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個別化医療
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東北大、脳内炎症の抑制が恐怖記憶に伴う行動異常を改善することを発見
脳内炎症の抑制が恐怖記憶に伴う行動異常を改善する 〜心的外傷後ストレス障害の治療法開発の可能性〜 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の富田博秋教授(メンタルヘルスケア推進室長、本務:災害科学国際研究所)と災害科学国際研究所の兪志前助教らのグループは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のモデルマウスで認められる恐怖体験の記憶が持続することに伴う行動異常に伴って、脳内ミクログリア細胞(*1)において炎症に関わるサイトカインというタンパク質の1つであるTNFα(*2)の産生が増加し、行動異常の改善とともに産生が減少することを発見しました。さらに、ミノサイクリン(*3)の投与によ...
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急性肺障害の悪化因子を発見 1.発表者 小林 幸司(東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻 当時 博士課程4年) 堀上 大貴(東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻 博士課程1年) 大森 啓介(東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻 博士課程2年) 中村 達朗(東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻 特任助教) 山崎 愛里沙(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 修士課程2年) 前田 真吾(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 特任助教) 村田 幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 ...
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日立、中外製薬のバイオ抗体原薬生産プラントの生産設備一式を受注
中外製薬工業が新設するバイオ抗体原薬生産プラントの生産設備一式を受注 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、中外製薬株式会社(代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治/以下、中外製薬)の生産子会社である中外製薬工業株式会社(代表取締役社長:高畠 久幸)より、同社の浮間工場(所在地:東京都北区)に新設するバイオ抗体原薬生産プラント向けの6,000L培養槽6基をはじめとした生産設備一式の設計・調達・建設を受注しました。12月14日に起工式が開催され、2016年1月に着工、2018年7月に竣工する予定です。 浮間工場に新設されるプラントは、革...
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中外製薬、ALK阻害剤のALK陽性の進行非小細胞肺がんの効能・効果を米国で承認申請
ALK阻害剤「アレクチニブ」のALK陽性の進行非小細胞肺がんを 効能・効果とした米国での承認申請について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)およびF.ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/CEO:セヴリン・シュヴァン](以下、ロシュ社)は、ALK阻害剤「アレクチニブ塩酸塩」(以下、アレクチニブ)について、ロシュ・グループのジェネンテック社[本社:米国カリフォルニア州/CEO:イアン・T・クラーク]が、「クリゾチニブに不応または不耐容のALK陽性の進行非小細胞肺がん」を効能・効果とする承認申請を米国食品医薬品局(Food and Drug Admini...
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アークレイ、院内遺伝子検査をトータルサポートする自動核酸抽出機と専用試薬を販売
自動核酸抽出機と専用試薬の販売を開始 院内遺伝子検査のトータルサポートを実現 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役 執行役員社長:松田 猛)は、8月8日よりプロメガ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:上田 昌宏)が製造販売するパーソナル自動核酸抽出機「Maxwell(R) RSC」と専用試薬を販売します。遺伝子検査における核酸抽出から解析、結果報告まで作業工程をトータルにサポートすることで、検査の簡便化・効率化に貢献します。 アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、自動核酸抽出機「Maxwell」と専用試薬シリーズの販売について、プロメガ社と販売協力契約を締結し、2013年に...
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東大医科研と日本IBM、「ワトソン」を活用し先進医療促進へ新たながん研究を開始
東大医科研が「Watson Genomic Analytics」を使ったがん研究を開始 コグニティブ・コンピューティング・システムの活用により、 研究者ががん細胞ゲノムに存在する遺伝子変異情報に基づいた ゲノム医療・個別化医療の研究を推進することを支援 東京大学医科学研究所(以下、東大医科研)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は本日、「Watson Genomic Analytics」(ワトソン・ジェノミック・アナリティクス)を活用して先進医療を促進するための新たながん研究を開始することを発表します。コグニティブ・コンピューティング・システムの活用により、研究者によるがん細胞の全ゲノムに存在する遺伝子変異情報に基づいたゲノ...
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東北大、日本人集団の血漿のメタボローム&プロテオーム解析が完了
日本人多層オミックス参照パネル公開 −日本人集団の血漿のメタボローム&プロテオーム解析が完了− <成果のポイント> ○東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査に参加した日本人500人分の血漿オミックス解析を完了(世界初) ○本成果は、今後の疾患関連マーカー探索の基盤となる ○日本人集団の血漿中の代謝物の濃度分布やタンパク質の頻度分布を広く内外の研究者に公開 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(機構長:山本雅之、以下ToMMo)は、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査(*1)に参加した日本人500人分の血漿オミックス解析(*2)を完了しました。500人以上の血漿の、...
