イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

サンスター、「G・U・M」が世界6カ国のオーラルケア・歯周病事情に関する調査を発表

2014-11-13

【世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査】
キスの回数、圧倒的最下位の日本(調査6カ国中)
歯周病率最高の調査結果に
日本独自の文化「歯みがきコップの共有」も口内環境に影響?
サンスター「G・U・M」が6カ国を対象に意識調査〜


 サンスター株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役 吉岡貴司)は、「G・U・M」発売から25年を迎えるにあたり、6カ国20〜69歳の男女2,280人を対象に、世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査(*1)を実施しました。

 調査の結果、日本ではキスの習慣がないにも関わらず、口腔内細菌感染症である歯周病の可能性のある人が5人に1人で6カ国中最多であるという結果になりました。歯みがき時に使用するコップの管理には各国間で差があり、コップの共用が日本では浸透している半面、ドイツでは別々で管理しているという習慣の違いが顕著に現れました。また、各国での口臭に対する意識や予防に対する考え方の違いも浮き彫りになりました。

 この結果について、神戸常盤大学の野村慶雄教授は、日本人は歯周病を疑わせる症状を自覚している人が多く、また6年ごとの歯科疾患実態調査でも成人の8割が口の中のどこかに歯周病を有しています。しかし、これは日本特有のものではなく日本人を含め世界で多くの人が感染している疾患です。それぞれの国において生活習慣に違いはありますが、その生活習慣の違いがその国の歯周病罹患と直接関係しているとは思えません。しかし、歯周病が世界的に最も多い感染症であり、全身への影響も明らかになった現在、原因である細菌を確実にコントロールすることを心がけましょう。

*1調査の方法
 調査期間:2014年9月2日.17日
 調査方法:インターネット調査(マクロミル
 調査対象:6カ国(日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデン
 20〜69歳の男女、各国380人

【調査結果】
 (1)キス文化ないにも関わらず、歯周病の可能性のある人が5人に1人で6カ国最多
  配偶者・恋人・パートナーとのキスの習慣を聞いたところ、日本は1週間の平均回数が1.31回となり、日本の次に少ないスウェーデンの5.37回と大きく差が出ました。6ヵ国平均で「ほぼ毎日」が61%に対し、日本は12%と1/5の割合にとどまる結果となりました。

 ※図は添付の関連資料「図1」を参照

  歯周病のセルフチェック(*2)を行ったところ、8割近くの人が何らかの歯周病の疑いのある症状を自覚しているという結果となりました。なかでも、3項目以上の症状があてはまると回答した人が、日本では20%に上っています。

 ※図は添付の関連資料「図2・3」を参照


*2歯周病のセルフチェック
 参照:日本臨床歯周病学会http://www.jacp.net/jacp_web/general/about.html
 「朝起きたとき、口の中がネバネバする」「ブラッシング時に出血する」「口臭が気になる」「歯肉がむずがゆい、痛い」「歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)」「かたい物が噛みにくい」「歯が長くなったような気がする」「前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる」の8項目のうち
 *項目3つあてはまる:油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
 *項目6つあてはまる:歯周病が進行している可能性があります。
 *項目全てあてはまる:歯周病の症状がかなり進んでいます。

 <神戸常盤大学 野村慶雄教授のコメント>
  生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、むし歯や歯周病の原因となる細菌はいません。それではそれらの細菌はどこから来るのでしょうか?同一家族のむし歯や歯周病の細菌について研究した結果、それらの細菌の遺伝子は同じものであり、明らかに家族間で伝播していることが明らかです。

 ※図は添付の関連資料「図4」を参照

 (2)家族・パートナーへの配慮、歯みがき時のコップ管理で各国差 別々の管理が当たり前の国も
  歯みがき時に使用するコップの共有に関して聞いたところ、同居している人との共有をしているのは日本の32%が6カ国中最も高い結果となりました。一方で、コップが「いっしょ派」「べつべつ派」のみで比較したところ、日本は半数以上が「いっしょ派」であるのに対し、ドイツでは約9割が「べつべつ派」という結果となり、文化・習慣の違いが浮き彫りになりました。

 ※図は添付の関連資料「図5・6」を参照

 <神戸常盤大学 野村慶雄教授のコメント>
  日本ではハブラシを共有する習慣はありませんので、ハブラシから細菌が家族に移ることはありません。ハブラシは使ったあと水道の水流で付着したプラークや唾液を洗い流し、その後よく振って水分を除き乾燥させるのがいいでしょう。最近は保管用の紫外線滅菌器なども販売されていますので使ってみるのもいいでしょう。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照



Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版