KLS社)との間で、変形性膝関節症の症状改善を目的とした細胞治療薬 Invossa(R)に関するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。本契約により、当社は、日本におけるInvossa(R)の独占的開発・販売権を取得します。 Invossa(R)は、KLS社の関連会社であるTissueGene,Inc.(以下、TGI社)が創製したヒト他家軟骨細胞を用...
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東大、抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する国際共同研究成果を発表
抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初の国際共同研究成果 1.発表者: 永井 純正(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 遺伝子治療開発分野 講師) 2.発表のポイント: ◆抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初めての国際共同研究を日米欧の研究者からなるチームが実施した結果、日米欧においては、その安全性に懸念は認められなかった。 ◆世界的に見てもジェネリック医薬品の安全性情報は豊富ではない現状において、日本におけるジェネリック医薬品の市販後のデータ収集の取組みはユニークで重要なものであった。 ◆今後、ジェネリック医薬品の安全性確保に資するデータ創出に...
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MSD、クロストリジウム・ディフィシル感染症再発抑制薬「ベズロトクスマブ」を承認申請
クロストリジウム・ディフィシル感染症再発抑制薬 「ベズロトクスマブ」を承認申請 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下MSD)は本日、クロストリジウム・ディフィシル感染症再発抑制薬「ベズロトクスマブ(遺伝子組換え)」の製造販売承認申請を提出しました。 クロストリジウム・ディフィシルは抗菌薬投与後の下痢症の原因菌としてあげられる主要な菌種です。クロストリジウム・ディフィシル感染症には軽症の下痢、および偽膜性大腸炎が含まれ、場合によっては致死的な重症に至る例があります(*1)。また、クロストリジウム・ディフィシル感染症は、1度でも再発するとその後の...
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九大と東大、視覚情報処理を行うための最小機能単位構造が大脳に存在することを解明
視覚情報処理を行うための最小の機能単位構造が大脳に存在することを解明 九州大学大学院医学研究院・東京大学大学院医学系研究科の大木研一教授、東京大学大学院医学系研究科の根東覚助教の研究グループは、視覚情報処理を行うための機能的単位構造がマウスの大脳に存在するかどうかを調べました。大脳は、複雑でかつ大量の情報を逐次処理していますが、これらの情報を素早く正確に行うためにヒトや高等哺乳類には、マクロコラムと呼ばれる単位構造が存在しています。マウスもヒトと同じように物を見ていると考えられますが、マウスの視覚に関係する大脳には同様なマクロコラムがないことが分かっていました。今回の研究...
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アフリカツメガエルの複雑なゲノムを解読: 脊椎動物への進化の原動力「全ゲノム重複」の謎に迫る ■発表のポイント ◆2種類の祖先種が異種交配して「全ゲノムが重複」したとされるアフリカツメガエル。その複雑なゲノムの全構造を明らかにした。これにより、ついに全ての主要モデル生物のゲノム情報が出揃った。 ◆祖先種から受け継いだ2種類のゲノム(サブゲノム)を特定することに成功し、約1800万年前の「全ゲノム重複」の後に、ゲノムがどのように進化したかを初めて明らかにした。 ◆本ゲノム情報は、生命科学の発展に多大な貢献をするだけではなく、約5億年前に脊椎動物が誕生する過程で起きたとされる「...
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嬉しい体験と嫌な体験は互いに抑制し合う −嬉しい体験細胞と嫌な体験細胞は別領域に存在し、互いに抑制する− <要旨> 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター理研−MIT神経回路遺伝学研究センターのジョシュア・キム研究員、利根川進センター長らの研究チーム(※)は、マウスにおいて、嬉しい体験と嫌な体験にそれぞれ対応した神経細胞は扁桃体基底外側核[1]の異なる領域に局在しており、互いに抑制することを発見しました。 「嬉しい」「嫌だ」といった情動体験は、特有な行動を引き起こします。マウスでは、「好き、楽しい」といった嬉しい体験は繰り返そうとし、「嫌い、怖い」といった嫌な体験ではすくみ...
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「たまごっち」発売 20周年を記念して「親子2世代」で楽しめるアニバーサリー商品が登場! 『Tamagotchi m!x 20th Anniversary m!x ver.(たまごっちみくすアニバーサリーみくすバージョン)』 2016年11月23日(水・祝)発売 「おやじっち」など懐かしの「たまごっち」たちとのm!x(※)遊びが親子で楽しめる! 株式会社バンダイ(代表取締役社長:川口勝、本社:東京都台東区)は、携帯型育成ゲーム「たまごっち」シリーズが2016年11月23日(水・祝)に発売20周年を迎えることを記念し、「たまごっち」の最新機種「Tamagotchi m!x」(2016年7月発売)のスペシャル版として『Tamagotchi m!x 20th...
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ナガセケムテックスと林原など、製パン用酵素「デナベイクEXTRA」を発売
新製品発売のお知らせ 製パン用酵素『デナベイク(R)EXTRA』を長瀬産業から10月に発売 パンに「ボリュームアップ」と「柔らかさ」を付与 林原がNAGASEグループ入りして初の共同開発製品が誕生 このたび、NAGASEグループのナガセケムテックス株式会社(大阪)は、株式会社林原(岡山)と共同開発した製パン用酵素『デナベイク(R)EXTRA』を、新商品として酵素剤のラインナップに加え10月3日より長瀬産業株式会社(東京)から発売いたします。 パン製造時に本酵素を使用することで、パンの「ボリュームアップ」と「柔らかさの持続」に効果を発揮します。また、非遺伝子組換え(Non−GMO)製品として、国内外での幅広い利用が期待され...
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九大、生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明
生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明 −不妊の原因解明、治療法開発への応用に期待− 私たちの体は精子と卵子が融合してできる一つの受精卵に由来します。この精子や卵子の元となる生殖細胞が形成される過程では、遺伝子の働きを調節するDNAメチル化という化学修飾(細胞が備え持つ修飾の一つ)が大きく変化します。誕生したばかりの生殖細胞は体の中にごく僅かしか存在しないため、その詳細な研究はこれまで困難でした。2011年、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授、林克彦准教授(現九州大学医学研究院教授)らが様々な細胞に分化する能力を持つマウス多能性幹細胞から、培養皿の中で生殖...
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ファイザー、「ザーコリ」がEUでROS1陽性進行非小細胞肺がん治療薬として適応追加の承認を取得
ファイザー社のザーコリ(R)(一般名:クリゾチニブ)、EUにおいてROS1陽性進行非小細胞肺がん治療薬として適応追加の承認取得 〜ザーコリは、ROS1陽性進行小細胞肺がんを対象としたバイオマーカーに基づくEU初にして唯一の承認済み治療薬〜 ファイザー社は、本日、欧州委員会がザーコリ(R)(一般名:クリゾチニブ)をROS1陽性進行非小細胞肺がん(以下、「非小細胞肺がん」を「NSCLC」と略記)の成人患者に対する治療薬として承認したと発表しました。欧州連合(EU)では、ザーコリは、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)陽性進行NSCLCの成人患者の治療薬としても承認されています。今年3月、米国の食品医薬品局(FDA)は、ROS1陽性の転...
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体細胞を生殖細胞に近づける手法の開発 <概要> 東北大学加齢医学研究所 医用細胞資源センターの松居靖久(まついやすひさ)教授と、東北大学大学院生の関中保(せきなかたもつ)らの研究グループは、新たな細胞培養手法を開発し、マウス体細胞を生殖細胞に近づけることに成功しました。生殖細胞は精子と卵子に分化し、受精により次の世代の個体を作り出すことのできる唯一の細胞です。もし皮膚の細胞など、体を作っている普通の細胞から生殖細胞を作り出すことができれば、将来的に産業動物の育種や絶滅危惧動物の増殖、さらに究極的にはヒトの生殖医療へと繋がる可能性があります。 この研究は、慶應義塾大学との共同...
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サノフィ、持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタスXR注ソロスター」の投薬期間制限を解除
持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタス(R)XR注ソロスター(R)」の 投薬期間制限解除のお知らせ サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャック・ナトン、以下「サノフィ」)は、持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタス(R)XR注ソロスター(R)」(一般名:インスリン グラルギン(遺伝子組換え)、注射剤、有効成分濃度:300U/mL、1キット(1.5mL)中に日局インスリン グラルギン(遺伝子組換え)を450単位含有、以下「ランタス(R)XR」)について、新医薬品に関わる1回14日間を限度とする投薬期間制限が、本日2016年8月31日をもって終了することをお知らせします。 ※製品画像は...
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ザーコリ(R)の新適応症追加を申請 〜本邦初、希少肺がんでは2つ目の申請〜 「ROS1 融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」 ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎)は、2016年8月31日(水)、「ROS1 融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌(以下、非小細胞肺がんを「NSCLC」と略記)」の治療薬として、ザーコリ(R)(一般名:クリゾチニブ)の承認事項一部変更承認申請を行いましたのでお知らせいたします。 なお、本剤は日本において、「ROS1 融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を対象として、2016年8月に希少疾病用医薬品(...
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東ハト、甘くないキャラメルコーン「ウラキャラコーン・うましお味」を発売
キャラメルコーン発売45周年記念 “裏”切りのおいしさ! 甘くないキャラメルコーン「ウラキャラコーン」の新フレーバー 「ウラキャラコーン・うましお味」新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:飯島佐知彦)は、2016年10月3日より、キャラメルコーンの常識を裏切る、甘くないキャラメルコーン「ウラキャラコーン・うましお味」を、全国にて新発売いたします。 ふんわりサクサク、すうっととろける、やさしいおいしさのスイートスナック「キャラメルコーン」は、昭和46年(1971年)の発売から、今年、45周年を迎えました。 キャラメルコーンの発売45周年を記念する商品として登場した「...
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大腸がん発症の鍵を握る仕組みの解明 1.発表者: 秋山 徹(東京大学分子細胞生物学研究所 分子情報研究分野 教授) 川崎 善博(東京大学分子細胞生物学研究所 エピゲノム疾患研究センター癌幹細胞制御研究分野 准教授) 2.発表のポイント: ◆大腸がん細胞がタンパク質をコードしない新規の長いRNA“MYU”を多量につくる仕組みを発見しました。 ◆MYUは大腸がん細胞が腫瘍をつくるために必須であること、およびMYUが腫瘍をつくる仕組みを発見しました。 ◆本成果は、MYUおよびMYUが腫瘍をつくる仕組みを標的とした薬剤の開発や大腸がんの治療への貢献が期待されます。 3.発表概要: Wntシグナル(注1)の異...
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明治、コラーゲンペプチドなどが紫外線に対する肌の抵抗性を高める機能とそのメカニズムを発見
「コラーゲンペプチドおよびミルクセラミド入りヨーグルト」が 紫外線に対する肌の抵抗性を高める機能とそのメカニズムを発見 〜第17回光老化研究会で発表〜 株式会社明治(代表取締役社長:川村 和夫)は、コラーゲンペプチドおよびミルクセラミド入りヨーグルトが紫外線に対する肌の抵抗性を高め、紫外線による肌の赤み、色素沈着を抑えること、およびそのメカニズムを、「医療法人再生未来 再生未来クリニック神戸」との共同研究により見いだしました。この研究成果を2016年8月20日および21日に神戸市で開催された「第17回光老化研究会」にて発表いたしました。 【内容】 ■演題名 The role of functional...
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メルシャン、ブドウ果実への受光がワインに花のような香りを与える成分であることを解明
ブドウ果実への受光が、ワインに花のような香りを与える成分 リナロールの生合成を高めることを発見 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、キリン株式会社(社長 磯崎功典)のワイン技術研究所と共同で、ワインの重要な香り成分の一つであり、ブドウ果実中に含まれるリナロールは、その生合成には果実への受光が必須であることを明らかにしました。この研究成果は、8月5日(金)に公益社団法人日本農芸化学会の英文誌(Bioscience,Biotechnology,and Biochemistry)のオンライン版に掲載されました。 <研究の概要> ・リナロールは、花のような香りを呈し、ワインの品質に貢献する香り成分です。リナロールはブドウ果実中で...
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タカラバイオ、カナダでのNY−ESO−1・siTCR遺伝子治療の臨床試験を開始
NY−ESO−1・siTCR遺伝子治療の カナダにおける臨床試験開始のお知らせ タカラバイオ株式会社は、siTCR遺伝子治療技術を用いた癌治療薬の実用化を目指し、Princess Margaret Cancer Centre(以下、「Princess Margaret」)の平野直人上級主席研究員・がん免疫療法部門副部門長らと2012年より共同研究を進めています。このたび、Princess MargaretによるTCR遺伝子治療(NY−ESO−1・siTCR遺伝子治療)の第Ib相臨床試験の実施にあたり、カナダ保健省(Health Canada)よりNo Objection Letterを受領しました。これを受け、Princess Margaretでの研究倫理委員会での確認後に、固形癌を対象としたsiTCR遺伝子治療を開始いたします。 NY−ESO−1・TCR遺伝子治療...
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東ハト、バゲットスナック「サクサクベーカリー・バターソルト味」を発売
サクッと香ばしい!こんがりバゲットスナック 「サクサクベーカリー・バターソルト味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:飯島佐知彦)は、2016年9月5日より全国にて、「サクサクベーカリー・バターソルト味」を新発売いたします。 「サクサクベーカリー・バターソルト味」は、サクッとこんがり香ばしい小さなバケットのようなスナックです。東ハト独自の製法により、クープ(切れ込み)の入ったバケットをイメージした4層構造に生地を成型することで、サクサクと軽快な食感が生まれました。塩とバターを効かせてパンの風味を引き立て、あとをひく味わいに仕上げています。 ※商品画像は添付...
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毒のないジャガイモ −さらに萌芽を制御できる可能性の発見− <要旨> 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター統合メタボロミクス研究グループの梅基直行上級研究員、斉藤和季グループディレクター、大阪大学大学院の村中俊哉教授、神戸大学大学院の水谷正治准教授らの共同研究グループは、ジャガイモに含まれる有毒物質であるソラニンなどの「ステロイドグリコアルカロイド(SGA)[1]」の生合成に関わる遺伝子「PGA1」と「PGA2」を同定し、これらの遺伝子発現を抑制するとSGAを作らなくなるとともに、ジャガイモの萌芽を制御できる可能性を発見しました。 ジャガイモは塊茎[2](かいけい)の緑化した皮の周...
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ヤンセンファーマ、「ゴリムマブ」の日本人潰瘍性大腸炎患者対象の国内第3相臨床試験結果を発表
ゴリムマブについて日本人潰瘍性大腸炎患者を対象とした国内第3相臨床試験結果をAOCCにて発表 ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン)は、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「ゴリムマブ(遺伝子組み換え)」(以下、ゴリムマブ)について、日本人潰瘍性大腸炎患者を対象とした国内第3相臨床試験(PURSUIT−J)を行い、主要評価項目を達成し、第4回Asian Organization for Crohn"s&Colitis(AOCC)(7月7日−9日、京都)で発表しました。 PURSUIT−J試験は、既存治療で効果が見られない中等症から重症の日本人潰瘍性大腸炎患者を対象に、ゴリムマブの維持効果及び安全性の確...
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NICTと阪大、外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法を開発
外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法の開発に成功 〜ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝病を治療するための遺伝子治療に貢献〜 【ポイント】 ■p62(*1)タンパク質の量を減少させることで、細胞内に導入したDNAの分解を抑制し、導入効率の上昇に成功 ■導入したDNAの大部分がオートファジー(*2)によって分解されてしまうというこれまでの問題を解決 ■細菌・ウイルス感染のメカニズムの解明や、ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝子治療法の開発に貢献 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)未来ICT研究所は、国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長:西尾 章治郎)大学院生...
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オンコリスバイオファーマ、「テロメスキャンF35」が日本での特許査定を受領
OBP−1101(テロメスキャンF35)に関する 日本における特許査定のお知らせ 当社は、現在がんの体外検査薬として開発を進めているOBP−1101(テロメスキャンF35)について、CTC検査方法に加え新たにウイルス構造に関する日本特許出願の特許査定を受けましたので、下記の通りお知らせいたします。 テロメスキャンF35は、テロメスキャン(R)(OBP−401)の基本構造をもったウイルス遺伝子配列にCD46蛋白結合モチーフを組み込むことで感染効率を高める一方、マイクロRNA(miR−142−3p)を組み込むことで、正常な血球細胞での増殖を抑制し、血中がん細胞(CTC)の特異的な検出能力を高めた新規がん検査用ウイル...
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日本イーライリリー、「サイラムザ」が切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する適応追加の承認を取得
抗悪性腫瘍剤「サイラムザ(R)点滴静注液100mg、同点滴静注液500mg」 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する適応追加の承認を取得 日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン、以下、日本イーライリリー)は、6月20日、抗悪性腫瘍剤「サイラムザ(R)点滴静注液100mg、同点滴静注液500mg」(一般名 ラムシルマブ[遺伝子組み換え] 以下、「サイラムザ」)について、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する治療薬として適応追加の承認を取得しました。 今回の承認取得は海外、多施設共同、プラセボ対照、二重盲検、無作為化、第III相試験(REVEL試...
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積水メディカルなど、イメージング技術を用いた非臨床/臨床試験・再生医療領域の創薬支援サービスを開始
イメージング技術を用いた非臨床/臨床試験・再生医療領域の創薬支援サービスを開始 公立大学法人福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター(センター長:竹之下 誠一、福島県福島市)と積水メディカル株式会社(社長:田頭 秀雄、本社:東京都中央区、以下積水メディカル)創薬支援事業部はイメージング技術を用いた非臨床/臨床試験・再生医療技術評価サービスの業務提携を行い、これらの試験受託を開始いたします。 PET等を利用したイメージング試験は、創薬プロセスの迅速化、及び効率化に有効なツールであり、近年、大きな注目を集めてきています。福島県立医科大学は同一敷地内で放...
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止血役にはストレスが必要 −巨核球細胞での小胞体ストレスが血小板を生む− <要旨> 理化学研究所(理研)小林脂質生物学研究室の森島信裕専任研究員(研究当時)と中西慶子協力研究員(研究当時)の研究チームは、血小板[1]の形成には、巨核球[2]細胞内の小胞体[3]が「小胞体ストレス[4]」状態となることが必要であることを発見しました。小胞体ストレスとは、立体構造がうまく形成されなかったり、構造が壊れたりしたタンパク質が小胞体内に蓄積した状態のことです。 血小板は、傷口の止血にとって欠かせない血液成分です。血小板は骨髄中に存在する前駆細胞の巨核球細胞がばらばらになり、核を含まない...
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グラクソ、抗インターロイキン−5抗体薬「ヌーカラ 皮下注用100mg」を発売
「ヌーカラ(R)皮下注用100mg」発売のお知らせ グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:フィリップ・フォシェ、以下GSK)は、抗インターロイキン−5(IL−5)抗体薬である「ヌーカラ(R)皮下注用100mg」(一般名:メポリズマブ(遺伝子組換え)、以下「ヌーカラ(R)」)について、本日発売したことをお知らせします。「ヌーカラ(R)」は成人および12歳以上の小児に対し「気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)」の効能・効果で2016年3月28日に承認を取得しました。 GSKの社長フィリップ・フォシェは次のように述べています。「GSKはこれまで呼吸器...
