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九州大学
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NEDO、浮体式洋上風力発電システムの低コスト化に向けた要素技術開発に着手
浮体式洋上風力発電システムの低コスト化に向けた要素技術開発に着手 ―2030年以降の発電コスト20円/kWhを目指す― NEDOは、2030年以降の浮体式洋上風力発電の発電コスト20円/kWh実現に向け、システムの低コスト化に関する要素技術開発に着手します。 この事業では、低コスト化に向けて、一体化した風車・浮体・タワー方式による軽量化や台風時の風荷重低減等を実現する新たな浮体式洋上風力発電システムの概念設計、モデル化した小型装置を用いた水槽試験およびシステムの安全性・信頼性・事業性の評価等を行います。 *概念図は添付の関連資料を参照 1.概要 日本は、国土に遠浅な海岸線が少なく急峻な...
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九大と阪大など、うつ病の重症度や「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定
うつ病の重症度、および「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定 〜うつ病の客観的診断法開発への応用に期待〜 うつ病は、抑うつ気分(気分の落ち込み)、意欲低下(喜びや意欲の喪失)に加えて、罪悪感、自殺念慮(死にたい気持ち)など様々な症状を呈し、自殺に至る危険が高い精神疾患で、重症度の評価は不可欠です。従来、本人の主観的な訴えに基づいた専門家による面接等での重症度評価が一般的でした。今回、日本医療研究開発機構(AMED)・障害者対策総合研究開発事業の支援により、九州大学大学院医学研究院の神庭重信教授(精神医学分野)、加藤隆弘特任准教授(先端融合医療レドックスナビ研究拠...
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大気汚染が常位胎盤早期剥離に関連することが明らかに 九州大学環境発達医学研究センターの諸隈誠一特任准教授、同大学大学院医学研究院の加藤聖子教授、国立環境研究所環境リスク・健康研究センターの道川武紘主任研究員らの研究グループは、妊娠中に胎盤が子宮からはがれてしまう産科救急疾患である常位胎盤早期剥離(以下、早剥)と大気汚染との関係を調べました。 その結果、大気汚染物質、二酸化窒素と早剥との関連性が示されました。本報告は、世界で初めてのものとなります。今後、早剥の発生機序の解明、早剥の発症予測や予防につながることが期待されます。 本研究結果は、2016年12月1日に「Epidemiology...
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九大とUR九州支社、箱崎キャンパス跡地南エリアで共同事業をスタート
箱崎キャンパス跡地のまちづくり 〜九州大学とUR都市機構が南エリアで共同事業をスタート〜 国立大学法人九州大学(以下「九州大学」)は、箱崎キャンパス跡地(以下「跡地」)及びその周辺の一体的なまちづくりについて、福岡市と連携して取り組んでおります。 本日、九州大学と独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)は、跡地南エリアにおいて共同事業をスタートすることとしました。 記 1 目的 九州大学とUR都市機構は、福岡市と相互に連携・協力して、跡地及びその周辺の一体的なまちづくりと早期の土地利用転換を推進するとともに、跡地の魅力を高め、地域拠点に相応しい都市機能の導入と良好...
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アサガオの全ゲノム解読 ―アサガオの学術研究100年目のイノベーション― 基礎生物学研究所の星野敦助教、慶應義塾大学理工学部の榊原康文教授、九州大学大学院理学研究院の仁田坂英二講師らは、日本独自の研究資源であるアサガオの全ゲノム配列をほぼ完全に解読することに成功しました。アサガオが約43,000個の遺伝子をもっていることや、その多彩な品種を生み出すもとになった動く遺伝子(トランスポゾン)のゲノム上の分布状況、「渦」と呼ばれる変異の原因遺伝子なども新たに判明しました。アサガオは日本伝統の園芸植物であり、花色や形態形成などの分子遺伝学的な解析材料としての重要性から、活発に研究さ...
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九大と東大、視覚情報処理を行うための最小機能単位構造が大脳に存在することを解明
視覚情報処理を行うための最小の機能単位構造が大脳に存在することを解明 九州大学大学院医学研究院・東京大学大学院医学系研究科の大木研一教授、東京大学大学院医学系研究科の根東覚助教の研究グループは、視覚情報処理を行うための機能的単位構造がマウスの大脳に存在するかどうかを調べました。大脳は、複雑でかつ大量の情報を逐次処理していますが、これらの情報を素早く正確に行うためにヒトや高等哺乳類には、マクロコラムと呼ばれる単位構造が存在しています。マウスもヒトと同じように物を見ていると考えられますが、マウスの視覚に関係する大脳には同様なマクロコラムがないことが分かっていました。今回の研究...
