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グルコース
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生きた細胞内のグルタチオンを可視化し、定量する −がん治療研究や創薬研究への応用に期待− 1.発表者: 浦野 泰照(東京大学大学院薬学系研究科 薬品代謝化学教室 教授/大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 教授(兼担)) 神谷 真子(東京大学大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 講師) 梅澤 啓太郎(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 特任研究員、現所属:大学院薬学系研究科 薬品代謝化学教室 特任研究員) 吉田 昌史(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 博士課程4年生 現所属:医学部附属病院 耳鼻咽喉科・...
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自然界に豊富に存在する糖類の直接的な連結法の開発 〜医薬分子の合成に変革をもたらす新戦略〜 1.発表者: 枡田健吾(東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 博士課程修了生) 長友優典(東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 助教) 井上将行(東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆グルコース(ブドウ糖)などの糖類は、自然界に豊富に存在し、容易に入手できる。本研究では、糖類の分子間ラジカル−ラジカル連結反応により、生物活性を持つ天然物などの複雑な構造を、直接的に合成する方法を開発した。 ◆本研究成果により、今まで必要だった段階的な合成反応を経ずに、糖...
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理研と奈良先端科学技術大、細胞壁を厚くし糖化効率を促進する低分子化合物を発見
植物の細胞壁を改変 −細胞壁を厚くし糖化効率を促進する低分子化合物の発見− ■要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの大窪(栗原)恵美子特別研究員、松井南グループディレクター、バイオマス研究基盤チームの大谷美沙都客員研究員(奈良先端科学技術大学院大学 助教)らの共同研究グループ(※)は、ラサロシドナトリウム(Lasalocid sodium、LS)[1]という有機化合物が植物の細胞壁[2]を厚くさせること、および細胞壁の酵素糖化[3]効率を促進させることを発見しました。 近年、石油などの化石燃料の枯渇が刻々と進行するとともに、地球温暖化が深刻な問題となってい...
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東大など、胎生動物出現の鍵となる糖による新たなエピジェネティック修飾を発見
胎生動物出現の鍵:糖による新たなエピジェネティック修飾を発見 「哺乳類に特有な病気の原因解明、治療開発に栄養学的観点から期待」 1.発表者: 廣澤瑞子(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 助教) 早川晃司(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 特任助教) 田中 智(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 准教授) 堂前 直(理化学研究所 環境資源科学研究センター 生命分子解析ユニット ユニットリーダー) 新井大祐(早稲田大学 理工学術院総合研究所 次席研究員・研究院講師) 塩田邦郎(早稲田大学 理工学術院総合研究所 上級研究員・研...
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理研、加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化することに成功
加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化 −脳グリコーゲンを正確に可視化する新しい手法を開発− ■要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター神経グリア回路チームの平瀬肇チームリーダー、大江祐樹研究員らの共同研究グループ(※)は、マウス脳内のグリコーゲン[1]を正確に可視化する新しい手法を開発し、加齢に伴う脳グリコーゲンの分布変化の可視化に成功しました。 グリコーゲンは、肝臓や筋肉で合成され蓄えられているエネルギーのもととなる多糖[2]で、脳にも貯蔵されていることが知られています。最近では、グリコーゲンは通常時における脳活動のエネルギー源としてだけでなく、記憶の定着...
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東ソー、堀場製作所と糖尿病検査装置の国内販売代理店契約を締結
堀場製作所と糖尿病検査装置の国内販売代理店契約を締結 東ソーは、糖尿病検査装置「HLC−723(R)GX」の国内販売において、株式会社堀場製作所(代表取締役会長兼社長:堀場厚、本社:京都府京都市)と販売代理店契約を締結しましたのでお知らせ致します。 東ソーはバイオサイエンス事業にて医療機関向けに糖尿病検査装置をグローバルに販売展開しています。国内では糖尿病患者の増加や病診連携の取り組みの拡大により、クリニックでの測定が増加しており、東ソーが保有する、簡単な操作で高精度測定が可能な小型装置「HLC−723(R)GX」を堀場製作所の保有する販売・サービスネットワークを活用し、販売を強化するものです...