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富士フイルム バイオ医薬品受託製造子会社の生産能力を増強 米製薬企業メルク社が保有する20,000Lの培養設備を活用 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)の子会社でバイオ医薬品(※1)の受託製造会社(※2)であるFUJIFILM DiosynthBiotechnologies(以下、FDB)※3は、米製薬企業Merck&Co.,Inc.(以下、メルク社)(※4)と協業し、受託製造事業を拡大します。今後、同社が保有する20,000Lの大量微生物培養設備を活用し、バイオ医薬品の受託製造能力を増強していきます。 バイオ医薬品は、遺伝子を組み換えた微生物株(※5)や動物細胞株(※6)に産生させたタンパク質などを活用した医薬品です。副作用...
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動物の行動が性的成熟期に変化する仕組みを解明 九州大学大学院理学研究院の藤原学助教、石原健教授らの研究グループは、神経系のモデル生物である線虫を用いて動物の行動が性的成熟期に変化する仕組みを明らかにしました。 多くの動物は成長段階に応じて行動パターンを変化させることが知られていますが、そのような行動変化の制御機構はほとんど分かっていません。研究グループは今回、こどもの線虫と大人になった線虫では匂いの好みに違いがあることを明らかにしました。線虫は卵からふ化後、大人になるまでの間に生殖細胞が増殖して性的な成熟が起こります。生殖細胞の増殖を人為的に止めて生殖細胞を持たない大人の...
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慶大、難病の原因となる未知の遺伝子疾患MIRAGE症候群を発見
難病の原因となる未知の遺伝子疾患MIRAGE症候群を発見 −先天性副腎低形成症、骨髄異形成症候群などのメカニズム解明へ新知見− このたび慶應義塾大学医学部小児科学教室の鳴海覚志特任助教(現・国立成育医療研究センター研究所分子内分泌研究部)、天野直子共同研究員、石井智弘専任講師、長谷川奉延教授らは、国立成育医療研究センター、横浜市立大学医学部などとの共同研究により、先天性副腎低形成症を含む様々な全身症状を生じる新たな遺伝子疾患「MIRAGE(ミラージュ)症候群」を世界で初めて発見しました。 先天性副腎低形成症は、生命活動の維持に大切な副腎皮質ホルモンを欠乏する指定難病で、日本での患者数は約1...
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第一三共、英社と虚血性心不全の細胞治療薬「Heartcel」のライセンス契約を締結
Cell Therapy社とのHeartcel(TM)に関するライセンス契約締結について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、Cell Therapy Ltd.(所在地:英国ウェールズ州、以下「CTL」)が開発中の虚血性心不全の細胞治療薬Heartcel(TM)について、日本における開発および販売の独占的実施権をCTLから許諾するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。 Heartcel(*1)は、CTLが独自に開発した手法により新規に作成された他家細胞治療薬(*2)です。Heartcelを心筋に投与することで、虚血性心不全に対する治療効果が期待されます。 日本において、開発及び販売は当社が実施し、治験用および商用生産はCTLが実施します...
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岡山大学における共同研究拠点の開設に関するお知らせ 当社はこの度、国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科産学官連携センター・おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)に、オンコリスバイオファーマ岡山研究センターを共同研究拠点として開設する運びとなりましたのでお知らせいたします。 当社は設立以来、岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科と共同研究契約を締結し、藤原俊義教授(消化器外科学)と腫瘍溶解ウイルスの臨床応用に関する共同研究を行って参りました。オンコリスバイオファーマ岡山研究センターは、がん細胞検出用の腫瘍溶解ウイルスであるテロメスキャン(R)(OBP−401)お...
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P5、がん細胞の遺伝子を解析し治験情報等を医師に提供するサービスを開始
がん細胞の遺伝子を解析し、解析情報及び最新治験情報等を医師に提供する 「P5がんゲノムレポート」サービスを開始 〜個々のがん患者へのより適切な治療提供をサポート〜 P5(ピーファイブ)株式会社(※1)(以下、P5)は、患者のがん組織検体における複数の遺伝子変異を解析し、解析結果と合わせて患者の治療に役立つ可能性のある国内外の最新治験情報などをレポートにまとめ、医師向けに提供するプラットフォームを構築しました。2016年5月より「P5がんゲノムレポート」(以下、本サービス)としてサービスの提供を日本で開始します。また、本レポートサービスの最初の実施施設として、岡山大学病院での導入を...
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周産期医療に貢献する、性感染症検出キットを開発 〜業界最短時間で判定〜 当社は、性感染症の一種であるクラミジア感染症(以下、クラミジア)と、淋菌感染症(以下、淋菌)の原因菌を短時間で自動的に検出できる体外診断用医薬品「ジーンキューブ(R)クラミジア・トラコマチス」「ジーンキューブ(R)ナイセリア・ゴノレア」を開発しました。4月25日から販売を開始します。 1. 開発の背景 性感染症で最も流行しているクラミジアは、症状が発症するだけではなく、女性の不妊や周産期における胎児への感染の原因にもなっています。淋菌は、クラミジアと同時感染も認められており、放置しておくと蔓延・重症化を招くこと...
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ヤンセンファーマ、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー」を承認申請
抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー(R)」潰瘍性大腸炎の適応症における承認申請のお知らせ ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン)は本日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー(R)皮下注50mgシリンジ」(一般名:ゴリムマブ(遺伝子組換え) 以下「シンポニー(R)」)について、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入と維持治療薬として適応追加を目的とした承認申請を行いました。また、本申請と合わせて、100mgシリンジについて、剤型追加を目的として承認申請を行いました。 今回の「シンポニー(R)」の適応追加申請は、維持治療期におい...
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タカラバイオ、シングルセル解析に特化した遺伝子発現解析キットを発売
シングルセル解析に特化した遺伝子発現解析キットを新発売 タカラバイオ株式会社は、Clontech(R)ブランド製品のシングルセル解析用の遺伝子発現解析キット、SMART−Seq(R)v4 Ultra(R)Low Input RNA Kit for the Fluidigm(R)C1TM System(以下「当製品」)を、本日より国内で発売いたします。 Clontech(R)ブランド製品の開発を進める当社の米国子会社Takara Bio USA,Inc.(Mountain View,CA,USA)は、ラドウィックがん研究所(Zurich,Switzerland)より、SMART−Seq(R)2技術の独占的ラインセンスを受け、シングルセル解析用の製品開発を進めております。当製品は、SMART−Seq(R)2技術を活用し、Fluidigm Corporation(South San Francisco,CA,USA、以下「フリュー...
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褐色脂肪細胞の機能制御機構を解明 −新たなシグナル伝達経路による褐色脂肪細胞成熟化の制御− 1.発表者: 一條秀憲(東京大学大学院薬学系研究科 薬科学専攻 教授) 服部一輝(東京大学大学院薬学系研究科 薬科学専攻 助教) 2.発表のポイント: ◆褐色脂肪細胞はエネルギーを消費する能力を持つが、その分化過程におけるシグナル伝達因子の挙動に関してはほとんど明らかになっていなかった。 ◆PKA−ASK1−p38というシグナル伝達機構が活性化することが、褐色脂肪細胞の熱産生機能に重要であることを見出した。 ◆本研究により明らかにしたシグナル経路を人為的に操作することによって、褐色脂肪細胞の...
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東大、細胞と葉の大きさを決める隠されたしくみを顕微鏡技術で発見
細胞と葉の大きさを決める隠されたしくみ 1.発表者: 塚谷 裕一(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授) 松永 幸大(東京理科大学理工学部応用生物科学科 教授) 2.発表のポイント: ◆従来、細胞核の大きさと細胞の大きさは比例していると信じられていた。 ◆しかしその比例関係は、顕微鏡で見やすい表面の、表皮細胞に限った現象であることを、新しい顕微鏡技術で発見した。 ◆本研究により、生物の器官サイズがどのような遺伝子によって制御されているかの解明が大きく進むことが期待される。 3.発表概要: 細胞の核にはDNAが納められています。その核あたりのDNA量が倍になれば、核の体...
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アステラス製薬、産総研と抗寄生原虫創薬に関する共同研究契約を締結
「顧みられない熱帯病」の抗寄生原虫創薬(シャーガス病)に関する産総研との新たな共同研究契約締結 アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、本日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(所在地:茨城、理事長:中鉢 良治、以下「産総研」)と「顧みられない熱帯病(1))」(Neglected Tropical Diseases、以下「NTDs」)の抗寄生原虫創薬(シャーガス病)に関する新たな共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。 アステラス製薬は、世界で深刻な問題となっている「保健医療へのアクセス(Access to Health)課題(2))」の解決に取り組んでいます。その...
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イネの栄養の吸収と蓄積を促進させる遺伝子を発見 −少ない肥料でのイネの収量アップに向けて− <ポイント> ・複数の栄養素をバランスよく吸収し、収量を向上させるイネの遺伝子を発見しました。 ・この遺伝子を強く働かせたイネは、少肥料栽培での収量が最大で約2割増加しました。 ・新たな品種や栽培技術の開発により少ない肥料でこれまでと同様の収量を得ることが可能となります。 <概要> 1.国立研究開発法人農業生物資源研究所(生物研)は、植物の主要な栄養素(窒素、リン酸、カリウム)を含む複数の栄養素をバランスよく吸収し、蓄積を促進させるイネのRDD1遺伝子を発見しました。 2.単独の栄養素...
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富士フイルムファーマ、インスリン製剤のバイオ後続品の製造販売承認を取得
富士フイルムファーマ インスリン製剤のバイオ後続品 国内における製造販売承認取得のお知らせ 富士フイルムファーマ株式会社(社長:井上 章、以下 富士フイルムファーマ)は、3月28日、インスリン製剤のバイオ後続品(※1)「インスリン グラルギンBS 注キット「FFP」」、「インスリン グラルギンBS 注100 単位/mL「FFP」」の製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。本剤の適応症は、「インスリン療法が適応となる糖尿病」です。 「インスリン グラルギンBS 注キット「FFP」」、「インスリン グラルギンBS 注100 単位/mL「FFP」」は、食間および夜間の持続的な血糖コントロールを目的とし...
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神経細胞が特定のタイプにのみ分化するメカニズムを解明 脳には多くのタイプの神経細胞が存在し、それぞれが異なる役割を分担して、機能しています。しかし、その分化(注1)のメカニズムの詳細はわかっていませんでした。慶應義塾大学医学部解剖学教室の大石康二講師(非常勤)、仲嶋一範教授らの研究チームは、大脳皮質の神経細胞が、特定のタイプの神経細胞のみに分化するメカニズムを明らかにしました。 神経系における情報処理の司令塔である大脳皮質(注2)では、情報の入力、処理、出力が行われます。これらは、大脳皮質に存在するさまざまなタイプの神経細胞にその役割が担われています。今回の研究では、大脳...
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バイエル、「Kovaltry」が血友病A治療薬としてEUで承認取得
バイエルのKovaltry(R)、血友病A治療薬としてEUで承認取得 本資料は2月22日にドイツ・バイエル社が発表したプレスリリースを日本語に翻訳したもので、報道関係者各位へ参考資料として提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語を優先します。原文は http://www.press.bayer.com をご参照ください。 レバクーゼン、2016年2月22日―バイエルは、すべての年齢層の血友病A患者に対する治療薬として、欧州委員会からKovaltry(R)(開発品名:BAY81−8973)の承認を取得しました。Kovaltryは、非修飾の完全長遺伝子組換え型血液凝固第 VIII 因子製剤であり、臨床試験では、本剤の週...
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東京工科大など、ヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許を取得
副作用の少ない抗がん剤などへ応用可能な ヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許を取得 東京工科大学(東京都八王子市片倉町、軽部征夫学長)応用生物学部の佐藤淳教授らの研究チームは、バイオベンチャー企業の株式会社NRLファーマ(神奈川県川崎市、星野達雄社長)との共同研究により、体内での安定性を向上させたヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許(※1)を取得した。今後、ラクトフェリンの高い安全性や生理活性などを活かした、副作用の少ないがん治療薬などへの応用が期待される。 【背景】 乳などに含まれるラクトフェリン(以下、LF)は、抗腫瘍、抗炎症、抗酸化など様々な生理活性を示すタンパク質と...
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光誘導による微生物回収技術の開発に成功 〜光制御型バイオプロセスの構築をめざして〜 <ポイント> ○大腸菌などの遺伝子組換え生物により有用物質を生産するバイオプロセスにおいて、菌体を効率的に回収する方法が切望されている。 ○合成生物学的アプローチにより、大腸菌に特定の波長の光を認識できる光センシング機能を付与することで、光により細胞を凝集させ、菌体を回収する技術の開発に成功した。 ○本技術は、シアノバクテリアを含めた他の微生物への応用も可能で、光制御型の新しいバイオプロセスの研究開発がさらに加速することが期待される。 国立大学法人東京農工大学 大学院工学研究院 生命機能科...
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東大、Cas9(FnCas9)の結晶構造を決定しその働きを原子レベルで解明
ゲノム編集のための新たな「はさみ」 −立体構造にもとづくCRISPR−Cas9の改変− 1. 発表者: 平野 央人(東京大学理学系研究科生物科学専攻 修士課程) 西増 弘志(東京大学理学系研究科生物科学専攻 助教) 石谷 隆一郎(東京大学理学系研究科生物科学専攻 准教授) Feng Zhang(Massachusetts Institute of Technology Assistant professor/Broad Institute of MIT and Harvard Core Member) 濡木 理(東京大学理学系研究科生物科学専攻 教授) 2. 発表のポイント: ・ゲノム編集(注1)に利用されるCRISPR−Cas9(注2)の結晶構造を解明した。 ・Cas9の分子構造を改変し、新規のゲノム編集ツールを開発した。 ・C...
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東京医科歯科大など、変形性膝関節症の新規治療の開発に動物モデルを用いて成功
変形性膝関節症の進行を抑えるのに滑膜幹細胞の定期的関節内注射が有効 〜軟骨を保護する多数の栄養因子の産生が明らかに〜 ■ポイント ○国内に約850万人いる変形性膝関節症の新規治療の開発に動物モデルを用いて成功しました。 ○滑膜幹細胞を定期的に関節内注射することで変形性膝関節症の進行が抑えられました。 ○滑膜幹細胞が軟骨保護作用のある多数の栄養因子を産生することを明らかにしました。 ○変形性膝関節症の治療応用への展開が期待されます。 東京医科歯科大学 再生医療研究センターの関矢 一郎 教授と大関 信武 助教らの研究グループはラットを用いた研究で、膝関節の滑膜より培養した体性...
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東ハト、「ポップコーン&ピカチュウスナック バターしょうゆ味&キャラメル味」を発売
“サクッ”と“ふわっ”との2つの食感 「ポップコーン&ピカチュウスナック バターしょうゆ味&キャラメル味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2016年3月7日より全国にて、「ポップコーン&ピカチュウスナック バターしょうゆ味&キャラメル味」を新発売いたします。 1996年に任天堂ゲームボーイ用ソフトとして誕生した「ポケットモンスター(ポケモン)」は、カードゲームやテレビアニメなど展開を広げ、世界中で愛されているコンテンツです。 「ポップコーン&ピカチュウスナック バターしょうゆ味&キャラメル味」は、おなじみの「ピカチュウ」を再現した形状のコ...
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東ハト、「キャラメルコーン・黒糖きなこ味/練乳あずき味」を期間限定発売
お花見のおともにもぴったり!和テイストの春季フレーバー 「キャラメルコーン・黒糖きなこ味」 「キャラメルコーン・練乳あずき味」 期間限定 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2016年2月8日より、期間限定商品として「キャラメルコーン・黒糖きなこ味」と「キャラメルコーン・練乳あずき味」を、全国にて新発売いたします。 「キャラメルコーン・黒糖きなこ味」は、ふんわりサクサクの、キャラメルコーンの生地に、黒糖を加えた蜜をかけ、北海道産のきなこをまぶして、香ばしくコクのある黒糖きなこ味に仕上げました。 「キャメルコーン・練乳あずき味」は、蜜に北海道十勝産...
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メルシャン、赤ワインに含まれる「イプシロンービニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見
赤ワインに含まれる「イプシロンービニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、キリン株式会社(社長 磯崎功典)のワイン技術研究所、健康技術研究所と共同で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールの二量体(※1)である「イプシロン−ビニフェリン」の肥満抑制効果を世界で初めて明らかにしました。この研究成果は2015年12月25日(金)に米国科学誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」に掲載されました。 ※1 同一の成分が二つ結合したものを「二量体」と呼ぶ。ε−ビニフェリンはレスベラトロールが二つ結合した化合物...
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塩害に負けない大豆の遺伝子を発見 −分子育種により耐塩性大豆品種の開発が可能に− ■ポイント ・ブラジルの大豆品種FT−Abyaraから耐塩性遺伝子(Ncl遺伝子)を発見し、この遺伝子はNa+、K+、Cl−を同時に調節することを明らかにしました。 ・Ncl遺伝子は塩害畑でも高い大豆収量を維持できます。 ・Ncl遺伝子を従来の交配による手法で既存の大豆品種に効率的に導入することにより、耐塩性大豆品種の開発ができます。 ・塩類土壌が問題になっている世界の多くの地域での大豆の安定的な生産に貢献することが期待されます。 ■概要 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、国立大学法人北海道大学、国立...
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理研と東京医科歯科大、肝がん再発予防薬の作用メカニズムを解明
肝がん再発予防薬の作用メカニズムを解明 −非環式レチノイドはタンパク質架橋酵素の核移行を制御する− ■要旨 理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター微量シグナル制御技術開発特別ユニットの小嶋聡一特別ユニットリーダー(東京医科歯科大学大学院教授)、ラジャン・シュレスタ国際プログラム・アソシエイト(研究当時)(東京医科歯科大学大学院博士課程)と、今本細胞核機能研究室の今本尚子主任研究員、東京医科歯科大学生体材料工学研究所の影近弘之教授らの共同研究グループ(※)は、肝がんの再発を予防する世界初の薬として期待され、治験[1]が進められている「非環式レチノイド[2](一...
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MSD、抗PD−1抗体「ペムブロリズマブ」の悪性黒色腫に対する効能・効果の承認を申請
MSD株式会社 抗PD−1抗体「ペムブロリズマブ」の 悪性黒色腫に対する効能・効果を承認申請 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は本日、切除不能又は転移性の悪性黒色腫に対する効能・効果について抗PD−1抗体「ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)」の製造販売承認申請を提出しました。 皮膚がんの一種である悪性黒色腫は、国内で約5,000人が罹患し年間約650人が死亡しています(*1)。切除不能または転移性の悪性黒色腫の予後は依然として悪く、治療の選択肢も限られているため、新たな治療薬の開発が必要とされています。 免疫チェックポイント阻害剤(抗PD−1抗体)で...
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産総研など、生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功
生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功 −細胞が外来遺伝子から体を守るしくみ− ○ポイント ・顕微鏡画像からDNAの分解を1分子レベルで時空間的に解析する技術を開発 ・外来DNAを分解する活性が細胞の種類によって異なっていることを発見 ・遺伝子治療・核酸医薬等の分子機序に基づいた創薬への貢献に期待 ○概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】バイオアナリティカル研究グループ 佐々木 章 研究員と、国立大学法人 北海道大学【総長 山口 佳三】先端生命科学研究院 金城 政孝 教授ら、...
