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破骨細胞
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東大、感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要など研究成果を発表
骨が免疫力を高める 〜感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要〜 1.発表者: 寺島 明日香(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 研究員現所属:東京大学大学院医学系研究科 骨免疫学寄付講座 特任助教) 岡本 一男(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 助教 現所属:東京大学大学院医学系研究科 骨免疫学寄付講座 特任准教授) 高柳 広(東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学分野 教授) 2.発表のポイント: ◆炎症によって骨髄内の骨芽細胞(注1)が障害を受けることが、敗血症後に生じる免疫細胞数減少...
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旭化成ファーマ、骨粗鬆症治療剤「AK156」(ゾレドロン酸水和物)の製造販売承認を申請
骨粗鬆症治療剤「AK156」(ゾレドロン酸水和物)の 国内製造販売承認申請について 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 一良)は、「AK156」(一般名:ゾレドロン酸水和物、以下「本剤」)について、骨粗鬆症を効能・効果として、本日、製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。 本剤はノバルティス ファーマ社(本社:スイス・バーゼル市)が開発したビスホスホネート製剤で、年1回投与の骨粗鬆症治療剤です。旭化成ファーマが2010年6月に本剤の日本における独占的開発・販売権を取得して、国内で開発を進めてまいりました。 旭化成ファーマは、本剤により骨粗鬆症の治療に...
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骨を壊す破骨細胞をつくる新しいメカニズムの解明 −がんの骨転移に伴う骨破壊を抑える新しい治療法に期待− 慶應義塾大学医学部の堀内圭輔特任准教授、東門田(とうもんだ)誠一特任助教らの研究グループは、マウスを用いた実験で、破骨細胞(注1)の分化過程で小胞体ストレス(注2)が誘導されること、さらにこの小胞体ストレスが破骨細胞の分化を増強し、骨の破壊・吸収を促進させることを発見しました。 高齢化社会に伴い、骨の力学的強度が低下してしまう骨粗鬆症患者は近年上昇傾向であり、その患者数は、わが国で1300万人以上とも言われています。また近年、がん患者も従来に比較して長い生命予後が得られる...
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第一三共、「ランマーク皮下注120mg」の骨巨細胞腫に関する効能追加承認を取得
「ランマーク(R)皮下注120mg」の骨巨細胞腫に関する効能追加承認取得のお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、「ランマーク(R)皮下注120mg」(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え))の骨巨細胞腫に関する承認事項一部変更承認を本日取得しましたのでお知らせいたします。 デノスマブは、骨巨細胞腫に関して、昨年6月に厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けており、今回の効能追加の承認取得により、当社は新たな治療の提供を通じて、日本の患者さんや医療関係者の皆様に貢献できるものと期待しております。また、本効能追加に際しては、骨巨細胞腫に対する安全かつ有効な使用を...
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東大、関節リウマチの炎症と骨破壊を強力に促進する新たなT細胞を同定
関節リウマチの発症の鍵となるT細胞を発見 〜免疫反応を抑制するT細胞が関節の炎症と骨破壊を促進するT細胞へ変身〜 1.発表者: 高柳 広(東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学講座 免疫学分野 教授) 小松 紀子(東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学講座 免疫学分野 客員研究員) 2.発表のポイント: ◆関節リウマチの炎症と骨破壊を強力に促進する新たなT細胞を同定しました。 ◆このT細胞が免疫を抑制する制御性T細胞から分化転換することを明らかにしました。 ◆新しく発見された関節リウマチ発症の鍵をにぎるT細胞は、自己免疫疾患の新しい治療法や診断マーカ...
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第一三共、骨粗鬆症治療剤「プラリア皮下注60mgシリンジ」を発売
新規骨粗鬆症治療剤「プラリア(R)皮下注60mgシリンジ」新発売のお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、本日、骨粗鬆症治療剤「プラリア(R)皮下注60mgシリンジ」(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、製造販売承認取得日:本年3月25日、薬価基準収載日:本年5月24日)を新発売しましたので、お知らせいたします。 プラリア(R)は、ヒト型抗RANKL*モノクローナル抗体製剤で、骨吸収に必須のメディエーターであるRANKLを特異的に阻害し、6ヵ月に1回、皮下投与する新規骨粗鬆症治療剤です。国内外の臨床試験において、骨粗鬆症患者における骨折抑制効果が示されております。 骨粗鬆症による...
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武田薬品、月1回投与の骨粗鬆症治療剤「ベネット錠75mg」を日本で発売
月1回投与の骨粗鬆症治療剤「ベネット(R)錠75mg」の日本における発売について 当社は、本日、月1回投与の骨粗鬆症治療剤「ベネット(R)錠75mg」(一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)を日本で発売しましたのでお知らせします。 リセドロン酸ナトリウム水和物は、ビスフォスフォネート系製剤(※1)で、現在、世界約100ヶ国で骨粗鬆症の治療薬として承認・販売されています。日本では、2002年から1日1回投与製剤が、2007年から週1回投与製剤が販売されており、海外では、2008年から月1回投与製剤も販売されています。 本日発売した月1回投与製剤は、1日1回や週1回の投与製剤よりもさら...
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千葉大や京大など、V型ATPaseの回転分子モーター部分の詳細構造を解明
骨粗鬆症やがん転移に関与する分子モーターの回転の仕組みを解明 ― 明らかになった構造と動作原理に基づいた治療薬の開発が可能に ― 千葉大学大学院理学研究科の村田武士特任准教授(JSTさきがけ研究者、理化学研究所客員研究員)らは、たんぱく質ナノモーター(注1)であるV型ATPaseの回転分子モーター部分の詳細構造を世界で初めて解明しました。これにより、ATPのエネルギーが回転運動に変換される仕組みの大枠が原子レベルで明らかになりました。骨粗鬆症やがんなどの疾病に関与するV型ATPaseを阻害する方法の予測が可能となり、立体構造に基づいた治療薬の創製に繋がるものと期待されます。 本研究は文部科学省ターゲ...
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第一三共、デノスマブの骨粗鬆症に関する第3相臨床試験結果を発表
AMG 162(デノスマブ)の骨粗鬆症に関する第3相臨床試験結果について −日本人骨粗鬆症患者に対するデノスマブ60mg 6ヵ月1回の投与は、 プラセボに対する相対リスクを統計学的に有意に抑制しました− 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、骨粗鬆症患者を対象としたAMG 162(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、以下「デノスマブ」)の第3相臨床試験(DIRECT試験)について、主要評価期間における結果を発表しましたのでお知らせします。本臨床試験の結果は、第34回米国骨代謝学会(The American Society for Bone and Mine...
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第一三共とアストラゼネカ、骨病変に効能・効果の「ランマーク皮下注120mg」を発売
多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変を効能・効果とする「ランマーク(R)皮下注120mg」新発売のお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中山讓治、以下「第一三共」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、本日、第一三共が多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変を効能・効果とする「ランマーク(R)皮下注120mg」(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、製造販売承認取得日:本年1月18日、薬価基準収載日:本年4月17日)を発売しましたことをお知らせいたします...