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小さなRNAの暗号解読に成功 〜右利き・左利きの謎を解明: プレシジョンメディシン時代の核酸医薬へ新たなる一歩〜 1.発表者: 鈴木 洋(研究当時:東京大学大学院医学系研究科分子病理学 特任助教、現所属:マサチューセッツ工科大学コーク癌総合研究所 客員研究員) 宮園 浩平(東京大学大学院医学系研究科分子病理学 教授) 2.発表のポイント: ◆長く不明であった生体内の遺伝子の制御において重要な役割を持つ小さなRNA(マイクロRNA、注1)の産生、特にRNAの右利き左利き、に関する中心的な原理を発見しました。 ◆マイクロRNA産生・RNA干渉の起点となる2本鎖RNAから、どちらの1本鎖RNAがマイクロRNAとして...
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理研と東京医科歯科大、バセドウ病の発症を予測するバイオマーカーの同定に成功
バセドウ病の発症を予測するバイオマーカーを同定 −個別化医療の実現につながるビッグデータ解析技術を開発− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター統計解析研究チームの岡田随象客員研究員(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 疾患多様性遺伝子学分野 テニュアトラック講師)らの共同研究グループ(※)は、移植や免疫反応に関わる遺伝子であるHLA遺伝子[1]の個人差をコンピューター上で高精度かつ網羅的に解析する「HLA imputation法」[2]を、日本人集団に適用するためのデータベースを開発しました。また、HLA imputation法を大規模ゲノムワイド関連解析(GWAS)[3]へ適用し、日本人のバセ...
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シスメックスグループ中期経営計画を策定 〜成長と収益力の強化、成長への投資、変革の推進により、次のステージにふさわしい企業へ〜 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次恒以下「シスメックス」)は、グループの高成長の持続とさらなる収益力の強化、経営の高度化に向けた変革を推進するために、2018年3月期を最終年度とするグループ中期経営計画を策定しました。 本グループ中期経営計画では、2011年に制定しました長期経営目標のポジショニングを発展させるとともに、今後3年間で取り組むべき事項を設定し、最終年度の2018年3月期に売上高3,000億円、営業利益630...
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東大と日立、ヒトゲノム解析用スーパーコンピューターShirokane3の本格稼働を開始
東大医科研がヒトゲノム解析用スーパーコンピュータShirokane3の本格稼働を開始 従来比約10倍の解析速度と約100万人分のデータ保存を実現し、 がんや感染症などに関する個人の特性に合った予防・診断・治療法の研究を加速 ■発表のポイント ・東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センターは、株式会社日立製作所の協力のもと、ヒトゲノム解析用スーパーコンピュータシステムを刷新し、Shirokane3として4月1日から本格稼働を開始します。 ・422 TFLOPSの総合理論演算性能の実現などにより、従来システム比約10倍の速度でヒトゲノムのデータを解析することが可能となります。 ・膨大なデータからヒトゲノムが変...
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中外薬・ロシュ、BRAF阻害剤「ゼルボラフ」とコンパニオン診断薬の製造販売承認を取得
悪性黒色腫に対する個別化医療に貢献 BRAF阻害剤「ゼルボラフ(R)」 コンパニオン診断薬「コバス(R) BRAF V600変異検出キット」の 製造販売承認取得について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、抗悪性腫瘍剤BRAF阻害剤ベムラフェニブ錠−販売名『ゼルボラフ(R)錠240mg』(以下、「ゼルボラフ(R)」)について本日、厚生労働省より「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果として製造販売承認を取得したことをお知らせいたします。 また、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社[代表取締役社長兼 CEO:小笠原信](以下、ロシュ...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、逆転写PCRでNAを増幅する際に使う遺伝子診断薬原料を発売
耐熱性の大幅な向上で、より長いRNA配列を転写 遺伝子診断薬原料「NxtScript Reverse Transcriptase (RNA依存性DNAポリメラーゼ:逆転写酵素)」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、インフルエンザなどのレトロウイルスにおいて、逆転写PCRによってDNAを増幅する際に使用する「NxtScript Reverse Transcriptase」を、遺伝子診断薬の原料として12月15日に発売します。 肝炎や、インフルエンザなどの感染症や抗がん剤などの副作用や効果を予測する個別化医療(PHC)などで幅広く活用されている遺伝子検査では、主にPCR法を用いた遺伝子の増幅により、DNAを検...