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東ハト、コーヒー豆の形状をしたスイートスナック「プチカフェ・香ばしコーヒー味」を発売
ひとつぶリラックス 「プチカフェ・香ばしコーヒー味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は2016年1月18日より全国にて、「プチカフェ・香ばしコーヒー味」を新発売いたします。 「プチカフェ・香ばしコーヒー味」は、コーヒー豆の形状をした、ほろ苦く香ばしいコーヒーとチョコの味わいが楽しめる、見た目も楽しいスイートスナックです。コーヒー豆を練りこんだ生地に、ほどよい酸味とバランスの良い味わいが特徴のエチオピア産モカコーヒーを使用したコーヒー味の蜜をかけ、さらにビターチョコレートをしみこませて仕上げました。 仕事や家事の合間に、手軽にひとつぶつまんで...
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栄研化学、体外診断用医薬品「Loopamp百日咳菌検出試薬キットD」を発売
『Loopamp(R)百日咳菌検出試薬キットD』 新発売のお知らせ 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区、以下 栄研化学)は、『Loopamp(R)百日咳菌検出試薬キットD』を平成27年12月21日より発売いたします。 百日咳は、百日咳菌(Bordetella pertussis)の気道感染により引き起こされる急性呼吸器感染症です。通常、感冒様の症状から始まり、次第に咳が著しくなって、百日咳特有の咳発作が長期間持続します。ワクチン接種前の乳幼児が感染することによる重症化や、成人が罹患した場合、症状が軽度で診断がつかないまま集団感染、院内感染あるいは乳幼児に対する感染源となることが指摘されています。現在の主な検査法は培養法と血清...
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ブリヂストン、天然ゴム資源「パラゴムノキ」の簡易病害診断技術を確立
天然ゴム資源「パラゴムノキ」の簡易病害診断技術を確立 ”天然ゴム生産性向上のための技術開発” 株式会社ブリヂストンは、将来にわたって天然ゴム資源の大部分を担う「パラゴムノキ」の病害である根白腐病(※1)を、簡単かつ迅速、また正確に診断する画期的な簡易病害診断技術を新たに確立しました。これにより、「パラゴムノキ」の保護と天然ゴムの安定供給に貢献していきます。 世界の人口増やモータリゼーションの進展に伴い、タイヤ需要は今後拡大が見込まれ、併せて天然ゴムの消費量も増加するものと予測されています。天然ゴム需要増加に対応するためには、「パラゴムノキ」の単位面積当たりの生産量を増やす...
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難治性の白血病が発症するメカニズムの解明に成功 −新たな創薬に期待− <概要> 染色体転座という遺伝子異常によってMLL遺伝子が異なる遺伝子と融合するとMLLキメラと呼ばれる異常タンパク質が生じ、このタンパク質が働くと難治性の白血病を引き起こす。このタイプの白血病は乳児の急性リンパ性白血病の80%を占め、強い抗がん剤を用いた治療や骨髄移植をおこなっても再発しやすい。我々はMLLキメラタンパク質がSL1と呼ばれるタンパク質複合体を利用して白血病発症へと導いていることを見出した。 1.背景 様々な要因で染色体が傷つけられると、細胞はその損傷部位を修理しようと試みる。しかし、その損傷部位の修復時...
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京大など、植物の体内時計が日の長さと温度の情報を異なる組織で処理していることを発見
植物の体内時計が日の長さと温度の情報を 異なる組織で処理していることを発見 <ポイント> ・植物の体内時計は組織を単位として半ば独立に生理応答を制御していることを示した。 ・植物の温度情報の処理における、表皮の体内時計の重要性を初めて示した。 ・植物組織の体内時計機能は、植物の精密な成長調節法開発のターゲットとして期待。 JST戦略的創造研究推進事業において、京都大学の遠藤 求 准教授らは、植物の体内時計の働きを組織レベルで阻害する手法を用いて、各組織における体内時計の生理的意義を明らかにすることに成功しました。 本研究グループの先行研究から、動物のような体内時計(注1)の機...
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多能造血前駆細胞を無限に増幅させる方法を開発 −血液のもととなる造血幹細胞移植への応用が可能− <要旨> 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター 融合領域リーダー育成(YCI[1])プログラムの伊川友活上級研究員、京都大学再生医科学研究所 再生免疫学教室の河本宏教授らの共同研究チーム(※)は、多能造血前駆細胞[2]を生体外で増幅させる新しい培養方法を開発することに成功しました。 血液のもととなる造血幹細胞[2]は成体では骨髄に存在し、赤血球や血小板、白血球[3](免疫細胞)などの血液細胞を作ります。これまで、生体外で造血幹細胞を増幅させる方法が盛んに研究されていますが、...
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理研、うつ病・躁うつ病を伴う遺伝病の原因遺伝子変異マウスが自発的なうつ状態を示すことを発見
自発的なうつ状態を繰り返す初めてのモデルマウス ―うつ病の新たな候補脳部位を同定― ■要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームの加藤忠史チームリーダー、笠原和起副チームリーダーらの共同研究グループ(※)は、うつ病・躁うつ病を伴う遺伝病の原因遺伝子の変異マウスが、自発的なうつ状態を示すことを発見しました。さらに、このうつ状態の原因が脳内の視床室傍核[1]という部位のミトコンドリア機能障害にあることを突き止めました。 精神疾患動態研究チームは、ミトコンドリア病[2]という難病の患者がうつ病や躁うつ病を示すことに着目し、その原因遺伝子の変異が神経のみ...
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ノボノルディスクファーマ、「ノボエイト静注用」が室温保存期間を延長
遺伝子組換え型血液凝固第VIII(はち)因子製剤ノボエイト(R)静注用、室温保存期間の延長 −6カ月から12カ月へ− ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤ノボエイト(R)静注用250、同500、同1000、同1500、同2000、同3000(一般名:ツロクトコグ アルファ((遺伝子組換え))、以下、ノボエイト(R))について、一部変更承認申請を行い、10月14日付で承認されたことをお知らせします。ノボエイト(R)は、家庭において室温(30℃以下)で保存できる期間が、これまでの6カ月から2倍の12カ月へ延長...
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東大など、神経伝達物質やインスリン分泌の新しい可視化法を開発し分泌速度の謎を解明
神経伝達物質やインスリン分泌の新しい可視化法開発:分泌速度の謎を解明 1.発表者: 河西 春郎(東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 構造生理学部門教授) 高橋 倫子(東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 構造生理学部門講師) 2.発表のポイント: ◆神経伝達物質の放出はミリ秒の時間経過で起こるのに対し、インスリン分泌は遅い。この速度を何が決めているのか不明だった。 ◆今回、開口放出を起こす複数の蛋白質(注1)の複合化を蛍光寿命測定法(注2)で調べたところ、神経終末ではそれらが既に複合した状態で刺激を待っているのに対して、インスリン分泌細胞...
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東ハト、コーンパフスナック「クルッとポケモンスナック チョコレート味」を発売
クルッとまわしてお菓子をゲット! 「クルッとポケモンスナック チョコレート味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2015年10月19日より「クルッとポケモンスナック チョコレート味」を全国にて新発売いたします。 1996年に任天堂ゲームボーイ用ソフトとして誕生した「ポケットモンスター(ポケモン)」は、カードゲームやテレビアニメなど展開を広げ、世界中で愛されているコンテンツです。 「ポケモンスナック」は、おなじみの「ピカチュウ」を再現した形状の、見た目にも楽しいコーンパフスナックです。 このたび、クルッとまわすとお菓子が取り出せる、楽しい仕掛...
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中外製薬、抗悪性腫瘍剤の「進行・再発の子宮頸癌」で効能・効果追加を承認申請
抗悪性腫瘍剤「アバスチン(R)」 「進行・再発の子宮頸癌」に対する効能・効果追加の承認申請について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は本日、抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)−販売名『アバスチン(R)点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』(以下、アバスチン)の「進行・再発の子宮頸癌」に対する効能・効果追加の承認申請を厚生労働省に行いましたのでお知らせいたします。 今回の申請は、海外で実施された第III相臨床試験(GOG−0240試験)および国内第II相臨床試験(JO29569試験)...
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日本イーライリリーなど、GLP−1受容体作動薬「トルリシティ皮下注0.75mgアテオス」を発売
<新発売> 「トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)」 週1回投与の2型糖尿病治療:GLP−1受容体作動薬 〜ユニークなオートインジェクター型注入器にて提供〜 本日9月16日、日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表執行役社長:パトリック・ジョンソン、以下「日本イーライリリー」)と大日本住友製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:多田正世、以下「大日本住友製薬」)は、「2型糖尿病」を適応症として製造販売承認を取得した週1回投与のGLP−1受容体作動薬「トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)」(一般名:デュラグルチド(遺伝子組換え)、以下「トルリシティ」)を新発...
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農業生物研など、古代米の原因遺伝子を特定し白いお米の品種に黒米原因遺伝子導入が容易に
古代米の起源に迫る! −紫黒米の育種が容易になります− ■ポイント ・古代米として知られる黒いお米(紫黒米=しこくまい)の原因遺伝子を特定しました。 ・約50品種のイネの遺伝子を調べ、紫黒米がいつ頃、どの系統で発生したかが分かりました。 ・この成果により、栽培されている白いお米の品種に黒米原因遺伝子を導入することが容易になります。 ■概要 1. 農業生物資源研究所(生物研)は、富山県農林水産総合技術センターと共同で、紫黒米品種の黒米形質(お米が黒くなる性質)のメカニズムが、Kala4(カーラ4)遺伝子の変異であることを特定しました。 2. Kala4遺伝子は、イネのさまざまな場所で働き...
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アウディジャパン、フランクフルトモーターショーに新型「Audi A4」を出展
フランクフルトモーターショーに新型Audi A4を出展 ●4のテーマ展示:Audi Sport、quattro、Audi Technology、Audi ultra ●デジタル技術によりバーチャルと実体験をリンク アウディは、9月15日から開催されるフランクフルトモーターショー(Internationale Automobil Ausstellung−IAA)において再び大胆な展示を行います。前回に続いて建設されたパビリオンは、マルチメディア体験のできる空間となっており、五感でAudi Sport、quattro、Audi Technology、そしてAudi ultraのアウディの4つのテーマを感じていただけます。このユニークなパビリオンの中央には、アウディのベストセラーモデルの最新型Audi A4が配置されます。 アウディの未来...
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サノフィ、持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタスXR注ソロスター」を発売
基礎インスリン「ランタス(R)XR注ソロスター(R)」新発売 −ランタス(R)は次なるステージへ− サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ファブリス・バスキエラ、以下「サノフィ」)は、本日、持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタス(R)XR注ソロスター(R)」(一般名:インスリングラルギン(遺伝子組換え)、注射剤、有効成分濃度:300U/mL、以下「ランタス(R)XR」)を発売しましたのでお知らせいたします。 ※製品画像は添付の関連資料を参照 現在、多様な治療選択肢が存在する中、低血糖のリスクや体重増加など、インスリン治療に対して未だ満足していない糖尿病患者さんが少なからず存在することが、...
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独ベーリンガーインゲルハイム、進行肺扁平上皮がんの治療薬としてアファチニブの承認申請を受理
FDAおよびEMA、進行肺扁平上皮がんの治療薬として アファチニブの承認申請を受理 *アファチニブは、現在進行肺扁平上皮がんに対する適応は取得しておりません。アファチニブの進行肺扁平上皮がんに対する安全性および有効性は確立しておりません。 <当プレスリリースについて> この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が8月25日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。 ■2015年8月25日 ド...
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免疫生物研究所、遺伝子組換えカイコによるラミニン511−E8生産の成功と製造方法を確立
遺伝子組換えカイコによるラミニン511−E8生産の成功と iPS細胞等培養用試薬としての実用化に向けた取り組みのお知らせ 当社は、遺伝子組換えカイコによるヒトラミニン511−E8フラグメント(ラミニン511−E8)の生産に成功し、iPS細胞等の培養足場材として有効であるラミニン511−E8を安価に製造する方法を確立いたしました。さらに、ラミニン511−E8の独占的販売権を有する株式会社ニッピ(ニッピ)による研究用試薬の販売へ向け、同社との売買取引契約締結等の協議を開始しましたので、お知らせいたします。 【概要】 ラミニン511−E8は、細胞外マトリックス成分の一つであるラミニン511の細胞...
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タカラバイオ、腸管出血性大腸菌・サルモネラ菌・赤痢菌の高速検出試薬を発売
腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌の 高速検出試薬を発売 タカラバイオ株式会社は、腹痛や下痢などの病原菌である腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌を同時に、高速で検出する検出試薬「TaKaRa 腸管系病原細菌検出キット」を本年9月16日より発売いたします。 食中毒の予防を目的として、食品取扱者、学校給食・保育園等の従事者を対象とした検便にて、腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌などの腸管系病原細菌のスクリーニング検査が行われています。この検査では、各細菌に適した寒天培地に播種して、増殖の有無を確認する培養検査が行われていますが、培養に手間と時間がかかり、また、寒天培地の廃...
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東京医科歯科大など、第3の核酸医薬の「ヘテロ2本鎖核酸」を開発
第3の核酸医薬の「ヘテロ2本鎖核酸」の開発 ―日本発の分子標的核酸薬の基盤技術― 【ポイント】 ●特定の遺伝子を制御して治療する目的の核酸医薬にアンチセンス核酸、siRNAがあります。これらの従来の核酸医薬とは異なる新しい分子構造・作用機序を有する第3の核酸医薬、「ヘテロ2本鎖核酸(HDO)」の開発に成功しました。 ●ヘテロ2本鎖核酸は従来の核酸医薬よりはるかに高い効果を示し、既存のあらゆるアンチセンス核酸の作用を大幅に向上できます。 ●従来困難だった肝臓以外での臓器の遺伝子制御が可能となり、核酸医薬の臨床応用の可能性が大きく広がります。ヘテロ2本鎖核酸は日本発の分子標的治療の画期的...
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東ハト、チョコスナック「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」をリニューアル発売
深く、濃く、さらにショコラ香る 「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」 リニューアル新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」を2015年9月7日より東日本エリア、9月21日より西日本エリアにてリニューアル新発売いたします。 ※東日本エリア:北海道、東北、首都圏、甲信越、静岡県 ※西日本エリア:東海(静岡県除く)、北陸、近畿、中四国、九州 「ショコラ・デ・コーン」は、ふんわり、サクサク、すうっととろける「キャラメルコーン」とカカオが香るチョコレートのコラボレーションで生まれた、チョコスナックです。キャラメルコ...
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電気化学工業、独バイオ医薬品研究開発企業「アイコン社」を買収
独バイオ医薬品研究開発企業 Icon Genetics GmbHの 株式取得(子会社化)に関するお知らせ 電気化学工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉高紳介(◇)、以下「デンカ」)は、バイオ医薬品研究開発企業であるIcon Genetics GmbH(本社:ドイツ ザクセン=アンハルト州ハレ市、CEO:Prof.Dr.Yuri Gleba、以下「アイコン社」)の全株式を2段階にわたって取得すること(以下「本買収」)について、アイコン社の親会社である Nomad Bioscience GmbH(本社:ドイツミュンヘン市、CEO:Prof.Dr.Yuri Gleba、以下「ノマッド社」)と合意し、平成27年8月6日付でノマッド社と株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたし...
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アークレイ、院内遺伝子検査をトータルサポートする自動核酸抽出機と専用試薬を販売
自動核酸抽出機と専用試薬の販売を開始 院内遺伝子検査のトータルサポートを実現 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役 執行役員社長:松田 猛)は、8月8日よりプロメガ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:上田 昌宏)が製造販売するパーソナル自動核酸抽出機「Maxwell(R) RSC」と専用試薬を販売します。遺伝子検査における核酸抽出から解析、結果報告まで作業工程をトータルにサポートすることで、検査の簡便化・効率化に貢献します。 アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、自動核酸抽出機「Maxwell」と専用試薬シリーズの販売について、プロメガ社と販売協力契約を締結し、2013年に...
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九大、先天性免疫不全症候群(ICF症候群)の原因遺伝子を解明
先天性免疫不全症候群(ICF症候群)の原因遺伝子を発見! −90%以上のICF症候群患者の原因遺伝子特定で早期確定診断が可能に− <概要> 九州大学生体防御医学研究所エピゲノム制御学分野の佐々木裕之所長(副学長・主幹教授)らの研究グループは、同研究所情報生物学分野の須山幹太教授らのグループ、オランダのLeiden大学メディカルセンターのSilvere M.van der Maarel教授らのグループ、およびフランスの Paris Diderot大学のClaire Francastel教授らのグループとの共同研究により、常染色体劣性遺伝病(※1)であるICF症候群の新しい原因遺伝子として、CDCA7とHELLSの2つを発見しました。ICF症候群は抗体を作り出せない先天性の免疫...
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東京薬科大など、腸炎発症を引き起こすマクロファージ集団を発見
腸炎発症を引き起こすマクロファージ集団を発見 〜消化管の炎症に特化した新たな治療法開発に期待〜 [ポイント] ●腸炎発症にマクロファージ(大食細胞)の関与が想定されるが、その機能は不明だった。 ●CD169を発現する特定のマクロファージ集団が腸炎を発症させることを発見した。 ●腸炎の原因物質が明らかになり、消化管炎症に特異的な新たな治療法開発が期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、東京薬科大学生命科学部の浅野謙一准教授らは、腸炎を引き起こす特定のマクロファージ亜集団(注1))を発見し、その働きを抑制することで腸炎の発症を制御できることを明らかにしました。 これまで...
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JCRファーマとエーザイ、BBB通過技術による治療薬創製でフィージビリティー試験契約締結
JCRファーマとエーザイのBBB通過技術による治療薬創製をめざしたフィージビリティー試験契約の締結のお知らせ JCRファーマ株式会社(本社:兵庫県芦屋市、代表取締役会長兼社長:芦田 信、以下、「JCRファーマ」)とエーザイ株式会社(本社:東京都文京区、代表執行役CEO:内藤 晴夫、以下、「エーザイ」)は、JCRファーマが保有する血液脳関門(Blood−Brain Barrier:BBB)通過に関する技術「J−Brain Cargo」の治療薬創製への適用可能性を検討することを目的として、2015年7月21日、フィージビリティー試験契約を締結しましたので、お知らせします。 今回の契約で両社は、J−Brain Cargoとエーザイが選択する特定の医薬品候補...
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名大など、植物の受精卵が分裂する様子を生きたまま観察することに成功
植物の受精卵が分裂する様子を生きたまま観察することに成功 〜植物の驚くべき再生能力が明らかに〜 ■ポイント >植物の受精卵が分裂し成長する様子をリアルタイムで観察することに初めて成功した。 >胚がダメージを受けたときに細胞運命を変えて植物が再生する能力を明らかにした。 >高い再生能力を生み出す仕組みの解明、育種・培養技術の開発への貢献が期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学 WPIトランスフォーマティブ生命分子研究所の東山 哲也 教授と名古屋大学 大学院理学研究科の栗原 大輔 特任助教らは、植物の受精卵が分裂し発生する様子を生きたままリアルタイムで観察(ラ...
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東大など、複合体RISCが標的RNAを素早く正確に切る仕組みを解明
RNAiの仕組みに1分子観察で迫る 〜複合体RISCが標的RNAを素早く正確に切る仕組み〜 1.発表者: 姚 春艶(東京大学大学院新領域創成科学研究科 研究員(当時)、現・中国第三軍医大学 准教授) 佐々木 浩(東京大学分子細胞生物学研究所 助教) 上田 卓也(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授) 泊 幸秀(東京大学分子細胞生物学研究所 教授) 多田隈 尚史(京都大学物質細胞統合システム拠点 特定研究員) 2.発表のポイント: ◆小さなRNA(注1)が特定のタンパク質の合成を抑えるRNAi(注2)という現象は、医療への応用が期待されていますが、従来は、RNAiが作用している様子を観察することがで...