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九大、生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明
生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明 −不妊の原因解明、治療法開発への応用に期待− 私たちの体は精子と卵子が融合してできる一つの受精卵に由来します。この精子や卵子の元となる生殖細胞が形成される過程では、遺伝子の働きを調節するDNAメチル化という化学修飾(細胞が備え持つ修飾の一つ)が大きく変化します。誕生したばかりの生殖細胞は体の中にごく僅かしか存在しないため、その詳細な研究はこれまで困難でした。2011年、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授、林克彦准教授(現九州大学医学研究院教授)らが様々な細胞に分化する能力を持つマウス多能性幹細胞から、培養皿の中で生殖...
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九大、高活性と高化学選択性を兼ね備えたエステル合成用鉄触媒を開発
世界初!高活性かつ高化学選択性を兼ね備えたエステル合成用鉄触媒の開発に成功 九州大学大学院薬学研究院の大嶋孝志教授らの研究グループは、従来の触媒では達成困難であったエステル合成を可能とする高活性鉄触媒の開発に成功しました。 エステルは医薬品などの様々な機能成分子が含まれるためその合成法の研究が盛んに行われてきました。近年ではグリーンケミストリーの観点から「触媒」を用いたエステル合成法が多く研究されています。しかし用いることのできる原料に制限があり、特に立体障害の大きなエステルの触媒的合成法の開発が強く望まれていました。今回本研究グループでは、これまで困難であった原料を用い...
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理研、IUPACが113番の新元素名案「ニホニウム」と記号案「Nh」を公表
113番元素の元素名案「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案「Nh」のパブリックレビュー開始 理研仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)※が、国際純正・応用化学連合(IUPAC)へ3月18日に提出した113番元素の元素名案および元素記号案について、本日、IUPACによるパブリックレビューが開始されました。元素名案は「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案は「Nh」を提案しました。 森田グループは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の重イオン線形加速器「RILAC」を用いて、2003年...
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雪印メグミルク、ガセリ菌SP株のエネルギー消費量増加作用を確認
ガセリ菌SP株のエネルギー消費量増加作用を確認 第70回 日本栄養・食糧学会大会において発表 雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:西尾 啓治)は、当社保有のプロバイオティクス乳酸菌「ガセリ菌SP株」の健康機能に関する新たな知見について、《第70回 日本栄養・食糧学会大会》において発表いたしました。 *図1・図2は添付の関連資料を参照 【発表のサマリー】 これまで、ガセリ菌SP株の内臓脂肪低減作用およびインフルエンザウイルスに対する防御機能等の効果を、ヒト介入試験にて確認しております。また、ラットを対象とした試験にて安静期(※)の脂肪消費を促進することを確認...
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動物の行動が性的成熟期に変化する仕組みを解明 九州大学大学院理学研究院の藤原学助教、石原健教授らの研究グループは、神経系のモデル生物である線虫を用いて動物の行動が性的成熟期に変化する仕組みを明らかにしました。 多くの動物は成長段階に応じて行動パターンを変化させることが知られていますが、そのような行動変化の制御機構はほとんど分かっていません。研究グループは今回、こどもの線虫と大人になった線虫では匂いの好みに違いがあることを明らかにしました。線虫は卵からふ化後、大人になるまでの間に生殖細胞が増殖して性的な成熟が起こります。生殖細胞の増殖を人為的に止めて生殖細胞を持たない大人の...
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富士通、九大サイバーセキュリティーセンターに人材育成の寄附研究部門を設置
九州大学サイバーセキュリティセンターに サイバーセキュリティ人材育成のための寄附研究部門を設置 国立大学法人九州大学(所在地:福岡県福岡市、総長:久保 千春、以下、九州大学)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下、富士通)からの寄附により、2016年6月1日に、サイバーセキュリティに関する専門教育、ならびにスペシャリスト育成教育のための教育コースの研究開発、将来のサイバーセキュリティに関する様々なスペシャリストの育成のための実践的な研究を行う「富士通スペシャリスト育成研究部門」(寄附研究部門)を設置します。また、セキュリティ人材の育成を目的と...
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九大、脊髄ミクログリアに発現するモルヒネ誘発性痛覚過敏の原因分子を同定
脊髄ミクログリアに発現するモルヒネ誘発性痛覚過敏の原因分子を同定 〜モルヒネの副作用軽減へ期待〜 <概要> 九州大学大学院歯学研究院の林 良憲助教、中西 博教授らの研究グループは、脊髄ミクログリア(※1)に特異発現するチャネル分子がモルヒネなどオピオイド鎮痛薬(※2)の長期間使用による痛覚過敏の原因分子であることを同定しました。 モルヒネなどオピオイド鎮痛薬を長期間投与すると痛みの増強(痛覚過敏)が生じ、臨床的に大きな問題となっています。研究グループはマウスを用いた実験で、モルヒネの連日投与がμオピオイド受容体(※3)を介し、脊髄ミクログリアに特異発現するBKチャネル(※4)α...