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富士キメラ総研、メディカル・ライフサイエンス関連の国内市場調査結果を発表
“再生医療、バイオ医薬品、検査領域に注目” メディカル・ライフサイエンス関連の国内市場を調査 ―2019年予測(2015年比)― ■バイオ医薬品製造関連器材――国内生産、開発が活発化 5,919億円(2.9%増) ■研究・分析関連器材―――検査の簡便化などから需要が増加 929億円(5.9%増) マーケティング&コンサルテーションの株式会社富士キメラ総研(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 田中 一志03−3664−5839)は、高齢化の進展で、安定した需要が期待されるメディカルとライフサイエンス関連の器具・器材、材料など6分野46品目の市場を調査した。 この報告書では、再...
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東北大、バイオマスの前処理に泡の圧潰衝撃力活用で超音波よりも処理効率20倍以上を実証
バイオマスの前処理に泡の圧潰衝撃力を活用 −超音波よりも処理効率20倍以上− 【研究概要】 中島一紀(元東北大学大学院工学研究科化学工学専攻助教、現北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門准教授)、北川尚美(東北大学大学院工学研究科化学工学専攻准教授)、米本年邦(元東北大学大学院工学研究科化学工学専攻教授、現秋田工業高等専門学校校長)と祖山均(東北大学大学院工学研究科ナノメカニクス専攻教授)のグループは、バイオエタノールを生成する際に必要なセルロース系バイオマスからグルコースを得るための前処理に、超音波の代わりに流れ場を用いて発生させたキャビテーション(1)(流動キャビ...
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メルシャン、ポリフェノールの一種レスベラトロール配糖体による褐色脂肪細胞内の温度上昇効果を発見
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種レスベラトロール配糖体(※1) による褐色脂肪細胞内の温度上昇効果を発見 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、キリン株式会社基盤技術研究所(所長 近藤恵二)との共同研究で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロール配糖体のパイシードが、肥満抑制や体温維持の役割を担う熱産生細胞である褐色脂肪細胞内の温度上昇作用を持つことを明らかにしました。この研究成果は「第38回日本分子生物学会年会、第88回日本生化学会大会 合同大会(BMB2015)」にて、12月1日(火)に発表します。 ※1:レスベラトロールにグルコースが結合した化...
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東大など、神経伝達物質やインスリン分泌の新しい可視化法を開発し分泌速度の謎を解明
神経伝達物質やインスリン分泌の新しい可視化法開発:分泌速度の謎を解明 1.発表者: 河西 春郎(東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 構造生理学部門教授) 高橋 倫子(東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 構造生理学部門講師) 2.発表のポイント: ◆神経伝達物質の放出はミリ秒の時間経過で起こるのに対し、インスリン分泌は遅い。この速度を何が決めているのか不明だった。 ◆今回、開口放出を起こす複数の蛋白質(注1)の複合化を蛍光寿命測定法(注2)で調べたところ、神経終末ではそれらが既に複合した状態で刺激を待っているのに対して、インスリン分泌細胞...
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早大、単一細胞からの熱産生計測で「105(10の5乗)ギャップ問題」の解決方策を提示
ひとつの細胞の発熱を測る?ー計算と実験との間の矛盾と、その解決案ー 早稲田大学重点領域研究機構 鈴木団(すずきまどか)主任研究員(研究院准教授)、理工学術院 石渡信一(いしわたしんいち)教授(先進理工学部物理学科、早稲田大学バイオサイエンスシンガポール研究所長)らの研究チームは、単一細胞からの熱産生計測に関する研究分野で世界的な研究課題となっている、「105(◇)ギャップ問題」を解決するための具体的方策を提示しました。 ◇1 「105」の正式表記は添付の関連資料を参照 ヒトの体温調節にも重要な細胞の発熱について、一つの細胞の中で温度を測る研究が進められています。「105...
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アストラゼネカ、週1回投与2型糖尿病治療薬「ビデュリオン皮下注用2mgペン」を発売
アストラゼネカ週1回投与の2型糖尿病治療薬/GLP−1受容体作動薬「ビデュリオン(R)皮下注用2mgペン」新発売のお知らせ アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下アストラゼネカ)は、世界初の週1回投与2型糖尿病治療薬「ビデュリオン(R)(一般名:エキセナチド)」の新製剤(ペン型製剤)である「ビデュリオン(R)皮下注用2mgペン」の薬価基準収載を受け、明日5月29日より新発売いたしますのでお知らせします。 「ビデュリオン(R)皮下注用2mgペン」は、薬剤(粉末)及び懸濁用液を含有するカートリッジが予め組み込まれており、専用注射針を取り付けて使用する単回使用...