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理研、エリンギから眠り病の病原体の脂質を認識するタンパク質を発見
エリンギから眠り病の病原体の脂質を認識するタンパク質を発見 −眠り病の新たな診断・治療の可能性を拓く− ■要旨 理化学研究所(理研)小林脂質生物学研究室の石塚玲子専任研究員、小林俊秀主任研究員らの共同研究グループ(※)は、食用キノコのエリンギに、眠り病(アフリカ睡眠病)の病原体の脂質に特異的に結合するタンパク質が存在することを発見しました。このタンパク質「エリリシンA[1]」の性質を利用して、眠り病の一次診断や治療に応用できる可能性を示しました。 眠り病はツェツェバエという吸血バエが媒介する寄生原虫「トリパノソーマ[2]」によって引き起こされる感染症です。病状が進行すると患者...
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免疫生物研究所、平成28年3月期〜平成30年3月期の中期経営計画を策定
平成28年3月期〜平成30年3月期 中期経営計画 当社は、平成30年3月期を加えた新たな中期経営計画(以下「新中期経営計画」)を下記のとおり策定致しましたのでお知らせいたします。 記 1.今後3か年の中期経営計画 (1)当中期経営計画提出時点における前事業年度の総括 当社グループの主力事業が属する医薬品業界は、医療費抑制政策進展や新薬創出の承認審査の厳格化等によるジェネリック医薬品への代替促進等が進むものとみられております。 そのような中、大手製薬企業においては、医薬品への研究開発において、さらなる選択と集中が進み有望な新規医薬品の開発力強化が期待されており...
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MSD、「ペグイントロン」の術後補助療法を効能・効果とした一部変更承認を取得
MSD株式会社「ペグイントロン(R)」 悪性黒色腫における術後補助療法を効能・効果とした一部変更承認を取得 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は本日、「ペグイントロン(R)皮下注用50μg/0.5mL用、100μg/0.5mL用、150μg/0.5mL用」(一般名:ペグインターフェロンアルファ‐2b(遺伝子組換え)、以下「ペグイントロン(R)」)について、悪性黒色腫における術後補助療法を効能・効果として追加する一部変更承認を取得しました。 「ペグイントロン(R)」は、国内における2004年10月の製造販売承認取得以来、リバビリンとの併用療法によるC型慢性肝炎治療薬として使用さ...
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ポーラ、調理用「桜甫(おうほ)のキレイDELI ヘルシークッキングオイル」を発売
脂肪酸バランスにこだわった、おいしくヘルシーなオイル 『桜甫(おうほ)のキレイDELI ヘルシークッキングオイル』発売 株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:鈴木弘樹)は、料理研究家・栄養士の中山桜甫氏が監修した、美と健康のために、脂肪酸バランスにこだわった調理用オイル『桜甫のキレイDELI ヘルシークッキングオイル』(600g×2本、¥3,800(税込¥4,104))を2015年6月2日に発売します。 『桜甫のキレイDELI ヘルシークッキングオイル』は、美と健康に良いとされる、オメガ3系、オメガ6系、オメガ9系の脂肪酸が含まれた5種の植物油をブレンド。素材にゆっくり圧力をかけて丁寧...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、TP抗体検査用の「エクルーシス試薬Anti−TP」を発売
微量検体による迅速自動測定で梅毒免疫血清検査を支援 「エクルーシス試薬 Anti−TP」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、血清または血漿中の抗梅毒トレポネーマ・パリーダム抗体(抗TP 抗体)を検出する「エクルーシス試薬 Anti−TP」を6月12日に発売します。 性感染症の一つである梅毒は、梅毒トレポネーマ・パリーダム菌(TP)に起因し、ペニシリンの出現により発症率が急激に減少したものの、近年では世界的な再増加傾向にあります。日本でも2014年の患者数は1671人を数え、2012年の1.9倍となっています。感染初期...
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東ハト、冷やしてもおいしい「ショコラ・デ・コーン・塩チョコ味」を発売
冷やしてもおいしい!ショコラが香るキャラメルコーン 「ショコラ・デ・コーン・塩チョコ味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、「ショコラ・デ・コーン ・塩チョコ味」を2015年6月1日より東日本エリア、6月15日より西日本エリアにて新発売いたします。 ※東日本エリア:北海道、東北、首都圏、甲信越、静岡県 ※西日本エリア:東海(静岡県除く)、北陸、近畿、中四国、九州 「ショコラ・デ・コーン」は、ふんわり、サクサク、すうっととろける「キャラメルコーン」とカカオが香るチョコレートのコラボレーションで生まれた、中身もデザインも大人向きに仕上げたチョコス...
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タカラバイオ、次世代シーケンサー向け遺伝子発現解析キットを発売
次世代シーケンサー向け遺伝子発現解析キットを新発売 タカラバイオ株式会社は、米国子会社クロンテックラボラトリーズ社(Mountain View,CA, USA、以下「クロンテック社」)が開発した、次世代シーケンサー用の遺伝子発現解析キット、SMART−Seq(TM) v4 Ultra Low Input RNA Kitを、本日より全世界で発売いたしますのでお知らせいたします。 本製品は、クロンテック社が、ラドウィックがん研究所(Zurich,Switzerland)からSMART−Seq(TM) 2技術に関する特許の独占的ラインセンスを受け、開発しました。本製品は、超微量のRNAサンプルから効率よくcDNAライブラリーを作製することができ、高感度な遺伝子発現解析が可能です。本特長に...
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エーザイ、英Genomics社と新薬開発の大規模な遺伝子型/表現型データ解析で提携
エーザイとGenomics社が新薬開発のための大規模な遺伝子型/表現型データ解析で提携 エーザイ株式会社(本社:東京、代表執行役 CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)とGenomics plc(本社:英国オックスフォード、CEO:John Colenutt、以下 Genomics)は、このたび、エーザイの探索研究のターゲット選択、ターゲット評価、適応症の選択と薬剤のリポジショニングにおいて、Genomicsの持つ大規模多表現型遺伝子の高度な統計的分析技術の利用に関する契約を締結したことをお知らせします。 両社は、ヒトの遺伝子学、ゲノム学が医薬品の開発に大きく寄与できると考えており、ゲノム解析会社であるGenomicsとエーザイプロダクトクリエーションシ...
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東北大、ミジンコは4個体を起源とする北米からの帰化種だったことなど解明
ミジンコはたった4個体を起源とする北米からの帰化種だった −日本に生息する生物の意外な由来− 【研究概要】 東北大学大学院生命科学研究科の占部城太郎教授の研究チームは、理科の教科書にも掲載されている和名ミジンコ(Daphnia pulex:写真)が、有性生殖能力を失い雌だけで世代を維持していること、遺伝的多様性が極めて乏しくたった4タイプの遺伝子型(クローン個体)しか分布していないこと、それらすべてが別のミジンコ種との雑種であること、在来種ではなく北米から侵入した外来種であることを明らかにしました。また詳細な遺伝解析から、日本への侵入時期が数百〜数千年前に遡ることがわかりました。外来種の侵入...
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ノボノルディスクファーマ、ノルディトロピン フレックスプロ 注の個装箱を約19%小型化
ノボ ノルディスク ファーマ、ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注の個装箱を約19%小型化 −患者さんやご家族にとって持ち運び・保管がさらに便利に− ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、ヒト成長ホルモン(遺伝子組換え)製剤 ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注 5mg、10mg、15mg(以下、ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注)の個装箱を、従来製品より、約19%小さくしました。出荷開始時期は3月下旬〜4月上旬です。 ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注は、「持ちやすい」、「打ちやすい」、「準備が簡単」という特徴から、20...
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イネの分蘖(ぶんげつ)形成を促進する遺伝子を発見 1.発表者:平野博之(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授) 田中若奈(東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻日本学術振興会特別研究員) 2.発表のポイント ◆単子葉類のモデル植物イネにおいて、腋芽(注1)の形成の初期過程を制御する重要な遺伝子TAB1の機能を明らかにしました。 ◆腋芽形成の過程で、TAB1遺伝子とWOX4遺伝子の発現が入れ替わりながら、メリステム(注2)の幹細胞の維持を制御していることを明らかにしました。 ◆イネの腋芽形成は分蘖(ぶんげつ)(注3)と呼ばれ、個体増殖に相当しますので...
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カネカグループ、ベルギーで医薬臨床試験用プラスミドDNAのGMP受託製造を本格化
Eurogentec社 医薬臨床試験用プラスミドDNAのGMP受託製造を本格化 株式会社カネカ(本社・大阪市、社長:角倉 護)のグループ会社、Eurogentec社(本社・ベルギー王国リエージュ州セラン市、代表者:Jean−Pierre Delwart)のバイオ医薬製造施設において、プラスミドDNA(以下pDNA)(*1)のGMP(*2)製造の量産化に成功しました。 pDNAは遺伝子医薬として、タンパク医薬に比べ、より効率的に治療効果を発揮することが期待されており、現在有効な治療法がない遺伝性疾患、がん、アレルギー疾患、感染症などに対する遺伝子治療薬あるいはDNAワクチンとして、バイオベンチャー企業や大手製薬会社により研究開発が進められています。 Eu...
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東ハト、やさしい味わいの「キャラメルコーン・カスタードクリーム味」を発売
「キャラメルコーン」の新フレーバー! 「キャラメルコーン・カスタードクリーム味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2015年4月27日より全国にて、「キャラメルコーン・カスタードクリーム味」を新発売いたします。 「キャラメルコーン・カスタードクリーム味」は、ふんわり、サクサク、そしてすうっととろけるキャラメルコーンの生地に、卵パウダーとクリームを加えた蜜をかけて、カスタードの風味がお口いっぱいに広がる、やさしい味わいに仕上げました。 子どもから大人までみんなが大好きなカスタードクリームのまろやかなおいしさが楽しめる「キャラメルコーン・カスタ...
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理研、カルシウム枯渇の指標となる多層化した小胞体膜構造を発見
筋肉を動かすカルシウムは筋肉を作る指令役も担う −カルシウム枯渇の指標となる多層化した小胞体膜構造を発見− <要旨> 理化学研究所(理研)中野生体膜研究室の中西慶子 元協力研究員(現 理研小林脂質生物学研究室協力研究員)、森島信裕 元専任研究員(現 理研小林脂質生物学研究室専任研究員)らの研究チームは、マウスの筋芽細胞内の小胞体[1]と呼ばれる細胞小器官[2]を観察し、小胞体内カルシウム濃度の低下が骨格筋形成前に起こり、筋分化のシグナルとして働くことを見いだしました。 哺乳類の骨格筋[3]は筋繊維細胞の束で構成されています。筋繊維細胞は、数多くの筋芽細胞が繰り返し細胞融合を...
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東北大と阪大、筋細胞に光照射で細胞の成長を促進し収縮能を獲得させる技術を開発
光で筋肉を再生! 〜ALSなどの難病治療に対する新たな技術として期待〜 ■本研究成果のポイント ●筋細胞に光を照射することで、細胞の成長を促進し、収縮能を獲得させる技術を開発。 ●作製された筋細胞は、光に応答して収縮運動することを発見。 ●筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、極度の筋力低下を伴う重篤な難病患者への新たな治療技術として期待。 ■概要 東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛教授、石塚徹講師、大阪大学大学院工学研究科の浅野豪文助教(現 東京医科歯科大学・助教/大阪大学大学院工学研究科・招へい教員)、森島圭祐教授(大阪大学臨床医工学融合研究教育センター 創成医工情報学研究部門・...
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東ハト、ショコラが香るキャラメルコーン「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」を発売
ショコラが香るキャラメルコーン 「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」を2015年3月2日より東日本エリア、3月16日より西日本エリアにて新発売いたします。 ※東日本エリア:北海道、東北、首都圏、甲信越、静岡県 ※西日本エリア:東海(静岡県除く)、北陸、近畿、中四国、九州 「ショコラ・デ・コーン」は、ふんわり、サクサク、すうっととろける「キャラメルコーン」とカカオが香るチョコレートのコラボレーションで生まれた、新しいチョコスナックです。キャラメルコーンにチョコレート...
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東ハト、和テイストの「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」など2品を期間限定発売
お花見のおともにもぴったり!和テイストの春季フレーバー 「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」 「キャラメルコーン・黒みつきなこ味」 期間限定 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2015年2月9日より、期間限定商品として「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」と「キャラメルコーン・黒みつきなこ味」を、全国にて新発売いたします。 「キャラメルコーン・抹茶ミルク味」は、ふんわりサクサク、すうっととろけるキャラメルコーンの生地に、香り豊かな宇治抹茶と練乳を加えた蜜をかけ、さらに宇治抹茶のパウダーをまぶしました。香り高い抹茶の風味と練乳の甘みが調和したまろやかな味...
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生殖細胞での遺伝子組換えのメカニズムの一端を解明 1.発表者:作野 剛士(東京大学分子細胞生物学研究所 講師) 渡邊 嘉典(東京大学分子細胞生物学研究所 教授) 2.発表のポイント: ◆生殖細胞において父方と母方由来の染色体(注1)のDNAが組み換わる“組換え反応”がどのように開始するか不明な点が残されています。 ◆分裂酵母(注2)を用いて、染色体の接着因子コヒーシン(注3)が組換え反応を促進する分子機構を明らかにしました。 ◆組換え反応は精子や卵子の形成に必須であることから、本成果は将来的に生殖医療の発展に寄与することが期待されます。 3.発表概要: 私たちヒト...
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岡山大と理研、アスコルビン酸(通称ビタミンC)を葉緑体へ運ぶ輸送体を同定
植物のビタミンC輸送体を世界で初めて同定 岡山大学自然生命科学研究支援センターの宮地孝明准教授、大学院医歯薬学総合研究科の森山芳則教授、資源植物科学研究所の馬建鋒教授、理化学研究所環境資源科学研究センターの黒森崇上級研究員らの共同研究グループは、アスコルビン酸(※1)(通称:ビタミンC)を葉緑体(※2)へ運ぶ輸送体(※3)(トランスポーター)を世界で初めて突き止めました。本研究成果は、平成27年1月5日、英国の科学雑誌『Nature Communications』電子版(英国時間:午前10時)に掲載されます。 植物は、強い光にさらされるとミトコンドリア(※4)でビタミンCを作り、葉緑体へ運びます。葉緑...
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ボーネルンド、ベビー向け玩具「ピュア・オーガニックシリーズ」を限定店舗などで2月発売
オーガニックコットン使用で敏感肌の赤ちゃんも安心 世界中で大人気!ベビー向け玩具が新登場 限定店舗とオンラインショップで2月上旬販売 子どもの健全な成長に寄与することを目的に教育玩具の輸入・開発・販売とあそび環境開発を行う株式会社ボーネルンド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中西弘子)は、優しい肌触りと可愛いらしいデザイン、品質の高さで、世界中の親子から人気のドイツ「シギキッド」社から、農薬や化学肥料を使用しないオーガニックコットンから作られた「ピュア・オーガニックシリーズ」を限定店舗(※)およびオンラインのボーネルンドショップで2月上旬から順次販売します。 ※販売店舗...
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富士フイルム、細胞培養に必要な細胞外マトリックス「セルネスト」を研究用試薬として発売
再生医療のための細胞培養に必要な細胞外マトリックス 「cellnest(セルネスト) ヒトI型コラーゲン様リコンビナントペプチド」 〜動物由来成分を含まず、高い安全性・生体適合性と優れた細胞接着性を実現〜 新発売 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、再生医療のための細胞培養に必要な細胞外マトリックス(*1)「cellnest(セルネスト)ヒトI型コラーゲン(*2)様リコンビナントペプチド(*3)」(以下、「セルネスト」)を、研究用試薬として12月25日より発売いたします。「セルネスト」は、動物由来成分を含まず、高い安全性・生体適合性と優れた細胞接着性を実現しています。 再生医療は、人工的に培...
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住友化学、米社と南米での雑草防除分野の長期的協力関係構築に合意
南米におけるモンサント社との 雑草防除分野での長期的協力関係について 住友化学は、このたび、米国の大手種子・バイオ・化学メーカーであるモンサント社との間で、ブラジルおよびアルゼンチンにおける農作物保護(雑草防除)分野における長期的な協力関係の構築について合意いたしました。 モンサント社は、世界的な除草剤ブランド「Roundup(R)」と、同剤への耐性を付与したさまざまな遺伝子組み換え作物「Roundup Ready(R)」の種子を組み合わせた、効果的、経済的かつ簡便な雑草防除体系である「Roundup Ready PLUS(R)」を推奨しています。一方、住友化学がグローバルに開発・販売を進めているフルミオキサジンなどの除草剤は、「...
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iPS細胞を使った遺伝子修復に成功 〜デュシェンヌ型筋ジストロフィーの変異遺伝子を修復〜 <ポイント> ●ヒトゲノムの中で1カ所しかない塩基配列のデータベースを構築した ●TALENおよびCRISPR(注1)を用いてデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の患者さん由来iPS細胞においてジストロフィン遺伝子を修復した ●遺伝子修復したiPS細胞において、意図しない致命的な遺伝子変異は見られなかった。 ●筋細胞へ分化させたところ、正常型のジストロフィンタンパク質が検出された。 1.要旨 李 紅梅大学院生(CiRA初期化機構研究部門)、堀田秋津助教(CiRA初期化機構研究部門、JSTさきがけ)らの研究グループは、デュシェンヌ型筋...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、逆転写PCRでNAを増幅する際に使う遺伝子診断薬原料を発売
耐熱性の大幅な向上で、より長いRNA配列を転写 遺伝子診断薬原料「NxtScript Reverse Transcriptase (RNA依存性DNAポリメラーゼ:逆転写酵素)」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、インフルエンザなどのレトロウイルスにおいて、逆転写PCRによってDNAを増幅する際に使用する「NxtScript Reverse Transcriptase」を、遺伝子診断薬の原料として12月15日に発売します。 肝炎や、インフルエンザなどの感染症や抗がん剤などの副作用や効果を予測する個別化医療(PHC)などで幅広く活用されている遺伝子検査では、主にPCR法を用いた遺伝子の増幅により、DNAを検...
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北海道大、ES細胞から分化誘導した免疫抑制細胞により拒絶反応を抑えることに成功
ES細胞から分化誘導した免疫抑制細胞により 拒絶反応を抑えることに成功 〜多能性幹細胞を用いるこれからの再生医療時代における 新しい免疫制御法を提案〜 <研究成果のポイント> ・ES細胞から再生医療に用いる移植片と免疫抑制細胞を作製。 ・移植実施に際して,ES細胞由来免疫抑制細胞による前処置により拒絶反応を抑制することに成功。 ・ES細胞やiPS細胞を用いるこれからの再生医療時代において予想される課題を克服する方法を 提案。 <研究成果の概要> ES細胞やiPS細胞等の多能性幹細胞は,様々な種類の細胞に分化することのできる細胞であり,再生医療への応用が期待されています。他人の臓器や細胞を移植すると...