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九大と東大など、安静時脳活動の詳細な時空間構造を神経発火と脳血流の両面から解明
脳の神経活動の空間パターンは脳血流のパターンに写し取られる 〜安静時脳活動の詳細な時空間構造を神経発火と脳血流の両面から解明〜 九州大学大学院医学研究院・東京大学大学院医学系研究科の大木研一教授、東京大学大学院医学系研究科の松井鉄平助教、九州大学大学院医学研究院の村上知成博士課程3年生らの研究グループは、安静時における脳活動の詳細な時空間構造、更にそれが脳血流に変換される様子を観察することに成功しました。行動していない状態の動物で自発的に起きる安静時脳活動は、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)により脳血流信号でも観察できるため近年活発に研究され、脳疾患診断などへの応用が期待されてい...
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高成形性を有するNi基超耐熱合金の開発 (成形荷重を半分以下に低減)に成功! 九州大学工学研究院/カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER(◇))の堀田善治(ほりた ぜんじ)主幹教授の研究グループは、長野市の長野鍛工株式会社(代表 中村千夏、以下「長野鍛工」)と共同で、航空機や自動車のエンジン部品などに使用されるNi基超耐熱合金の成形性を大きく改善させることに成功しました。Ni基超耐熱合金(Inconel 718)は高温でも強度が高く耐食性に優れていますが、その反面成形性が著しく悪く、いかに所定形状に成型するかが大きな課題となっています。 ◇「I2CNER」の正式表記は添付の関連資料を参...
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メディネット、九大との共同研究成果と共同研究部門の契約を3月末で終了
(開示事項の経過)九州大学との共同研究成果ならびに 共同研究部門に係る契約終了に関するお知らせ 株式会社メディネット(以下「当社」)は、国立大学法人九州大学(以下「九州大学」)の共同研究部門制度を活用し、九州大学先端医療イノベーションセンターに「先進細胞治療学研究部門」を設置し、産学連携のもと、共同研究開発を推進してまいりました。(i)本共同研究部門においては、この4年間で一定の成果が得られ当初の目的を達成したことにより、契約期間が満了する本年3月末日をもって、本共同研究部門に係る契約を終了することといたしました。 当社は、九州大学と密接に連携を図りながら、免疫細胞治療を世...
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九大、9員環アルキンDACNが「高機能クリック反応素子」として販売
九州大学発の9員環アルキンDACNが製品化へ 〜様々な環境下での分子連結法としての応用に期待〜 <概要> 九州大学先導物質化学研究所の友岡克彦教授、井川和宣助教らの研究グループは、これまでに高い反応性と高機能性を併せ持つ新型アルキンの開発に成功していました(2014年12月4日付けプレスリリース参照( http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2014/2014_12_04_3.pdf ))。今回、それらの新型アルキンの中から9員環アルキン類 4,8−diazacyclononyne(DACN)が「高機能クリック反応素子」として関東化学株式会社から販売されることになりました。DACNは各種アジドと迅速かつ高選択的に反応することから、様々な環境下で複数の分子を...
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九大、有機EL素子の高耐久化の実現と劣化メカニズムの解明に成功
有機EL素子の高耐久化の実現と劣化メカニズムの解明に成功 <概要> 九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の安達千波矢センター長、Daniel Ping−Kuen Tsang研究員の研究グループは、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料(※1)を発光層に含有する有機EL素子において、デバイス構造の最適化により初期劣化を十分に抑制し、連続素子寿命を大幅に向上させることに成功しました。本研究では、有機分子である8−hydroxyquinolinato lithium(Liq)を有機層界面に数ナノメーターの膜厚で挿入することにより、素子の初期発光強度が5%減少するまでの時間(LT95)を最大16倍程度伸ばすことが可能になりました。このような素...
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九大、混ざらない金属元素同士がナノ粒子化により均質に混じり合う謎を解明
混ざらない金属元素同士がナノ粒子化により均質に混じり合う謎を解明 −新しい機能物質創製への展開に期待− ●概要 九州大学稲盛フロンティア研究センターの古山通久教授、石元孝佳特任助教らの研究グループは、通常は混ざらない金属元素同士がナノ粒子化によって均質に混じり合うようになるしくみを理論的に解明することに成功しました。この研究成果は、混ざらない元素を混ぜることで新たな物質機能を創製しようとする元素間融合アプローチの基礎となる科学的新規性の発見に加え、燃料電池電極触媒や排ガス浄化触媒用の新物質創製のための実用的なアプローチとして今後の展開が期待されます。 本研究成果は、2016...
