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富士経済、中枢神経領域・認知症治療剤など医療用医薬品の国内市場調査結果を発表
医療用医薬品 国内市場調査(2) 中枢神経領域、認知症治療剤などを調査 ―2024年市場予測(2015年比)― ■アルコール依存症治療剤61億円(6.1倍)…断酒補助剤の成長、新薬剤の新たな需要開拓で拡大 ■慢性疼痛治療剤1,877億円(61.7%増)…適応拡大による処方増加、新製品増加でさらに拡大 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 清口 正夫 03−3664−5811)は、医師の診断に基づいて処方される医療用医薬品の国内市場を2016年から2017年にかけ、7回に分けて調査する。 今回は第2回目として、中枢神経領域(11品目...
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大日本住友製薬、米国子会社サノビオン社による医薬品ベンチャー企業「シナプサス社」を買収
米国子会社サノビオン社による医薬品ベンチャー企業 Cynapsus Therapeutics Inc. の買収完了について 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)の米国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・インク(以下「サノビオン社」)による、Cynapsus Therapeutics Inc.(本社:カナダ オンタリオ州トロント、以下「シナプサス社」)の買収手続きが完了しましたので、お知らせします。 サノビオン社は、10月21日(米国東部時間)付けで、シナプサス社の発行済株式(13,520,414株)およびワラントのすべてを取得しました。同日付けでシナプサス社は、サノビオン社の100%子会社となり、...
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大塚製薬、ドパミン作動性パーキンソン病治療剤「ニュープロ パッチ18mg」を発売
ドパミン作動性パーキンソン病治療剤「ニュープロ(R)パッチ18mg」発売 ・「ニュープロ(R)パッチ」は、1日1回貼るだけで、24時間安定した血中濃度を維持する経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤 ・高用量が必要なパーキンソン病患者さんの課題解決のため、5つ目の規格を追加発売 大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫、以下、大塚製薬)は、「ニュープロ パッチ」(一般名:ロチゴチン)のパーキンソン病治療における剤形追加として「ニュープロ パッチ18mg」を6月1日に日本で発売します。 「ニュープロ パッチ」は、パーキンソン病およびレストレスレッグス症候群(*1)の治療薬と...
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神経変性疾患発症に重要なメカニズムを解明 〜小胞輸送制御因子 ESCRTの異常が神経細胞死を引き起こす〜 【研究概要】 東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野長谷川隆文(はせがわ たかふみ)講師、青木正志(あおきまさし)教授らのグループは、宮城県立がんセンター研究所田中伸幸(たなか のぶゆき)教授との共同研究により、神経変性疾患の脳内にみられる異常凝集タンパク蓄積と神経細胞死のプロセスに、小胞輸送制御因子ESCRT(エスコート)が重要な役割を果たすことを明らかにしました。本研究は、神経変性疾患発症メカニズムの一端を解明するものであると共に、同疾患の新たな治療開発へ貢献することが期待され...
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産総研、ヒトの神経細胞の発生を調節するタンパク質の機能を発見
ヒトの神経細胞の発生を調節するタンパク質の機能を発見 −ヒトに特徴的な機構の存在を示唆− ■ポイント ・ヒト胎児脳の神経細胞の発生にLSD1と呼ばれる酵素が重要な役割を果たすことを発見 ・LSD1の神経発達における役割がヒトに特徴的である可能性を示唆 ・失われた脳機能を回復させるための効率的な神経細胞の供給への貢献に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門( https://unit.aist.go.jp/bmd/ )【研究部門長 近江谷 克裕】脳機能調節因子研究グループ 平野 和己 研究員と波平 昌一 研究グループ長は、遺伝子の情報の読み取...
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次世代型逆遺伝学による睡眠遺伝子Nr3aの発見 −交配不要で解析も簡便かつ低コストな新しい逆遺伝学を確立− <要旨> 理化学研究所(理研)生命システム研究センター合成生物学研究グループの上田泰己グループディレクター、砂川玄志郎 元研究員(現 理研多細胞システム形成研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクト研究員)、鵜飼(蓼沼)磨貴テクニカルスタッフI、ディミトリ・ペリン元研究員(現 客員研究員)、高速ゲノム変異マウス作製支援ユニットの隅山健太ユニットリーダーらの研究チームは、特定の遺伝子をノックアウトした個体を、交配を必要とせず効率よく作製する「トリプルCRISPR法」と、呼吸パターン...
