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国立衛生研究所
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富士フイルム子会社、他家iPS細胞を用いた網膜疾患の治療法を開発する会社を米国に設立
iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーCDI社 世界で初めてiPS細胞から視細胞への分化誘導法を確立したDr. David Gammと新会社を設立 他家iPS細胞(*1)を用いた網膜疾患の治療法を共同開発 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)の子会社で、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーである米国Cellular Dynamics International, Inc.(セルラー・ダイナミクス・インターナショナル、以下CDI社)は、このほど、世界で初めてiPS細胞から視細胞への分化誘導法を確立し網膜疾患治療の世界的権威であるDr. David Gammと、他家iPS細胞を用いた網膜疾患の治療法を開発する新会社「Opsis Therapeutics, LLC.」(以下、「Opsis Therapeu...
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理研など、国際標準規格の技術を活用したマウスの大規模解析データを全世界に発信
マウスの大規模解析データを世界へ 〜国際標準規格の技術を活用した生命科学の新たなビッグデータ〜 理化学研究所 バイオリソースセンター マウス表現型知識化ユニットの桝屋 啓志 ユニットリーダーらの研究グループ(※)は、国際連携を通じて解析された各遺伝子の機能をノックアウトしたマウスの115万件に及ぶ表現型 注1)データを、ウェブの国際標準規格に沿った「RDF(Resource Description Framework)データ」として、全世界に発信しました。これらのデータ公開は、国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC) 注2)のプロジェクトの一環で行われました。2011年に発足したIMPCは、国際連携を通じてマウスの各遺...
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島津製作所、米国メリーランド州に共同研究・開発のイノベーションセンターを設立
米国における共同研究・共同開発を推進 米国子会社にイノベーションセンターを設立 島津製作所は、米国における先進的な大学・研究機関との共同研究・共同開発をさらに推進するため、当社100%出資の米国子会社SHIMADZU SCIENTIFIC INSTRUMENTS,INC.(本社:米国メリーランド州コロンビア、社長:海藤克明、以下 SSI)の施設内に、新たに「SSIイノベーションセンター」を設立します。 「SSIイノベーションセンター」は、SSIのアプリケーション開発部門やソフトウェア開発部門を母体とする組織です。当社は、北米において、主力製品であるクロマトグラフや質量分析計等を使用して臨床分野や食品の安全、環境・エネルギー分野など...
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富士フイルム、アルツハイマー型認知症の米研究機関と共同で治療薬の臨床試験を実施
全米最大のアルツハイマー型認知症の研究機関と共同で 同治療薬「T−817MA」の臨床試験実施を決定 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、米国でのアルツハイマー型認知症治療薬「T−817MA」の開発を加速させるため、全米最大のアルツハイマー型認知症の研究機関であるAlzheimer’s Disease Cooperative Study(アルツハイマ−ズ・ディジーズ・コーオペレイティブ・スタディ、以下、ADCS)(※1)と共同で、第II相臨床試験(※2)を実施することを決定しました。平成26年1月から臨床試験をスタートさせる予定です。 現在、アルツハイマー型認知症の治療薬としては、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬などが上市さ...
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理化学研究所、統合失調症の脳内メカニズムの一端を神経回路レベルで解明
脳内ネットワークの過剰な活動が統合失調症の症状に関与 −海馬での情報処理異常が複雑な統合失調症の症状の一因だった− <ポイント> ・統合失調症の脳内メカニズムの一端を神経回路レベルで解明 ・統合失調症モデルマウスの海馬は特定の神経細胞群が過剰に活動している ・統合失調症の脳では海馬の情報がうまく伝わらない可能性 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、統合失調症の症状を示すモデルマウスを用いて、海馬[1]における記憶を担う脳内ネットワークに異常があることを発見しました。この脳内ネットワークの異常は、ヒトの統合失調症などの複雑な精神疾患の症状を起こす一因となっている...
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東北大、急速眼球運動時の後頭葉視覚中枢の抑制メカニズムを解明
なぜ目を動かしても視覚イメージはぶれないのか 〜急速眼球運動時の後頭葉視覚中枢の抑制メカニズムの解明〜 【概要】 東北大学大学院医学系研究科の植松貢講師、ウエイン州立大学ミシガン小児病院小児神経科の浅野英司准教授らの日米共同研究グループは、急速眼球運動時の後頭葉視覚中枢において、神経細胞活動の抑制と興奮が短時間に目まぐるしく起きて視覚を安定化させていることを、ヒトの頭蓋内脳波を用いた解析にて初めて明らかにしました。本研究により、目を急速に動かしても視覚イメージがぶれずに連続した映像として認識できるメカニズムが解明されました。本研究成果は、Neuroimage(電子版)で間もなく公開されま...