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イントロン
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九大、免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見
免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見 −自己免疫疾患の発症機構の解明に期待− ■概要 九州大学生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授、同大学院生の柳原豊史らの研究グループは、T細胞(※1)と呼ばれる白血球が、自分の身体を攻撃しない「免疫寛容」という機能を獲得するために必要な新たな仕組みを発見しました。 免疫反応が本来攻撃しないはずの自己組織に向けられると、自己免疫疾患(※2)が発症します。 この自己組織への攻撃をしないようにT細胞を教育する場所が胸腺と呼ばれる組織ですが、どのような仕組みでこの教育が行われているのか、解明されていませんでした。 研究グルー...
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MSD、抗ウイルス剤「レベトール」の効能・効果の一部変更承認を取得
抗ウイルス剤「レベトール(R)」の効能・効果の一部変更承認を取得 〜ジェノタイプ2型のHCV感染症に対するソホスブビルとの併用〜 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は本日、抗ウイルス剤「レベトール(R)カプセル200mg」(一般名:リバビリン、以下「レベトール(R)」)が、ソホスブビルとの併用によるジェノタイプ2型のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善を効能・効果として追加する一部変更承認を取得しました。 C型慢性肝炎の治療薬である「レベトール(R)」は、2001年12月に発売を開始し、イントロン(R)A、ペグイントロン(R)などのインターフェロン製...
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MSD、「ペグイントロン」の術後補助療法を効能・効果とした一部変更承認を取得
MSD株式会社「ペグイントロン(R)」 悪性黒色腫における術後補助療法を効能・効果とした一部変更承認を取得 MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は本日、「ペグイントロン(R)皮下注用50μg/0.5mL用、100μg/0.5mL用、150μg/0.5mL用」(一般名:ペグインターフェロンアルファ‐2b(遺伝子組換え)、以下「ペグイントロン(R)」)について、悪性黒色腫における術後補助療法を効能・効果として追加する一部変更承認を取得しました。 「ペグイントロン(R)」は、国内における2004年10月の製造販売承認取得以来、リバビリンとの併用療法によるC型慢性肝炎治療薬として使用さ...
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iPS細胞を使った遺伝子修復に成功 〜デュシェンヌ型筋ジストロフィーの変異遺伝子を修復〜 <ポイント> ●ヒトゲノムの中で1カ所しかない塩基配列のデータベースを構築した ●TALENおよびCRISPR(注1)を用いてデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の患者さん由来iPS細胞においてジストロフィン遺伝子を修復した ●遺伝子修復したiPS細胞において、意図しない致命的な遺伝子変異は見られなかった。 ●筋細胞へ分化させたところ、正常型のジストロフィンタンパク質が検出された。 1.要旨 李 紅梅大学院生(CiRA初期化機構研究部門)、堀田秋津助教(CiRA初期化機構研究部門、JSTさきがけ)らの研究グループは、デュシェンヌ型筋...
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MSD滋賀工場の譲渡・譲受等について キョーリン製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下正弘、以下「キョーリン」)とMSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下「MSD」)は、MSDが所有する滋賀工場(所在地:滋賀県甲賀市)の資産の譲渡・譲受及び製造の委受託等に関して、このたび契約を締結しました。 今回の契約締結により、MSD滋賀工場の所有権は2012年10月1日付けで、2012年6月15日設立予定のキョーリン製薬グループ工場株式会社(以下「キョーリン工場」)に移転し、キョーリン工場は同工場で現在製造中のMSD製品...
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東大、植物細胞内に感染するリケッチア科のバクテリア「MIDORIKO」を発見
はじめて分子同定された植物細胞内感染性リケッチア ―宿主共存性リケッチア科バクテリア"MIDORIKO"― 発表概要生物の細胞内に別の生物が共存すること(細胞内共生)によりミトコンドリアが生まれ、動植物の真核細胞が誕生したが、その詳細は謎に包まれている。今回私たちは、1970年以来未解明であった緑藻類ボルボックス目の細胞内に共生するバクテリアの分子同定に成功し、世界で初めて植物細胞内に感染するリケッチア科のバクテリア"MIDORIKO"を発見した。リケッチア科のバクテリアは通常昆虫やダニ等の細胞内に存在しており、ヒトに感染すると危険な病原菌を含む。しかし、"MID...