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日本メドトロニック、血糖変動が随時確認できる「ミニメド 620Gインスリンポンプ」を発売
日本メドトロニック 日本初のパーソナルCGM搭載 「ミニメド 620Gインスリンポンプ」を2月18日に発売開始 〜糖尿病患者さんの低血糖リスク低減と血糖コントロール改善へのさらなる一歩へ〜 日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 島田隆)は、日本初となる患者さんがリアルタイムで間質液グルコースを視認できるパーソナルCGM(Continuous Glucose Monitoring;持続グルコース測定)を搭載した「ミニメド620G(ロクニーマル ジー)インスリンポンプ」を、2015年2月18日(水)に発売開始いたしました。インスリンポンプにパーソナルCGM機能を搭載したシステムはSAP(Sensor Augmented Pump;パー...
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ユーグレナ、微細藻類ユーグレナの継続摂取でインフルエンザ症状の緩和を示唆する研究結果を確認
微細藻類ユーグレナの継続摂取によりインフルエンザ症状の緩和を 示唆する研究結果を確認しました 株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の粉末や、特有成分であるパラミロン(※1)の継続摂取により、インフルエンザ症状が緩和することを示唆した研究結果を確認したことをお知らせします。 毎年冬季を中心に流行するインフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。今回はインフルエンザウイルスに感染したマウスにユーグレナ粉末、パラミロンおよびアモルファスパラミロン(※2)(以下:被験物質)を経口摂取させた...
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光合成反応の場を作る膜脂質の機能を解明 〜光合成膜脂質のこれまでの常識を覆す〜 静岡大学の粟井光一郎准教授ら研究グループは,光合成反応を行う光合成膜に普遍的に存在するガラクト脂質が,これまでの常識と異なり光合成に必須ではないことを明らかにしました。 <ポイント> ▲植物や藻類などの光合成を行う生物では,光合成膜は主に糖の一種であるガラクトースを持つ脂質(ガラクト脂質)でできており,ガラクト脂質は光合成膜に必須であると考えられてきた。 ▲しかし、その常識は下記の成果により覆された。 ・シアノバクテリアのガラクト脂質合成に関わる糖変換酵素遺伝子mgdEを世界で初めて同定し,mgdE遺伝...
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選択的SGLT2阻害剤 ―2型糖尿病治療剤― 「デベルザ(R)錠 20mg」新発売のお知らせ 興和株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:三輪芳弘(*))は、2014年3月24日に製造販売承認を取得しました選択的SGLT2阻害剤「デベルザ(R)錠20mg(一般名:トホグリフロジン水和物)」につきまして、2014年5月23日付で新発売いたしましたのでお知らせいたします。 「デベルザ(R)錠」は、中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長最高経営責任者:永山治)が創製した選択的ナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium−glucosecotransporter2:SGLT2)阻害剤で、腎尿細管におけるグルコースの再吸収を阻害すること...
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糖鎖遺伝子「GnT−IX」が脳だけに発現する新たな仕組みを解明 −ヒストンを修飾する特定の酵素が遺伝子発現の鍵− <ポイント> ・GnT−IX遺伝子の発現を決めるヒストン修飾酵素を同定 ・修飾酵素によってヒストンが修飾を受けると特定の転写因子を呼び込む ・不明だった臓器特有の糖鎖が存在する仕組みの解明に手がかり <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、マウスの細胞を使い、糖鎖遺伝子[1]「GnT−IX」が、脳に特異的に発現する新たな仕組みを解明しました。これは、理研グローバルクラスタ システム糖鎖生物学研究グループ(谷口直之グループディレクター)疾患糖鎖研究チームの木塚康彦基礎科学特別研究...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、糖尿病患者など向け自己検査用グルコース測定器を発売
糖尿病治療を「体系的な血糖測定(Structured Testing)」でサポート 自己検査用グルコース測定器「アキュチェック STメーター」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、「体系的な血糖測定(Structured Testing)」で糖尿病治療を支援する、自己検査用グルコース測定器「アキュチェックSTメーター」を、3月7日に発売いたします。 日本における糖尿病の有病者数は、2012年には950万人と、過去最高となり増加の一途をたどっています。糖尿病の治療では、食事療法と運動療法を励行し、必要に応じ経口血糖降下薬やインスリン療法を行い、血糖を...
