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発展途上国
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新たなC型肝炎ウイルス感染予防ワクチンの開発 明里宏文 霊長類研究所教授、加藤孝宣 国立感染症研究所室長らの研究グループは、有望なHCVワクチンの開発に成功しました。本研究では、不活化HCV粒子をワクチンの細胞の免疫反応を高める補強剤(以下、アジュバント)であるK3−SPGとともに小型霊長類モデルであるコモンマーモセットに接種したところ、感染・発症予防に有効な中和抗体と細胞性免疫の両方を効率良く誘導できることを初めて明らかにしました。 本研究成果は、2016年10月27日に英国の医学誌「Gut」に掲載されました。 ■研究者からのコメント 本研究成果により、培養細胞で作製された不活化HCV粒子は...
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東大、抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する国際共同研究成果を発表
抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初の国際共同研究成果 1.発表者: 永井 純正(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 遺伝子治療開発分野 講師) 2.発表のポイント: ◆抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初めての国際共同研究を日米欧の研究者からなるチームが実施した結果、日米欧においては、その安全性に懸念は認められなかった。 ◆世界的に見てもジェネリック医薬品の安全性情報は豊富ではない現状において、日本におけるジェネリック医薬品の市販後のデータ収集の取組みはユニークで重要なものであった。 ◆今後、ジェネリック医薬品の安全性確保に資するデータ創出に...
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ニールセン、「モバイルマネー・レポート〜ショッピング・バンキング・決済の変容」を発表
ニールセン『モバイルマネー・レポート〜ショッピング、バンキング、決済の変容〜』を発表 消費の世界の変化が進んでいます。消費者はモバイル機器を使って商品を検索し、セール品やクーポンを探し、事実上世界のあらゆる地域のあらゆる店から商品やサービスをさらに購入するようになっています。モバイル機器はバンキングと決済関連の産業にも変化をもたらし、貯蓄や支出の方法をかつてないほどに多様化させています。世界に20億人いるともいわれる銀行口座を持たない人々に、金融へのアクセスを提供しています。このバンキングと決済における変革は、数年以内に消費者支出を強力に後押しする可能性をもっています。ニ...
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アステラス、サイトメガロウイルスワクチンの腎臓移植患者を対象とした第II相試験結果を発表
サイトメガロウイルスワクチン(ASP0113)腎臓移植患者を対象とした第II相試験結果のお知らせ アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、医薬品会社Vical Incorporated(本社:カリフォルニア州サンディエゴ、President&CEO:Vijay B.Samant、以下「Vical社」)と共同で開発しているサイトメガロウイルスワクチン(開発コード:ASP0113、以下「ASP0113」)の欧州、米国、オーストラリアで実施している腎臓移植患者を対象とした第II相試験において、主要評価項目であるASP0113の初回接種後1年間におけるサイトメガロウイルス血症の発現率で、プラセボ群に対する有意...
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産総研、デジタルカメラで撮影するだけで橋のたわみを計測する技術を開発
デジタルカメラで撮影するだけで橋のたわみを計測する技術の開発 −健全性評価における計測時間とコストを大幅削減− <ポイント> ・橋梁のたもとからの撮影でもたわみ計測ができる画像計測手法を開発 ・開通前の常磐自動車道の9つの橋でたわみ計測の実証実験に成功 ・従来技術と同程度の精度で計測でき、計測時間とコストを大幅に削減可能 <概要> 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)分析計測標準研究部門【研究部門長 野中 秀彦】 非破壊計測研究グループ 津田 浩 研究グループ長、李 志遠 主任研究員は、東日本高速道路株式会社 東北支社(以下「NEXC...
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東大、感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要など研究成果を発表
骨が免疫力を高める 〜感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要〜 1.発表者: 寺島 明日香(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 研究員現所属:東京大学大学院医学系研究科 骨免疫学寄付講座 特任助教) 岡本 一男(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 助教 現所属:東京大学大学院医学系研究科 骨免疫学寄付講座 特任准教授) 高柳 広(東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 教授) 2.発表のポイント: ◆炎症によって骨髄内の骨芽細胞(注1)が障害を受けることが、敗血症後に生じる免疫細胞数減少...
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フクダ電子とオムロンヘルスケア、在宅医療や海外事業分野で提携に向け基本合意
フクダ電子、オムロン ヘルスケア 事業提携並びにオムロン コーリンの株式譲渡に 関するお知らせ フクダ電子株式会社(以下、「フクダ電子」)とオムロン ヘルスケア株式会社(以下、「オムロン ヘルスケア」)は、在宅医療分野や海外事業分野における事業提携に向けた事業提携基本合意書並びにオムロン ヘルスケアの保有するオムロン コーリン株式会社(以下「オムロン コーリン」)の株式をフクダ電子に譲渡し、オムロン コーリンの子会社化を行う株式譲渡契約書を本日締結しましたのでお知らせします。 1.市場背景 近年、医療機器産業を取り巻く環境は、大きく変化しています。国内においては、65歳以上...
