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動脈硬化
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ヤクルトなど、乳酸菌ラクトバチルス カゼイ シロタ株を含む乳製品の高齢者の高血圧発症リスク低減効果を発表
乳酸菌ラクトバチルス カゼイ シロタ株を含む乳製品 の習慣的摂取が高齢者の高血圧発症リスクを低減 株式会社ヤクルト本社(社長 根岸 孝成)と、東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チームの青柳 幸利専門副部長は、群馬県吾妻郡中之条町(以下、中之条町)に在住の高齢者を対象に、乳酸菌ラクトバチルス カゼイ シロタ株(以下、L.カゼイ・シロタ株)を含む乳製品の摂取頻度と高血圧発症リスクを調査した結果、L.カゼイ・シロタ株を含む乳製品の週3回以上の習慣的摂取は、高齢者の高血圧発症リスクの低下に繋がることが示唆されました。 なお、本研究成果は、科学雑誌「Beneficial Microbes」...
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小野薬品、米国腎臓学会で「エテルカルセチド塩酸塩」の臨床試験・長期投与試験の成績を発表
米国腎臓学会(ASN)Kidney Week 2016において 血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症患者に対するカルシウム受容体作動剤 「エテルカルセチド塩酸塩(ONO−5163)」の 国内第1/2相臨床試験及び長期投与試験の成績を発表 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良暁、以下「当社」)は、11月17日(米国現地時間)、米国のシカゴで開催されている米国腎臓学会(American Society ofNephrology:ASN)Kidney Week 2016において、エテルカルセチド塩酸塩(ONO−5163)の「血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症」を対象とした、国内第1/2相臨床試験及び長期投与試験の成績について発表しま...
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慶大、心臓カテーテル治療後の腎合併症の予防に向け米国の発症予測モデルを日本人患者で検証
心臓カテーテル治療後の腎合併症の予防に向けて: 米国の発症予測モデルを日本人患者で検証 −医療ビッグデータの国際的な活用に道を開く− 慶應義塾大学医学部循環器内科学教室の猪原 拓助教と福田 恵一教授らの研究グループは、米国で開発された心臓カテーテル治療(注1)手技後の腎機能障害(注2)をカルテ上の患者情報から予測する「統計的リスクモデル」を用いることで、日本人においても高い精度でその発症を予測することができることを明らかにしました。 ここ20年ほどの心臓カテーテル治療の発展は著しく、今では狭心症や心筋梗塞といった疾患の治療法として中心的な役割を担い、我が国でも年間20万件以...
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三菱電機、PM2.5の濃度を高精度に検出できる小型の「空気質センサー」を開発
世界初、ひとつのセンサーでPM2.5と花粉・ホコリを識別 PM2.5の濃度を高精度に検出する「空気質センサー」を開発 三菱電機株式会社は、レーザー光を利用してPM2.5の濃度を高精度に検出できる小型の「空気質センサー」を開発しました。世界で初めて(※)、PM2.5だけではなく花粉・ホコリも識別します。空気中に浮遊する微粒子の濃度を正確に把握することで、空気清浄度の高い環境づくりに貢献します。 ※2016年2月8日現在(当社調べ) *製品画像は添付の関連資料を参照 ■開発の特長 1.独自構造により、PM2.5の濃度を高精度に検出する小型センサーを開発 ・ダブルミラー構造の開発により、レー...
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メルシャン、赤ワインに含まれる「イプシロンービニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見
赤ワインに含まれる「イプシロンービニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、キリン株式会社(社長 磯崎功典)のワイン技術研究所、健康技術研究所と共同で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールの二量体(※1)である「イプシロン−ビニフェリン」の肥満抑制効果を世界で初めて明らかにしました。この研究成果は2015年12月25日(金)に米国科学誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」に掲載されました。 ※1 同一の成分が二つ結合したものを「二量体」と呼ぶ。ε−ビニフェリンはレスベラトロールが二つ結合した化合物...
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メルシャン、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種による動脈硬化の予防効果を確認
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種 レスベラトロールの長期摂取による抗動脈硬化作用を確認 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、奈良女子大学との共同研究で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種レスベラトロールの動脈硬化の予防効果について明らかにしました。この研究成果は「第88回 日本生化学会大会・第38回 日本分子生物学会大会合同大会」にて、12月2日(水)に発表します。 当社では、赤ワインに含まれる成分として機能が注目されているポリフェノールと「フレンチ・パラドックス」との関連性について長年にわたり研究を行っています。今回、当社と奈良女子大学で、赤ワインに含まれる...
