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免疫生物研究所、新たな中期経営計画を策定
新「中期経営計画」(非連結)の策定に関するお知らせ
当社は、平成25年3月期決算短信[非連結](平成25年5月13日)において公表しました「平成26年3月期の業績予想」を踏まえ、平成28年3月期を加えた新たな中期経営計画(以下「新中期経営計画」)を下記のとおり策定いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.中期経営計画策定について
当社は、研究用関連事業において、タカラバイオ株式会社と国内及び海外における強力な販売力に期待し、販売契約を締結いたしました。一方、当社では、開発力の強化、生産性及び安全性の向上に注力し、企業価値の向上を目指し、現中期経営計画(平成24年2月13日公表)を策定いたしました。しかしながら、既に公表(平成25年5月13日発表の「平成25年3月期決算短信[非連結]」参照)しましたように、研究用関連事業の売上高は、568百万円となり、前年に比べ132百万円と大幅に減少いたしました。その結果、当社の売上高は、800百万円(前年に比べ115百万円の減少)となりました。
現在の状況を踏まえ、当社の利益確保を最重要課題として捉え、タカラバイオ株式会社と販売方針等を逐次、協議し、販売構造の再構築を確実に実行してまいります。そして遺伝子組換えカイコ事業及び医薬シーズ開発へ資源を集中していく所存であります。
そのため当社は、下記のとおり経営重点施策を見直し、収益力の更なる強化を図り、平成28年3月期を加えた新中期経営計画を策定いたしました。
2.今後の主な経営重点施策の要点
(1)自社開発製品販売において、タカラバイオ株式会社との販売方針等を逐次、協議し、販売構造の再構築を確実に実行してまいります。
(2)研究開発及び商品開発において、当社の強みであるアルツハイマー病、がん及び炎症、糖及び脂質代謝関連疾患の領域に有用な技術や知見を有する、他のバイオベンチャー企業と積極的に提携し、診断や治療への応用を視野に入れた新製品開発を集中して推進してまいります。
(3)遺伝子組換えカイコ事業につきましては、化粧品業界への新規参入となるヒトコラーゲン配合化粧品の開発・製造・販売を積極的に推進し、化粧品業界の企業との提携・関係強化を進めてまいります。また、有限会社生物資源研究所とのインフルエンザワクチンをカイコの繭に生成させる共同研究につきましては、開発スピードを加速してまいります。
3.経営指標(単体)
※表資料は添付の関連資料を参照
*平成26年3月期計画の経営指標は、「平成25年3月期決算短信(非連結)」(平成25年5月13日に公表)において、平成26年3月期の業績予想として、公表いたしました。
*当社は、「株式会社スカイライト・バイオテックの株式取得及び簡易株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」(平成25年5月13日公表)の通り、平成26年3月期より連結決算となる予定です。
つきましては、現在、連結業績予想及び連結中期経営計画を策定しておりますので、確定次第、開示いたします。
*本「新中期経営計画」は現時点で入手可能な情報に基づき策定したものであり、今後の事業環境などさまざまな要因によって、実際の業績はこの「新中期経営計画」の数値目標と異なる可能性があります。
以上