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心不全
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東北大、うっ血性心不全患者で摂食嚥下障害併存を予測することを科学的に実証
うっ血性心不全患者で摂食嚥下障害併存を予測する −認知機能と栄養状態検査で摂食嚥下障害の早期発見へ− 【研究概要】 東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の大学院生横田 純一(よこたじゅんいち)、小川 佳子(おがわ よしこ)元助教(現 帝京大学)、上月 正博(こうづき まさひろ)教授らのグループは、認知機能障害と低栄養状態が、入院時のうっ血性心不全急性増悪患者における摂食嚥下障害(注1)併存の予測因子であることを科学的に実証しました。 うっ血性心不全患者における摂食嚥下障害の併存は誤嚥性肺炎等の原因となり、在院日数の長期化、予後の悪化、医療費の増大など様々な問題を引き起こ...
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武田薬品、アログリプチンの心血管系への安全性を評価したEXAMINE試験の事後解析データを発表
アログリプチンの心血管系への安全性を評価したEXAMINE試験における 死亡率に関する事後解析データが第76回米国糖尿病学会学術集会で発表され Diabetes Care誌にも掲載 当社は、第76回米国糖尿病学会学術集会において、グローバル試験であるEXAMINE(※)試験の事後解析データを発表しましたのでお知らせいたします。本解析では、直近に急性冠症候群(ACS)を発症した2型糖尿病患者さんにおいて、18ヶ月(中央値)の追跡調査期間中、DPP−4阻害剤であるアログリプチン投与群ではプラセボ投与群と比較して心血管死を含む死亡リスクを上昇させないことが示されました。本データの結果では、両群ともに、心筋梗塞、脳卒中、不安...
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第一三共、英社と虚血性心不全の細胞治療薬「Heartcel」のライセンス契約を締結
Cell Therapy社とのHeartcel(TM)に関するライセンス契約締結について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、Cell Therapy Ltd.(所在地:英国ウェールズ州、以下「CTL」)が開発中の虚血性心不全の細胞治療薬Heartcel(TM)について、日本における開発および販売の独占的実施権をCTLから許諾するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。 Heartcel(*1)は、CTLが独自に開発した手法により新規に作成された他家細胞治療薬(*2)です。Heartcelを心筋に投与することで、虚血性心不全に対する治療効果が期待されます。 日本において、開発及び販売は当社が実施し、治験用および商用生産はCTLが実施します...
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臨床検査薬・機器事業に関する調査結果 2014 〜2013年度は海外向け事業が大幅に伸長〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて臨床検査薬・機器事業展開企業の事業規模調査を実施した。 1.調査期間:2014年6月〜9月 2.調査対象:国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社(日本企業および海外企業日本法人) 3.調査方法:当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用 【調査結果サマリー】 ◆2013年度の臨床検査薬・機器事業規模は前年度比9.8%増の8,704億円 2013年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事業規模(臨...
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NK細胞による肺血管透過性制御機能を発見 −心不全患者の呼吸困難を改善する新たな治療法開発へ− 慶應義塾大学医学部内科学教室(循環器)佐野元昭准教授らと内科学教室(呼吸器)の共同研究グループは、心筋梗塞後に異常に活発になった好中球(注1)が、肺微小循環(注2)に捕らえられて停滞し、肺の血管内皮細胞を傷害する結果、血液内の液体成分が肺内にしみ出すために低酸素血症(呼吸困難)を引き起こすこと、また肺の中に存在するNK(ナチュラルキラー)細胞がその好中球による肺の血管内皮細胞傷害を抑制していることを発見しました。その結果、肺NK細胞は、免疫反応を沈静化する抑制性サイトカインIL−10(イン...
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テルモ、「DuraHeart左心補助人工心臓システム」の改良品を販売
植込み型補助人工心臓システム「DuraHeart左心補助人工心臓システム」 植込み再開のお知らせ テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新宅 祐太郎)は、植込み型補助人工心臓システム「DuraHeart左心補助人工心臓システム」(以下、本製品)の改良品を7月25日より販売いたします。 弊社は、本製品で不具合が発生したため、植込み型補助人工心臓手術の認定医療機関に対し、2011年12月20日より同製品の新規植込みを原則として見合わせていただくようお願いしておりました。 その後、補助人工心臓治療関連学会協議会(代表 許俊鋭先生、副代表 中谷武嗣先生)からの臨床面および工学面の専門的なご...