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ソニー、細胞の動きを非染色・非侵襲で定量評価するセルモーションイメージングシステムを発売
業界初、細胞の「動き」を捉える画像解析技術を応用した セルモーションイメージングシステムSI8000シリーズ 〜再生医療の研究や創薬支援に有用な非染色・非侵襲手法の実現〜 *商品画像は添付の関連資料を参照 ソニーは、細胞分析の手法として業界初となる、細胞の動きを非染色・非侵襲で定量評価する、動き検出技術を応用した新しいコンセプトのセルモーションイメージングシステムSI8000シリーズを発売します。 商品:セルモーション イメージングシステムSI8000シリーズ モデル名:Cardio model(SI8000C 一式) 発売予定:2014年12月 メーカー希望小売価格:3,000万円前後(オプショ...
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抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ(R)」の発売について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能・効果として2014年7月4日に製造販売承認を取得し、9月2日に薬価基準に収載されたALK阻害剤アレクチニブ塩酸塩カプセル−販売名『アレセンサ(R)カプセル20mg、同40mg』(以下、「アレセンサ(R)」)』について、本日より販売を開始しましたのでお知らせいたします。 「アレセンサ(R)」は、中外製薬鎌倉研究所で創製された選択性の高い経口のALK阻害剤であり、中外製薬およびF.ホフ...
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シスメックス子会社、Merck Seronoと大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結
シスメックス アイノスティクスがMerck Seronoと血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたびシスメックスの子会社であるシスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断(※1)薬の共同開発契約を締結したことを、以下のとおりお知らせします。 このたび、シスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが大腸がんにおける血中RAS遺伝子(※2)変異検査薬の薬事承認取得に向けた共同開発契約を締結しました。 本契約では、シスメ...
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横河医療ソリューションズと富士通 未来医療分野で提携 当社は、横河電機株式会社(以下、横河電機)の100%子会社で、病院向け医療画像・放射線情報システム開発の横河医療ソリューションズ株式会社(以下、横河医療ソリューションズ)と、「未来医療」分野における新規事業創出で提携するとともに、横河医療ソリューションズに対して少数持分での資本参加をすることで基本合意に達しました。 横河医療ソリューションズは1993年、横河電機の医療ビジネスプロジェクトとしてスタートして以来、医療画像、放射線情報システムにおいて大中規模病院を中心に展開しております。また、近年では放射線治療情報システム...
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中外製薬など、経口BRAFキナーゼ阻害剤「ベムラフェニブ」などの製造販売承認を申請
「BRAFV600(※)遺伝子変異を有する悪性黒色腫」に対する「ベムラフェニブ」 およびBRAF遺伝子変異を検出するコンパニオン診断薬の 製造販売承認申請について ※「BRAFV600」の正式表記は添付の関連資料を参照 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、BRAFV600遺伝子変異を有する悪性黒色腫を対象として開発を進めておりました選択性の経口BRAFキナーゼ阻害剤「ベムラフェニブ」(開発コード:RG7204)の製造販売承認申請を本日、厚生労働省に対して行いましたのでお知らせいたします。 また、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社[代表取締...
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シスメックス、米ミリポア社と臨床研究・共同開発・ライセンス契約を締結
ミリポア社と臨床研究、共同開発およびライセンス契約を締結 〜個別化医療の実現に向け、細胞分析における新技術の創造を加速〜 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたびMerck Millipore社(アメリカ合衆国 マサチューセッツ州、以下「ミリポア」)と、ミリポアが保有するイメージングFCM技術に関する臨床研究、共同開発およびライセンス契約(以下「契約」)を締結しました。今後、ミリポアのイメージングFCM技術をプラットフォームとする新たな診断技術の創造を加速します。また、本臨床研究の有用性を確認した上で、ヘマトロジー分野におけるイメージングFC...
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中外製薬、抗悪性腫瘍剤「パージェタ 点滴静注420mg/14mL」を発売
抗悪性腫瘍剤「パージェタ(R)」の発売について 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、「HER2陽性の手術不能又は再発乳癌」を効能・効果として2013年6月28日に製造販売承認を取得し、8月27日に薬価基準に収載された抗HER2ヒト化モノクローナル抗体ペルツズマブ(遺伝子組換え)−販売名『パージェタ(R)点滴静注420mg/14mL』(以下、「パージェタ(R)」)について、本日より販売を開始したことをお知らせいたします。 「パージェタ(R)」は、世界でいち早く個別化医療に取り組んだF.ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/CEO:セ...
