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陽イオン
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エプシロンと東北大など、種子島で地域密着型バイオ燃料生産システムの実証を開始
種子島で地域密着型バイオ燃料生産システムの実証を開始へ ―小規模分散型燃料製造装置と集中型樹脂再生設備を開発― NEDOプロジェクトにおいて、(株)エプシロンと東北大学は、種子島の西之表市で小規模分散型燃料製造装置と集中型樹脂再生設備を開発し、地産地消に適したバイオディーゼル製造システムを確立しました。 今後は、この地域密着型バイオ燃料生産システムの本格的な実証を開始します。 1.概要 現行の多くのアルカリ触媒(※1)を用いたバイオディーゼル製造現場では、1)回収した廃食用油の半分弱が低品質(酸価3以上)で燃料の原料として利用できない、2)製品燃料品質が不安定、3)副生石鹸除去...
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パテント・リザルト、「カチオン電着塗装関連技術」の参入企業に関する調査結果を発表
カチオン電着塗装関連技術 特許総合力ランキング トップ3は関西ペイント、日本ペイント、BASF 弊社はこのほど、日本に出願されたカチオン電着塗装関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。 カチオン電着塗装は、カチオン(陽イオン)塗料液中に被塗物を浸し、電気を流しながら塗装するため、複雑な形状の被塗物に対しても隅々まで塗装可能な技術です。本調査では、このカチオン電着塗装に着目し、同分野における特許の質と量から総合的に参入企業の競争力を見た「特許総合力ランキング(注1)」を集計しました。 その結果、1位 関...
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東大、「分子吸収線系」を発見し銀河系の星間ガスの化学組成やおかれている環境を解明
電波の影絵で希薄な星間分子ガスを“見る” 1. 発表者: 安藤亮(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 修士課程1年) 河野孝太郎(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 教授) 永井洋(国立天文台チリ観測所 特任准教授) 2. 発表のポイント: ◆アルマ望遠鏡のデータベースを用いて、非常に希薄な分子ガスの存在を示す「分子吸収線系」を新たに発見し、銀河系の星間ガスの化学組成やおかれている環境を明らかにした。 ◆本研究により発見した分子吸収線系のうち2つからは、非常に珍しいホルミルラジカル分子が検出され、うち1つは従来知られていた分子吸収線系の...
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名古屋大と東大など、極低温まで軌道自由度が凍結しない銅酸化物を実現
極低温まで軌道自由度が凍結しない銅酸化物を実現 −『量子スピン軌道液体』状態の実現に道を拓く− 【概要】 名古屋大学大学院工学研究科(研究科長・新美 智秀)の片山 尚幸(かたやま なおゆき)助教、澤 博(さわ ひろし)教授、東京大学物性研究所(研究所長・瀧川 仁)の中辻 知准教授、大阪大学大学院理学研究科(研究科長・篠原 厚)附属先端強磁場科学研究センターの萩原 政幸教授らの研究グループは、華中科技大学、東北大学、ジョンズ・ホプキンス大学、岩手大学との共同研究により、ヤーン・テラー歪(注1)を起こさない銅酸化物を実現しました。本研究成果は、2015年7月13日(米国東部時間午...
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生理学研究所、カプサイシンが引き起こす痛みの増強メカニズムを解明
カプサイシンが引き起こす痛みの増強メカニズム −TRPV1活性化はアノクタミン1の活性化を引き起こす− <内容> 唐辛子に含まれるカプサイシンが辛さ(痛み)を生じさせるメカニズムに、感覚神経にあるTRPV1(トリップ・ブイワン)というイオンチャネルの活性化が関与することは、10年以上前から広く知られています。またTRPV1と同じ感覚神経に発現しているアノクタミン1というイオンチャネルが、TRPV1とは独立して痛みを発生させることも知られています。今回、自然科学研究機構 生理学研究所(岡崎統合バイオサイエンスセンター)の高山靖規特任助教、富永真琴教授、古江秀昌准教授は、富山大学の歌大介助教との共同...
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東北大、バイオ電流で速く効く・貼ると発電する皮膚パッチを開発
バイオ電流で速く効く!貼ると発電する皮膚パッチを開発 酵素によるバイオ発電で薬剤の浸透を加速 東北大学大学院工学研究科の西澤松彦教授の研究グループは、酵素によるバイオ発電の技術を利用して、体に貼ると微弱な電流が発生し、皮膚を通した薬の浸透が促進される「バイオ電流パッチ」を開発しました。生体・環境に優しい有機材料のみで造られたバイオ電流パッチは、軽く・薄く・柔らかく、そして使用後はそのままゴミ箱に捨てることができます。皮膚への薬剤浸透が電流で加速される効果は以前から知られており、病院や美容クリニックなどで利用されてきました。皮膚パッチに自ら発電する能力を搭載し、外部電源を不要...
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19世紀以来の謎、ホフマイスター効果の新しいメカニズムを提案 −界面の水構造に及ぼす対イオンの効果を実験的に解明− <ポイント> ・独自に開発した最先端の分光計測法により界面の水構造を直接観察 ・陽イオンのホフマイスター系列は界面の水の水素結合強度の序列と一致 ・陽イオンと陰イオンではホフマイスター系列発現メカニズムが異なる <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、独自に開発した表面・界面に存在する分子を選択的に計測できる最先端の分光計測法を用いて、広い分野で重要とされているホフマイスター系列[1]の発現メカニズムについてモデル界面を用いて調べました。その結果、陽...
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光で匂いを感じる昆虫をつくりだす! ‘フェロモン’を高感度で認識する脳のなぞを解明 1.発表者: 神崎亮平(東京大学先端科学技術研究センター・教授) 田渕理史(東京大学大学院工学研究科先端学際工学専攻・大学院生、当時) 櫻井健志(東京大学先端科学技術研究センター・特任助教) 2.発表のポイント: ◆オスのカイコガは、性フェロモンの刺激が微弱なときは、時間的に異なる刺激を脳内で統合することで性フェロモンへの感度を向上させ、メスを探すフェロモン源探索行動を起こすことを発見した。 ◆光で性フェロモンを感じる遺伝子組換えカイコガを作出し、光によってあたかもフェロモン刺激を与えたか...
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アークレイ、高速・高精度のグリコヘモグロビン分析装置「アダムス A1c HA−8181」を発売
世界最速(※)38秒で測定、糖尿病検査のニーズに応えます ヘモグロビンA1cの高速・高精度測定を実現 臨床検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、新しいグリコヘモグロビン分析装置「アダムス(TM) A1c(エーワンシー) HA(エイチエー)−8181」 を6月14日に発売します。糖尿病診断において必須の検査項目である、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)(*1)の測定時間を従来装置より10秒(20%以上)短縮し、高速で高精度の測定を実現しました。 現在、日本の糖尿病患者は年間30万人ペースで増加しており(厚生労働省「平成19年国民...
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サカタのタネ、セル成型苗用に特化した葉物用の播種用培養土「ファンクション FN−100」など発売
透水性、保水性、通気性のバランスがよく、作業性に優れる高機能資材 生産者向け播種用培養土『ファンクション』シリーズを開発 第1弾としてセル成型苗(※1)用に特化した葉物用の播種用培養土「ファンクション FN−100」「同 FN−200」を発売 サカタのタネは、原料とその配合バランスにこだわった生産者向け播種用培養土『ファンクション』シリーズを開発し、このたびセル成型苗用に特化した培養土『ファンクション FN−100』『同 FN−200』の2商品を2010年12月1日に発売します。『ファンクション』シリーズは、透水性・通気性のよいココピート(※2)、保水性に優れる数種類のピー...