ノボノルディスクファーマ、ノルディトロピン　フレックスプロ　注の個装箱を約１９％小型化

ノボ　ノルディスク　ファーマ、ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注の個装箱を約１９％小型化
−患者さんやご家族にとって持ち運び・保管がさらに便利に−


　ノボ　ノルディスク　ファーマ株式会社（社長：クラウス　アイラセン、本社：東京都千代田区）は、ヒト成長ホルモン（遺伝子組換え）製剤　ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注　５mg、１０mg、１５mg（以下、ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注）の個装箱を、従来製品より、約１９％小さくしました。出荷開始時期は３月下旬〜４月上旬です。

　ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注は、「持ちやすい」、「打ちやすい」、「準備が簡単」という特徴から、２０１０年の発売以来、毎日注射を行うお子さんやご家族の方のご負担を軽減し、よりシンプルな成長ホルモン治療を実現してきました。

　一方で、常に冷蔵保存を必要とする成長ホルモン製剤では、本体自体のコンパクトさだけでなく、箱の大きさも大事という医療現場からの声がありました。ノボ　ノルディスク　ファーマはこれを受け止め、社内で小型化の実現性を検討しました。その後、試作、生産性の確認、包装貨物評価試験（＊）、個装箱の図面登録、個装箱デザインの変更を行い、添付文書の折り方も変更し、個装箱を限界まで小さくして、従来品より約１９％の小型化が実現できました。

　個装箱の小型化により、患者さんやそのご家族にとっては、処方本数が多い場合、医療機関から処方された製品の自宅への持ち帰りが便利になり、箱ごと冷蔵庫で保管する場合のスペースの削減もできます。また、院内においても薬剤の保管スペースが削減できます。

　ノボ　ノルディスク　ファーマは、これからも医療現場の声に耳を傾け、患者さんやご家族の皆さんのより良い成長ホルモン治療に貢献してまいります。

　※参考画像は添付の関連資料を参照


　＊試験の内容は１．振動試験、２．落下試験、３．圧縮試験です。これらの試験から、輸送中に内容物が移動しないこと、落下時にクレームとなるような損傷がないこと、最大積載荷重の評価などを行って総合的に適切な包装形態や輸送方法を決めています。


　ノボ　ノルディスク　ファーマ株式会社は、デンマークに本社を置くグローバルヘルスケア企業であるノボ　ノルディスク社の日本法人です。ノボノルディスク社はインスリンの発見から間もない１９２３年にインスリンの製造販売を開始し、以来９０年以上にわたり糖尿病治療に必要な革新的な医薬品やデリバリーシステムの開発を通じ糖尿病ケアの革新をリードしてきました。また、糖尿病に加え、成長ホルモン療法および血友病においても、それぞれの製品領域をリードしています。ノボ　ノルディスク社は現在７５カ国に４１，５００人の社員を擁し、製品は１８０カ国以上で販売されています。日本法人は１９８０年に設立され、それぞれの製品領域をリードしています。