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理化学研究所など、特定の遺伝子配列を認識して蛍光を発する「Eprobe」を開発
蛍光プローブ「Eprobe」のリアルタイムPCRへの応用 −個別化医療の進展に合わせ簡便・正確な遺伝子検査、病原体検出法の確立へ− <ポイント> ・配列特異的に蛍光を発するEprobeによるリアルタイムPCRの検出系を開発 ・1つのEprobeで遺伝子増幅の検出と遺伝子の変異検出が可能 ・複数色のEprobeを用いることにより1チューブで異なる遺伝子配列に対応 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と理研ベンチャー[1]のダナフォーム(三谷康正代表取締役社長)は、人工核酸を利用した蛍光プローブ「Eprobe(イープローブ)(R)」とリアルタイムPCR法[2]を組み合わせることで、特定の遺伝子配列のコピー数や発現量、変異の...
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シスメックス、米国に研究開発拠点「米州R&Dセンター」を設立
米国に研究開発拠点「米州R&Dセンター」を設立 〜個別化医療の実現に向け、研究開発のグローバル化を加速〜 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、欧州に次いで2拠点目となる海外研究開発拠点「米州R&Dセンター」を設立し、米州統括現地法人であるSysmex America,Inc.(シスメックス・アメリカ・インク 以下「シスメックス・アメリカ」)を拠点に活動を開始しました。 米州R&Dセンターは、グローバルな研究開発拠点の一つとして、オープンイノベーション(※)コンセプトのもと、シスメックスの多様な検査技術と米国市場で開発が進む新たな検査技術との融合...
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アストラゼネカ、進行非小細胞肺がん対象のEGFR遺伝子変異検査の多施設共同国際試験を開始
アストラゼネカ、進行非小細胞肺がんを対象としたEGFR遺伝子変異検査に関する 多施設共同国際試験(ASSESS試験)開始 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ)は日本においてASSESS試験を開始したことを本日発表しました。本試験は、ヨーロッパおよび日本の進行非小細胞肺がん患者(1,300例、内日本人300例)において、血液によるEGFR遺伝子変異検査の可能性および各国におけるEGFR遺伝子変異検査状況を評価することを目的としたものです。この試験により、診断時または診断後に腫瘍サンプルが入手できない進行非小細胞肺がん患者さんが、血液によりEGFR遺伝子変異の有無が確認で...
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エーザイ、米国2社とコンパニオン診断薬開発で共同開発契約を締結
エーザイがコンパニオン診断薬開発でEpizyme,Inc.およびRoche Molecular Systems,Inc.と共同開発契約を締結 エーザイ株式会社(本社:東京、社長:内藤晴夫)は、Epizyme,Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、社長:Robert Gould、以下 Epizyme社)およびRoche Molecular Systems,Inc.(本社:米国カルフォルニア州、社長:Paul Brown、以下RMS社)と、コンパニオン診断薬(Companion Diagnostics:CoDx)の共同開発契約を締結しましたので、お知らせします。本契約に基づき、エピジェネティクスに関連するEZH2の遺伝子変異を同定するCoDxの開発を進め、EZH2に変異を有するリンパ腫患者様に対する個別化医療の実現をめざします。 当社は、2011...
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「NK細胞療法」技術の提供開始 〜NK細胞の高活性化、大量培養技術〜 株式会社メディネットは、かねてから抗体医薬品との相乗効果を狙った「NK細胞療法」技術の開発を進めておりましたが、この度、本技術の提供を開始いたしましたので、お知らせします。本技術の導入により、抗体医薬品を用いた治療中の患者様、あるいは、MHC クラスIの発現レベルが低下・消失されたがん患者様に、より高い治療効果をもたらす新たな治療が提供されることになります。 NK細胞は、抗体医薬品との相性がよく、MHCクラスIの発現がないがん細胞や、ウイルス感染細胞に対して、特に強い殺傷能力を持つリンパ球の一種です。ま...