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AIG富士生命、日帰りの短期入院でも一時金給付で保障する「医療ベスト・ゴールド」を発売
医療保険の新商品『医療ベスト・ゴールド』を発売 〜日帰りの短期入院でも一時金給付で安心を保障〜 AIG富士生命保険株式会社(代表取締役社長兼 CEO 友野紀夫、以下 AIG富士生命)は、2015年12月2日より医療保険の新商品『医療ベスト・ゴールド』[無解約返戻金型入院一時金給付保険(2015)]を発売します。 近年、医療技術の進歩等に伴う入院期間の短期化、入院中の手術の割合減、ならびに退院後の治療費用負担増など医療事情は変化しています。この変化を受けて、従来の入院日数に応じた日額給付の医療保険ではなく、入院した場合に一時金を給付する医療保険をご提供することで、いざという時にまずはお...
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慶大など、遺伝性パーキンソン病患者由来のiPS細胞を樹立し脳内での病態を解明
遺伝性パーキンソン病患者由来のiPS細胞を樹立し 脳内における新たな病態の解明および再現に成功 −パーキンソン病発症メカニズムの解明、新薬開発に期待− 慶應義塾大学医学部生理学教室(岡野栄之教授)、北里大学医療衛生学部再生医療・細胞デザイン研究施設細胞デザイン研究開発センター(太田悦朗講師(慶應義塾大学医学部共同研究員)、小幡文弥教授)の共同研究グループ(注1)は、遺伝性パーキンソン病(注2)患者由来のiPS細胞を初めて樹立し、分化誘導した神経細胞を用いてパーキンソン患者の脳内における病態を再現し、ドーパミン放出(注3)異常やリン酸化タウ(注4)の増加などのパーキンソン病の発症メカニ...
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細胞の核と小胞体を分解する新しい仕組みを発見 −オートファジーの目印を特定、感覚神経障害との関連も示唆− 【要点】 ○細胞の核と小胞体がオートファジーで分解されることを発見 ○それぞれの分解の目印となるタンパク質を特定し、メカニズムを解明 ○小胞体分解の目印タンパク質は感覚神経障害の原因遺伝子と関連 【概要】 東京工業大学大学院生命理工学研究科の中戸川仁准教授と持田啓佑大学院生らの研究グループは、モデル生物「出芽酵母[用語1]」を用いて、細胞内の大規模分解システム「オートファジー(自食作用)」が核や小胞体をも分解の対象とすることを発見した。さらに核と小胞体に結合して「目印」...
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(米国報道発表資料抄訳―2015年4月15日) Apple、本日から医学研究者向けにResearchKitを提供すると発表 2015年4月14日、カリフォルニア州クパティーノ、Appleは本日、医師や科学者その他の研究者が、モバイルデバイスを使って参加者からより頻繁に、より正確にデータを収集する手助けをするための、医療や健康に関する研究用に設計されたソフトウェアフレームワークであるResearchKitを研究者や開発者向けに提供開始すると発表しました。ResearchKitを使って開発された最初の研究アプリケーションには、ぜんそく、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病を研究するものなどがあり、App Storeで提供開始後最初の数週...
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ノバルティス、パーキンソン病治療薬「スタレボ配合錠 L50、L100」を薬価基準収載し発売
パーキンソン病治療薬「スタレボ(R)配合錠 L50、L100」 薬価基準収載ならびに新発売のお知らせ 服薬錠数を減らして患者さんの服薬時の負担を軽減する配合剤 ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:ダーク・コッシャ)は、「パーキンソン病〔レボドパ・カルビドパ投与において症状の日内変動(wearing−off現象(*1))が認められる場合〕」を適応とした、「スタレボ(R)配合錠 L50、L100」(一般名:レボドパ/カルビドパ水和物/エンタカポン、以下「スタレボ」)が、本日付で薬価基準に収載されましたことをお知らせいたします。なお、発売日は本年12月8日を予定しています。 ※製品画像は添付の...
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医療用医薬品 市場調査(2) 中枢神経領域剤、認知症治療剤などの国内市場を調査 ―2022年市場予測(2013年比)― ●抗うつ剤 1,510億円(28.4%増)―新たな作用機序の製品が市場拡大をけん引― ●慢性疼痛治療剤 1,490億円(72.1%増)―患者数の増加により市場が大幅に拡大― 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界 03−3664−5811)は、医師の診断に基づいて処方される医療用医薬品について、国内市場の動向を2年間にわたって調査する。 2014年に診療報酬は在宅医療や地域包括ケアシステムの拡充に加えて、...