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アークレイ、糖尿病のHbA1cと血中グルコースを同時測定する分析装置を販売
HbA1cとグルコースを70秒で同時測定 〜糖尿病の必須検査項目に1台で対応〜 アークレイ株式会社は、グリコヘモグロビン/グルコース分析装置「アダムス ハイブリッド AH−8290」を3月10日(月)より販売します。糖尿病の必須検査項目であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)(※1)と血中グルコースを同時に70秒で測定し、糖尿病検査現場での検査業務の効率化に貢献します。 現在、日本で糖尿病が強く疑われる成人は約950万人(※2)と年々増加傾向にあり、検査による早期発見と迅速な治療が不可欠とされています。 糖尿病の検査項目のうち、過去1〜2ヵ月の平均血糖値を反映するマーカーであるHbA...
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大正製薬、「ルセオグリフロジン水和物」の国内第3相臨床試験結果を発表
SGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物(TS−071)」 2型糖尿病患者を対象とした国内第3相臨床試験結果の国際糖尿病連合世界会議発表に関するお知らせ 当社の連結子会社である大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、社長:上原 茂、以下「大正製薬」)は、大正製薬が創製した、現在製造販売承認申請中のSGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物」(開発コード:TS−071、以下「ルセオグリフロジン」)に関し、オーストラリア・メルボルンで開催中の国際糖尿病連合(International Diabetes Federation、以下「IDF」) 世界会議( http://www.idf.org/worlddiabetescongress/ )において日本で実施した第3相併用長期投与試験結果をまとめ...
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東北大、腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定
細胞の大きさを制御する新たな分子を同定! 〜腎臓肥大を伴う嚢胞性腎疾患の新たな治療法への応用期待〜 【ポイント】 ・腎臓尿細管は大きさの揃った一層の細胞(上皮細胞)によって成り立つ ・腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定 ・この分子の機能を破綻させると細胞の大きさが肥大 ・腎臓肥大を伴う嚢胞性腎疾患のモデルマウスでこの分子の発現異常が観察 【概要】 国立大学法人東北大学は、腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定しました。これは、東北大学大学院生命科学研究科の安田貴雄博士(日本学術振興会特別研究員)、福田光則教授による研究成果です。 胃や腸...
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大正製薬、SGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物」の国内第3相臨床試験結果を発表
SGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物(TS−071)」2型糖尿病患者を対象とした国内第3相臨床試験結果の欧州糖尿病学会発表に関するお知らせ 当社の連結子会社である大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、社長:上原 茂、以下「大正製薬」)は、大正製薬が創製したSGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物」(開発コード:TS−071、以下「ルセオグリフロジン」)に関し、スペイン・バルセロナで開催中の第49回欧州糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes、以下「EASD」)年次総会( http://www.easd2013.com/ )において日本での第3相臨床試験結果を現地時間 2013年9月25日に発表しましたので、お...
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理化学研究所、オリゴ糖転移酵素が糖鎖修飾中に遊離糖鎖を生成することを発見
オリゴ糖転移酵素(OST)は糖鎖修飾中に遊離糖鎖を生成する −生命活動の維持に重要なOSTの触媒機構の謎に迫る− <ポイント> ・タンパク質に糖鎖結合する機能とは逆の糖鎖分解反応も触媒することを発見 ・OSTの触媒機能を担う部位が、この相反する2つの触媒を行う ・OSTの反応制御機構が分かれば活性低下による疾患の治療薬開発につながる <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、酵母において、糖鎖の結合(糖鎖修飾)を触媒する酵素「オリゴ糖転移酵素(OST)」が、本来のタンパク質の糖鎖修飾を触媒する機能だけでなく、それとは逆の分解活性の触媒機能も持ち、遊離糖鎖を生成することを明らかにしました...