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富士フイルムファーマ、メルクセローノ社と「サイゼン」と専用注入器の販売権で契約締結
富士フイルムファーマ 遺伝子組み換え分泌型ヒト成長ホルモン製剤「サイゼン」およびその専用注入器の 国内販売権に関する契約をメルクセローノ社と締結 富士フイルムファーマ株式会社(社長:四宮 啓司、以下 富士フイルムファーマ)は、メルクセローノ株式会社(社長:ジェームズ・フェリシアーノ、以下 メルクセローノ社)と、同社が製造販売承認を有する、遺伝子組み換え分泌型ヒト成長ホルモン製剤「サイゼン(R)(以下、サイゼン)」とその専用注入器である「イージーポッド(TM)(以下、イージーポット)」「ワンクリック(TM)(以下、ワンクリック)」の国内販売権に関する契約を締結しました。 「サイゼン」は...
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昆虫が有性生殖と単為生殖を切り替える仕組みを解明 −シロアリ女王、卵の孔を閉じて精子通さず− <概要> 松浦健二 京都大学大学院農学研究科教授と矢代敏久 同特定研究員は、昆虫のメスが卵の表面にある卵門(精子が入るための孔)を閉じることによって有性生殖から単為生殖に繁殖様式を切り替える仕組みを発見しました。今回発見された単為生殖へのスイッチの仕組みは、メスがオスからの干渉を受けることなく単為生殖を行うことができることを意味しており、昆虫の単為生殖の新しい進化経路を示すものです。 本研究成果は、米国科学誌「Proceeding of the National Academy of Sciences USA(PNAS)」のオンライン速報版に...
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東大など、DNA損傷下における細胞周期の新たな制御因子Rad54Bを発見
がん発生の基盤となる仕組みを探る ―DNA損傷下における細胞周期の新たな制御因子― 1.発表者: 安原 崇哲(東京大学大学院医学系研究科 博士課程4年) 鈴木 崇彦(帝京大学 医療技術学部 診療放射線学科 教授) 桂 真理(東京大学アイソトープ総合センター 特任助教) 宮川 清(東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター 放射線分子医学部門 教授) 2.発表のポイント: ◆DNAが損傷した状況では本来、細胞周期(注1)を停止させる仕組みが存在するが、その仕組みを無効にする新たな遺伝子Rad54Bを発見した。 ◆Rad54BがDNA損傷下で細胞周期を進行させ、遺伝情報の異常を伴った細胞の生...
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サンスター、「G・U・M」が世界6カ国のオーラルケア・歯周病事情に関する調査を発表
【世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査】 キスの回数、圧倒的最下位の日本(調査6カ国中) 歯周病率最高の調査結果に 日本独自の文化「歯みがきコップの共有」も口内環境に影響? 〜サンスター「G・U・M」が6カ国を対象に意識調査〜 サンスター株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役 吉岡貴司)は、「G・U・M」発売から25年を迎えるにあたり、6カ国20〜69歳の男女2,280人を対象に、世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査(*1)を実施しました。 調査の結果、日本ではキスの習慣がないにも関わらず、口腔内細菌感染症である歯周病の可能性のある人が5人に1人で6カ国中最多であるとい...
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霊長類研究所で早老症モデルザル−老化のメカニズム解明に期待− 高田昌彦 霊長類研究所教授、大石高生 同准教授らの研究グループは、霊長類研究所で世界で初めて「早老症」のニホンザルを発見しました。ニホンザルは通常3歳半で思春期を迎え、25歳程度で老齢に達します。ところが、早老症のニホンザルは1歳未満で白内障や皮膚の萎縮を発症し、2歳の時点で脳が萎縮し、糖尿病の初期症状を示しました。ヒトの早老症の原因となる遺伝子には異常が見られなかったことから、新しいタイプの早老症であると考えられます。 本研究成果は、米国学術誌「PLOS ONE」電子版(米国東部標準時間11月3日)に掲載されました。 ...
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東ハト、カリっと貝柱風おつまみスナック「ないす貝・濃厚ホタテ味」を発売
カリっと貝柱風スナック 「ないす貝・濃厚ホタテ味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2014年12月1日より全国コンビニルート先行(一般ルートは12月15日発売)にて「ないす貝・濃厚ホタテ味」を新発売いたします。 「ないす貝・濃厚ホタテ味」は、見た目も味も「ホタテの貝柱」を再現したおつまみスナックです。まるで貝柱のような形状をしたひと口サイズのパフ生地に、ホタテと昆布の旨みを凝縮し、醤油風味にカリッと香ばしく焼き上げました。ひとくち噛めばお口の中にジュワッと濃厚なホタテの味わいが広がります。 パッケージは、手軽につまめるカップタイプで、ナイ...
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遺伝的多様性の新しい影響を発見 わずかな性質の違いが生態系を変化させる可能性 1.発表者: 吉田丈人(東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系 准教授) 笠田 実(東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系 博士課程大学院生) 山道真人(京都大学白眉センター/生態学研究センター 特定助教) 2.発表のポイント: ◆生物のもつ遺伝的性質のわずかな違いが進化や個体数変化のあり方を変えることで、生態系に大きな影響を与える可能性を、プランクトンを用いた実験生態系により初めて実証した。 ◆生物多様性の要素のうち遺伝的多様性については、その重要性を裏付ける学術的知見が乏しい...
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アステラス製薬、米社と網膜色素変性症に関する共同研究契約を締結
アステラス製薬:Harvard Medical Schoolとの 網膜色素変性症に関する共同研究契約締結のお知らせ −眼科疾患における新規治療法の確立を目指す− アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中好彦、以下「アステラス製薬」)は、Harvard Medical School(所在地:米国マサチューセッツ州ボストン)と、網膜色素変性症に対する遺伝子治療も視野に入れた新規治療法の確立を目指し、病態関連遺伝子の同定と検証を目的とした共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。 網膜色素変性症は、進行性の夜盲、視野狭窄、視力低下を主徴とし、やがて色覚の喪失、失明に至る、遺伝子変異に起因する網膜変性疾患です。網膜変性に至...
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バイエル薬品と参天製薬、「アイリーア」の病的近視における脈絡膜新生血管の適応追加承認を取得
眼科用VEGF阻害剤「アイリーア」、病的近視における脈絡膜新生血管(mCNV)の 適応追加承認を取得 大阪、2014年9月22日−バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、以下バイエル薬品)と参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下参天製薬)は、眼科用VEGF(*)阻害剤「アイリーアR硝子体内注射液40mg/mL」「アイリーアR硝子体内注射用キット40mg/mL」[一般名:アフリベルセプト(遺伝子組換え)、以下アイリーア]について、バイエル薬品が申請していた病的近視(1)における脈絡膜新生血管(mCNV:myopic chroidal neovascularization)の適応追加承認を9月19日付で取得したことを発表しました。アイリーアはこれまでに、「中心...
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抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ(R)」の発売について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能・効果として2014年7月4日に製造販売承認を取得し、9月2日に薬価基準に収載されたALK阻害剤アレクチニブ塩酸塩カプセル−販売名『アレセンサ(R)カプセル20mg、同40mg』(以下、「アレセンサ(R)」)』について、本日より販売を開始しましたのでお知らせいたします。 「アレセンサ(R)」は、中外製薬鎌倉研究所で創製された選択性の高い経口のALK阻害剤であり、中外製薬およびF.ホフ...
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サントリーHD子会社など、ビール香味を左右する「ホップ」のゲノム解読に成功
ビール香味を左右する「ホップ」の ゲノム解読に世界で初めて成功 ―ホップの品質評価やビール香味形成の解明に期待― サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社(社長:有代雅人、東京都港区)は、チェコホップ研究所、公益財団法人岩手生物工学研究センター、公益財団法人サントリー生命科学財団、サントリーシステムテクノロジー株式会社と共同で、世界で初めてホップのゲノムの解読に成功しました。 【研究の背景】 ホップの雌花は毬花(きゅうか)と呼ばれ、ビールの香味を左右する重要な原料としてビール醸造に使用されています。今回、よりおいしいビールづくりに役立てるとともに、ホップの品種改良...
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JX日鉱日石金属、チリでバイオマイニング技術の商業化適用を開始
バイオマイニング技術の商業化適用開始について 〜低品位一次硫化銅鉱の経済的な処理技術の開発〜 JX日鉱日石金属株式会社(社長:大井滋)とチリ国営銅公社(以下、「コデルコ」)との共同出資によるバイオシグマ社(社長:ピラール・パラーダ)が開発を行ってきたバイオマイニング技術について、コデルコが稼働中の鉱山への導入を決定し、商業化適用が開始されることとなりましたので、以下のとおりお知らせいたします。 1.バイオマイニング技術の概要 バイオマイニングは、湿式製錬法における酸による鉱石からの銅分の浸出を、微生物の働きにより促進させる技術です。今般バイオシグマ社が商業化適用するバイオマイ...
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京大、新規神経保護剤により網膜色素変性の進行を抑制することに成功
新規神経保護剤により網膜色素変性の進行を抑制することに成功−難治性眼疾患の進行抑制に期待− 垣塚彰 生命科学研究科教授、池田華子 医学部附属病院准教授らの研究グループは、吉村長久 医学研究科眼科学教室教授、Daito Chemix株式会社らとの共同研究により、VCPという蛋白質のATPase活性に対する阻害剤(KUS化合物)が神経保護効果をもち、網膜色素変性の進行を抑制する効果を持つことを、網膜色素変性モデルマウス(rd10)を用いて明らかにしました。 本研究成果は、英国科学誌「Scientific Reports」誌の電子版(英国時間:8月6日午前10時)に公開されました。 <研究者からのコメント> 本研究によって、VCP蛋白...
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DeNA子会社、日本人の「遺伝子検査」に関する意識調査結果を発表
〜日本人の「遺伝子検査」に関する意識調査〜 「遺伝子検査」に関心がある人は約50% 「遺伝子検査」が病気のリスク管理・予防につながると考えている人は約8割 検査を通じて最も知りたい項目1位は男女共に「がん」 男性2位は「認知症」、女性2位は「アレルギー」 株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京渋谷区、代表取締役社長:守安 功)の子会社である株式会社DeNAライフサイエンス(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:深澤優壽)は、遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を開始することに先駆け、6月にインターネットによる20代〜50代の男女800名を対象とした「遺伝子検査に関する意識調査...
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DeNA子会社、DeNAライフサイエンスの一般消費者向け遺伝子検査サービスを提供
DeNAライフサイエンスの一般消費者向け遺伝子検査サービス 「MYCODE(マイコード)」8月12日(火)提供開始 Amazonにて7月30日(水)午前11時から予約受付 ※製品画像などは添付の関連資料を参照 株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)の子会社でヘルスケア事業を展開する「株式会社DeNAライフサイエンス」(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤優壽、以下DeNAライフサイエンス)は、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を8月12日(火)から開始します。先立って、7月30日(水)午前11時から、Amazon.co.jp(以下Amazon)にて予...
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がん原遺伝子BRAFの発生期の役割を解明 ―先天性疾患CFC症候群の病態解明と治療法開発へ― 【研究概要】 東北大学大学院医学系研究科遺伝病学分野の井上晋一助教、青木洋子准教授、松原洋一名誉教授(現国立成育医療研究センター研究所長)、加齢医学研究所神経機能情報研究分野小椋利彦教授、東京女子医科大循環器小児科、総合研究所心血管発生分化制御研究部門富田幸子(旧姓:宮川)助教らの研究グループは、先天性心疾患や骨格異常などを伴うcardio−facio−cutaneous(CFC,シーエフシー)症候群モデルマウスを世界で初めて作製することに成功し、マウスの発生期にがん原遺伝子であるBRAF(ビーラフ)変異を発現させると心臓の弁...
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東大、「進行性家族性肝内胆汁うっ滞症」を原因としたかゆみに有効な薬剤を発見
うまれつき肝臓に病気があるこどもたちに光明! 〜「進行性家族性肝内胆汁うっ滞症」を原因としたかゆみに有効な薬剤を世界で初めて発見〜 1.発表者:林 久允(東京大学大学院薬学系研究科 薬学専攻 助教) 2.発表のポイント: ◆うまれつきの肝臓の病気である「進行性家族性肝内胆汁うっ滞症」のかゆみに対する薬剤を世界で初めて発見した ◆上記の病気に限らず、肝臓の病気によるかゆみに対する治療法は現在無く、この薬剤が初めてとなる ◆かゆみは著しい生活の質の低下を引き起こすため、今回の発見は患者、その家族にとって新たな光明となる 3.発表概要: 患者数が極めて少ないまれな疾患(希少疾患)...
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筋ジストロフィーの症状を再現したラットを作製−筋ジストロフィー研究に新たなモデル動物− <発表者> 中村 克行(東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程4年 日本学術振興会特別研究員) 藤井 渉(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 助教) 山内 啓太郎(東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻 准教授) 西原 真杉(東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻 教授) <発表のポイント> ◆遺伝子改変技術CRISPR/Cas法(注1)を用いてジストロフィン遺伝子に変異をもつラットの作製に成功した。 ◆このラットではヒトの筋ジストロフィーに特徴的な筋...
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帝人ファーマ、止血・接着効果の高い外科手術用シート状フィブリン糊接着剤を開発
医薬品技術と素材技術を融合させた画期的な医薬品 外科手術用シート状接着剤の開発について 帝人ファーマ株式会社( http://www.teijin-pharma.co.jp/ )(本社:東京都千代田区、社長:宇野 洋)は、医薬品技術と素材技術を融合させた画期的な医薬品として、止血・接着効果の高い外科手術用シート状フィブリン糊接着剤「KTF−374」の開発を推進することとしました。 1.背景・経緯 (1)高齢化や診断技術の進歩に伴い、外科手術件数は年々増加しています。 (2)外科手術においては、止血にかなりの時間を費やしており、止血時間の短縮が、手術時間の大幅短縮、患者さんの術中負担の軽減、予後改善、外科医の負担軽減など...
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東ハト、北海道産練乳を使用した「なめこスナック バニラアイス味」を発売
新フレーバーにも増殖!? 「なめこスナック バニラアイス味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2014年7月7日より全国にて、スマートフォン用ゲームアプリ『おさわり探偵 なめこ栽培キット』のキャラクターを使用した「なめこスナック バニラアイス味」を新発売いたします。 『おさわり探偵 なめこ栽培キット』(2011年6月配信開始)とは、世界初の「収穫体感型 本格なめこ育成ゲーム」アプリで、「なめこ」を育てて収穫する快感や、かわいらしいキャラクター性、図鑑収集要素が受け、幅広いユーザー層に人気となり、現在シリーズ累計3,700万ダウンロードを突破し...
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東大とDeNA、「革新的イノベーション創出プログラム」に基づき共同研究を実施
文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」に基づき 東京大学医科学研究所とDeNAが共同研究を実施 「ヘルスビッグデータを用いた健康長寿イノベーション」を目指す 文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構が推進する「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」において、東京大学医科学研究所(所在地:東京都港区、所長:清野 宏)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功)による共同研究を含む研究開発が「ヘルスビッグデータを用いた健康長寿イノベーション」として「COI−T(トライアル)サテライト拠点」に選ばれました。 ※参考資料は添付の関連資料...
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シスメックス子会社、Merck Seronoと大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結
シスメックス アイノスティクスがMerck Seronoと血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたびシスメックスの子会社であるシスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断(※1)薬の共同開発契約を締結したことを、以下のとおりお知らせします。 このたび、シスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが大腸がんにおける血中RAS遺伝子(※2)変異検査薬の薬事承認取得に向けた共同開発契約を締結しました。 本契約では、シスメ...
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第一三共、「ランマーク皮下注120mg」の骨巨細胞腫に関する効能追加承認を取得
「ランマーク(R)皮下注120mg」の骨巨細胞腫に関する効能追加承認取得のお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、「ランマーク(R)皮下注120mg」(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え))の骨巨細胞腫に関する承認事項一部変更承認を本日取得しましたのでお知らせいたします。 デノスマブは、骨巨細胞腫に関して、昨年6月に厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けており、今回の効能追加の承認取得により、当社は新たな治療の提供を通じて、日本の患者さんや医療関係者の皆様に貢献できるものと期待しております。また、本効能追加に際しては、骨巨細胞腫に対する安全かつ有効な使用を...
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明大と慶大、遺伝性疾患などの原因となるFBN1遺伝子変異を有するブタの作出に成功
遺伝性疾患・マルファン症候群の原因となる FBN1遺伝子変異を有するブタの作出に成功 【研究成果のポイント】 >人工酵素・ジンクフィンガーヌクレアーゼ(注1)と体細胞核移植法(注2)を組み合わせた効率的な方法で、フィブリリン1(FBN1)遺伝子を破壊したブタを作ることに成功。 >解剖学的、生理学的にヒトと類似しているブタを用いてヒトのマルファン症候群に類似した病態モデルができた事で、新たな治療法開発、特に外科的手技を伴う治療法開発に大きく寄与することが期待される。 明治大学の梅山一大特任准教授と長嶋比呂志教授、慶應義塾大学医学部の松本守雄准教授の研究グループは、人工酵素と体細胞核移...
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大成建設、サンゴを有性生殖法で増殖させるための「モルタル製着床具」を開発
サンゴ増殖のためのモルタル製着床具を開発 〜材料調達が容易で量産可能〜 大成建設株式会社(社長:山内隆司)は、亜熱帯海域に生息するサンゴを有性生殖法で増殖させるための「モルタル製着床具」を開発し、沖縄県宮古島海域における実証実験によって着床と成長を確認しました。 近年、亜熱帯海域に生息するサンゴは、食害(オニヒトデや巻貝等)、海水温の上昇、病害、沿岸域の開発行為など、生育環境の悪化による個体数の減少が問題となっています。 サンゴの減少は、周辺海域の生態系バランスを損なう原因となり得るため、保全対策が必要です。そこで、サンゴを人工的に増殖させる技術が検討されています。 この...
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東ハト、和のスイーツ「かりんとう」仕立ての「梅きゃりんとうキャラメルコーン」を発売
カリッとかりんとう仕立て 「梅きゃりんとうキャラメルコーン」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2014年6月2日より全国にて、「梅きゃりんとうキャラメルコーン」を新発売いたします。 「キャラメルコーン」は、1971年(昭和46年)の発売以来、長年多くのお客さまにご愛顧いただいている、東ハトを代表するスナック菓子です。2003年に誕生したキャラクターパッケージもすっかりおなじみになりました。 このたび、甘く香ばしいカリッとした食感が楽しめる、日本の代表的なお菓子「かりんとう」仕立てのキャラメルコーン「きゃりんとうキャラメルコーン」シリーズに、...
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ノボノルディスクファーマ、遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤「ノボエイト」静注用を発売
ノボ ノルディスク ファーマ5月12日から、遺伝子組換え型血液凝固第VIII(はち)因子製剤 ノボエイト(R)静注用250、同500、同1000、同1500、同2000、同3000発売 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウスアイラセン、本社:東京都千代田区)は、「血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制」を適応症とする、遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤ノボエイト(R)静注用250、同500、同1000、同1500、同2000、同3000(一般名:ツロクトコグ アルファ((遺伝子組換え))、以下ノボエイト(R))を、5月12日から発売します。 <ノボエイト(R)について> ...