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「認知症に関わる遺伝子の機能を解明 〜インスリン受容体をシナプスに運んで記憶学習を実現する〜」 ■発表のポイント ◆インスリンを受け取るタンパク質(インスリン受容体)は、大きさの異なる2種類のタイプが存在する ◆記憶力に関わるタンパク質の一つであるカルシンテニンは、大きいタイプのインスリン受容体をシナプス領域へと輸送する手助けをし、学習を成立させる ◆今回の研究成果が記憶・学習の仕組みの解明や認知症の治療に役立つことが期待される ■発表概要: カルシンテニンと呼ばれるタンパク質は、アルツハイマー病やレビー小体型認知症(注1)、パーキンソン病といった神経疾患に関与することが...
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ノバルティス、「スタレボ配合錠 L50、L100」の製造販売承認を取得
「スタレボ(R)配合錠 L50、L100」の製造販売承認を取得 服薬錠数を減らして患者さんの服薬時の負担を軽減する レボドパ、カルビドパ、エンタカポンの配合剤 ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:ダーク・コッシャ)は、本日、ドパミンの前駆体(*1)であるレボドパ、ドパ脱炭酸酵素阻害剤(DCI)であるカルビドパ水和物、および末梢COMT(カテコール−O−メチル基転移酵素)阻害剤であるエンタカポンの3成分を1剤に配合した「スタレボ(R)配合錠 L50、L100」(以下「スタレボ」)の製造販売承認を取得しました。本剤の適応症は、「パーキンソン病〔レボドパ・カルビドパ投与において症状の日内変動(...
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武田薬品、イスラエルテバ社とパーキンソン病治療薬ラサジリンに関して提携
テバ社と武田薬品におけるパーキンソン病治療薬ラサジリンに関する日本での提携について Teva Pharmaceutical Industries Ltd.(NYSE:TEVA、本社:イスラエル エルサレム、以下「テバ社」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、このたび、テバ社が保有するパーキンソン病治療薬ラサジリン(一般名、以下「ラサジリン」)の日本における製品化に関する契約を締結しましたのでお知らせします。 テバ社により開発されたラサジリンは、欧州や米国をはじめとする世界40ヵ国以上で販売されているパーキンソン病治療薬です。本薬はテバ社により2005年にイスラエルと欧州で最初の承認を得ており、...
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日本メドトロニック、2.25mm径の薬剤溶出性ステントを発売
日本メドトロニック 2.25mm径の薬剤溶出性ステント 「Resolute Integrity(TM)SV」を発売 〜定評あるResolute Integrity(TM)に小血管用2.25mm径サイズを追加、治療選択の幅を拡大〜 日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田隆)は、2.25mm径の薬剤溶出性ステント「Resolute Integrity(TM)SV(リゾリュートインテグリティ エスブイ)コロナリーステントシステム(以下「Resolute Integrity SV」)」(医療機器承認番号:22500BZX00278000、販売名:リゾリュートインテグリティ SV コロナリーステントシステム)の日本国内での販売を、2013年8月20日より開始いたします。 Resolute Integri...
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生理学研究所、手や足の「運動」をストップさせる大脳基底核の神経経路の働きを証明
手や足の「運動」をストップさせる大脳基底核の神経経路の働きを証明 ―ハンチントン病のモデルマウス、パーキンソン病の病態解明にも期待― <内容> ハンチントン病やパーキンソン病といった難治性神経疾患で起きる手や足の「運動」の異常は、脳の大脳基底核と呼ばれる部分の異常により生じることが知られています。今回、自然科学研究機構生理学研究所の佐野 裕美助教、南部篤教授らの研究チームは、大脳基底核内部の神経回路の一つである線条体−淡蒼球投射経路が手や足の運動をストップさせる機能を担うことを、遺伝子改変マウスを用いた巧みな実験で実証することに成功しました。本研究成果は、米国神経科学会雑誌ザ...