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武田薬品、発展途上国でのポリオ根絶を支援でビル&メリンダ・ゲイツ財団から助成金を受領
発展途上国でのポリオ根絶を支援するためビル&メリンダ・ゲイツ財団から助成金を受領 ―ポリオ根絶は公衆衛生における歴史的事業であり、大きな勝利を目前にしている― 当社は、このたび、発展途上国におけるポリオ根絶を目指し、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と事業提携契約を締結したことをお知らせします。当該財団からの資金助成により、当社は、セービン株不活化ポリオワクチンの開発および承認取得を行い、山口県光市にある当社工場にて、少なくとも年間5千万本を製造し、70以上の発展途上国へ供給する計画です。この取り組みは、世界の公衆衛生における重要なアンメットニーズに応えるべく、イノベーション及びパ...
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ファミリーマート、「モッチリングドーナツ(ストロベリー)」など4商品を発売
「FAMIMA CAFE」のラインナップ拡大に合わせ 挽きたてコーヒーにおすすめドーナツなど 4種類の商品を順次発売! 株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:中山勇)は、「FAMIMA CAFE(◇)」の夏の新商品、コーヒーマシーンの新機能“ホットミルク”で作る本格フローズンドリンク「抹茶フラッペ」と「マンゴー&オレンジフラッペ」の発売に合わせ(※)、「モッチリングドーナツ(ストロベリー)」(本体:112円、税込:120円)など、挽きたてコーヒーにおすすめの商品4種類を、2015年5月19日(火)から、全国のファミリーマート店舗約11,400店で順次発売いたします。 (※)201...
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富士ゼロックスとセブン−イレブン、マルチコピー機でCO2カーボン・オフセットの取り組み開始
コンビニ業界初の取り組み、セブン−イレブンの マルチコピー機から排出されるCO2をオフセット 身近に参加できる環境保全活動を推進 富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)および株式会社セブン−イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井阪 隆一(◇))は、地球温暖化防止に貢献するため、全国のセブン−イレブンの店舗に設置している富士ゼロックス製マルチコピー機(*)のお客様利用時における、消費電力量および用紙使用量をCO2排出量に換算し、カーボン・オフセットを行う取り組みを12月8日から1年間実施します。コンビニエンスストアに設置しているマル...
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新潟原動機、韓国社に高性能火花点火式中速ガスエンジンのライセンスを供与
中速ガスエンジン「28AGSシリーズ」のライセンスを韓国STXエンジン社へ供与〜海外市場への参入スピードを加速〜 株式会社IHI(本社:東京都江東区/社長:斎藤保,以下「IHI」)の子会社である新潟原動機株式会社(本社:東京都千代田区/社長:犀川淳一,以下「NPS」)は,このたび,主にアジアの新興国で発電設備として利用されている,高性能火花点火式中速ガスエンジン「28AGSシリーズ」のライセンスを,STXエンジン社(本社:韓国,以下「STX」)に供与する契約を締結しました。今回の契約締結により,NPSによるライセンス供与のもと,STXは「28AGSシリーズ」の製造,販売,並びにアフターサービスを行うことが可能になり...
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インドにおいて、抗がん剤「Halaven(R)」を新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、当社のインド子会社であるEisaiPharmaceuticals India Pvt. Ltd. (所在地:ムンバイ市、以下 エーザイ・インド) が抗がん剤「Halaven®」(一般名:エリブリンメシル酸塩)を新発売しましたので、お知らせします。 本剤は、当社が自社創製・開発した新規抗がん剤であり、現在、日本、米国、欧州を始めとする50 カ国以上で承認を取得しています。インドにおいては、2013 年4 月、「アントラサイクリン系及びタキサン系抗がん剤を含む少なくとも2 種のがん化学療法による前治療歴のある局所進行性・転移性乳がん」に係る...
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東大、赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止することを発見
赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止する ―赤痢菌のカスパーゼ−4に対する新規阻害因子の発見― 1.発表者: 小林 泰良(東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター 感染制御系 細菌学分野 学術支援専門職員) 三室 仁美(東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター 感染制御系 細菌学分野 准教授) 笹川 千尋(東京大学 名誉教授) 2.発表のポイント: ◆どのような成果を出したのか 上皮細胞は細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を取り除くが、赤痢菌はカスパーゼ4特異的な阻害因子を分泌してこれに抵抗する高度な戦略を有していた。 ◆...
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東大など、アフリカ睡眠病治療薬の候補化合物と標的タンパク質との複合体構造を解明
アフリカ睡眠病治療薬の候補化合物と標的タンパク質との複合体構造の解明 1.発表者: 北 潔(東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 生物医化学分野 教授) 原田 繁春(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 応用生物学部門 構造生物工学研究室 教授) 2.発表のポイント: ◆成果:アフリカトリパノソーマが引き起こすアフリカ睡眠病の治療薬候補化合物と、その標的タンパク質(シアン耐性酸化酵素、TAO)との複合体構造を明らかにしました。 ◆新規性:TAOは、アフリカ睡眠病治療薬の標的として格好のタンパク質ですが、立体構造は全く分かっていませんでした。この研究では、TAOに治療薬候補化合...