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物体の輪郭を認識する視覚のメカニズムの一端を解明 〜マウスもヒトと同じ仕組みで見ていることを発見〜 <概要> 九州大学大学院医学研究院の大木研一教授、根東覚助教らの研究グループは、物体の輪郭を認識するのに重要な「方位選択性」が、マウスの脳でどのように構築されるのかを調べました。視覚情報は網膜から外側膝状体(※1)を経て大脳視覚野(※2)へと送られます。この経路において、外側膝状体から大脳視覚野に入力する情報には方位選択性がほとんどないことを発見しました。これは、マウスにおいてもヒトと同様に、方位選択性が大脳の神経回路で作られることを意味します。また、大脳視覚野の神経細胞が方位...
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胆管がんの原因遺伝子の特定と治療法の開発 【概要】 九州大学生体防御医学研究所の西尾美希助教、鈴木聡教授らの研究グループは、九州大学病院別府病院や産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と共同で、肝内胆管がんや混合型肝がんの原因としてMOB1(※1)シグナル経路が重要であることを見出しました。また、このシグナル経路を標的とする天然物の探索を行った結果、本年ノーベル賞を受賞した抗寄生虫薬イベルメクチン(※2)が肝内胆管がんの治療薬となりうることも発見しました。今後、肝がんの中でも依然極めて予後が不良であった肝内胆管がんや混合型肝がんの予後を改善できることが期待されます。 本研究は、文...
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九大と糸島市など、「健康」「医療」「介護」事業の連携協力に関する3者協定を締結
糸島市・九州大学・住友理工 「健康」「医療」「介護」事業の連携協力に関する3者協定について 【要旨】 糸島市、国立大学法人九州大学、住友理工株式会社は、地域包括ケアシステムをはじめとする「健康」「医療」「介護」に関する地域福祉の向上、研究教育活動の推進、技術開発による新産業の創出などを目的として、3者間による協定を締結します。 すでに超高齢社会となった日本において、産官学の協働により、高齢者が地域で生き生きと暮らせるまちづくりを目指します。 ※地域包括ケアシステム…可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように構築された地域の包括的な...
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九大、胎生期の薬剤曝露が海馬に及ぼす長期的な影響とその改善法を解明
妊娠中の抗てんかん薬投与は子どもの学習・記憶障害を引き起こす 〜胎生期の薬剤曝露が海馬に及ぼす長期的な影響とその改善法を解明〜 ■概要 九州大学大学院医学研究院の中島欽一教授と、Berry Juliandi学術研究員らの研究グループは、東北大学、星薬科大学、国立医薬品食品衛生研究所との共同研究により、抗てんかん薬の一つであるバルプロ酸(Valproic acid:VPA)(※1)を妊娠マウスに投与した場合、出生・成長した子どもの脳では神経細胞(ニューロン)産生能が低下してしまうため、学習・記憶に悪影響があることを見出しました。また、この学習・記憶能の低下は、自発的運動(※2)によって改善されることも明らかにして...
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東芝ブランド初の風車建設に九州大学の研究成果が貢献 −風況面の安全性を確認− <概要> 九州大学応用力学研究所の内田孝紀准教授は、2013年から株式会社東芝と共同で、風車の発電量を最大化し、かつ風車を安全に運転できる設置位置を選定する数値風況解析手法を開発してきました。本解析手法は、鹿児島県の新長島黒ノ瀬戸風力発電所に建設され、2015年3月末に運転を開始した東芝ブランド初の2,000kWの風車2基に適用されました。また、室内風洞実験や高所風況観測等も同時に実施し、本共同研究で開発した数値風況解析手法の予測精度の検証に成功するとともに、風車に対する局所風況面の安全性を確認しまし...
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九大、免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見
免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見 −自己免疫疾患の発症機構の解明に期待− ■概要 九州大学生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授、同大学院生の柳原豊史らの研究グループは、T細胞(※1)と呼ばれる白血球が、自分の身体を攻撃しない「免疫寛容」という機能を獲得するために必要な新たな仕組みを発見しました。 免疫反応が本来攻撃しないはずの自己組織に向けられると、自己免疫疾患(※2)が発症します。 この自己組織への攻撃をしないようにT細胞を教育する場所が胸腺と呼ばれる組織ですが、どのような仕組みでこの教育が行われているのか、解明されていませんでした。 研究グルー...
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哺乳類初期胚で新たな遺伝子発現制御の仕組みを解明 −哺乳類特有の発生初期における分化制御機構の解明に期待− ■要旨 理化学研究所(理研)バイオリソースセンター遺伝工学基盤技術室の小倉淳郎室長、畑中勇輝特別研究員らの共同研究チーム(※)は、マウスにおいて着床前に発現すると死に至るレトロトランスポゾンについて、発現を抑制・制御する仕組みを明らかにしました。 ゲノム上のレトロトランスポゾンは活性化し転写されることでRNAとなり、さらに逆転写酵素[1]によりDNAに戻ることでゲノム中を移動し、コピー数を増やしていきます。哺乳類のゲノムにはレトロトランスポゾンのような反復配列が多く含まれてお...
