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情報通信研究機構
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KDDIなど、「東京観光タクシー」で多言語音声翻訳システムによる訪日外国人向け社会実証を開始
「東京観光タクシー」における多言語音声翻訳システムを活用した訪日外国人向け社会実証を開始 〜音声だけでなく映像を活用したユーザーインターフェースでおもてなしを実現!〜 KDDI、KDDI総合研究所、三和交通株式会社、境交通株式会社は2016年12月20日より、「東京観光タクシー」において、多言語音声翻訳システムを活用した訪日外国人向け社会実証を開始します。 「東京観光タクシー」は、時間単位でタクシーを貸し切ることが可能で、東京のさまざまな観光地をタクシーで巡るサービスです。移動中も、「東京観光タクシードライバー認定資格」をもった乗務員が普段とは違う東京の新しい魅力をご案内します。 K...
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NICT、自然界にある分子モジュールから人工的な分子モーターの創出に成功
自然界にある分子モジュールから人工的な分子モーターの創出に初めて成功 〜ナノメートルスケールの一方向性運動が生み出される基本原理の解明に道筋〜 【ポイント】 ・自然界にある生物分子モーターに別の機能モジュールを融合し、新しい分子モーターを創出 ・本来の結合相手である微小管ではなく、アクチン繊維と結合して動く新しい分子マシンを構築 ・運動方向の異なるモーターも作製可能であり、新たな分子デバイスの開発につながる成果 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長代行: 黒瀬 泰平)では、生物進化の成果に学び新しい情報通信のパラダイムの創出につながるバイオICT研究を行っています。 ...
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ヤマハ、「おもてなしガイド」とNICTの「VoiceTra」の実験的な連携を開始
ヤマハ「おもてなしガイド」とNICT「VoiceTra」 新たなインバウンドソリューションの構築に向けた連携について −「アナウンス」も「旅行会話」もその場で翻訳。2つのアプリが本日より実験的連携− ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区、代表取締役社長:中田卓也、以下、ヤマハ)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(本部:東京都小金井市、理事長:坂内正夫、以下、NICT)の協力を得て、新たなインバウンドソリューションの実現のために、当社が提供する音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」と、NICTが提供する旅行会話用の多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」との実験的な連携を本日より開始します...
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NICT、感覚入力のタイミングを知覚するための神経機構を解明
ヒトは光や音が意識に上るより前に遡ってそのタイミングを知覚している 〜感覚入力のタイミングを知覚するための神経機構を解明〜 【ポイント】 ■光や音の生じたタイミングを知覚するための神経メカニズムを初めて解明 ■光や音そのものを感じるより前に遡ってそれらが生じたタイミングを知覚 ■テレビ通話などの音声と画像遅延の許容範囲の解析などに応用が可能 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫) 脳情報通信融合研究センター(CiNet)の天野薫主任研究員らは、光や音が意識に上るより前の時点に遡って、そのタイミングを知覚していることを発見しました。光や音のタイミングの情報は、...
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JTBとパナソニック、訪日外国人客の旅程情報などを統合管理するプラットフォームを開発
訪日外国人客の観光支援をするためのプラットフォームを開発 株式会社ジェイティービー(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 高橋広行(◇)、以下JTB)と、パナソニック株式会社(所在地:大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏、以下パナソニック)は、訪日外国人客が4,000万人に到達すると予測される2020年に向け、2015年6月より開始した観光関連分野における協業の一環として、外国人客の旅程情報などを統合管理する情報基盤(プラットフォーム)「Traveler Relationship Management(以下TRM)」を開発しました。外国人客が国内観光をする際に利用する様々なサービスを統合して管理・運営することで、提供...
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理研など、スパコン「京」と最新鋭気象レーダを生かした「ゲリラ豪雨予測手法」を開発
「京」と最新鋭気象レーダを生かしたゲリラ豪雨予測 −「ビッグデータ同化」を実現、天気予報革命へ− ■ポイント ・「京」を用いたシミュレーションによるゲリラ豪雨の再現 https://www.youtube.com/watch?v=s2PgH0mZ7G0&feature=youtu.be ■要旨 理化学研究所(理研)計算科学研究機構データ同化研究チームの三好建正チームリーダーと情報通信研究機構、大阪大学らの国際共同研究グループ(※)は、スーパーコンピュータ「京」[1]と最新鋭気象レーダを生かした「ゲリラ豪雨[2]予測手法」を開発しました。 スーパーコンピュータを使った天気予報シミュレーションは、通常1kmより粗い解像度で、1時間ごとに新しい観測データ...