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アステラス製薬、産総研と「顧みられない熱帯病」のための抗寄生原虫薬の創薬共同研究契約を締結
アステラス製薬:産総研と「顧みられない熱帯病」の治療のための 抗寄生原虫薬の創薬共同研究を開始 − Fragment Evolution法を活用した創薬共同研究 − アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、本日、独立行政法人産業技術総合研究所(所在地:東京、理事長:野間口 有、以下「産総研」)と「顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases)、以下「NTDs」」(1)のための抗寄生原虫薬の効率的探索を目的に創薬共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。 NTDsは、主に発展途上国の熱帯地域におい...
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資生堂、最高級ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」から高機能クリーム「ラ・クレーム」3品種を限定発売
ブランド誕生30周年 3色の輝きの「ラ・クレーム」 数量限定発売 「クレ・ド・ポー ボーテ」 ラ・クレーム 数量限定 2012年9月21日(金)発売 資生堂は、化粧品に高い付加価値を求めるお客さまを対象とした最高級ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」より、ブランド誕生30周年の感謝の想いを3色の輝きに込めた特製の「クレ・ド・ポー ボーテ ラ・ クレーム」(医薬部外品)【全1品目3品種80,000円(税込84,000円)】を、2012年9月21日(金)より株式会社資生堂インターナショナルを通じて数量限定で発売します。本品は、日本のほか、アジア・北米の10の国と地域においても、同時...
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アライドテレシスHD、京都市に研究・開発の中核拠点「京都研究所」を来年3月開設
アライドテレシスホールディングス株式会社 京都研究所を開設 アライドテレシスホールディングス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役会長:大嶋章禎)は、世界23カ国、38社からなる当社グループの研究・開発の中核拠点として、2012年3月に京都市左京区に「京都研究所」を開設いたします。 <京都研究所開設の目的> 当社は1987年の創業以来、ICT分野のグローバルネットワーク企業として、ネットワーク機器と、それらを駆使した各種ソリューションの研究・開発、および提供を手掛けてきました。 創業満25周年を迎える2012年3月9日に、グローバルに展開するアライドテレシスグループの研...
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理化学研究所、細菌やウイルスに対する最初の生体防御のシステムを解明
細菌やウイルスに対する最初の生体防御のシステムが明らかに −形質細胞様樹状細胞が感染免疫応答の活性化に重要な役割を担う− ◇ポイント◇ ・形質細胞様樹状細胞は自然免疫応答と獲得免疫応答の双方に関与 ・タンパク質「Siglec−H」がサイトカイン分泌制御とキラーT細胞活性化に関与 ・形質細胞様樹状細胞に着目した感染症に対する新しい治療法開発へ手がかり 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、生体内に侵入した細菌やウイルスなどを排除する感染免疫応答が活性化するとき、免疫細胞の一種である形質細胞様樹状細胞(※1)が、最初の段階で深く関与していることを明らかにしました。これ...
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東大、病原細菌を標的としたオートファジーの新規認識機構を発見
病原細菌を標的としたオートファジーにおける新規認識機構の発見 1.発表者:小川道永(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・助教) 笹川千尋(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・教授) 2.発表概要: オートファジーは細胞内のダメージを受けた器官、変性タンパク質、病原体を異物として認識・分解する機構である。東京大学医科学研究所 小川道永助教(細菌感染分野)と笹川千尋教授(細菌感染分野、感染症国際研究センター)は宿主細胞が細胞内に侵入した赤痢菌を特異的に認識しオートファジーによって分解するために必要な新規タンパク質Tecpr1(Tectonin domain−cont...
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アップリカ、マザーハウスとコラボの実用性と寄付を兼ね備えた「マザーズバッグ」を数量限定発売
ベビー用品メーカー「アップリカ」と、発展途上国発のブランド「マザーハウス」が初のコラボ "実用性"と"寄付"を兼ね備えた『マザーズバッグ』5月8日より新発売 一般のママの声を反映させて開発。売上の一部を東日本大震災被災地への支援金として寄付 アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:前田英広)は、株式会社マザーハウス(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山口絵理子)とコラボレーションし、売り上げの3%をエクマットラアカデミー事業(※)、および東日本大震災被災地への支援金として使用する『マザーズバッグ』2種類を5月8日より数量限定で...
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大鵬薬品、「ティーエスワン」が進行性胃がんの一次治療薬として欧州で承認を取得
ティーエスワン(R)が進行性胃がんの一次治療薬として欧州で承認 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)は、経口抗がん剤であるティーエスワン(欧州申請商品名:Teysuno(R))が、3月14日に欧州委員会(EC)よりシスプラチンとの併用にて、進行性胃がん患者のファーストライン治療薬として承認を受けたことをお知らせします。 この承認は、2010年12月17日の欧州医薬品庁(EMA)の勧告に基づいており、欧州連合加盟27カ国と欧州経済地域加盟3カ国で適応されます。 今回の承認は、進行性胃がん患者を対象に実施された大規模グローバル第III相試験であるFLAGSの...