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福井大など、単一細胞のエピジェネティックな発現状態変化の追跡手法を開発
単一細胞でエピジェネティックな遺伝子の発現状態の変化を 追跡する手法を開発しその規則性と制御遺伝子を発見 <ポイント> ○エピジェネティクスは、細胞の多様性を生み出す仕組みとして近年注目されている。 ○従来エピジェネティックな変化は細胞集団で追跡していたが、今回一細胞ごとの比較に成功し、それが規則性を持って特定の遺伝子によって制御されることを発見。 ○本手法で酵母によって得られた知見をヒトに応用することで、関連遺伝子を同定し、将来的にがんをはじめとする後天性疾患の解明に期待。 JST 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の一環として、福井大学 大学院工学研究科の沖 昌也 准教授...
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血糖自己測定器を中心に現地の販売を強化 ロシアにて新工場稼動 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、このたびロシア・モスクワ州ドゥブナ市でアークレイグループ7拠点目の生産工場となる「ARKRAY LTD.」を稼動し、出荷を開始します。現地生産により、ロシアの体外診断用医薬品市場に対し迅速で安定した製品供給を行い、販売強化を図ります。 <設立の背景> アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、ロシア連邦・モスクワ州ドゥブナ市に新工場「ARKRAY LTD.」を設立し、自己検査用グルコース測定装置(以下、血糖自己測定器)や専用センサーの製造ならびに現地市場への出荷を開始します。 ロシアの体外...
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大塚製薬工場、FKジャパンとHES製剤などの日本での独占販売契約を締結
大塚製薬工場、フレゼニウス カービ ジャパン社と 新承認薬ボルベンを含むHES製剤に関する 日本における独占販売契約を締結 株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:大塚一郎、以下「大塚製薬工場」)と、フレゼニウス カービ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、社長:フェリックス・ファウペル、以下「FKジャパン」)は、2013年5月21日、FKジャパンが日本に導入する新規ヒドロキシエチルデンプン製剤(HES製剤)の「ボルベン輸液6%」(2013年3月25日承認)と、現在FKジャパンが販売している「サリンヘス輸液6%」「ヘスパンダー輸液」の日本における独占販売契約を締結いたしま...
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アークレイ、糖尿病療養を支援するデータ解析機能など備えた血糖自己測定器を発売
血糖自己測定器「グルコカードGブラック」新発売 〜療養支援機能により糖尿病療養をサポート〜 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、自己検査用グルコース測定器「グルコカードGブラック」を5月8日(水)より発売いたします。カラー液晶など患者さまの使いやすさを追求した仕様と、糖尿病療養を支援するデータ解析や振り返り機能を備えました。さらに、日本で初めて糖尿病データ管理システム(1)との無線通信機能を搭載し、日々の血糖値管理によりお役立ていただけます。 日本国内における糖尿病患者数は、その予備群も含めると約2,210万人(2)と年々増加傾向にあり、その数は国民(成人)の4人に1...
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松谷化学、香川大と共同で希少糖「D−アロース」の寿命延長効果の研究結果を発表
香川大学、松谷化学工業が共同で 希少糖「D−アロース」の寿命延長(アンチエイジング)効果の研究結果を発表 線虫の平均寿命が20%延長 でん粉加工と機能性食品素材の総合メーカー 松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長:松谷晴世 以下、松谷)は、このたび香川大学(香川県木田郡三木町)農学部 佐藤正資教授、香川大学希少糖研究センター 何森健特任教授と当社研究所の希少糖(レアシュガー)研究チームの共同研究で、希少糖の一種であり、ノンカロリーと推定される「D−アロース」が、線虫を用いた実験によって平均20パーセントの寿命延長効果(アンチエイジング効果)があることを確認し...
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昭和電工と北大、バイオマスを高効率で分解する新しい触媒を開発
身近な活性炭を用いてバイオマスを高効率で糖化 <研究成果のポイント> ・活性炭を触媒(※1)として用いることにより,バイオマスの高効率糖化に成功。 ・活性炭がセルロースを加水分解できる機構を解明。 ・バイオマスの新規かつ簡便な糖化方法として実用化が期待される。 <研究成果の概要> 北海道大学触媒化学研究センターの福岡淳センター長と昭和電工株式会社の研究グループは,バイオマスを高効率で分解する新しい触媒の開発に成功しました。バイオマスは再生可能な資源として注目されていますが,これまで有効な利用方法は確立されていませんでした。今回,同グループは身近にある活性炭をアルカリ処理し...