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アークレイ、積水メディカルのBNP測定装置と専用診断薬を販売開始
BNP測定装置の販売で積水メディカルと提携 心疾患の診療サポートをさらに強化 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、積水メディカル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:福田睦)とBNP測定装置「ラピッドピア(R)」ならびに専用診断薬「ラピッドチップ(R) BNP」の販売協力契約を締結しました。6月17日(月)より、全国の医療機関に向けて販売を開始します。 アークレイ株式会社(以下、アークレイ)がこのたび販売するBNP測定装置「ラピッドピア」は、専用試薬「ラピッドチップBNP」を使用し、心不全の臨床的指標として有用とされるBNP(1)を簡単・迅速に測定できる小型・軽量の装置です。 近年、心...
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京大、ヒトのミトコンドリアでNADPを合成する酵素を特定しNADPの供給源を解明
ヒトのミトコンドリアにおけるNADP供給源の特定とその意義 村田幸作 農学研究科教授、河井重幸 同助教らの研究グループは、ヒトのミトコンドリアでNADPを合成する酵素を特定し、NADPの供給源を明らかにしました。 本研究成果は、英国科学誌「Nature Communications」の12月4日付オンライン版にオープンアクセス誌として掲載されました。 <研究のトピックス性> ヒトを含めた真核細胞は、分裂し、増殖するオルガネラ:ミトコンドリア(Mt)をもちます。Mtは糖や脂肪酸を燃焼させ、エネルギー(ATP)を産生する重要な機能を担っています。そのため、Mtでは、NADやNADPを補酵素とする酵素によって多様な酸化還元反応が進行してい...
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臨床検査薬・機器事業に関する調査結果 2012 〜成長率では海外向け事業優位だが国内向け事業も微増推移を持続〜 <調査要綱> 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて臨床検査薬・機器事業展開企業の事業規模調査を実施した。 1.調査期間:2012年6月〜9月 2.調査対象:国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社(日本企業および海外企業日本法人) 3.調査方法:当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用 <調査結果サマリー> ◆2011年度の臨床検査薬・機器事業規模は7,711億円 2011年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事業規模(臨床検...
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FDAよりカイプロリス(TM)(カーフィルゾミブ)注射剤の迅速承認を取得 オニキス社、総合的な患者サポートプログラムを発表 米国東部標準時午後1時より電話会議を開催 カリフォルニア,南サンフランシスコ−2012年7月20日−オニキス社(Nasdaq:ONXX)は本日、プロテアソーム阻害剤であるカイプロリス(TM)(カーフィルソミブ)注射剤について、米国食品医薬品局(FDA)より、ボルテゾミブ及び免疫調整薬を含む2回以上の前治療歴を有し、直近の治療期間中又は治療後60日以内に疾患進行を示した多発性骨髄腫患者の治療を適応として迅速承認を取得しましたのでお知らせいたします。なお、...
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セント・ジュード・メディカル、器質的心疾患治療用「AMPLATZER」シリーズの直販を開始
セント・ジュード・メディカル、器質的心疾患治療用 AMPLATZER製品の直販を開始 セント・ジュード・メディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ウィリアム・フィリップス)は、心臓や大血管にみられる器質的疾患を治療するためのAMPLATZER(TM)シリーズ(ASD閉鎖セット、PDA閉鎖セット)の直販を本邦において開始しました。 弊社は、ASD閉鎖セット(AMPLATZER(TM) Septal Occluder)およびPDA閉鎖セット(AMPLATZER(TM) Duct Occluder)をはじめとする、AMPLATZER(TM)シリーズを直販することで、...
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テルモ、植込み型補助人工心臓システムの一部不具合で新規植込み見合わせ
「DuraHeart 左心補助人工心臓システム」 新規植込み見合わせについて テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、植込み型補助人工心臓システム「DuraHeart左心補助人工心臓システム」(以下、本製品という)におきまして、ポンプの通常の回転モード(磁気浮上方式※1)が維持されない不具合が発生したため、植込み型補助人工心臓手術の認定医療機関(12施設※2)に対し、2011年12月20日より本製品の新規植込みを原則として見合わせていただくようにお願いしております。 これまでに同様の不具合が全世界で30件発生しております。主たる原因は、ケーブル内の磁気センサ...
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アンジェスMG、米国で転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立
Ets−1の医薬用途特許が成立(米国) − 転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療が対象 − 当社は、米国において、転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立し、本日、特許公報(米国特許第7,994,151号)が発行されたことをお知らせします。 本特許は、重症下肢虚血(末梢動脈閉塞症)、さらには心筋梗塞、狭心症および心不全を含む虚血性心疾患に対し、転写因子Ets−1遺伝子の投与により血管新生を起こす、新たな遺伝子治療法を提供するものです。 転写因子Ets−1は、HGFやVEGFによる血管新生カスケード(生体内における一連の過程)において上流...