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ベクトル、アドインテと業務提携し「ジオターゲティングプロジェクト」を開始
位置情報に基づいたモバイル特化DMP×動画の新手法開発に向け ジオターゲティングプロジェクト開始 株式会社アドインテと業務提携 総合PR会社の株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役社長:西江肇司、東証一部:6058、以下ベクトル)は、拡大するO2Oおよびジオターゲティング市場のサービス開発を目的として、独自のWiFi/Beaconのセンサ端末製造とスマートフォンに特化したDMPを構築している株式会社アドインテ(本社:京都府京都市、代表取締役:十河 慎治)と業務提携し、位置情報に基づいたモバイル特化DMP×動画の新手法を開発する「ジオターゲティングプロジェクト」を、10月1日(木)より開始します。 ...
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鹿島、「組立式蛇カゴ魚道」を開発し鹿児島県高尾野川でアユの遡上効果を確認
“皆ですぐできる”日本初の『組立式蛇カゴ魚道』を開発 高尾野川でアユの遡上効果を確認、実用化しました 鹿島(社長:押味至一)は、このたび「蛇カゴ(※)」を用いた、人力によって組立て可能な簡易型の魚道を開発しました(特許出願済)。この魚道を鹿児島県高尾野川のコンクリート製の堰(せき)に設置したところ、アユの遡上が観測され、魚道として機能することが確認されました。今後、この『組立式蛇カゴ魚道』をアユ以外の生物にも適用させていくことで、水域生物の生育を図るほか、自然の恵みを利用した地域振興や自然と共生した国土づくりに貢献していきます。 *参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を...
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九大と東京ガス、燃料電池の効率を飛躍的に高める革新技術の理論設計に成功
80%を超える“超高効率発電”に向けて −燃料電池の効率を飛躍的に高める革新技術の理論設計に成功!− ■概要 九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT−FC)/大学院工学研究院の佐々木一成主幹教授、松崎良雄客員教授、立川雄也特任助教らの研究グループは、東京ガス株式会社基盤技術部との共同研究で、高効率発電を特長とする固体酸化物形燃料電池(SOFC)(※1)の発電効率をさらに飛躍的に向上させる革新技術の理論設計に成功しました。 SOFCの2つ以上のセルスタック(※2)を燃料の上流から下流へ燃料の流れに沿って多段に配置した構成において、固体電解質内部の電荷担体(イオン)を従来の酸化物イオ...
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炎症性腸疾患の発症に関わる38カ所のゲノム領域を発見 ―発症に関わる遺伝子の多くが欧米人と東アジア人で共通― ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター統計解析研究チームの高橋篤 元チームリーダー(現 統計解析研究チーム 客員研究員)と久保充明副センター長、基盤技術開発研究チームの山崎慶子(◇)研究員、冬野雄太研修生らの研究グループ(※)が参加する「国際IBDジェネティクス・コンソーシアム(IIBDGC)」[1]は、炎症性腸疾患(IBD)[2]の発症に関わるゲノム領域を新たに38カ所発見しました。 ◇研究員名の正式表記は添付の関連資料を参照 炎症性腸疾患は消化管に炎症や潰瘍を...
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日本製粉グループ、東京医科歯科大などと簡便かつ高効率な遺伝子改変技術を共同開発
(株)ファスマックが世界最高水準の遺伝子改変技術を共同開発 ―ゲノム編集技術を大きく改良― 【ポイント】 ゲノム編集技術(1)の一つCRISPR/Casシステム(2)を改良し、ノックインマウス(3)を約50%の効率で作製することに成功しました。これにより、遺伝子改変を利用した基礎から応用までの広範囲な研究開発が加速されると期待されます。 日本製粉グループの株式会社ファスマック(社長 布藤 聡)は、東京医科歯科大学・難治疾患研究所・分子神経科学分野の田中光一教授と相田知海助教の研究グループ、広島大学、慶應義塾大学との共同研究で、簡便かつ高効率な遺伝子改変技術を開発しました。 この研究は...
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日本海事協会、シンガポール海事港湾局と海事研究開発分野での連携に関する覚書を締結
シンガポール海事港湾局(MPA:Maritime and Port Authority of Singapore)との海事研究開発分野における連携に関する覚書の締結並びにシンガポール研究開発センターの設立 一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 徳(*))は、2月13日にシンガポールにて、シンガポール海事港湾局(MPA:Maritime and Port Authority of Singapore)と、海事研究開発分野における2者の連携に関する覚書を締結しました。また同日、シンガポールに本会の研究開発センターを設立しました。 *会長の正式表記は添付の関連資料を参照 覚書に基づき、本会とMPAは今後5年間に亘り、主に次の四分野における研究開発の推進に連携して取り組ん...