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京大、陸上植物の季節に依存して花を咲かせる仕組みの起源を紐解く
陸上植物の季節に依存して花を咲かせる仕組みの起源を紐解く 河内孝之 生命科学研究科教授、久保田茜 教務補佐員(元同大学院生)らの研究グループは、苔類ゼニゴケをモデル植物として、植物が季節を感知して花を咲かせる仕組みの原形が花の咲かない祖先的植物が陸上進出したときに既に確立していたことを明らかにしました。 この研究成果は、「Nature Communications」に4月22日付でオンライン掲載されました。 <研究者からのコメント> ゼニゴケというと役に立たたないイメージがありますが、陸上植物の進化における多様性や共通原理を分子レベルで研究するには素晴らしいモデル生物です。私たちの研究室では苔類ゼ...
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JST個人型研究、脂質が開花ホルモンと結合して開花を促すことを発見
脂質が開花ホルモンと結合して開花を促すことを発見 〜開花のタイミングを調節する新技術に道〜 【ポイント】 >花を咲かせるホルモン「フロリゲン」が花を咲かせる仕組みは不明であった。 >リン脂質PCがフロリゲンと結合し、開花を促すことを発見。 >切花や農作物の増産、さらにはバイオ燃料生産などへの貢献に期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、台湾・アカデミアシニカ植物及微生物学研究所の中村友輝助研究員らは、花を咲かせるホルモン「フロリゲン(注1)」がリン脂質(注2)と結合して開花を促進することを発見しました。 フロリゲンは葉で合成されてから花芽に移動して作用する移動性のたんぱく...
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資生堂、「フューチャーソリューションLX」から日中用の多機能エマルジョンを発売
日中のさまざまな悪影響から最適に肌を守る 「時間美容」にもとづいた多機能エマルジョン グローバルブランド「SHISEIDO」より、日中用乳液 「フューチャーソリューションLX トータルプロテクティブエマルジョン」 2014年5月1日(木)発売 資生堂は、世界89の国と地域で販売しているグローバルブランド「SHISEIDO」の最高級ライン、「フューチャーソリューションLX」より、日中用乳液「トータルプロテクティブエマルジョン」【全1品目1品種希望小売価格25,000円(税込27,000円)】を、2014年5月1日(木)から、全国のデパート88店と、資生堂WEBサイト「ワタシプラス」にて販売します。(発売元:株...
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ヤフー、遺伝子検査キット「GeneLife ZERO」を「Yahoo!ヘルスケア」で取り扱い開始
203遺伝子・70項目に対応する遺伝子検査キット「GeneLife ZERO」、3月1日より「Yahoo!ヘルスケア」で取り扱い開始 〜アトピー発症や内臓疾患など遺伝的な病気リスク・体質のチェック可能。遺伝子検査の活用で予防医療を提唱〜 「GeneLife ZERO」プロモーションページのアドレス http://medical.yahoo.co.jp/feature/zero/ Yahoo!JAPANを運営するヤフー株式会社は、2014年3月1日よりジェネシスヘルスケア株式会社(以下、ジェネシスヘルスケア)が製造販売を行う遺伝子検査キット「GeneLife ZERO」を、「Yahoo!ヘルスケア」で取り扱い開始することをお知らせします。 特定の遺伝子と病気の関係が解明されつつある昨今、自分の生来の体...
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東大、Cas9タンパク質が、標的DNAを切断する分子機構を解明
ゲノムDNAを自在に切断する"はさみ"のかたち 〜Cas9タンパク質の構造解明〜 <発表のポイント> >ゲノム編集(注1)ツールとして注目されているCas9タンパク質(注2)が、標的DNAを切断する分子機構を解明した。 >Cas9(DNA切断酵素)とガイド鎖RNA(Cas9を標的のDNA配列まで導くRNA)、および、標的DNAとの三者複合体の結晶構造を世界で初めて解明した。 >本研究の成果により、ライフサイエンス研究に幅広く貢献する新たなゲノム編集ツールの開発が期待される。 <発表概要> ゲノム編集技術は、任意のゲノムDNA配列を挿入・削除できる最新技術であり、ノックアウト動物の作製や農作物の品種改良などさまざまな...
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栄研化学、ジュネーブのFIND社とシャーガス病の簡易・迅速診断法の共同開発契約を締結
栄研化学とFIND、LAMP法を利用した遺伝子迅速検査法で 新たにシャーガス病の共同開発の契約を締結 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区、以下 栄研化学)とFIND(Foundation for Innovative New Diagnostics、本部:ジュネーブ)は、この度、LAMP法を利用したシャーガス病の簡易・迅速診断法の共同開発契約を締結しました。これは、栄研化学とFINDとのLAMP法を利用した結核、マラリア、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症の簡易・迅速診断法の共同開発の延長であります。 シャーガス病は、クルーズトリパノソーマ原虫が寄生することで引き起こされる疾患であり、原虫はサシガメ類昆虫の糞便中に存在し、サシガメの刺創や擦創から原虫が...
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ノボノルディスクファーマ、遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤ノボエイト静注用の承認を取得
遺伝子組換え型血液凝固第VIII(はち)因子製剤ノボエイト(R)静注用の承認取得 ノボノルディスクファーマ株式会社(社長:クラウスアイラセン、本社:東京都千代田区)は、2014年1月17日、遺伝子組換え型血液凝固第VIII(はち)因子製剤ノボエイト(R)静注用250、同500、同1000、同1500、同2000、同3000(一般名:ツロクトコグアルファ((遺伝子組換え))、以下、ノボエイト(R))について、「血液凝固第VIII(はち)因子欠乏患者における出血傾向の抑制」を適応症として厚生労働省より製造販売承認を取得しました。また、日本も参加した第3相国際共同治験の結果に基づき、定期的補充のための用法...
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武田薬品、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬の日本での臨床第3相試験開始
潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬vedolizumabの 日本における臨床第3相試験開始について 当社は、このたび、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬vedolizumab(一般名、開発コード:MLN0002)について、日本における中等度から重度の潰瘍性大腸炎・クローン病を対象とした2つの臨床第3相試験を開始しましたのでお知らせします。 今回開始した2つの臨床第3相試験は、導入療法および維持療法における本薬の有効性・安全性ならびに薬物動態を検討する、多施設共同、無作為化、二重盲検並行群間比較試験です。主要評価項目は、導入期における10週目の改善率および維持期における60週目の寛解率です。 なお、当社は、vedolizumabについて、成人の中等度...
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カネカ、還元型コエンザイムQ10による老化遅延などの作用メカニズムを確認
還元型コエンザイムQ10による老化遅延および 加齢性難聴進行抑制効果の作用メカニズムについて 〜サーチュイン遺伝子の発現を介したミトコンドリア機能の活性化によることを確認〜 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、信州大学大学院医学系研究科疾患予防医科学系加齢生物学講座の樋口京一教授と共同で、還元型コエンザイムQ10(以下、還元型CoQ10)摂取によりみられる老化遅延及び加齢性難聴の進行抑制効果の作用メカニズムが、サーチュイン遺伝子(一般に長寿遺伝子と言われる)の発現を介したミトコンドリア(*)量増加およびその機能の活性化であることを確認しました。この研究成果は、レドック...
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常盤薬品、「なめらか本舗」から乾燥小じわケア用「リンクルBBクリーム ホワイト」を発売
【2014年2月5日】豆乳スキンケア市場No.1『なめらか本舗』から、セルフコスメ市場初(*)!乾燥小じわケアができる「BBクリーム」発売 メイクしながら、スキンケア。 レチノール誘導体&アルブチン配合。SPF50+PA++++最強UVカットも。 2014年2月5日、ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都中央区)は、豆乳スキンケア市場No.1(*1)ブランド『なめらか本舗』より、「リンクルBBクリーム ホワイト」を発売いたします。 近年、“1つで多機能な商品で時間をかけずにお手入れをしたい”というニーズとともに多機能コスメ(時短コスメ)市場が拡大しています(2010年を100とし...
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東大、ダウン症の脳で神経細胞が少なくなる仕組みをマウスで発見
ダウン症の脳で神経細胞が少なくなる仕組みをマウスで発見 <発表者> 倉林伸博(東京大学 大学院理学系研究科附属遺伝子実験施設 助教) 眞田佳門(東京大学 大学院理学系研究科附属遺伝子実験施設 准教授) <発表のポイント> >ダウン症において、神経細胞数が少なくなる仕組みをマウスで発見した。 >21番染色体上の2つの遺伝子が神経幹細胞の働きを鈍化させ、神経幹細胞から神経細胞が誕生しにくくなることを世界で初めて発見した。 >ダウン症において脳発生異常が発症する仕組みの理解に寄与し、将来の治療戦略の確立のための重要な指針として期待できる。 <発表概要> ダウン症は、およそ80...
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免疫生物研究所、ネオシルク化粧品を設立しヒト・コラーゲン含有化粧品を販売
株式会社ネオシルク化粧品(通販&アンテナショップ)の設立および ヒト・コラーゲン含有化粧品の販売開始についてのお知らせ 当社は、遺伝子組換えカイコの繭から生産した「ネオシルク(R)−ヒト・コラーゲン」を含有した化粧品を消費者の皆様に直接販売ができる体制を構築するために、当社の完全子会社として「株式会社ネオシルク化粧品」を設立いたしました。また、当社の子会社である株式会社エムコスメティックスよりネオシルク(R)−ヒト・コラーゲン含有化粧品「ネオシルク−MC25」を販売することになりましたので、下記のとおりお知らせいたします。 また、当社グループは、海外化粧品業界やドラッグストアを中心と...
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東ハト、サクッと食感の贅沢な味わい「フレークコート キャラメルコーン・ストロベリー味」を発売
サクッと食感の贅沢な味わい 「フレークコート キャラメルコーン・ストロベリー味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2013年12月23日より、「フレークコート キャラメルコーン・ストロベリー味」を全国コンビニルート先行(一般ルートは2014年1月13日発売)にて新発売いたします。 「キャラメルコーン」は、1971年(昭和46年)の発売以来、長年多くのお客さまにご愛顧いただいている、東ハトを代表するスナック菓子です。2003年に誕生したキャラクターパッケージもすっかりおなじみになりました。 この度、キャラメルコーンのシリーズ商品「フレークコー...
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サカタのタネ、オランダの育種工学ベンチャーに資本参加し共同・委託研究を開始
オランダの育種工学ベンチャー企業 「ジーンツイスター社」に資本参加、共同/委託研究を開始 最先端のゲノム解読、遺伝子解析技術などを活用したDNAマーカー育種を推進、新品種開発を加速 このたび、サカタのタネは、オランダの育種工学ベンチャー企業「ジーンツイスター社」(所在地:オランダ ヘルダーランド州ヴァーヘニンゲン、社長:ダウヴェ デ ブア)に資本参加し、今後、同社との共同/委託研究を通じて、花や野菜の最先端のゲノム解読や遺伝子解析などを最大限に活用したDNAマーカー育種を推進し、新品種開発を加速させていきます。 「ジーンツイスター社」は1998年創業。主な業務として種苗会社などから...
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マックスファクター、肌傾向に合わせた次世代カウンセリングを期間・数量限定で展開
肌DNA分析に基づき、一人一人の肌傾向に合わせた次世代カウンセリングで、 透明感あふれるクリアな素肌へ導く SK−II初、『DNA スキンコンシェルジュ カウンセリング』 2013年11月より一部百貨店内 SK−IIカウンターにて、限定展開 マックス ファクター(本社:神戸市)の高級スキンケアブランドSK−IIは、お客様一人一人の「肌DNAの分析」と「現在の肌状態」のカウンセリングを組み合わせた次世代の肌カウンセリングサービス『DNA スキンコンシェルジュ カウンセリング』を2013年11月29日より、一部百貨店内のSK−IIカウンターにて、期間・数量限定サービスとして展開いたします。 SK−IIは、当社研究チームを...
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バイエル薬品と参天製薬、網膜中心静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫の適応追加承認を取得
眼科用VEGF阻害剤「アイリーア」、 網膜中心静脈閉塞症(CRVO)に伴う黄斑浮腫の適応追加承認を取得 大阪、2013年11月22日−バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、以下バイエル薬品)と参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下参天製薬)は本日、眼科用VEGF(*)阻害剤「アイリーア(R)硝子体内注射液40mg/mL」「アイリーア(R)硝子体内注射用キット40mg/mL」[一般名:アフリベルセプト(遺伝子組換え)、以下アイリーア]について、バイエル薬品が申請していた網膜中心静脈閉塞症(CRVO:central retinal vein occlusion)に伴う黄斑浮腫の適応追加承認を取得したことを発表しました。アイリーアは、「中心窩下脈絡膜新生血管...
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ファルコSDホールディングス、子会社「示野薬局」の全株式をマツモトキヨシHDに譲渡
子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ 当社は、平成25年11月14日開催の取締役会において、連結子会社(当社100%子会社)である株式会社示野薬局(以下、示野薬局という。)の株式の全部を株式会社マツモトキヨシホールディングス(以下、マツモトキヨシホールディングスという。)に譲渡(以下、本件株式譲渡という。)することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 1.株式譲渡の理由 示野薬局は、平成22年4月に株式交換により当社の完全子会社となって以来、当社グループのドラッグストア事業を担う事業会社として、石川県及び富山県を中心とする北陸地区において着実に事業を拡大して...
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東北大、空間的記憶や情動的記憶をつかさどる海馬を中心とした神経ネットワークを解明
空間的記憶や情動的記憶をつかさどる 海馬を中心とした神経ネットワークの解明 東北大学大学院生命科学研究科の飯島敏夫教授らのグループは、ニューロン(神経細胞)からニューロンへとシナプスを超えて次々に伝播する遺伝子組換えウイルスを用いて、ラットの海馬に情報を送る神経ネットワークの構造を調べました。カシューナッツのような細長い形のラット海馬体の約3分の2をなす背側の部分(背側海馬)と、残り3分の1をなす腹側の部分(腹側海馬)は近年の研究からそれぞれ、空間的記憶の形成と情動を伴う記憶の形成に強く関与すると考えられてきています。今回の研究でそれぞれの部位は、梨状皮質や内側縫線核、内側...
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理化学研究所、統合失調症の脳内メカニズムの一端を神経回路レベルで解明
脳内ネットワークの過剰な活動が統合失調症の症状に関与 −海馬での情報処理異常が複雑な統合失調症の症状の一因だった− <ポイント> ・統合失調症の脳内メカニズムの一端を神経回路レベルで解明 ・統合失調症モデルマウスの海馬は特定の神経細胞群が過剰に活動している ・統合失調症の脳では海馬の情報がうまく伝わらない可能性 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、統合失調症の症状を示すモデルマウスを用いて、海馬[1]における記憶を担う脳内ネットワークに異常があることを発見しました。この脳内ネットワークの異常は、ヒトの統合失調症などの複雑な精神疾患の症状を起こす一因となっている...
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ヒトの皮膚細胞から軟骨様細胞へ直接変換に成功 『PLOS ONE』に掲載 <ポイント> ・2011年にマウスでは2つのリプログラミング(注1)因子と1つの軟骨因子を用いて、皮膚細胞から軟骨様細胞にすることを報告した。 ・今回の研究ではマウスと同じ因子を用いて、ヒト皮膚線維芽細胞から軟骨細胞様細胞にすることができた。 <1. 要旨> 王谷英達(大阪大学医学系研究科/前京都大学CiRA)、妻木範行教授(京都大学CiRA/JST CREST(注2)らの研究グループは、ヒトの皮膚線維芽細胞(注3)からiPS細胞を経ずに軟骨細胞様細胞(induced chondrogenic cell:iChon cell)へと直接変換すること(ダイレクト・リプログラミング)に...
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東ハト、「キャラメルコーン・メープルバター味」など2品を冬季限定発売
キャラメルコーンシリーズの冬季限定フレーバー 「キャラメルコーン・メープルバター味」 「キャラメルコーン・ミルクキャラメル味」 期間限定 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2013年11月4日より、全国にて「キャラメルコーン・メープルバター味」と「キャラメルコーン・ミルクキャラメル味」を、期間限定にて新発売いたします。 「キャラメルコーン・メープルバター味」は、ふんわりサクサク、すうっととろけるキャラメルコーンの生地にメープルシュガーとバターを加えた蜜をかけ、まろやかなメープルバターの味わいに仕上げました。メープルの甘い香りとバターのコクがお口い...
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京大、細胞内温度センサーの開発と生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功
細胞内温度センサーの開発と生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功 森泰生 地球環境学堂教授(工学研究科合成・生物化学専攻両任)、清中茂樹 同准教授らの研究グループは、遺伝子工学的な手法を用いて、細胞内および細胞内小器官の温度計測を可能とする温度センサータンパク質を開発し、世界で初めて生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功しました。 この研究成果が、2013年10月13日13時(米国東海岸標準時)に、「Nature Methods」誌電子版に掲載されました。 <概要> 恒温動物の体内は、外気温の変化によらず常に37度付近に保たれています。従来の生物学では、すべての生命現象は生体(細...
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肺の機能維持に寄与する転写因子の同定 ―遺伝子発現システムの破綻による肺胞蛋白症の発症― 【概要】 東北大学大学院医学系研究科 細胞生物学講座生物化学分野の五十嵐和彦教授と内科病態学講座呼吸器病態学分野の貫和敏博名誉教授の共同グループは、肺の恒常性維持に必須の遺伝子発現システムを発見し、その異常が肺胞蛋白症の発症に関わることを見いだしました。 人を含む多くの生物において、肺から空気中の酸素を取り込む機能を支えているのが、肺に存在する肺胞サーファクタントという物質です。しかし、この肺胞サーファクタントが過剰に溜まると、呼吸困難などを症状とする肺胞蛋白症という病気になります。研...
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JSTなど、ヒトに関する研究データ共有のためのデータベースの運用を開始
ヒトに関する研究データ共有のための データベース(NBDCヒトデータベース)運用を開始 <ポイント> >ヒトに関する個人レベルのさまざまな研究データの共有を可能とする国内初のデータベース。 >塩基配列データや画像データなどヒトに関するさまざまな研究データの受け入れが可能。 JST(理事長 中村 道治)と国立遺伝学研究所(所長 桂 勲)は、国内で初めてヒトの塩基配列や画像データなどの研究データを共有するためのデータベース(NBDCヒトデータベース)の運用を10月1日より開始します。 近年、ゲノム解析技術が飛躍的に発達し、ヒトについても個人レベルのデータが急速に増加しつつあります。欧米諸国...
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京大、皮膚バリア機能を高めることでアトピー性皮膚炎の症状を改善させる内服化合物を発見
皮膚バリア機能を高めることでアトピー性皮膚炎の症状を改善させる内服化合物を発見 椛島健治 医学研究科准教授、大塚篤司 チューリッヒ大学病院皮膚科研究員(当時、京都大学次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点研究員)は、バリア機能で重要なフィラグリン蛋白の発現を促進しアトピー性皮膚炎の症状を改善させる化合物を発見しました。 本成果が、2013年9月18日(日本時間)の米国科学誌「The Journal of Allergy and Clinical Immunology」誌に掲載されます。 <概要> アトピー性皮膚炎ではバリア機能が低下することで異物に対する免疫応答が過剰に誘導され症状が悪化する可能性があります。このバリア機能...