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NICTなど、電波が直接届かない環境でもロボットを安定に制御する技術を開発
電波が直接届かない環境でもロボットを安定に制御する技術を開発 〜上空のドローンを経由し、見通し外の小型四輪ロボットを遠隔制御できることを実証〜 <ポイント> 〇他のロボットを経由して見通し外にあるロボットの遠隔制御をする無線通信技術を新たに開発 〇移動によりロボット間の通信経路が切り替わる際でも通信は途切れることなく継続 〇障害物などで電波が途切れやすい環境での、遠隔操縦ロボットの安定した制御操作への貢献が期待 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジ(プログラム・マネージャー:田所 諭)の一環と...
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NEC、「地方公共団体を対象とした実践的サイバー防御演習(CYDER)」を支援
NEC、国立研究開発法人 情報通信研究機構の「地方公共団体を対象とした実践的サイバー防御演習(CYDER)」を支援 NECは、総務省所管の国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)から「実践的サイバー防御演習CYDER)」(注1)の支援業務を受託しました。 NICTが9月から全国11地域において開催する地方公共団体を対象としたCYDERを支援します。 CYDERは、増加するサイバー攻撃に対応するため、官民の情報システム管理者のインシデントハンドリング(被害の早期発見・検知ならびに対処)能力の向上を目的としており、日常の運用を考慮しながら、事業継続を脅かす攻撃に対応できる「総合力の高い情報システム管理者」の養成を...
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NICTと阪大、外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法を開発
外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法の開発に成功 〜ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝病を治療するための遺伝子治療に貢献〜 【ポイント】 ■p62(*1)タンパク質の量を減少させることで、細胞内に導入したDNAの分解を抑制し、導入効率の上昇に成功 ■導入したDNAの大部分がオートファジー(*2)によって分解されてしまうというこれまでの問題を解決 ■細菌・ウイルス感染のメカニズムの解明や、ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝子治療法の開発に貢献 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)未来ICT研究所は、国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長:西尾 章治郎)大学院生...
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NICT、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA 改」をバージョンアップ
NIRVANA 改が更にバージョンアップ! 〜アラート管理機能の強化と国産機器連携でユーザビリティを大幅向上〜 【ポイント】 ■NIRVANA 改がアラートの種類別統計を可能にするなど、アラート管理機能を強化 ■NIRVANA 改と国産機器とのシステム連携を拡大し、国産機器による自動防御が可能に ■NIRVANA 改のユーザビリティ大幅向上とセキュリティ・オペレーションの一層の効率化 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)のサイバーセキュリティ研究室は、標的型攻撃等のサイバー攻撃に対抗するために、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA 改」(ニルヴァーナ・カイ)を開発してきましたが、...
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プラネックス、データ流出を未然に防ぐ法人向けセキュリティーユニットを発売
SAKOKUにオフィス向け新製品登場 セキュリティユニット『SAKOKU 500』を発売 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、お使いのルーターと連携して、PCやスマートフォン、タブレット等からのデータ流出を未然に防ぐ法人向けセキュリティユニット『SAKOKU 500(VR500)』を5月27日より発売致します。 SAKOKUならば、接続された機器を鎖国ゾーン化して情報漏えいを防ぐため、例え悪意あるソフトウェアに感染したとしても、被害を最小限に抑えることができます。先日発売となったWiFiセキュリティユニット『SAKOKU』はWiFi機能も有し、個人や少数のPCで利用する際に適していますが、本製品はPCやスマホなど50台まで同...
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NICT、対災害SNS情報分析システム「DISAANA」が全ての日本語ツイートを対象として利用可能に
DISAANAで日本語ツイート100%を分析・検索可能に 〜熊本地震を受けての緊急対応〜 【ポイント】 ■対災害SNS情報分析システム「DISAANA」が全ての日本語ツイートを対象として利用可能に ■パソコンのブラウザからも、スマートフォンからも簡単に利用できる ■DISAANA リアルタイム版公開サイト http://disaana.jp 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、耐災害ICT研究センター及びユニバーサルコミュニケーション研究所において開発を行っている対災害SNS(*1)情報分析システム「DISAANA(ディサーナ)」(DISAster−information ANAlyzer)のリアルタイム版を平成27年4月8日からWeb上に試験公開しています。...