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生理学研究所、パーキンソン病に対する脳深部刺激療法の作用メカニズムを解明
パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS療法)の作用メカニズムを解明 ―神経の「情報伝達を遮断」することで治療効果が生まれるという新しい説の提唱― <内容> パーキンソン病やジストニアといった運動障害の外科的治療の一つとして、脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation、DBS療法)があります(図1)。この方法は、脳の大脳基底核の淡蒼球内節と呼ばれる部分に慢性的に刺激電極を埋め込み、高頻度連続電気刺激を与えるというもので、これによって、運動障害の症状を改善することができます。しかし、これまで、この方法が、どのように症状を改善させるのか、その作用メカニズムは明確にはわかっていませんでした。今...
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神経難病・筋萎縮性側索硬化症の原因に蛋白質分解異常が関与する可能性 −遺伝子改変マウスでの知見から− 神経難病の一つである筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因は未だに多くの謎に包まれ、治療法が確立されていないのが現状です。今回、高橋良輔 医学研究科教授、田代善崇 同教務補佐員、漆谷真 滋賀医科大学分子神経科学研究センター准教授らの研究グループは、蛋白質分解異常に着目した遺伝子改変マウスの作製により、ALSの疾患再現に成功しました。この新たなALSモデルマウスの病巣で蓄積する異常蛋白質の解析や同定により、さらなるALSの機序解明や治療法の開発が期待できます。 この研究成果は、米国科学誌「ジャ...
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京大、ヒトのミトコンドリアでNADPを合成する酵素を特定しNADPの供給源を解明
ヒトのミトコンドリアにおけるNADP供給源の特定とその意義 村田幸作 農学研究科教授、河井重幸 同助教らの研究グループは、ヒトのミトコンドリアでNADPを合成する酵素を特定し、NADPの供給源を明らかにしました。 本研究成果は、英国科学誌「Nature Communications」の12月4日付オンライン版にオープンアクセス誌として掲載されました。 <研究のトピックス性> ヒトを含めた真核細胞は、分裂し、増殖するオルガネラ:ミトコンドリア(Mt)をもちます。Mtは糖や脂肪酸を燃焼させ、エネルギー(ATP)を産生する重要な機能を担っています。そのため、Mtでは、NADやNADPを補酵素とする酵素によって多様な酸化還元反応が進行してい...
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武田薬品によるEnvoy社の買収について 武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)とEnvoy Therapeutics Inc.(本社:ジュピター、米国フロリダ州、以下「Envoy社」)は、このたび、武田アメリカ・ホールディングス Inc.(武田薬品の100%子会社、以下「武田アメリカ・ホールディングス」)がEnvoy社を買収することについて合意しましたのでお知らせします。今後、武田アメリカ・ホールディングスは、必要な手続き等を経て、数日以内に買収を完了し、完全子会社化する見込みです。本買収契約に基づき、武田アメリカ・ホールディングスは、契約一時金お...
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日本メドトロニック、条件付きMRI対応植込み型心臓ペースメーカシステムを発売
日本メドトロニック 日本初の条件付きMRI対応植込み型心臓ペースメーカシステム 「メドトロニック Advisa MRI(R)」と「キャプシュアーFIX MRIリード(R)」の発売を開始 日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田隆)は2012年10月1日より、日本初の条件付きMRI対応植込み型心臓ペースメーカ(1)「メドトロニック Advisa MRI(R)(アドバイザ エムアール アイ)」(以下「Advisa MRI(R)」)と条件付きMRI対応心内膜植込み型ペースメーカリード「キャプシュアーFIX MRIリード(R)(フィックス エムアールアイ ...
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慶大、パーキンソン病のiPS細胞を樹立し病態メカニズムの再現に成功
パーキンソン病iPS細胞を樹立、その病態メカニズムを再現 ―パーキンソン病の病態解明、新薬・早期診断法開発に期待― 慶應義塾大学医学部生理学教室の研究グループ(岡野栄之教授、今泉陽一研究員)(注1)と順天堂大学医学部脳神経内科(服部信孝教授)の共同研究グループは、パーキンソン病(注2)患者さんからiPS細胞を作製し、病態メカニズムを再現することに成功しました。このことは、病態解明と根本治療につながると期待されます。 パーキンソン病は、アルツハイマー病の次に多い神経変性疾患であり根本的治療法がありません。手足のふるえやこわばり、動作が緩慢になる、転びやすくなる、といった運動...