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仏サノフィ、糖尿病の新薬開発に向けジョスリン糖尿病センターと提携
糖尿病の新薬開発に向け サノフィとジョスリン糖尿病センターが提携 ハーバード大学医学部関連施設との共同研究により新薬開発を目指す フランス、パリ−2012年6月19日−サノフィ(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY)とハーバード大学医学部付属の教育研究機関であるジョスリン糖尿病センターは本日、糖尿病と関連疾患の治療に向けた新薬開発を促進する新たな研究提携契約を締結したことをお知らせいたします。今回の提携は、米国マサチューセッツ州ボストンで開催された2012年バイオ国際会議(Bio International Convention)において発表されました。 ジョスリ...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、病理標本のデジタル化などのソリューションを提供するデジタル病理システム発売
病理標本のデジタル化から解析・レポート作成まで トータルソリューションを提供するデジタルパソロジー(病理)システム 「ベンタナiScan Coreo Au」および「ベンタナ Virtuoso」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:小川 渉)は、病理標本のデジタル化から画像解析、レポートの作成までのトータルデジタルパソロジーソリューションを提供するスキャナー「ベンタナ iScan Coreo Au」および画像解析・マネジメントシステム「ベンタナVirtuoso」を12月27日に発売いたします。 近年、分子標的治療薬の開発が進むにつれ個別化医療が徐々に普及しつつあり、...
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シード・プランニング、「個別化医療の普及と医薬品・診断薬・臨床検査ビジネスの今後の方向性」を発刊
調査レポート発刊のお知らせ 個別化医療の普及と 医薬品・診断薬・臨床検査ビジネスの今後の方向性 〜世界の個別化医療/CompanionDX(*)関連企業動向と将来展望の分析〜 [本書のポイント] ◆個別化医療/CompanionDX(*)に関わる世界の企業38社を調査 ・個別化医療/CompanionDXで生じるビジネス面の変化・今後の展望を分析 ◆CompanionDX(*)の展望 ・CompanionDXはがん領域において必須の技術となる ・がん領域以外としては脳神経/精神疾患領域で大きく広がる (*)CompanionDX・・・医薬品の処方時に連動して使用される...
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中外製薬、個別化医療に基づく新薬候補を導入し相次ぎ臨床試験を開始
個別化医療に基づく新薬候補を導入、相次ぎ臨床試験を開始 ヒト化抗Met抗体「MetMAb」・ヒト化抗IL−13抗体「lebrikizumab」 中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/社長:永山 治](以下、中外製薬)は、個別化医療(Personalized Healthcare)(以下、PHC)戦略に基づき、F. ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/CEO:セヴリン・シュヴァン](以下、ロシュ社)から、同社が非小細胞肺がん治療薬として開発中のヒト化抗Met抗体「MetMAb」と、同じく気管支喘息治療薬として開発中のヒト化抗インターロイキン(IL)−13抗体「le...
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協和メデックス、CCR4タンパクを検出する体外診断用医薬品の国内製造販売承認を申請
CCR4タンパクを検出する体外診断用医薬品の 国内製造販売承認申請に関するお知らせ 協和メデックス株式会社(本社:東京都中央区、社長:山口 正仁、以下「協和メデックス」)は、2011年4月26日に、KW−0761のコンパニオン診断薬(注1)として開発中の体外診断用医薬品2品の国内製造販売承認を厚生労働省に申請しましたので、お知らせいたします。 本品は、免疫組織化学的手法(IHC)(注2)とフローサイトメトリー(FCM)(注3)を原理とした診断薬であり、協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)が、本日、医薬品製造販売承認申請をし...
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エーザイ、米Epizyme社とがん治療に関する戦略的提携契約を締結
Epizyme,Inc.とエピジェネティック酵素EZH2をターゲットとする がん治療に関する戦略的提携契約を締結 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、米国のEpizyme,Inc.(Cambridge,MA,USA、社長:Robert Gould、以下 Epizyme)と、エピジェネティック酵素であるEZH2をターゲットとする遺伝的起因によるリンパ腫やその他のがん治療に関する研究、開発、販売に関するグローバルな戦略的提携契約を締結した、と発表しました。 当社は、Epizymeが有する独自の創薬プラットフォーム、EZH2の役割を同定する最先端の技術力、標的と...
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メディネット、金沢大学などと共同で免疫細胞治療の治療効果に関する解析研究を開始
金沢大学、金沢先進医学センター、瀬田クリニックグループと共同で悪性腫瘍全般 (一部血液がん等を除く)を対象とした免疫細胞治療の治療効果に関する解析研究を開始 株式会社メディネット(以下「メディネット」)は、国立大学法人 金沢大学医薬保健研究域医学系(石川県金沢市、以下「金沢大学」)、医療法人社団 金沢先進医学センター (石川県金沢市、以下「KadMedic」)、医療法人社団 滉志会 瀬田クリニックグループと共同で、がん免疫細胞治療の治療効果に関する大規模な解析研究 を開始しましたのでお知らせします。 本解析研究は、KadMedicにおいて免疫細胞治療を受診される悪性腫瘍の...