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成人T細胞白血病
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京大と宮崎大と東大など、成人T細胞白血病リンパ腫における遺伝子異常を解明
成人T細胞白血病リンパ腫における遺伝子異常の解明 ■概要 成人T細胞白血病・リンパ腫(adult T−cell leukemia lymphoma:ATL)は、日本を主要な流行地域の一つとするヒトT細胞白血病ウイルス1型(human T−cell leukemia virus type−1:HTLV−1)感染によって生じる極めて悪性度の高い血液がんの一つです。乳児期にHTLV−1ウイルスに感染したT細胞に、数十年間にわたってさまざまな遺伝子の変化が生ずることによってATLの発症に至ると考えられていますが、従来こうした遺伝子の変異については多くが不明のままでした。 今回、京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学 小川誠司 教授、宮崎大学医学部 内科学講座消化器血液学分野(...
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協和発酵キリンとファイザー、がん免疫療法に関する開発提携契約を締結
がん免疫療法に関する開発提携契約の締結について 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)と米ファイザー社(本社:米国ニューヨーク、CEO:イアン・C・リード、以下「ファイザー社」)は、協和発酵キリンが開発中の抗CCR4(※1)ヒト化モノクローナル抗体であるモガムリズマブ(※2)(開発コード:KW−0761)について、ファイザー社が開発中の抗4−1BB(CD−137)アゴニスト完全ヒト抗体PF−05082566(※3)との併用療法に関する第Ib相臨床試験の開発提携契約を締結致しましたのでお知らせします。試験は、安全性と忍容性を、固形がん患者...
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免疫生物研究所、ヒト成人T細胞白血病の新規治療薬候補の開発研究を実施
ヒト成人T細胞白血病(ATL)新規治療薬候補の開発研究の実施について 当社では、琉球大学との共同研究において、成人T細胞白血病(Adult T−Cell Leukemia,以下「ATL」という)の発症原因ウイルスであるHTLV−1に対する感染防御(中和)効果を有する抗体について、新規治療薬シーズとして研究してまいりますのでお知らせします。 【概要】 ATLはHTLV−1ウイルスの感染が引き起こす血液の悪性がんの一種です。HTLV−1の主な感染ルートは母子感染であり、母乳を通じて母から子に感染します。 ATLの発症率はおよそ5%と低いものの、日本ではATL患者とHTLV−1キャリア(HTLV−1の症状はないが体内にウイルスを保有している方)を含...
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協和発酵キリン、PTCLなど対象にした「モガムリズマブ」の国内第2相臨床試験結果を発表
末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)および皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)を対象とした モガムリズマブ(KW−0761)の国内第2相臨床試験の結果について 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、2012年12月8日から11日まで米国ジョージア州アトランタで開催された第54回米国血液学会(American Society of Hematology:ASH)において、CCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)(注1)および皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)(注2)を対象としたモガムリズマブ(一般名、開発コード:KW−0761)の有効性、安全性および薬物動態を評価する国内後期第2相臨床試験の結果...