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日本メドトロニック、腎デナベーションシステムの治験を日本で開始
日本メドトロニック「腎デナベーションシステム」の治験を日本で開始 治療抵抗性高血圧患者に対する新たな治療選択肢としての承認を目指す 日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田隆)は、治療抵抗性高血圧患者を対象とした、腎デナベーションシステム(治験機器識別番号MDT−2211)を用いた、腎デナベーション術の治験を開始いたしました。 腎デナベーション術は、最適な薬物治療によって十分にコントロールできない治療抵抗性高血圧のうち、心血管や脳血管のリスクがより高い(i,ii,iii)とされる収縮期血圧が160mmHg以上(至適血圧〜III度高血圧に分けられる...
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富士経済、中枢神経領域治療剤や認知症治療剤などの国内市場調査結果を発表
医療用医薬品 市場調査(2) 抗うつ剤を始めとする中枢神経領域治療剤、認知症治療剤などの国内市場を調査 認知症治療剤:11年1,274億円(前年比26%増)「アリセプト」ジェネリック、新薬発売相次ぐ 慢性疼痛治療剤:11年453億円(前年比2倍)新薬で新市場形成、「リリカ」適応拡大で需要獲得 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界 03−3664−5811)は、医師の診断と処方に基づいて使用される医療用医薬品について、国内市場の動向を2年間にわたって調査する。 このたび、第2回(全6回)として、中枢神経領域治療剤(10品目)...
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グラクソ、1日1回服用のパーキンソン病治療薬「レキップCR錠」を発売
1日1回服用のパーキンソン病治療薬 「レキップ(R)CR錠」新発売 グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、本日8月28日付で同社の1日1回服用のパーキンソン病治療薬「レキップ(R)CR錠2mg」、「レキップ(R)CR錠8mg」(ロピニロール塩酸塩徐放錠、以下「レキップ(R)CR錠」)が薬価収載されたことを受け、同日より新発売します。 ロピニロール塩酸塩は、パーキンソン病に主に関連しているドパミンD2受容体系に選択的に作用する非麦角系ドパミン受容体作動薬です。 速放性製剤である「レキップ(R)錠」は、本邦において...
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東北大、抗うつ薬「セルトラリン」がパーキンソン病などの進行抑制に効果がある可能性について発表
抗うつ薬がパーキンソン病・多系統萎縮症の病変拡大を抑制する −神経難病の進行抑制に対する新たな治療法の可能性− 東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野の長谷川隆文助教、今野昌俊医師および武田篤准教授らの研究グループは、抗うつ薬の一種であるセルトラリン(*1)にパーキンソン病とその類縁疾患の病変拡大を抑制する効果がある可能性を世界で初めて明らかにしました。この発見は、上記疾患の病態解明および今後の治療戦略に大きな影響を与えることが予想されます。この研究成果は、米国科学雑誌「Molecular Neurodegeneration」電子版に掲載されました。 本研究は、厚生労働省...
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京大、霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発
霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発 渡邉大 生命科学研究科教授、松井亮介 同助教らは、伊佐正 自然科学研究機構生理学研究所教授、木下正治 同特任助教、小林和人 福島県立医科大学教授、加藤成樹 同助教らと共同研究を行い、霊長類モデル動物の複雑な脳神経回路の中で特定の経路の神経情報を可逆的に遮断する技術の開発に成功しました。さらにこの技術により、ヒトをはじめとする霊長類特有の手指の巧みな動きを制御する脳の仕組みの一端が明らかになりました。 本研究成果は英国科学誌「Nature」(6月17日号電子版)に掲載されました。 <概要> 脳には非常...
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京大など、パーキンソン病の細胞移植治療を検討するためのサルモデル評価系を確立
パーキンソン病の細胞移植治療を検討するためのサルモデル評価系を確立 菊地哲広 iPS細胞研究所研究員と高橋淳 再生医科学研究所/iPS細胞研究所/医学研究科准教授らの研究グループは、理化学研究所との共同研究により、ヒトのiPS細胞からフィーダー細胞を使わず浮遊培養のみでドーパミン神経前駆細胞を誘導することに成功しました。さらに、この細胞をパーキンソン病モデルのカニクイザルの脳内に移植し、6ヶ月に渡ってドーパミン神経細胞が生き残ることを確認しました。また、移植細胞の増殖や機能の解析を、MRI(核磁気共鳴画像法)、PET(ポジトロン断層法)、免疫組織学的手法、行動試験などで複合的に行い、霊長類におけ...
