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オンコリスバイオファーマ、岡山大に共同研究拠点を開設

2016-05-03

岡山大学における共同研究拠点の開設に関するお知らせ


 当社はこの度、国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科産学官連携センター・おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)に、オンコリスバイオファーマ岡山研究センターを共同研究拠点として開設する運びとなりましたのでお知らせいたします。

 当社は設立以来、岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科と共同研究契約を締結し、藤原俊義教授(消化器外科学)と腫瘍溶解ウイルスの臨床応用に関する共同研究を行って参りました。オンコリスバイオファーマ岡山研究センターは、がん細胞検出用の腫瘍溶解ウイルスであるテロメスキャン(R)(OBP−401)およびテロメスキャン F35(OBP−1101)について、がん体外検査薬としての臨床応用をより積極的に推進する目的で、開設することとなったものです。稼動予定日は2016年5月を予定しております。

 当社創業者のひとりである藤原教授は、腫瘍溶解ウイルス研究の第一人者でテロメスキャン発明者であり、これまで末梢循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cell;CTC)検出法への応用開発等を進めてこられました。このほか近年は、テロメスキャンによって胃がん患者の腹腔洗浄液から検出されるがん細胞(Peritoneal Tumor Cell;PTC)が、術後の予後を有意に反映するという研究成果を日本遺伝子治療学会等で報告されています。

 当社は岡山大学内に研究拠点を開設することにより、これらの研究をさらに支援・発展させ、より多数の臨床エビデンスデータの蓄積を推進することといたしました。
 これにより、テロメスキャンのがん体外検査薬としての臨床的有用性を評価するとともに、将来的には胃がん手術時検査法として、薬事承認申請を目指しております。今後、当施設から創出される研究成果は定期的に学会・論文での発表のほか、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との薬事戦略相談等を通じてがん体外検査薬としての臨床応用の可能性探索を進めて参る予定です。

 なお、本件による本年度業績への影響はございません。


以上



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