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京急電鉄とNICTなど、多言語音声翻訳サービスと電話通訳サービスの共同研究開始
京急電鉄の駅構内にて 多言語音声翻訳サービス及び電話通訳サービスの共同研究開始 京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:原田 一之、以下「京急電鉄」)と国立研究開発法人情報通信研究機構(本部:東京都小金井市、理事長:坂内 正夫、以下「NICT」)は、以前から、訪日及び在日外国人との円滑なコミュニケーションを実現するため、多言語音声翻訳技術の高度化を目指し、「鉄道分野における多言語音声翻訳の性能向上及び運用性向上」に関する共同研究を進めています。(*1) このたび、機械翻訳と電話通訳のハイブリッドサービスの有効性等を検証するために、株式会社ブリックス(本社:東京都新宿...
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フィート、ネット接続不要の海外旅行者向け音声翻訳アプリ「どこでも翻訳」を提供
ネット接続なしに、いつでもどこでも多言語コミュニケーション スマホ向けのサーバーレス型旅行会話用音声翻訳アプリ “どこでも翻訳”2月4日提供開始 株式会社フィート(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:小林 照二)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)から技術移転を受け、スマートフォンで動作するサーバーレス型の旅行会話用音声翻訳アプリケーション“どこでも翻訳”の提供を、2月4日に開始しました。 “どこでも翻訳”は、NICTが研究開発に取り組んでいる高精度な多言語音声翻訳技術をベースに、音声翻訳機能を構成する音声認識、機械翻訳、及び、音声合成の全ての機能が、...
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NICTなど、細胞内タンパク質の動きを調べる新たな計測手法を開発
細胞内タンパク質の動きを調べる新たな計測手法を開発 〜アルツハイマー病などの原因となる凝集性タンパク質形成の初期診断に期待〜 【ポイント】 ■顕微鏡カメラとして超伝導単一光子検出器を利用することで分子の回転拡散運動の計測に成功 ■細胞内あるいは溶液中のタンパク質の凝集状態が測定可能に ■アルツハイマー病などの原因となる凝集性タンパク質の初期診断に道を拓く 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)、国立大学法人北海道大学(総長:山口 佳三)、国立大学法人大阪大学(総長:西尾 章治郎)は、溶液中の蛍光分子の回転拡散運動を計測する方法の開発に成功しました。 ...
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NICT、もずく養殖へのWi−SUN無線センサネットワークの適用実証に成功
もずく養殖へのWi−SUN無線センサネットワークの適用実証に成功 〜Wi−SUNによる省電力マルチホップ通信を漁業分野に適用した世界初の事例〜 【ポイント】 ■海上ブイにWi−SUN無線機を搭載、もずく養殖場の水温・塩分濃度をモニタ・収集、クラウドで管理 ■Wi−SUNの省電力マルチホップ通信で電池駆動ブイを海上配置、中継通信でモニタエリア拡大 ■漁業協同組合と連携し、需要に応じたモニタ項目・周期等の最適化を予定 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、ワイヤレスネットワーク研究所において、Wi−SUN(*1)無線技術を用いるセンサネットワークをもずく養殖場のモニタリングに活用する...
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ヤマハ、音のユニバーサルデザイン化支援システムの実用化に向け実証実験を実施
いつでもどこでも“音のユニバーサルデザイン”に対応した社会の実現にむけて 「おもてなしガイド」の実用化およびその改良に向けて、 新たにアナウンス関連企業6社との実証実験に取り組みます −「Sound UD化プロジェクト」のすべての実証実験の期間延長と内容拡充も決定− ヤマハ株式会社は、音声アナウンス関連メーカー6社[注1]と行っている「おもてなしガイド」に関する実証実験をさらに拡大し、新たに、株式会社エーアイ、株式会社キンツー、凸版印刷株式会社、日本ユニシス株式会社、HOYAサービス株式会社、株式会社レゾナント・システムズの6社と、音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」の...
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日本ユニシス、島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワークの実証実験を開始
日本ユニシス 島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワークの実証実験を開始 〜市役所外からのアクセス、自治体間の情報連携のためのセキュリティ実証実験を実施〜 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワーク(以下 NerveNet)の実証実験(注1)(注2)を開始します。NerveNetのセキュリティの観点で、市役所外からのイントラネットへの安全なアクセスと、自治体間の安全な情報連携の実証実験を通じて、行政サービスの向上や地方創生を目指します。 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発したNerveNetは、従来の携帯電話や...
