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ES細胞

  • 免疫生物研究所、遺伝子組換えカイコによるラミニン511−E8生産の成功と製造方法を確立

    遺伝子組換えカイコによるラミニン511−E8生産の成功と iPS細胞等培養用試薬としての実用化に向けた取り組みのお知らせ  当社は、遺伝子組換えカイコによるヒトラミニン511−E8フラグメント(ラミニン511−E8)の生産に成功し、iPS細胞等の培養足場材として有効であるラミニン511−E8を安価に製造する方法を確立いたしました。さらに、ラミニン511−E8の独占的販売権を有する株式会社ニッピ(ニッピ)による研究用試薬の販売へ向け、同社との売買取引契約締結等の協議を開始しましたので、お知らせいたします。 【概要】  ラミニン511−E8は、細胞外マトリックス成分の一つであるラミニン511の細胞...

  • 北海道大、ES細胞から分化誘導した免疫抑制細胞により拒絶反応を抑えることに成功

    ES細胞から分化誘導した免疫抑制細胞により 拒絶反応を抑えることに成功 〜多能性幹細胞を用いるこれからの再生医療時代における 新しい免疫制御法を提案〜 <研究成果のポイント>  ・ES細胞から再生医療に用いる移植片と免疫抑制細胞を作製。  ・移植実施に際して,ES細胞由来免疫抑制細胞による前処置により拒絶反応を抑制することに成功。  ・ES細胞やiPS細胞を用いるこれからの再生医療時代において予想される課題を克服する方法を 提案。 <研究成果の概要>  ES細胞やiPS細胞等の多能性幹細胞は,様々な種類の細胞に分化することのできる細胞であり,再生医療への応用が期待されています。他人の臓器や細胞を移植すると...

  • タカラバイオ、iPS細胞等から肝臓細胞への分化状態検出試薬を発売

    iPS細胞等から肝臓細胞への 分化状態検出試薬を発売  タカラバイオ株式会社は、ヒトのiPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞から、肝臓細胞への分化状態検出試薬を、本年8月30日より発売します。  創薬研究分野では、ヒト肝臓細胞等を用いた医薬品候補物質の毒性評価が必須です。しかしながら、現在主に用いられている初代培養肝細胞は、入手方法が限定的であるとともに、その製造方法の特性上品質が安定しないため、再現性のあるデータが得られにくいといった問題点がありました。そのため、豊富で安定的な供給が見込めるiPS細胞から、均一で高性能の肝臓細胞を効率的に大量製造できる分化誘導方法の研究が大きな注目を集め...

  • タカラバイオ、ニッピとヒトiPS細胞を培養するための研究用試薬の販売契約を締結

    ヒトiPS細胞を培養するための研究用試薬の販売契約を締結  タカラバイオ株式会社は、株式会社ニッピが製品化したヒトiPS細胞の培養等に使用するラミニンフラグメントを、当社が全世界で販売する契約を本日付で締結しました。当社は、当該製品の日本での販売を本年7月16日より開始します。  ヒトiPS細胞やヒトES細胞のような多能性幹細胞の培養には、培養容器に“足場”となる材料が必要となります。従来では、この“足場”となる材料として主にマウスの細胞が使用されていますが、この培養方法ではヒト多能性幹細胞を再生医療に利用する場合に、この“足場”材料のマウスの細胞の混入など、安全性に問題があります。動物細...

  • 東北大、多能性幹細胞を生殖細胞にスイッチする分子機構を発見

    多能性幹細胞を生殖細胞にスイッチする分子機構  本研究結果は、4月23日付でNature Communications誌電子版に掲載されます。 【研究成果の概要】  生殖細胞は、胚発生の初期段階の決まった時期に多能性幹細胞から分化し、その後、精子や卵子に成熟していきます。生殖細胞と多能性幹細胞は、分化多能性の維持の鍵となるいくつかの遺伝子が共通して発現しており類似した性質を持つと考えられますが、多能性幹細胞が自発的に生殖細胞に変化することはありません。また多能性幹細胞は様々な細胞に直接に分化を開始できるのに対して、生殖細胞は精子と卵子にのみ分化することができ、両者の分化能力には明らかな違いがあります。...