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ノバルティス、多発性硬化症の認知・理解度に関する調査結果を発表
一般生活者における多発性硬化症(MS)の認知・理解度調査を実施 神経難病 多発性硬化症の認知度は、約4割にとどまる 症状まで知っている方は、わずか8.2% 〜日常生活に影響を与える種々の症状を呈する多発性硬化症に理解が必要〜 ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:三谷宏幸)は、全国の20代から70代の一般生活者男女2,912名を対象に、多発性硬化症(MS: Multiple Sclerosis)の認知および理解度を調べるインターネット調査を実施しました。 その結果、MSの認知度(*1)は約4割で、同じ神経難病であるアルツハイマー型認知症、てんかん、パーキンソン病の...
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生理学研究所、脳の電気信号異常である“発振”現象がパーキンソン病の運動障害の原因となることを解明
パーキンソン病の運動障害の原因となる脳の電気信号異常に新発見 <内 容> 自然科学研究機構・生理学研究所の南部篤(ナンブ・アツシ)教授の研究グループは、京都大学霊長類研究所の高田昌彦(タカダ・マサヒコ)教授らと共同で、パーキンソン病に関連する大脳基底核とよばれる脳の部位で見られる神経の電気信号の“発振”現象が、正常な神経の信号を邪魔することで、手足が動かしづらいなどの運動障害の原因となっていることを明らかにしました。さらに、研究グループは、パーキンソン病モデル動物(モデルザル)の大脳基底核の中の特定の細胞集団(視床下核)に薬物を注入し、この発振を一時的に止めることで、運動障...
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日本ベーリンガーインゲルハイム、ドパミン作動性パーキンソン病治療徐放性製剤「ミラペックスLA錠」を発売
ミラペックス(R)LA錠、世界で最も実績あるドパミン作動性パーキンソン 病治療薬プラミペキソールの1日1回投与の徐放錠、日本で新発売 − 1日1回の投与により投与後24時間にわたり安定した血漿中濃度を示し、1日中安定した効果が持続 − 1日1回の投与であることから、パーキンソン病患者の利便性とアドヒアランスの向上にも期待 − 多くのパーキンソン病患者さんが、1日1回投与の薬剤を望む 2011年7月20日 日本/東京 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェラード・マッケナ)は、本日から日本国内でドパミン作動性パーキンソン病治療徐放性製剤ミ...
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エーザイ、乳がん治療剤・パーキンソン病治療剤の中国での包括的販売提携契約を締結
乳がん治療剤とパーキンソン病治療剤の中国における包括的販売提携の契約を締結 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、Orion Corporation(本社:エスプー、フィンランド、代表者:Timo Lappalainen,CEO)と、同社の製品である乳がん治療剤「Fareston(R)」(toremifene citrate)と、パーキンソン病治療剤「Eldepryl(R)」(selegiline hydrochloride)、両製品の中国における包括的販売提携の契約を締結しました。 本契約により、当社は中国における両製品の独占的販売権を獲得し、当社の中国子...
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大塚製薬、「ロチゴチン」の臨床第III相試験でパーキンソン病への治療効果を確認
大塚製薬 経皮吸収型貼付剤として開発中の「ロチゴチン」に関し、 パーキンソン病への治療効果を国内臨床第III相試験で確認 大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)はパーキンソン病治療薬として開発を進める、ドパミン・アゴニスト「ロチゴチン」の臨床第III相試験において、同剤の有効性と安全性を確認しました。試験結果は、カナダ・トロントで開かれた第15回 国際パーキンソン病と運動障害に関する会議(MDS(*) 2011、2011年6月5日〜9日)にて発表されました。 * MDS: Movement Disorders Society 「ロチゴチン」は一日...
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協和発酵キリン、KW−6002(イストラデフィリン)の北米でのライセンス契約を終了
KW−6002(イストラデフィリン)の北米におけるライセンス契約の終了について 協和発酵キリン株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、2011年6月2日にヴァレアント・ファーマシューティカル・インターナショナル(注1)の子会社ヴァレアント・インターナショナル(バルバドス)SRL(以下「ヴァレアント社」)とのKW−6002(注2)(一般名:イストラデフィリン)の北米におけるライセンス契約を終了しましたので、お知らせいたします。 <経緯および内容> (1)協和発酵キリンは、2010年6月3日にパーキンソン病(注3)を対象として開発中のKW...