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日立、多言語音声翻訳サービス実現に向けスマートデバイス対応の音声処理技術を開発
多言語音声翻訳サービス実現に向けて、 スマートデバイスに対応した音声処理技術を開発 街頭の騒音レベルに匹敵する70dBの雑音環境で音声認識が可能に 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、多言語音声翻訳サービス実現に向けて、スマートデバイスに対応した音声処理技術を開発しました。ユーザー音声以外の雑音を除去することで、街頭の騒音レベルに匹敵する70dBの雑音環境でも音声認識が可能となります。また、発話と発話の区切りを明確に自動認識することができ、ボタン押下で発話区間を知らせることなく対話することを可能とし、ユーザビリティの向上を図りました。本技術に...
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デジタルアーツ、SIEM連携機能など搭載の企業・官公庁向けWebフィルタリングソフトを提供開始
SIEM連携・NICTのデータベース・教育支援機能を 搭載した「i−FILTER(R)」Ver.9.3を提供開始 〜「検知・防御・教育」の標的型攻撃対策の「かなめ」となる3つの要素を搭載し 標的型攻撃への対応サイクルを実現〜 情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、情報漏洩防止と内部統制を推進する企業・官公庁向けWebフィルタリングソフト「i−FILTER(アイフィルター)」Ver.9.3を本日より提供開始いたします。 昨今多発する、標的型攻撃に由来した情報漏洩対策として、内部からの高速なアクセスやWebアクセスの一...
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パナソニックとKDDIなど、2020年に向けた多言語音声翻訳技術の研究開発受託でコンソーシアム設立
〜2020年に向けた外国人へのおもてなし実現を目指して〜 パナソニック株式会社、日本電信電話株式会社、国立研究開発法人情報通信研究機構、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、株式会社KDDI研究所、株式会社みらい翻訳が、総務省の平成27年度情報通信技術の研究開発である「グローバルコミュニケーション計画の推進―多言語音声翻訳技術の研究開発及び社会実証―I.多言語音声翻訳技術の研究開発」(以下「本研究開発」)の委託先として選定されたことを受け、上記団体に東日本電信電話株式会社、株式会社日立製作所、パナソニック システムネットワークス株式会社、KDDI株式会社、富士通株式会社、...
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NICT、暗号プロトコルのセキュリティ評価結果をリスト化し公開
暗号プロトコルのセキュリティ評価結果をリスト化・公開 〜標準化された50個以上の暗号プロトコルの適切な利用促進に期待〜 【ポイント】 ■58個もの大規模な暗号プロトコルについてセキュリティ評価結果を整備し、リストで提供 ■NICTのポータルサイトで公開、評価の追試が可能 ■システム設計者の目的に応じた暗号プロトコルの適切な利用に期待 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、標準化された51個の暗号プロトコル(*1)とその他7個の主要プロトコルについて、学術論文数十本の成果に相当するセキュリティ評価結果をリストとしてまとめ上げ、NICTのポータルサイトで公開し、...
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NICT、プロドローンなどと共同でドローンの通信の安全性を強化する技術を開発
ドローンの通信の安全性を強化する技術を開発 〜量子鍵配送ネットワークからドローンに暗号鍵を供給し、安全な飛行制御通信を実現〜 【ポイント】 ■ドローンと地上局間の制御通信をパケットごとに暗号化、情報漏えい等を完全防御 ■複数の地上局を量子鍵配送ネットワークで結び、ドローンを広域で飛行誘導する制御通信技術 ■複数地上局間での鍵配送を手渡しで行う飛行誘導システムを2年後に商品化する予定 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、株式会社プロドローン(プロドローン、代表取締役:河野 雅一)及び株式会社サンエストレーディング(サンエストレーディング、代表取締役...
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近畿日本ツーリストとフュートレック、訪日外国人向け音声翻訳配信サービスで協業
「近畿日本ツーリスト株式会社」と「株式会社フュートレック」が協業 卓上ロボットを活用した音声翻訳配信サービスを事業化 近畿日本ツーリスト株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小川 亘 以下、近畿日本ツーリスト)と株式会社フュートレック(本社:大阪府大阪市、社長:藤木 英幸 以下、フュートレック)は、急増する訪日外国人へ向けたサービスの拡大を推進する事業の一環として、両社が協業し、2016年春より音声翻訳配信サービスを観光事業者向けに展開します。 観光関連分野でのネットワークをもつ近畿日本ツーリストと、音声認識・合成・対話・翻訳をワンストップで提供可能なフュートレック双方の、...
