カブトムシなどの昆虫の武器の大きさが環境に応じて変化するしくみ 〜細胞の記憶システムであるエピゲノムが関与〜 1.発表者:  小澤 高嶺(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 特任研究員)  岡田 泰和(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 助教)  太田 邦史(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 教授) 2.発表のポイント:  ◆カブトムシやクワガタなどの昆虫の「武器」は、生育時の栄養によって大きさが顕著に変わることが知られています。今回、その個体差が生まれるしくみを明らかにしました。  ◆武器の大きさは、DNA配列だけによらず環境に応じて書き換え可能な細胞メ...