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理化学研究所、植物のリン欠乏ストレスを緩和する新しい糖脂質を発見
植物のリン欠乏ストレスを緩和する新しい糖脂質を発見 −リンが欠乏しても収量が減少しない強い作物の生育に道− ◇ポイント◇ ・脂質メタボローム解析により、リン欠乏を補う植物糖脂質「グルクロン酸脂質」を発見 ・グルクロン酸脂質の生合成に必須な遺伝子「SQD2遺伝子」を発見 ・イネにもグルクロン酸脂質を発見、多様な植物でのリン欠乏ストレス緩和機能を示唆 理化学研究所(野依良治理事長)は、リンが不足した環境でも植物の生育を維持する糖脂質「グルクロン酸脂質(※1)」を発見し、その生合成に必須な「SQD2遺伝子」を同定しました。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)メタボローム機...
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中外製薬など、SGLT2阻害剤「CSG452」に関する国内ライセンス契約を締結
SGLT2阻害剤「CSG452」に関する 国内におけるライセンス契約の締結について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)と興和株式会社[本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長 三輪 芳弘(※)](以下、興和)およびサノフィ株式会社[本社:東京都新宿区/代表取締役社長:ジェズ・モールディング](以下、サノフィ)は、中外製薬が創製し、現在2型糖尿病を予定適応症として開発中のSGLT2阻害剤「CSG452」(一般名:トホグリフロジン水和物)の国内におけるライセンス契約を本日締結したことをお知らせします。 この契約により...
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カネボウ化粧品、幅広いスキンケア化粧品に応用できる"サステナブルな製剤"を開発
肌はもちろん地球にもやさしい"サステナブルな化粧品"の開発 微生物発酵生産素材を用いた処方の拡充 まずは今秋に発売予定の「トワニー」ブランドスキンケアに応用 カネボウ化粧品・スキンケア研究所は、化粧品の原料として"微生物発酵生産素材"に着目し、肌はもちろん地球にもやさしい"サステナブルな化粧品"の開発に注力しています。今回は、ユーグレナ(ミドリムシ)が作り出す高分子保湿剤「カルボキシメチルβ−1,3−グルカン(CMβG)」と、微生物界面活性剤の1種である「サーファクチンNa(SFNa)」の物性を解明し、高い保湿力を持ちながらべたつきの少ない処方の調製に成功するとと...
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武田薬品、2型糖尿病治療薬アログリプチンとアクトスの合剤などの販売許可申請をEMAが受理
2型糖尿病治療薬アログリプチンとアクトスの合剤ならびにアログリプチンとメトホルミンの合剤の 欧州における販売許可申請について 当社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター(欧州)Ltd.(英国ロンドン、以下「TGRD(EU)社」)は、このたび、2型糖尿病治療薬アログリプチン(一般名、開発コード:SYR−322)とアクトス(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)の合剤ならびにアログリプチンとメトホルミンの合剤について、販売許可申請を欧州医薬品庁(EMA)に提出し、EMAが当該申請を受理した旨、確認しましたのでお知らせします。 アログリプチンは、ジペプチジルペプチダーゼ−...
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武田薬品、2型糖尿病治療薬SYR−322の販売許可をEMAに申請
2型糖尿病治療薬SYR−322の欧州における販売許可申請について 当社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター(欧州) Ltd.(英国ロンドン、以下「TGRD(EU)社」)は、このたび、2型糖尿病治療薬SYR−322(一般名:alogliptin)の販売許可申請を欧州医薬品庁(EMA)に提出し、EMAが当該申請を受理した旨、確認しましたのでお知らせします。 SYR−322は、ジペプチジルペプチダーゼ−4(DPP−4)阻害薬であり、食事療法、運動療法に加えて使用する2型糖尿病治療薬です。本薬は、血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモン(※1)であるグ...