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パテント・リザルト、鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界の特許資産規模ランキングを発表
【鉄鋼・非鉄金属・金属製品】特許資産規模ランキング、トップ3は新日鉄住金、JFEスチール、住友電工 弊社はこのほど、独自に分類した「鉄鋼・非鉄金属・金属製品」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。 その結果、1位 新日鉄住金、2位 JFEスチール、3位 住友電気工業となりました。 *表資料は添付の関連...
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バイエル薬品と参天製薬、「アイリーア」の病的近視における脈絡膜新生血管の適応追加承認を取得
眼科用VEGF阻害剤「アイリーア」、病的近視における脈絡膜新生血管(mCNV)の 適応追加承認を取得 大阪、2014年9月22日−バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、以下バイエル薬品)と参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下参天製薬)は、眼科用VEGF(*)阻害剤「アイリーアR硝子体内注射液40mg/mL」「アイリーアR硝子体内注射用キット40mg/mL」[一般名:アフリベルセプト(遺伝子組換え)、以下アイリーア]について、バイエル薬品が申請していた病的近視(1)における脈絡膜新生血管(mCNV:myopic chroidal neovascularization)の適応追加承認を9月19日付で取得したことを発表しました。アイリーアはこれまでに、「中心...
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東大と九大、常温常圧の温和な条件でアンモニアが合成できる触媒の機能を解明
常温常圧の温和な条件でアンモニアが合成できる触媒の機能を解明 1.発表者: 荒芝 和也(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構 特任研究員) 栗山 翔吾(東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 大学院生) 中島 一成(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構 助教) 西林 仁昭(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構 准教授) 田中 宏昌(九州大学先導物質化学研究所 学術研究員) 笹田 瑛(九州大学先導物質化学研究所 大学院生) 吉澤 一成(九州大学先導物質化学研究所 教授) 2.発表のポイント: ◆常温常圧の温和な条件下で窒素ガスからアンモニア(注1)を...
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慶大と理研など、腸管免疫系と腸内細菌の共生関係の構築に必須の分子を発見
腸管免疫系と腸内細菌の共生関係の構築に必須の分子を発見 <ポイント> ・腸内細菌と宿主免疫系がどのように共生しているか長い間不明であった。 ・大腸の制御性T細胞の増殖にはエピゲノム制御分子であるUhrf1が重要。 ・炎症性腸疾患の発症メカニズム解明に向けた画期的な一歩。 JST課題達成型基礎研究の一環として、慶應義塾大学の長谷耕二教授(理化学研究所客員主管研究員/東京大学医科学研究所非常勤講師)らは腸管の免疫細胞が腸内細菌(注1)と共生するために必須の分子をマウスの実験で明らかにしました。 ほ乳類の胎児は母体内では無菌状態ですが、ヒトでは出生後直ちに100兆個にも及ぶ膨大な数の細菌...
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テラ、免疫細胞医薬品として樹状細胞ワクチンの承認めざし新会社を設立
子会社設立に関するお知らせ 〜日本初の免疫細胞医薬品として樹状細胞ワクチン「バクセル(R)(Vaccell)」の承認を目指す〜 当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢崎雄一郎)は、平成25年12月10日開催の取締役会において、当社全額出資の子会社「テラファーマ株式会社」を設立することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。当社は、子会社であるテラファーマ株式会社を通じて、日本初の免疫細胞医薬品(がん治療用の再生医療等製品)として樹状細胞ワクチン『バクセル(R)(Vaccell)』の承認を目指してまいります。 記 1. 設立の理由 再生医療・細胞治療は、ア...
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理化学研究所、細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明
細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明 −ポリコム複合体間で起こる重合が遺伝子発現のオン・オフを調節− <ポイント> ・遺伝子制御に関わるポリコム複合体のライブイメージングに成功 ・ポリコム複合体が重合し、ポリコム構造体を形成 ・ポリコム複合体重合の制御メカニズム解明が再生医療やがん治療に貢献 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明しました。これは理研統合生命医科学研究センター(小安重夫センター長代行)免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクター、磯野協一上級研究員(JST戦略的創造研究推進...
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安川電機、要介護者の自立を支援する下肢用リハビリテーションロボットを開発
下肢用リハビリテーションロボットを開発 −時代に適したリハビリ装置の創出− 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)はこのたび、下肢(足・脚部)のリハビリテーションを提供するベットサイド型下肢運動療法装置TEM LX2 TypeD(*1)をリニューアルし、下肢用リハビリ装置(Leg Rehabilitation Robot)を開発しました。今後、医療機器認証を取得し、2014年初めに製品化予定です。 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照 1.開発のねらい 超高齢化社会の到来による医療・福祉現場での介助者不足のため、ロボット技術を応用した装置の活用が国策として期待されています。当社は、こうした...