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慶大、高脂血症治療薬スタチンが急性腎障害を軽減するメカニズムを解明
高脂血症治療薬スタチンが 急性腎障害を軽減するメカニズムを解明 −iPS細胞の誘導因子KLF4の新たな作用を発見− 急性腎障害は、敗血症や心血管手術後などに頻繁に生じる合併症です。疫学調査では、病院の集中治療室の入院患者においては10%以上に急性腎障害が認められ、その生存率はほぼ50%と報告されています。しかしながら現在のところ、急性腎障害に対する有効な治療薬は確立していません。 今回、慶應義塾大学医学部血液浄化・透析センターの林松彦教授、吉田理専任講師らは、高脂血症治療薬のスタチン(注1)が急性腎障害を軽減すること、さらにスタチンの効果は転写因子KLF4が作用していることをマウスモデ...
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軽井沢プリンスホテル、“抗糖化”を取り入れた2泊3日「ウェルネスステイプラン」を販売
軽井沢プリンスホテル “抗糖化”を取り入れた 2泊3日『ウェルネスステイプラン』を販売 【期間】2015年5月6日(水・振休)〜2016年3月30日(水)チェックインまで 軽井沢プリンスホテル(所在地:長野県北佐久郡軽井沢町 総支配人:泉水誠之)では、“抗糖化”をテーマとした2泊3日の「ウェルネスステイプラン」を5月6日より販売いたします。 “抗糖化”とは老化の原因となる“糖化”を防ぐことで、近年アンチエイジングのキーワードとして注目を浴びています。軽井沢プリンスホテルの「ウェルネスステイプラン」は、管理栄養士の監修の元“糖化”を防ぐ重要なポイントをボディケアと食事に取り入れ...
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カネカ、透析シャント用高耐圧PTAバルーンカテーテルの新グレードを開発し販売
透析シャント用高耐圧PTAバルーンカテーテルの新グレードを開発 ―拡張力が高く病変部への到達が容易な「35YOROI HC」の販売を開始― 株式会社カネカ(本社:大阪市 社長:角倉 護)は透析シャント(*1)の血管狭窄(*2)や閉塞の治療に使う高耐圧PTAバルーンカテーテルの新グレード(製品名:35YOROI HC)(保険分類:標準型)を開発し、本年3月より販売開始した。本製品は100%出資の子会社である株式会社カネカメディックス(本社:大阪市、社長:古吉 重雄)を通じて販売する。 透析を受けている患者は、シャント血管が狭くなり、血液の流れが悪くなる場合がある。その際、狭くなった部分を血管の内側から...
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サノフィ・アベンティス、抗血小板剤「プラビックス」の適応追加承認取得
抗血小板剤「プラビックス(R)」(一般名:クロピドグレル硫酸塩) 適応追加承認取得 サノフィ・アベンティス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェズ・モールディング、以下「サノフィ・アベンティス」)は、抗血小板剤「プラビックス(R)錠2mg、7mg」(一般名:クロピドグレル硫酸塩)について、本年12月22日に厚生労働省より医薬品製造販売承認事項一部変更承認を取得しましたのでお知らせいたします。 承認された効能又は効果は以下のとおりです。下線部分が今回追加された箇所です。 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される下記の虚血性心疾患 急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞) ...
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JSTと京都大学、コレステロールを調節するたんぱく質の立体構造をX線結晶構造解析によって解明
コレステロールを調節するたんぱく質の立体構造を世界で初めて解明 (副作用の少ない、高脂血症や動脈硬化症の治療薬の開発へ) JST課題達成型基礎研究の一環として、京都大学 大学院医学研究科の岩田 想(そう)教授と英国の放射光施設DIAMOND(オックスフォードシャー)のアレクサンダー・キャメロン 博士らは、高脂血症の治療薬の標的である「胆汁酸輸送体」の立体構造をX線結晶構造解析注1)によって世界で初めて解明しました。 コレステロールは、ヒトの生体内で重要な役割を担っており必須な物質ですが、その血中濃度が過剰に高くなると高脂血症や動脈硬化症などを引き起こし、日本人の死因の2位...
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東北大学大学院医学系研究科 「肥満になると血圧が上がる」メカニズムを解明 〜メタボリックシンドロームの発症機序明らかに〜 東北大学大学院医学系研究科代謝疾患医学コアセンター・片桐秀樹教授、分子代謝病態学分野・宇野健司助教、岡芳知教授らのグループは、太っていくにつれて血圧が高くなるメカニズムを解明しました。 過食などの生活習慣にもとづく肥満は、糖尿病・高血圧・高脂血症を併発しやすいことから、これらはまとめてメタボリックシンドロームという一つの症候群と考えられています。メタボリックシンドローム患者は、動脈硬化を生じやすく、患者数の急増と相まって、医学的にも社会的にも大きな問題...