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カネカ、血糖値をすみやかに下げる効果のある小豆酵素分解物を販売開始
小豆酵素分解物(小豆ペプチド含有)の本格販売を開始 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、血糖値をすみやかに下げる効果のある機能性食品素材として、小豆を麹(こうじ)菌由来の酵素で分解した小豆酵素分解物(小豆ペプチド含有)の開発に成功しました。血糖値や糖質が気になる方、血糖値が高めの方に適した小豆酵素分解物は、2012年5月から発売を開始し、5年後には10億円の販売を目指します。 日本では、成人の4人に1人が糖尿病患者またはその予備群と言われており、ここ10年で急増しています。また、日本のみならず世界中でも糖尿病は蔓延しており、世界保健機関(WHO)からも警鐘...
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病原体はいかにして宿主の行動を操るのか:昆虫のウイルスを用いたアプローチ 【発表者】 勝間 進(東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 准教授) 小谷野 泰枝(東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 修士課程2年;当時) 姜 媛瓊(独立行政法人理化学研究所 松本分子昆虫学研究室 専任研究員;当時) 國生 龍平(東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 博士課程1年) Shizuo George Kamita(University of California Davis,Research staff) 嶋田 透(東京大学大学院...
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三和化学研究所、ハンディタイプの院内測定用グルコース分析装置「グルテストミント」など発売
院内測定用 グルコース(血糖)分析装置 「グルテストミント」新発売のお知らせ 株式会社三和化学研究所(本社/名古屋、代表取締役社長/山本一雄、スズケングループ)は、パナソニック ヘルスケア株式会社との共同開発により、操作が簡単でハンディタイプの院内測定用グルコース(血糖)分析装置「グルテストミント」と、同装置専用のグルコースキット「ミントセンサー」を、平成24年3月2日より、新発売いたしますのでお知らせします。 本製品は、院内における緊急時や輸液等の処置施行時などに、血糖値を測定する院内測定用(POCT(※1))のグルコース(血糖)分析装置です。医師の指導のもと糖尿病患者...
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エーザイ子会社、グンゼが製造する簡易型自己血糖測定器「ライフチェック」を販売
高齢の糖尿病患者様にとって使いやすい 簡易型自己血糖測定器「ライフチェック」を新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)の診断薬事業子会社であるエーディア株式会社(本社:東京都、社長:渡辺啓祐、以下「エーディア」)は、グンゼ株式会社(本社:大阪市、社長:平田 弘、以下「グンゼ」)が製造する簡易型自己血糖測定器「ライフチェック」を、2012年1月27日に新発売します。 本製品は、糖尿病患者様ご自身が機器本体に専用センサーである「ライフチェックセンサー」を装着して、血糖値のモニタリングを行うことができる簡易型の自己血糖測定器であり、現在グンゼが...
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味の素、ゼリー状エネルギー補給食品「アミノバイタル」パーフェクトエネルギーを発売
〜アミノ酸と糖質の独自組成で、運動終盤でも全力のパフォーマンスが期待できる〜 「アミノバイタル(R)」パーフェクトエネルギー 新発売 2012年2月20日(月)より全国で発売開始 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、2012年2月20日(月)より、「アミノバイタル(R)」パーフェクトエネルギーを全国で新発売します。球技(サッカーなど)やマラソンなど、長時間行なうスポーツで終盤まで全力のパフォーマンスをサポートする、アミノ酸と糖質を独自組成で配合したゼリー状エネルギー補給食品です。(用途特許出願中) 「アミノバイタル」パーフェクトエネルギーは、当社のスポー...
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双日、米ミリアント社とバイオコハク酸の製造販売に関する戦略提携契約を締結
双日、米バイオケミカルメーカーであるミリアント社と バイオコハク酸の製造販売に関して戦略提携 〜アジア地域でのグリーンケミカル市場に本格参入〜 双日株式会社は、多くのバイオケミカル製造特許を保有する米国ミリアント・コーポレーション(本社:マサチューセッツ州ボストン、Myriant Corporation/ミリアント社)とC4ケミカルをグリーン化するために重要なバイオコハク酸の製造販売に関する戦略提携契約を締結しました。 契約締結に基づき、双日は、アジア地域(日本、中国、韓国、台湾)においてバイオコハク酸の独占販売権を獲得しました。今後、両者は、バイオコハク酸の量産および誘導...