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農業生物資源研究所など、カイコで働く約1万個の遺伝子配列解読に成功
カイコで働く約1万個の遺伝子配列解読に成功 −産業利用につながる有用遺伝子の特定が加速化− <ポイント> ・カイコで実際に働く約11,000個の遺伝子の塩基配列を解読しました。 ・本成果は、チョウ目害虫に選択的に作用する新規制御剤の開発や遺伝子組換えカイコによる有用物質生産など、産業利用への貢献が期待されます。 <概要> 1.独立行政法人農業生物資源研究所(生物研)は、中国・西南大学、独立行政法人産業技術総合研究所、および国立大学法人東京大学と共同で、カイコの様々な組織に由来する完全長cDNAライブラリ(1)を作製し、11,104種類の完全長cDNA(2)の塩基配列を解読しました。今回...
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中外製薬、抗悪性腫瘍剤「パージェタ 点滴静注420mg/14mL」を発売
抗悪性腫瘍剤「パージェタ(R)」の発売について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、「HER2陽性の手術不能又は再発乳癌」を効能・効果として2013年6月28日に製造販売承認を取得し、8月27日に薬価基準に収載された抗HER2ヒト化モノクローナル抗体ペルツズマブ(遺伝子組換え)−販売名『パージェタ(R)点滴静注420mg/14mL』(以下、「パージェタ(R)」)について、本日より販売を開始したことをお知らせいたします。 「パージェタ(R)」は、世界でいち早く個別化医療に取り組んだF.ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/CEO:セ...
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NECソフトなど、新規蛍光タンパク質を組み込んだ「光る花」の開発に成功
■光る花の研究開発に成功 ※参考写真は添付の関連資料を参照 NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:古道 義成、以下NECソフト)、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市、理事長:堀江武)花き研究所、株式会社インプランタイノベーションズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:高根健一(◇))、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市、学長:小笠原直毅)は、共同研究により、新規蛍光タンパク質を組み込んだ光るトレニア(Torenia fournieri、写真)の開発に成功いたしました。 ◇取締役名の正式表記は添付の関連資料を参照 花き市場に...
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光で匂いを感じる昆虫をつくりだす! ‘フェロモン’を高感度で認識する脳のなぞを解明 1.発表者: 神崎亮平(東京大学先端科学技術研究センター・教授) 田渕理史(東京大学大学院工学研究科先端学際工学専攻・大学院生、当時) 櫻井健志(東京大学先端科学技術研究センター・特任助教) 2.発表のポイント: ◆オスのカイコガは、性フェロモンの刺激が微弱なときは、時間的に異なる刺激を脳内で統合することで性フェロモンへの感度を向上させ、メスを探すフェロモン源探索行動を起こすことを発見した。 ◆光で性フェロモンを感じる遺伝子組換えカイコガを作出し、光によってあたかもフェロモン刺激を与えたか...
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三井物産、ブラジル農業生産事業大手と大規模農業生産で合弁会社を設立
ブラジル農業生産事業大手と大規模農業生産を行う合弁会社を設立 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、ブラジルの農業生産事業大手SLC AGRICOLA S.A.(※1)(本社:ブラジル、以下「SLC社」)と、ブラジルで大規模農業生産を行う合弁会社SLC−MIT Empreendimentos Agricolas S.A.(※2)(本社:ブラジル、以下「本合弁会社」)を設立しました。有力現地パートナーと協業することで、三井物産はブラジルにおける農業生産事業の強化を図り、さらなる事業規模の拡大に取り組んでいきます。 SLC社は、ブラジル国内6州の14ヵ所に同国最大規模となる合計約32万ヘクタールの農地を...
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小野薬品とBMKK、関節リウマチ治療薬「オレンシア 皮下注」を発売
関節リウマチ治療薬 「オレンシア(R)皮下注125mg シリンジ1mL」新発売 小野薬品工業株式会社(以下、小野薬品)(本社:大阪市、代表取締役社長:相良 暁)とブリストル・マイヤーズ株式会社(以下、BMKK)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:エマニュエル・ブリン)は、本日、関節リウマチ治療薬「オレンシア(R)皮下注125mg シリンジ1mL」(一般名:アバタセプト(遺伝子組換え)、以下「オレンシア(R)皮下注」)を新発売いたしました。 オレンシア(R)皮下注は、T 細胞を活性化するシグナルを阻害することでサイトカインの分泌を抑制し、その結果、関節の炎症を抑える生物学的製剤オレンシア(R)の皮下注製剤...
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理化学研究所など、特定の遺伝子配列を認識して蛍光を発する「Eprobe」を開発
蛍光プローブ「Eprobe」のリアルタイムPCRへの応用 −個別化医療の進展に合わせ簡便・正確な遺伝子検査、病原体検出法の確立へ− <ポイント> ・配列特異的に蛍光を発するEprobeによるリアルタイムPCRの検出系を開発 ・1つのEprobeで遺伝子増幅の検出と遺伝子の変異検出が可能 ・複数色のEprobeを用いることにより1チューブで異なる遺伝子配列に対応 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と理研ベンチャー[1]のダナフォーム(三谷康正代表取締役社長)は、人工核酸を利用した蛍光プローブ「Eprobe(イープローブ)(R)」とリアルタイムPCR法[2]を組み合わせることで、特定の遺伝子配列のコピー数や発現量、変異の...
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栄研化学、B型肝炎ウイルス表面抗原キット「BLEIA(R)‘栄研’HBs抗原」を発売
B型肝炎ウイルス表面抗原キット『BLEIA(R)‘栄研’HBs抗原』 新発売のお知らせ 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区)は、臨床検査分野では世界初となる生物発光(ホタルルシフェラーゼ発光)酵素免疫測定法(BLEIA(R)法)を測定原理とした『全自動生物化学発光免疫測定装置BLEIA(R)−1200』専用の試薬(体外診断用医薬品)として、B型肝炎ウイルス表面抗原キット『BLEIA(R)‘栄研’HBs抗原』を7月31日に発売いたします。 B型肝炎ウイルス(以下HBV)感染の診断およびHBV感染者の治療経過観察には血中のB型肝炎ウイルス表面抗原(HBs抗原)の測定が広く利用されています。測定方法として、化学発光免疫測定法や遺伝子検査法があ...
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B型肝炎ウイルス検出用の研究用試薬を販売 タカラバイオ株式会社は、株式会社ビークル(以下「ビークル社」)のB型肝炎ウイルス迅速検出ELISA(Enzyme−Linked ImmunoSorbent Assay)キットを、当社が日本国内において独占的に販売する契約を本日7月17日付で締結しました。当社は、日本での当該製品の販売を2013年7月25日より開始します。 本製品は、迅速に3種のB型肝炎ウイルス(Hepatitis type B Virus:HBV)特異的な表面抗原(S、Pre−S1、Pre−S2)を検出する研究用ELISAキットです。本製品は、ビークル社の従来製品と比較すると、抗原の検出感度は同等ですが、測定時間が約3倍速くなり、迅速にHBVを検出することが可能で...
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協和発酵キリン、持続型G−CSF製剤(KRN125)の国内承認を申請
持続型G−CSF製剤(KRN125)の国内承認申請 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:花井陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、本日、がん化学療法による発熱性好中球減少症(注1)を対象として開発中の持続型G−CSF製剤(注2)KRN125(一般名:ペグフィルグラスチム)の国内医薬品製造販売承認を厚生労働省に申請しましたので、お知らせ致します。 KRN125は、がん化学療法による好中球減少症の治療に用いられるG−CSFの一つ「フィルグラスチム」をペグ化(注3)した持続型のG−CSF製剤です。がん化学療法による好中球減少症において、KRN125はがん化学療法1サイクルに1回の投与で、グラン(R)連日投...
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東ハト、チョコ感をアップした「なめこスナック チョコレート味」を発売
またまた、お菓子に増殖!? 「なめこスナック チョコレート味」 リニューアル新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、スマートフォン用ゲームアプリ『おさわり探偵 なめこ栽培キット』のキャラクターを使用した「なめこスナック チョコレート味」を2013年7月1日より、全国にてリニューアル新発売いたします。 『おさわり探偵 なめこ栽培キット』(2011年6月配信)とは、世界初の「収穫体感型本格なめこ育成ゲーム」アプリで、「なめこ」を育てて収穫する快感や、かわいらしいキャラクター性、図鑑収集要素が受け、幅広いユーザー層に人気となり、現在シリーズ累計3,160万...
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「新中期経営計画(連結)」の策定に関するお知らせ 当社は、平成28年3月期までの新中期経営計画(連結)を策定知らせいたします。 1.背景 当社は、株式会社スカイライト・バイオテック(以下、SLB社)の株式を取得(平成25年5月13日公表の「株式会社スカイライト・バイオテックの株式取得及び簡易株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」参照)することにより、平成26年3月期第1四半期より連結決算による開示を行う予定となっております。また、本日公表した「行使価額修正条項付き第1回新株予約権(第三者割当て)の発行及びコミットメント条項付き第三者割当て契約に関するお知らせ」のとおり、...
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第一三共、骨粗鬆症治療剤「プラリア皮下注60mgシリンジ」を発売
新規骨粗鬆症治療剤「プラリア(R)皮下注60mgシリンジ」新発売のお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、本日、骨粗鬆症治療剤「プラリア(R)皮下注60mgシリンジ」(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、製造販売承認取得日:本年3月25日、薬価基準収載日:本年5月24日)を新発売しましたので、お知らせいたします。 プラリア(R)は、ヒト型抗RANKL*モノクローナル抗体製剤で、骨吸収に必須のメディエーターであるRANKLを特異的に阻害し、6ヵ月に1回、皮下投与する新規骨粗鬆症治療剤です。国内外の臨床試験において、骨粗鬆症患者における骨折抑制効果が示されております。 骨粗鬆症による...
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アストラゼネカ、進行非小細胞肺がん対象のEGFR遺伝子変異検査の多施設共同国際試験を開始
アストラゼネカ、進行非小細胞肺がんを対象としたEGFR遺伝子変異検査に関する 多施設共同国際試験(ASSESS試験)開始 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ)は日本においてASSESS試験を開始したことを本日発表しました。本試験は、ヨーロッパおよび日本の進行非小細胞肺がん患者(1,300例、内日本人300例)において、血液によるEGFR遺伝子変異検査の可能性および各国におけるEGFR遺伝子変異検査状況を評価することを目的としたものです。この試験により、診断時または診断後に腫瘍サンプルが入手できない進行非小細胞肺がん患者さんが、血液によりEGFR遺伝子変異の有無が確認で...
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新「中期経営計画」(非連結)の策定に関するお知らせ 当社は、平成25年3月期決算短信[非連結](平成25年5月13日)において公表しました「平成26年3月期の業績予想」を踏まえ、平成28年3月期を加えた新たな中期経営計画(以下「新中期経営計画」)を下記のとおり策定いたしましたのでお知らせいたします。 記 1.中期経営計画策定について 当社は、研究用関連事業において、タカラバイオ株式会社と国内及び海外における強力な販売力に期待し、販売契約を締結いたしました。一方、当社では、開発力の強化、生産性及び安全性の向上に注力し、企業価値の向上を目指し、現中期経営計画(平成24年2月1...
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免疫生物研究所、ヒト成人T細胞白血病の新規治療薬候補の開発研究を実施
ヒト成人T細胞白血病(ATL)新規治療薬候補の開発研究の実施について 当社では、琉球大学との共同研究において、成人T細胞白血病(Adult T−Cell Leukemia,以下「ATL」という)の発症原因ウイルスであるHTLV−1に対する感染防御(中和)効果を有する抗体について、新規治療薬シーズとして研究してまいりますのでお知らせします。 【概要】 ATLはHTLV−1ウイルスの感染が引き起こす血液の悪性がんの一種です。HTLV−1の主な感染ルートは母子感染であり、母乳を通じて母から子に感染します。 ATLの発症率はおよそ5%と低いものの、日本ではATL患者とHTLV−1キャリア(HTLV−1の症状はないが体内にウイルスを保有している方)を含...
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枝豆がスナックになった!? 「まさに枝豆・しお味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2013年6月3日より「まさに枝豆・しお味」を全国にて新発売いたします。 「まさに枝豆・しお味」は、ゆであげた枝豆のような見た目とおいしさを再現したスナックです。 枝豆を練り込んだパフ生地を、枝豆の蜜でコーティングし、外はカリッ、中はサクッとした食感をお楽しみいただけます。味は、枝豆のおいしさを引き立てるシンプルな塩味に仕上げました。 これから夏に向かい、ますますビールがおいしくなる季節。ビールとともに出番が多くなりそうな、おつまみにぴったりなスナックです。 ...
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東ハト、「チョコクランチキャラメルコーン・レアチーズケーキ味」を発売
ザクッと香ばしクランチ 「チョコクランチキャラメルコーン・レアチーズケーキ味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、2013年6月3日より、「チョコクランチキャラメルコーン・レアチーズケーキ味」を全国にて新発売いたします。 「キャラメルコーン」は、1971年(昭和46年)の発売以来、長年多くのお客さまにご愛顧いただいている、東ハトを代表するスナック菓子です。2003年に誕生したキャラクターパッケージもすっかりおなじみになりました。 この度、ザクッとした食感が楽しめるキャラメルコーン「チョコクランチキャラメルコーン」(2011年10月発売)に、新...
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理化学研究所とJST、動物の体作りに重要なレチノイン酸濃度の可視化に成功
動物の体作りに重要なレチノイン酸の可視化に成功 −脊椎動物の胚でレチノイン酸が直線的な濃度勾配を形成− <ポイント> ・レチノイン酸濃度をモニターする蛍光指示薬「GEPRA」を開発 ・魚の胚の真ん中から頭と尾に向かうほどレチノイン酸の濃度が直線的に減少 ・皮膚病やがんの治療で投与されるレチノイン酸の分布を観測する技術へ発展 <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、ゼブラフィッシュの胚を用いて、ビタミンA誘導体であるレチノイン酸を可視化する技術を開発し、その濃度勾配が動物の体を形作るのに重要な役割を担うことを明らかにしました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター...
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松谷化学、香川大と共同で希少糖「D−アロース」の寿命延長効果の研究結果を発表
香川大学、松谷化学工業が共同で 希少糖「D−アロース」の寿命延長(アンチエイジング)効果の研究結果を発表 線虫の平均寿命が20%延長 でん粉加工と機能性食品素材の総合メーカー 松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長:松谷晴世 以下、松谷)は、このたび香川大学(香川県木田郡三木町)農学部 佐藤正資教授、香川大学希少糖研究センター 何森健特任教授と当社研究所の希少糖(レアシュガー)研究チームの共同研究で、希少糖の一種であり、ノンカロリーと推定される「D−アロース」が、線虫を用いた実験によって平均20パーセントの寿命延長効果(アンチエイジング効果)があることを確認し...
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武田薬品、全身性エリテマトーデスなどの新薬候補物質を対象とした共同研究開発契約を締結
武田薬品とResolve社との共同研究開発契約について 武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)とResolve Therapeutics,LLC(本社:米国、シアトル、以下「Resolve社」)は、このたび、全身性エリテマトーデスおよびその他の自己免疫疾患治療のための新薬候補物質を対象とした共同研究開発契約(以下「本契約」)を締結しましたのでお知らせします。 本契約において、Resolve社は、最も研究が進んでいるヌクレアーゼ(*1)融合タンパク質(*2)RSLV−132について、全身性エリテマトーデスを対象に最初に実施する臨床第1b/2a相試験(*3)(以下、「P−1b/2a試験」)が終了するまでの全ての研究開発業...
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薬物運搬用ナノ粒子内の構造解析に世界で初めて成功 <ポイント> ・高分子ミセルは次世代DDSとして期待されているが、内部の詳細な構造は未知であった。 ・新しい手法の小角X線異常散乱法をDDS粒子に初めて適用して、内部の精密な構造を解明。 ・高性能なDDS開発の基本指針を与え、遺伝子治療や抗がん剤の応用に期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、北九州市立大学の櫻井 和朗 教授らは、次世代の薬物運搬方法(ドラッグデリバリーシステム:DDS)として期待されている数100本のひも状高分子が凝集した高分子ミセル粒子(注1)の内部構造を、大型放射光施設SPring−8(注2)の安定したX線計測システムと、小...
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らでぃっしゅぼーや、国産ミックススパイス「やんばるスパイス」を本州で特別販売
やんばる(沖縄本島北部)の地元農産物を原料とした 貴重な国産ミックススパイス 『やんばるスパイス』を本州にて特別販売します らでぃっしゅぼーや株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:緒方大助、以下らでぃっしゅぼーや)は、「やんばる(沖縄本島北部地域)」で栽培した農産物を原料としたミックススパイス『やんばるスパイス』(商品企画:やんばる畑人(はるさー)プロジェクト、所在地:沖縄県名護市、代表:芳野幸雄)を2012年11月26日(月)より特別販売(※)します。 本商品はやんばるの地域活性を目指した地元の加工業者、農産物生産者、飲食店などが協力した“食”プロジェクト「やんば...
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遺伝子検査分野などの検査診断事業を積極展開 −多項目同時検出可能な核酸クロマト型チップを本格展開− 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、複数の遺伝子増幅産物を迅速・簡便に目視検出可能な核酸クロマト型チップを臨床診断・食品検査などに積極展開致します。その取り組みの一つとして、株式会社ファスマック(本社:神奈川県厚木市、社長:布藤聡)と共同で、当社が開発した核酸クロマト型チップを用いた遺伝子組換えトウモロコシ検出に関する研究開発の成果を本年11月28日に大田区産業プラザPiOにて開催される「日本分析化学会 表示・起源分析技術研究懇談会 第8回 講演会」にて発表致します...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、高精度な遺伝子解析を実現するリアルタイムPCR装置を発売
グラスファイバー採用による高精度な遺伝子解析をリーズナブルな価格で実現 リアルタイムPCR装置「LightCycler(R) 96 System」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、2012年11月7日に、光学系にグラスファイバーを採用し、サンプル間のムラをなくした均質な蛍光検出によって高精度な遺伝子解析を実現するリアルタイムPCR装置「LightCycler(R)96 System」を研究用として発売します。 「LightCycler(R) 96 System」は、弊社のリアルタイムPCR...
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武田薬品、短腸症候群治療剤「Revestive」の欧州での販売許可を取得
短腸症候群治療剤Revestive(R)の欧州における販売許可取得について NPS Pharmaceuticals,Inc.(本社:米国ニュージャージー州ベッドミンスター、以下「NPS社」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、このたび、短腸症候群(SBS:Short Bowel Syndrome)治療剤「Revestive(R)」(一般名:teduglutide、米国製品名:Gattex(R))について、ナイコメッド・デンマーク ApS(所在地:デンマーク ロスキレ、武田薬品の100%子会社)が欧州委員会(EC)より販売許可を取得しましたので...
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タカラバイオ、滋賀県草津市に細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設を新設
細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設の新設について タカラバイオ株式会社は、滋賀県草津市に土地を確保し、細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設を新設します。新施設は、遺伝子治療・再生医療用の遺伝子導入用ベクター及び遺伝子導入細胞のGMP製造(医薬品の製造管理、品質管理基準に準拠した製造)や、基盤技術開発を行うための施設です。 GMP製造の対象となる遺伝子導入用ベクターは、レトロウイルスベクター、iPS細胞作製用プラスミドベクター、HF10等の単純ヘルペスウイルス、アデノ随伴ウイルスベクター、センダイウイルスベクター、レンチウイルスベクター、アデノウイルスベクター等を想定しており...