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三菱マテリアル、地中熱利用システム技術が小田急電鉄のトンネル事業に採用
地中熱利用システム技術が日本で初めて 鉄道トンネル事業(小田急電鉄複々線化事業)に採用 三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、資本金1,194億円)の連結子会社である三菱マテリアルテクノ株式会社が開発したコイル型水平熱交換器による「地中熱利用システム技術」が、日本で初めて鉄道トンネル事業(小田急電鉄複々線化事業)に採用されましたので、お知らせいたします。 「地中熱利用システム技術」は、土壌の断熱機能により大気中の温度変化の影響を受けにくく、一年を通してほぼ一定である地中の温度(地中熱)をヒートポンプの熱源として活用することで、冷暖房や融雪・給湯などに利用するものです。 夏期は冷...
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福井大など、単一細胞のエピジェネティックな発現状態変化の追跡手法を開発
単一細胞でエピジェネティックな遺伝子の発現状態の変化を 追跡する手法を開発しその規則性と制御遺伝子を発見 <ポイント> ○エピジェネティクスは、細胞の多様性を生み出す仕組みとして近年注目されている。 ○従来エピジェネティックな変化は細胞集団で追跡していたが、今回一細胞ごとの比較に成功し、それが規則性を持って特定の遺伝子によって制御されることを発見。 ○本手法で酵母によって得られた知見をヒトに応用することで、関連遺伝子を同定し、将来的にがんをはじめとする後天性疾患の解明に期待。 JST 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の一環として、福井大学 大学院工学研究科の沖 昌也 准教授...
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資生堂、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見し中国専用ブランド「ウララ」に活用
資生堂、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見し、化粧品に初めて応用 中国専用ブランド「ウララ」に活用 資生堂は、世界のD−アミノ酸研究をリードする九州大学と共同開発した高感度D,L‐アミノ酸同時一斉分析装置(特許取得済)と、長年培ってきた皮膚科学研究の融合を図り、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見しました。この研究成果を、中国専用ブランド「ウララ」の抗老化スキンケアシリーズ「マルチバイタライジングDAA」(2013年6月発売)に、化粧品として初めて応用します。中国専用ブランド「ウララ」は、重要市場と位置付けている中国において、お客さまからの信頼をより強固なものとすべく集中して投資を強化...
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野村総研、福岡県の健康サイトに「将来の生活習慣病の危険度チェック」プログラムを提供
福岡県の健康ポータルサイトに 「将来の生活習慣病の危険度チェック」プログラムを提供 〜生活習慣病発病の危険度を予測し、生活改善による危険度低下を示唆〜 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、このほど、福岡県(小川 洋知事)からの受託により、同県が構築する「福岡県健康ポータルサイト」( http://www.kenko.pref.fukuoka.lg.jp )用に、アクセスした人が自身の健康データなどを入力することで、将来、生活習慣病にかかる危険度を示すプログラム「将来の生活習慣病の危険度チェック」(以下、「本プログラム」)を作成しました。 本プログラムは、これまで医療従事者...
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パテント・リザルト、大学・TLO対象の遺伝子関連技術の特許総合力ランキングを発表
大学・TLO 遺伝子関連技術の特許総合力ランキング トップ3は九州大学、岡山大学、京都大学 大学・TLOにおいて特許出願が多い技術分野の1つに「生命工学」が挙げられます。そこで弊社は、大学・TLOを対象として「生命工学」分野の中でも「遺伝子」に関連する技術に着目し、各機関の競争力に関する調査を行いました(注1)。 1993年から2012年9月末までに日本の特許庁で公開された関連特許4,084件を対象に、個別特許の注目度を指数化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量の両面から総合的に評価しました。 集計の結果、1位 九州大学、2位 岡山大学、3位 京都大学とな...
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自然エネルギーのみで動作可能なロボットカメラを開発 〜太陽光と風力のハイブリッド発電で非常時にも電力を確保〜 NHKは、災害現場など電源供給が途絶えた状況においても、太陽光と風力のハイブリッド発電によって、動作に必要な電力を確保することができる可搬型・全天候型の放送用ロボットカメラ(*1)を開発しました。 今回開発したロボットカメラの主な特長は以下の通りです。 (1)風力発電には、従来の風車と比較して約2.5倍の発電量を得られる高効率な「レンズ付き風車」(*2)を採用し、風車の小型・軽量化とともに1kWクラス(風速11m/s時)の発電量を実現しています。 (2)電源部に...
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JSTと九大、神経細胞の機能は胎児期に大脳が作られる過程により影響を受けることを発見
神経細胞の機能は、胎児期に大脳が作られる過程により影響を受けることを発見 【ポイント】 ・大脳皮質の神経細胞の機能は、胎児期にどの幹細胞から生まれたかによる影響を受ける。 ・同時に生後の発達過程の影響も考えられる。 ・大脳の神経回路と機能がどのように形成されるのかについての解明へ前進。 JST課題達成型基礎研究の一環として、九州大学 大学院医学研究院の大木 研一教授らは、大脳皮質で視覚に直接関係のある視覚野(注1)の神経細胞の機能が、どの神経幹細胞(注2)から生まれたかによる影響を受けることをマウスの実験で発見しました。 大脳皮質の神経細胞の機能が遺伝的に決まっているの...