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パテント・リザルト、繊維・紙・パルプ業界特許資産規模ランキングを発表
繊維・紙・パルプ業界 特許資産規模ランキング2011、 トップ3は東洋紡、東レ、大王製紙 株式会社パテント・リザルトはこのほど、独自に分類した「繊維・紙・パルプ業界」の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「繊維・紙・パルプ業界 特許資産の規模ランキング2011」をまとめました。2010年4月1日から2011年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になります。 集計の結果、...
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理化学研究所、糖転移酵素「GnT−IX」が脳だけに存在する仕組みを解明
糖転移酵素「GnT−IX」が脳だけに存在する仕組みを解明 −ヒストンの活性化がGnT−IX遺伝子発現を制御− ◇ポイント◇ ・脳での特異的な発現はGnT−IX遺伝子周辺のヒストンの活性化に依存 ・ヒストンの活性化がGnT−IX遺伝子発現を促す転写因子を呼び込む ・臓器、組織、細胞で糖鎖の構造が異なる理由の解明に手掛かり 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、糖転移酵素(※1)の1つ「GnT−IX」の遺伝子「GnT−IX遺伝子」が脳だけで発現する仕組みの解明に挑み、この遺伝子近傍に存在するヒストン(※2)の活性化が重要であることを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉...
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理化学研究所、2型糖尿病に関わるグルコース輸送体「GLUT4」上の糖鎖の機能を解明
2型糖尿病に関わるグルコース輸送体「GLUT4」上の糖鎖の機能を解明 −たった1つのN型糖鎖がインスリンに応答した血糖値調節を左右する− ◇ポイント◇ ・N型糖鎖の付加がインスリンに応答するグルコース輸送体の「品質管理」に重要 ・N型糖鎖の構造は、GLUT4が正しい経路で細胞膜へ輸送されるための「目印」 ・血糖値を調節する仕組みや糖尿病発症に糖鎖が果たす役割の解明に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、2型糖尿病に関わるグルコース輸送体「GLUT4」上のN型糖鎖(※1)が、タンパク質の安定性とインスリンへの正しい応答に重要であることを初めて発見しました。これは、理...
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理化学研究所、真菌類などが持つ3重らせん型βグルカンを認識する仕組みを解明
真菌類などが持つ3重らせん型βグルカンを認識する仕組みを解明 −生体防御システムにおける3重らせん構造認識の秘密が明らかに− ◇ポイント◇ ・3重らせん型βグルカンに結合したタンパク質の立体構造を解析 ・自然免疫における異物認識の仕組みが原子レベルで明らかに ・免疫調整剤の設計や真菌感染症の診断・モニタリングへの応用が可能に 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、大型放射光施設SPring−8(※1)及び高エネルギー加速器研究機構(KEK)放射光科学研究施設フォトンファクトリー(※2)を利用して、βグルカン(※3)とパターン認識受容体(※4)の1つである「βGRP/...
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日本イーライリリー、2型糖尿病治療剤「バイエッタ」の製造販売承認を取得
2型糖尿病治療剤「バイエッタ(R)」の製造販売承認取得 豊富なエビデンスに裏付けられた世界初のGLP−1受容体作動薬 日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)では、2010年10月27日、食事・運動療法に加えてスルホニルウレア剤(ビグアナイド系薬剤またはチアゾリジン系薬剤との併用を含む)を使用しても十分な効果が得られない2型糖尿病患者への併用療法として、「バイエッタ(R)皮下注5μgペン300」、「バイエッタ(R)皮下注10μgペン300」(一般名:エキセナチド注射剤)の製造販売承認を取得しました。バイエッタは2005年に米国...
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生理学研究所、体温を感じる分子センサーがインスリン分泌を効果的に促進することを発見
体温を感じる分子センサーがインスリン分泌を効果的に促進 【内容】 自然科学研究機構・生理学研究所の富永真琴 教授および内田 邦敏 研究員の研究グループは、膵臓の細胞からインスリンが分泌される際に働く体温感受性センサーTRPM2(トリップエムツー)の働きを明らかにしました。糖尿病の新しい治療法に結びつく成果です。アメリカ糖尿病学会の専門学術雑誌“ダイアベテス(糖尿病)”に発表されます(電子版で公開されました)。 糖尿病は、膵臓から出るホルモン「インスリン」が不足したり、「インスリン」の作用が弱まったりすることで血糖値が高くなり、重篤な障害が出る病気で、日本でも4〜5人に1人...