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NICTと富士ロジテック、UWB測位システムの物流倉庫での実証実験を共同で実施
UWB測位システムを使い、物流倉庫作業を大幅に効率化 〜倉庫業界初のピッキングカートの全動線可視化に成功〜 【ポイント】 ■UWB測位による物流倉庫でのピッキングカートの全台数全稼働時間の動線可視化を実現 ■商品のピッキング歩行時間を従前より50%削減、ピッキング時間も平均2秒短縮 ■物流分野での大幅な作業効率化への寄与に期待。商品の在庫位置管理に応用可能 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)と株式会社富士ロジテック(富士ロジテック、代表取締役社長:鈴木 庸介)は、UWB(超広帯域無線:Ultra Wide Band)測位システムの物流倉庫における実証実験を共同で実施しました。NI...
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KDDI研究所など、Webサイト改ざんによる不正プログラム感染拡大を防ぐ技術を開発
Webサイト改ざんによる不正プログラム感染の拡大を防ぐ新技術を開発〜「ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃対策フレームワーク」に関する実証実験開始〜 株式会社KDDI研究所(代表取締役所長:中島 康之、以下KDDI研)と株式会社セキュアブレイン(代表取締役社長兼CEO:新保 勲、以下セキュアブレイン)は、Webサイト改ざんによる不正プログラム感染の拡大を防ぐ新しいユーザ参加型の感染対策システム「ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃(以下 DBD攻撃)対策フレームワーク」を開発しました。KDDI研、セキュアブレインは、本研究開発の一環として、国立研究開発法人情報通信研究機構(理事長:坂内 正夫、以下NICT)と協力して...
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「超伝導量子ビットと磁石の球のコヒーレントな結合に初めて成功 ―目に見える大きさでの量子力学的振る舞いを明らかに―」 ■発表のポイント: ◆ミリメートルサイズの磁石が量子力学的に振る舞うことを明らかにしました。 ◆超伝導回路を用いた量子ビット素子(注1)と強磁性体中の集団的スピン揺らぎの量子とをコヒーレント(注2)に相互作用させることに成功し、磁化揺らぎの量子状態を自在に制御する方法を見出しました。 ◆今回明らかになった技術により、量子コンピュータと量子通信ネットワークの間で量子情報を受け渡す量子インターフェイスや、それを用いた量子中継器(注3)への応用が期待されます。 ■...
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NTT東西、時報サービス「117」の「うるう秒」調整を7月1日に実施
時報サービス「117」の「うるう秒」調整の実施について NTT東日本およびNTT西日本(以下、NTT東西)は、時報サービス「117」において2015年7月1日(水)に「うるう秒」の調整を行います。 1.概要 日本標準時の維持・通報を実施している独立行政法人 情報通信研究機構が、2015年7月1日(水)に「うるう秒」の調整を行うことに伴い、NTT東西の時報サービス「117」においても「うるう秒」の調整を実施します。なお、1972年7月1日に第1回の「うるう秒」の調整を行い、今回で26回目の実施となります。(前回のうるう秒の調整は、2012年7月1日に実施しました)。 2.調整方法 NTT東西の...
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日本ラッド、ネットワーク可視化システムNIRVANAのカスタマイズ展開を開始
日本ラッド、ネットワーク可視化システムNIRVANAの国内・グローバルでのカスタマイズ展開を開始 ―ソースコードの利用・改変権取得で顧客ニーズに合わせたカスタマイズ版を提供― 日本ラッド株式会社(以下ラッド、JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役会長:大塚隆一)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下NICT、本部:東京都小金井市、理事長:坂内正夫)と、NICTが開発し国内において既に展開しているネットワーク可視化ソフトウェアNIRVANAの提供事業において、今般NICTよりソースコードの利用・改変権を取得し、システムインテグレーターとしてカスタマイズしたソリューションとして顧客提供を開始します。これによ...
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NICT、低軌道衛星と地上との間で1.5ミクロン光による光衛星通信に成功
低軌道衛星と地上との間で1.5ミクロン光による光衛星通信に成功 〜世界初!新しい誤り訂正符号の実装〜 【ポイント】 ■1.5ミクロンレーザ光による低軌道地上間通信、50kg級超小型衛星に搭載し軌道上実証に成功 ■大気ゆらぎ影響下で光衛星通信の誤り訂正等通信方式を実現、正常に機能することを実証 ■周波数資源の制約を受けず、かつ、低コストで将来の光衛星通信の超大容量化を実現可能に 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、1.5ミクロンレーザ光を用いた低軌道衛星(*1)と地上間の通信のための超小型光通信機器(小型光トランスポンダ、SOTA(*2))の開発と宇宙空...