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JSTと九大、神経細胞の機能は胎児期に大脳が作られる過程により影響を受けることを発見
神経細胞の機能は、胎児期に大脳が作られる過程により影響を受けることを発見 【ポイント】 ・大脳皮質の神経細胞の機能は、胎児期にどの幹細胞から生まれたかによる影響を受ける。 ・同時に生後の発達過程の影響も考えられる。 ・大脳の神経回路と機能がどのように形成されるのかについての解明へ前進。 JST課題達成型基礎研究の一環として、九州大学 大学院医学研究院の大木 研一教授らは、大脳皮質で視覚に直接関係のある視覚野(注1)の神経細胞の機能が、どの神経幹細胞(注2)から生まれたかによる影響を受けることをマウスの実験で発見しました。 大脳皮質の神経細胞の機能が遺伝的に決まっているの...
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京大、霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発
霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発 渡邉大 生命科学研究科教授、松井亮介 同助教らは、伊佐正 自然科学研究機構生理学研究所教授、木下正治 同特任助教、小林和人 福島県立医科大学教授、加藤成樹 同助教らと共同研究を行い、霊長類モデル動物の複雑な脳神経回路の中で特定の経路の神経情報を可逆的に遮断する技術の開発に成功しました。さらにこの技術により、ヒトをはじめとする霊長類特有の手指の巧みな動きを制御する脳の仕組みの一端が明らかになりました。 本研究成果は英国科学誌「Nature」(6月17日号電子版)に掲載されました。 <概要> 脳には非常...
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パルシステム、神奈川中央養鶏の赤玉を使用した「産直たまごの玉子どうふ(たれ付)」を発売
パルシステムオリジナル「産直たまごの玉子どうふ(たれ付)」を発売 産直たまごならではの豊かなコクと風味 パルシステム連合会は6月25日(月)から、パルシステムオリジナル商品「産直たまごの玉子どうふ」を発売します。産直たまごならではの豊かなコクと、のど越しのよいなめらかな食感が特徴です。 じっくりとていねいに蒸し上げ、たまご本来の風味をいかしました。 ■こだわり産直たまごの赤玉だけを使用 パルシステム連合会が6月25日(月)から注文受付を開始する「産直たまごの玉子どうふ」は、産直産地「神奈川中央養鶏」(神奈川県)の赤玉たまごを原料に使用しました。 神奈川中央養鶏の農場は、...
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タカラバイオ、エイズ遺伝子治療の臨床試験実施申請資料を米国食品医薬品局へ提出
エイズ遺伝子治療の臨床試験実施申請資料を 米国食品医薬品局へ提出 タカラバイオ株式会社は、米国ペンシルベニア大学と共同で、HIVを対象としたMazF遺伝子治療の第I相臨床試験を米国において実施するための臨床試験実施申請資料(IND;Investigational New Drug)を2012年3月17日付で米国食品医薬品局(FDA;Food and Drug Administration)に提出しましたのでお知らせいたします。 MazF遺伝子治療は、大腸菌由来のRNA分解酵素であるMazFを利用したHIV感染症に対する遺伝子治療法です。当社はMazF遺伝子治療の米国におけ...
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アンジェスMG、HGFの血管新生作用が他の血管新生因子と比べて優位であることを確認
HGFによる血管新生作用の優位性が医学雑誌掲載 − bFGF、VEGFを用いた場合と比較し、高い治療効果が期待 − この度、HGFが有する血管新生作用のメカニズムの解析を目的とした当社と大阪大学による共同研究において、HGFが有する血管新生作用が、他の血管新生因子と異なり成熟血管を新生することが示され、血管薬理学の専門誌である「Vascular Pharmacology」に掲載されましたことをお知らせいたします。 本論文では、血管新生因子として知られるHGF、VEGF、bFGFにより誘導される血管形成の違いについて報告されております。血管構成細胞である血管内皮細胞に対して...
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パテント・リザルト、「大学別 共同出願件数ランキング2011」を発表
大学別 共同出願件数ランキング2011、トップ3は東北大、東大、東工大 株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学における共同出願件数を集計した「大学別 共同出願件数ランキング2011」をまとめました。日本の特許庁に出願した海外の大学からの出願も含め、2011年12月末までに公開された公報を対象に集計しました。 集計の結果、1位 東北大学、2位 東京大学、3位 東京工業大学となりました。 *順位表は添付画像を参照 1位 東北大学の共同出願が多い分野は、半導体、材料、ナノ構造物、医薬などが挙げられます。共同出願相手先としては、東京エレクトロンが最も多く、NECトーキン、ト...
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タカラバイオ株式会社との販売契約締結に関するお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、当社の研究用関連事業における研究用試薬製品及び受託サービスを、タカラバイオ株式会社(以下「タカラバイオ」という)へ、国内において独占的に、海外においては非独占的にて、販売及び提供する契約の締結を決議いたしましたので以下のとおりお知らせいたします。 1.契約締結の目的と内容 当社は、設立以来、バイオテクノロジー研究の領域では欠かせない研究ツールとなっている抗体に関する研究開発に取り組んでまいりました。特に、がん・炎症、脳・神経関連疾患、糖尿病・脂質代謝関連疾患などの分野に強みを持ってお...
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佐藤製薬、外用局所麻酔剤「エムラクリーム」の製造販売承認を取得
外用局所麻酔剤「エムラクリーム」 製造販売承認取得のお知らせ 佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤誠一)は、外用局所麻酔剤「エムラクリーム」(以下本製品)の製造販売承認を2012年1月18日付で取得しましたので、ご案内申し上げます。 海外では1984年にスウェーデンでEMLA(R)creamの商品名で承認されて以降、世界約70カ国で承認されており(2011年6月15日現在)、レーザー照射療法時をはじめ、注射、性器粘膜における表面簡易手術、静脈内カニューレの留置、植皮術の実施時における疼痛緩和を目的として、幅広く使用されてきました。 本邦において医療用レーザーは、青あざ(太田母斑など)や茶あざ(扁平母...
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タカラバイオ、三重大学医学部附属病院と共同でがん治療薬HF10の臨床研究を開始
がん治療薬HF10の臨床研究開始について タカラバイオ株式会社は、三重大学医学部附属病院と共同で、がん治療薬HF10の臨床研究を行うに際し、平成23年12月22日付けで契約を締結しました。本臨床研究は、当社が遺伝子治療の臨床開発の推進を目的に三重大学医学部に設置している遺伝子・免疫細胞治療学講座が中心となって実施されます。 がん治療薬HF10は、単純ヘルペスウイルス1型の弱毒型自然変異株であり、正常細胞ではほとんど増殖しませんが、がん細胞に感染すると増殖し、がん細胞を死滅させることが動物実験などにおいて示されています。このような抗がん作用を示すウイルスは、腫瘍溶解性ウイル...
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タカラバイオ、非ホジキンリンパ腫を対象とした遺伝子治療の臨床研究のため米MSKCCと提携
非ホジキンリンパ腫を対象とした遺伝子治療の臨床開発 プロジェクトの開始について タカラバイオ株式会社は、非ホジキンリンパ腫を対象としたキメラ抗原受容体(CAR;Chimeric Antigen Receptor)を用いた遺伝子治療の臨床研究を日本において実施するため、米国メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(以下「MSKCC」、Memorial Sloan−Kettering Cancer Center;ニューヨーク州)と2011年10月25日に提携契約を締結しました。当社はMSKCCの保有するCAR遺伝子治療の臨床試験に関連するデータや材料の提供を受け、日本での臨...
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世界で初めて植物の気孔の数を増やす分子の構造を解明 −光合成に必要な二酸化炭素の取り込み能力向上が可能に− JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)の一環として、北陸先端科学技術大学院大学の大木 進野 教授と石川県立大学の森 正之 准教授らは、植物の気孔の数を増やす働きをするペプチドホルモン注1)「ストマジェン」の立体構造を解明しました。 植物は、太陽エネルギーを用いて大気中の二酸化炭素から炭水化物を合成(光合成)します。光合成に必要な二酸化炭素を取り込むため、植物の葉の表面には、気孔と呼ばれる「あな」があります。気孔の数が多いほど、必要な二酸化炭素...
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東ハト、パン生地でつくったスナック菓子「カルンパ・ほんのり甘いバタートースト味」を発売
かる〜いパンスナック 「カルンパ・ほんのり甘いバタートースト味」 新発売 株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:小森和輝)は、パン生地でつくったスナック菓子「カルンパ・ほんのり甘いバタートースト味」を、2011年11月14日より、全国にて新発売いたします。 「カルンパ・ほんのり甘いバタートースト味」は、香ばしく焼き上げたトーストのような、パンの美味しさを楽しめるスティックタイプのパンスナックです。トーストにかかせないバターの風味で、ほんのり甘みを感じるシンプルな味わいと、サクサクとしたかる〜い食感で、気軽につまんで食べられるスナック状に仕上げました。 パッケージは、黄色...
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ソニー、米国の診断機器開発ベンチャーのMicronics社を買収
ソニー、米国 診断機器開発ベンチャーMicronics(マイクロニクス)社を買収 〜Point of Care(ポイント・オブ・ケア)診断機器の開発と事業化を加速〜 ソニー株式会社(以下、ソニー)は、ソニーの100%子会社である米国法人ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(以下、SCA)を通して、疾病検査、治療モニタリング、血液検査のためのPoint of Care機器の開発や第三者向け開発受託事業を行う米国ベンチャー企業、Micronics社(Micronics,Inc.本社:米ワシントン州レッドモンド市)を買収しました。ソニーは、Micronics社の買収により、ソ...
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アンジェスMG、米国で転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立
Ets−1の医薬用途特許が成立(米国) − 転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療が対象 − 当社は、米国において、転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立し、本日、特許公報(米国特許第7,994,151号)が発行されたことをお知らせします。 本特許は、重症下肢虚血(末梢動脈閉塞症)、さらには心筋梗塞、狭心症および心不全を含む虚血性心疾患に対し、転写因子Ets−1遺伝子の投与により血管新生を起こす、新たな遺伝子治療法を提供するものです。 転写因子Ets−1は、HGFやVEGFによる血管新生カスケード(生体内における一連の過程)において上流...
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タカラバイオ、中国・天津医科大学などと遺伝子治療共同研究契約を締結
中国での遺伝子治療プロジェクトの立ち上げについて タカラバイオ株式会社と天津医科大学・天津市腫瘍病院とは、難治性がんを対象としたTCR遺伝子治療の臨床研究を実施するため、共同研究契約を本年7月27日付で締結しました。2年以内の臨床試験の開始を目指します。 TCR遺伝子治療は、がん患者の血液から採取したリンパ球に、がん細胞を特異的に認識するTCR遺伝子を体外において導入し、培養によって増殖させてから患者に戻すという治療法です。TCR遺伝子が導入されたリンパ球が、患者の体内においてがん細胞のみを認識して攻撃し、消滅させることが期待されます。 当社は、三重大学医学部と共同で治...
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森永乳業、理研などとの研究でビフィズス菌BB536含有のヨーグルト摂取が毒素産生型フラジリス菌を除菌
〜森永乳業株式会社 食品基盤研究所より〜 ビフィズス菌 BB536含有ヨーグルトの摂取による大腸がんリスク要因と考えられている 毒素産生型フラジリス菌に対する除菌作用 〜日本乳酸菌学会2011年度大会(2011年7月11〜12日)発表内容のご報告〜 〜日本農芸化学会2011年度大会(2011年3月25日−28日)発表内容のご報告〜 森永乳業は、理化学研究所 辨野(べんの)義己特別招聘(しょうへい)研究員および広島大学 田辺創一教授との共同研究にて、ビフィズス菌BB536を含有するヨーグルトの摂取が、大腸がんリスク要因と考えられている毒素産生型フラジリス菌を除菌するという研究結果...
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湧永製薬、体質遺伝子検査キット「アルコール代謝関連遺伝子検査」を通信販売で発売
遺伝子をみれば体質がわかる Wak−Navi 体質遺伝子検査キット 『アルコール代謝関連遺伝子検査』 肥満関連遺伝子検査に続いて第二弾!検査項目を追加。 アルコールを代謝する2つの酵素「アルコール脱水素酵素(ADH2)」と「アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」の働きを遺伝子レベルで調べることで、アルコールに対する適応能力を知ることができ、自身の体質にあったお酒との付き合い方がわかります。 湧永製薬株式会社は、2011年7月1日(金)より、通信販売にて「アルコール代謝関連遺伝子検査」<販売価格/6,300円>を新発売いたします。 【製品の特長】 ■2つのアルコール代謝関連遺伝子を...
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栄研化学、豪社と水質検査分野のLAMP法の実施権許諾契約を締結
栄研化学とSydney Water Corporation(豪州) 水質検査分野でのLAMP 法の実施権許諾で契約締結 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区、以下 栄研化学)とSydney Water Corporation (本社:オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー市、最高経営責任者:Dr. Kerry Schott、以下Sydney Water)は、栄研化学の独自技術である遺伝子増幅法(LAMP 法)の通常実施権許諾契約を5月17日付で締結いたしましたのでお知らせいたします。 Sydney Water は、オーストラリアニューサウスウエールズ州政府が所有す...
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理化学研究所、Bリンパ球から抗体産生細胞への分化を制御する仕組みを解明
Bリンパ球から抗体産生細胞への分化を制御する仕組みを解明 −リン酸化酵素Erkが、抗体産生細胞への分化に必要不可欠− ◇ポイント◇ ・誘導的遺伝子ノックアウトマウスを活用し、免疫応答時のErkの働きを解明 ・ErkによるElk1転写因子のリン酸化がBlimp−1転写因子の発現を誘導 ・抗体産生細胞を標的とした新たな免疫疾患治療への応用に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人大阪大学(鷲田清一総長)、独立行政法人科学技術振興機構(北澤宏一理事長:JST)は、免疫機能を発揮するBリンパ球(※1)が抗体産生細胞(※2)に分化するために必要なシグナルを、リン酸化...
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タカラバイオ、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に細胞加工技術支援を開始
たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に対して 当社が細胞加工技術支援を開始 タカラバイオ株式会社と武田病院グループのたけだ診療所(京都市)とは、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援を行うための契約を締結しました。本年4月14日よりたけだ診療所にて行われるがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援サービスを提供します。 がん治療の現状は、外科手術、放射線治療、化学療法などが併用されていますが、一般的にはがん患者のQOL(生活の質)が大きく損なわれることが多いと考えられています。この問題を解決するために、副作用の少ない、がん免疫細胞療法が世界...
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栄研化学、英国・獣医学研究所とLAMP法の実施権許諾に係わるライセンス契約を締結
栄研化学と英国・獣医学研究所(Veterinary Laboratories Agency) 畜産・環境分野でのLAMP法の実施権許諾で契約締結 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区、以下 栄研化学)と英国の環境・食糧・農村地域省獣医学研究所(the Department for Environment,Food&Rural Affairs acting through the Veterinary Laboratories Agency、本所:Weybridge、所長:Peter Borriello氏、以下VLA)は、栄研化学の独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法の実施権...
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細胞器官のマジックナンバー「9」の由来 発表者 廣野 雅文(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻准教授) 発表概要 原生動物からヒトまで、繊毛の内部はきまって2本の管を9本の管が囲んだ不思議な形をしている。 「9+2」構造とよばれるこの形は、根元にある中心子という細胞小器官の形に由来する。 この形ができるしくみは長らく謎だったが、今回、中心子の中央部を構成するタンパク質の構造が決定され、その普遍的な形ができるしくみの一端が解明された。 発表内容 1)これまでの研究でわかっていた点 精子などの活発に運動する鞭毛や繊毛(以下、繊毛)((注1))の内部には、2本の微小...
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タカラバイオ、自治医科大学に寄附講座「免疫遺伝子細胞治療学(タカラバイオ)講座」を設置
自治医科大学に寄附講座を設置し、 遺伝子医療の新たなプロジェクトを推進 タカラバイオ株式会社は、キメラ抗原受容体(CAR)遺伝子治療の研究開発ならびに臨床開発を推進することを目的として、自治医科大学に2011年4月1日付で寄附講座「免疫遺伝子細胞治療学(タカラバイオ)講座」を設置します。本寄附講座の教授は、自治医科大学医学部の小澤敬也教授(内科学講座血液学部門主任教授 分子病態治療研究センター・センター長 同 遺伝子治療研究部教授)が兼任されます。 現在、がん患者から採取したリンパ球に、がん細胞を特異的に認識する受容体の遺伝子を導入し、患者自身に戻す遺伝子治療法の臨床試験...
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長瀬産業、タグシクス・バイオと資本・業務提携し核酸医薬・診断分野へ参入
理研ベンチャー タグシクス・バイオ社との資本・業務提携について 長瀬産業株式会社(東京都中央区:代表取締役社長 長瀬洋、以下当社)は、タグシクス・バイオ株式会社(神奈川県横浜市:代表取締役社長 平尾一郎、以下タグシクス社)との資本・業務提携により核酸医薬(*1)・診断分野へ参入し、共同で市場開拓を行ってまいります。 今回、研究開発型ベンチャー企業であるタグシクス社と、バイオ医薬(*2)・診断関連事業の強化を図る当社が共同で事業開発を行う事で合意いたしました。当社は、タグシクス社が有する基盤技術に関する実用化を目指し、顧客へのプロモーションなどを行います。また、顧客との共同...
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JA全農、デュポングループと非遺伝子組み換えトウモロコシ種子の開発・供給で業務提携
非遺伝子組み換えトウモロコシ種子の開発・供給に関する米国大手種子メーカー(パイオニア社)との業務提携について JA全農は、米国大手種子メーカーであるパイオニア社(デュポングループ)と、平成23年1月10日、米国において非遺伝子組み換えトウモロコシ(以下「NON−GMOトウモロコシ」と表記)種子の長期にわたる開発・供給の業務提携について合意しました。 これにより、遺伝子組み換えトウモロコシの作付けが拡大する中、日本の飼料および食品加工原料のニーズにこたえる為、かねてからすすめてきた米国の生産農家との供給契約に加え、将来にわたって種子を確保することで、NON−GMOトウモロ...
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富士経済、遺伝子検査やPOC検査などの国内市場に関する調査結果を発表
臨床検査試薬/機器に関する調査 遺伝子検査やPOC検査などの国内市場を調査 ―2010年見込み― ◆遺伝子検査市場は、HCVが減少するが、結核菌、クラミジアが増加し、微増。 今後は新規に保険適用されたHPV核酸同定検査の拡大に期待。 ◆POC検査市場は、前年急拡大のインフルエンザキットの減少が影響し、前年比13%減。 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界 03−3664−5811)は、血液や尿などの検体から病状等を調べる臨床検査を検査領域毎に分割し、昨年から2年間で国内市場を網羅する調査を行っている。今回はその第三回目で、遺...
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タカラバイオ、白血病に対する遺伝子治療の臨床研究にて第1例目に遺伝子導入細胞を投与
白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において 第1例目に遺伝子導入細胞を投与 タカラバイオ株式会社(社長:仲尾功一)と独立行政法人国立がん研究センター中央病院とが共同で実施している白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において、10月13日に第1例目の被験者に遺伝子導入細胞が投与されました。 本遺伝子治療は、高リスク造血器悪性腫瘍患者にハプロタイプ一致造血幹細胞移植を行ったあと、感染症をはじめとした造血幹細胞移植の合併症を軽減しつつ重篤な移植片対宿主病(GVHD)が発症した時の沈静化の手段として、HSV−TK遺伝子導入ドナーリンパ球を追加輸注(Add−back)するというもので...