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診断バイオマーカー探索事業の再編について 三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 喜光)は、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「ヘルスケアソリューション」の一環として、株式会社モレキュエンス(以下「モレキュエンス」)および株式会社三菱化学科学技術研究センター(以下「MCRC」)において、疾患治療と疾患予防に役立つ「診断バイオマーカー」(※1)の探索事業を行ってまいりました。 その結果、モレキュエンスが脳梗塞疾患の進行について従来の常識を打ち破る新事実(※2)を発見し、さらには、有望な脳梗塞の診断バイオマーカー候補(※3)の探索にも成功したこと、一方、MCRCも肝臓ガンな...
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メディネット、九州大学のがん免疫細胞治療の診療開始で「免疫細胞療法総合支援サービス」を提供
九州大学先端医療イノベーションセンターにおけるがん免疫細胞治療の診療スタートに伴い、「免疫細胞療法総合支援サービス」の提供を開始 平成23年10月より、「九州大学先端医療イノベーションセンター」(以下、「先端医療イノベーションセンター」)が本格的に稼働し、がん免疫細胞治療についても、診療予約が開始されました。これに伴い、当社は、同センターの再生・細胞医療フロアの中核となる細胞加工施設(CPC)全体の運営管理業務を担うと共に、「免疫細胞療法総合支援サービス」の提供を開始いたします。同センターに設置された細胞培養施設(CPC)は、がん免疫細胞治療のみならず、再生・細胞医療全般...
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ムーンスター、子どもの走行動作を分析して開発した新ソール搭載モデルを順次発売
〜秋の運動会で1等になろう!〜 子どもたちの走り方の特徴を分析して誕生した 新ソール搭載モデルが初登場! 〜2011年8月下旬より全国で順次発売〜 株式会社ムーンスター(本社:福岡県久留米市/社長:猪山 渡)は、バネのチカラで蹴り出しをサポートする、子どもたちの本格スポーツシューズブランド「SUPERSTAR(R)(スーパースター)」より、誕生から10周年の記念モデルとして、子どもたちの走行動作を分析して開発した新ソール搭載モデル(SUPERSTAR(R) J231)を4,095円(税込価格)で、全国の靴専門店・量販店にて2011年8月下旬から順次発売します。 新作(SUP...
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メディネット、九州大の端医療イノベーションセンターのCPC運営管理およびがん免疫細胞治療に係る包括的な支援サービスを提供
九州大学との細胞加工施設(CPC)の運営管理および がん免疫細胞治療に係る包括的な支援サービスの提供に関するお知らせ 株式会社メディネットと国立大学法人九州大学(福岡市、有川 節夫総長、以下「九州大学」)は、2011年7月27日に開所予定の「九州大学先端医療イノベーションセンター」(以下、「先端医療イノベーションセンター」)に設置される細胞加工施設(CPC;Cell Processing Center)全体の運営管理業務を受託すると共に、同施設において実施予定のがん免疫細胞治療に必要な技術・ノウハウ等の供与を含む包括的な支援サービスを提供することで合意いたしましたので、お知...
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東大、KIF17が記憶・学習の重要な基盤となっていることを解明
「記憶・学習を制御するKIF 分子モーター」 1.発表者: 廣川 信隆 (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学講座/分子構造・動態学寄付講座・特任教授) 城戸 瑞穂 (九州大学大学院 歯学研究院・准教授) 武井 陽介 (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学・解剖学講座・准教授) 尹 喜玲(Xiling Yin) (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学講座/分子構造・動態学寄付講座・特任研究員) 2.発表概要: 分子モーターKIF17 欠損マウスの解析により、KIF17が、グルタミン酸受容体NR2Bを神経細胞樹状突起内で輸送するだけでなく、NR2B及び自身(KI...
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富士通など、スーパーコンピューター向け通信性能シミュレーター「OpenNSIM」を公開
超大規模スーパーコンピュータ向け通信性能シミュレータ「OpenNSIM」を公開 HPCコミュニティにおける研究開発活動の進展に貢献 財団法人九州先端科学技術研究所(理事長:芦塚日出美 所在地 福岡市早良区 以下、九州先端科学技術研究所)と富士通株式会社(代表取締役社長:山本 正已 本社:東京都港区 以下、富士通)は、スーパーコンピュータの計算ノード間を接続するインターコネクトの通信性能を評価するためのシミュレータ「OpenNSIM」を開発し、その実行サービスを本日よりウェブサイト上で一般公開します。 本シミュレータにより、数千から数万の計算ノードを持つ超大規模スーパーコン...