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東大、病原細菌を標的としたオートファジーの新規認識機構を発見
病原細菌を標的としたオートファジーにおける新規認識機構の発見 1.発表者:小川道永(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・助教) 笹川千尋(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・教授) 2.発表概要: オートファジーは細胞内のダメージを受けた器官、変性タンパク質、病原体を異物として認識・分解する機構である。東京大学医科学研究所 小川道永助教(細菌感染分野)と笹川千尋教授(細菌感染分野、感染症国際研究センター)は宿主細胞が細胞内に侵入した赤痢菌を特異的に認識しオートファジーによって分解するために必要な新規タンパク質Tecpr1(Tectonin domain−cont...
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慶応大学、「病気の起きはじめ」を再現する遺伝子改変マウスの作成に成功
病気の「起きはじめ」を再現する動物実験ツールの開発に成功 〜「早期発見・早期治療」のための新たな治療法発見につながる成果〜 難病や変性疾患(注1)の多くは、特定の種類の細胞が少しずつ死んでいくことで起きることがよく知られていますが、これらの病気の「起きはじめ」を簡便に詳しく調べるツールはこれまでほぼ皆無でした。慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室(小川 郁教授)の藤岡正人助教と生理学教室(岡野栄之教授)は、米国ハーバード大学医学部(アルバート エッジ准教授)との国際共同研究で、実験者が選んだ細胞に特異的に、しかし一部分のみを観察者の好きなタイミングで細胞死に導くことのできる遺...
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生理学研究所、パーキンソン病にかかわる脳の中の神経のつながりなどで研究成果を発表
パーキンソン病にかかわる脳の中の神経のつながりに定説をくつがえす発見 −"光で神経を操作する"最先端の光操作技術で明らかにー <内容> パーキンソン病は、手足が震え、こわばり、動かしにくくなる神経難病で、脳の中で中脳黒質のドーパミン分泌細胞の機能の低下が主な原因であると考えられています。この中脳黒質は、解剖学的に脳の線条体と言われる部分から神経のつながりがあり、パーキンソン病の病態を理解するためにはこのつながりが重要であるとされていました。今回、自然科学研究機構・生理学研究所の田中謙二助教らの国際共同研究チームは、線条体から中脳のドーパミン細胞への神経のつながりは、普段...
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協和発酵キリン、「KW−6500」のパーキンソン病対象の国内第3相臨床試験結果を発表
KW−6500(アポモルヒネ塩酸塩水和物)の パーキンソン病を対象とした国内第3相臨床試験の結果のお知らせ 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、パーキンソン病による運動機能低下に対する治療薬として開発中のKW−6500(アポモルヒネ塩酸塩水和物)の第3相臨床試験における結果を得ましたので、お知らせいたします。 本試験では、進行期のパーキンソン病を対象として、本剤をあらかじめ12週間投与した後、クロスオーバーデザイン(注1)により、本剤とプラセボとの二重盲検比較試験を実施し、有効性を比較検討しました。主要評価項目は治験薬...
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カロリー制限による加齢性難聴発症抑制の仕組みを解明 〜食事制限・摂取カロリー制限による老人性難聴の予防法の確立に期待〜 本研究成果のポイント ○ミトコンドリア(注1)において脱アセチル化酵素として働くSirt3(注2)がカロリー制限によるマウス加齢性難聴発症抑制に必須であることを解明 ○カロリー制限が酸化ストレスによる内耳細胞障害を抑制し、加齢性難聴発症を抑える詳細な分子メカニズムを解明 ○摂取カロリー制限・食餌制限による老人性難聴の予防法の確立に期待 我々はミトコンドリアにおいて脱アセチル化酵素として働くSirt3が、カロリー制限によるマウス加齢性難聴発症抑制機構に必須である...
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協和発酵キリン、アデノシンA2a拮抗剤・KW−6356に関するライセンス契約を締結
アデノシンA2a拮抗剤 KW−6356に関するライセンス契約締結のお知らせ 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、ルンドベック社(Lundbeck社、本社:デンマーク・コペンハーゲン、CEO:ウルフ・ウインバーグ、以下「ルンドベック」)との間で、10月5日に、協和発酵キリンのアデノシンA2a拮抗剤・KW−6356の開発・販売等に関するライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。 KW−6356は、アデノシンA2a受容体(※1)に高い親和性を有し、同受容体の働きを選択的に拮抗するという新規の作用機序を有し、パーキ...