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日本ユニシス、塩尻市や松江市と災害に強い地域通信ネットワークの実証実験で連携
日本ユニシス 災害に強い地域通信ネットワークの実証実験を塩尻市・松江市と連携 〜メッシュ型地域ネットワークの自治体での実用化を目指し、遠隔自治体を連携した実証実験を実施〜 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 NICT)からの受託研究事業「メッシュ型地域ネットワーク(以下 NerveNet(ナーブネット))のプラットフォーム技術の研究開発」(以下 本委託研究)(注1)において、長野県塩尻市と島根県松江市と実証実験に向けて連携します。平成27年度(2015年度)からそれぞれの地域内で、さらに両地域を連携して、地...
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NICT、フィリピン政府情報通信技術局にTV放送帯ホワイトスペース利用技術を提供
フィリピン政府情報通信技術局がNICTのTVホワイトスペース利用技術を採用 〜フィリピンの公共施設に無料のインターネット接続を展開〜 【ポイント】 ■NICTホワイトスペース技術で、フィリピン全域にFree Wi−Fi接続を推進 ■フィリピン科学技術省情報通信技術局(ICTO)はTV帯のホワイトスペース利用を計画 ■NICT開発のホワイトスペース管理技術をICTOに提供する契約を締結 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、このたび、フィリピン科学技術省情報通信技術局(ICTO、長官: Louis Napoleon C. Casambre)(*1)とTV放送帯ホワイトスペース(*2)の有効利用に必要な周波数管理技術を提供するため...
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NTT、定説を覆し長距離量子通信に必要な「量子中継」の全光化手法を確立
定説を覆し、長距離量子通信に必要な「量子中継」の全光化手法を確立 〜全光ネットワークに「量子インターネット」としての新たな未来像〜 日本電信電話株式会社(NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)とトロント大学(カナダ、オンタリオ州トロント、総長:Meric Gertler)の研究チームは、長距離量子通信に必要な「量子中継」に、「物質量子メモリ」(※1)が必須であるという定説を覆し、光の送受信装置のみで実現可能な「全光量子中継方式」を理論的に提唱しました。これにより、全く新しい「光デバイスのみによる長距離量子通信」への道が切り拓かれました。 量子通信の長距離化は、量子通信の市場創...
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東大とNTTなど、新たな仮想網構築と新世代ネットワークアプリケーション実験に成功
グローバルなマルチドメインプログラマブル高機能仮想網の実現と新世代ネットワーク アプリケーション実験に成功 〜日米欧連携強化で新世代ネットワーク技術の実用化に向けた研究開発を加速〜 国立大学法人東京大学大学院情報学環(情報学環長:須藤 修/以下、東京大学情報学環)、日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦 博夫/以下、NTT)、株式会社KDDI研究所(代表取締役所長:中島 康之/以下、KDDI研)、株式会社日立製作所(代表執行役 執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長:遠藤 信博/以下、NEC)及び富士通株式会社(代表取締役社長:山本 正已/以下...
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NICT、大規模Web情報分析システム「WISDOM X」をWeb上に試験公開
大規模Web情報分析システム「WISDOM X(ウィズダム エックス)」をWeb上に試験公開 【ポイント】 ■10億件以上のWebページの情報を用いて、自然な質問文に回答する情報分析システムを公開 ■「なに?」「なぜ?」「どうなる?」などの質問の種類に適した回答、更に意外な回答も発見 ■利用者に質問を提案するなど、新しいWeb検索の概念により、“気づき”を利用者に提供 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、ユニバーサルコミュニケーション研究所において開発を行っている大規模Web情報分析システム「WISDOM X」を、3月31日(火)からWeb上に試験公開します。 WISDOM Xは、従来型の検索エン...
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NICT、Android対応の聴障者支援アプリ「こえとら」サービスがフィートから提供開始
聴障者支援アプリ“こえとら”がAndroidにも対応、機能も充実 〜iOSでもAndroidでも、隣にいても離れていても、文字と音声で簡単にコミュニケーション〜 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)は、NICTの研究成果である聴障者支援アプリ“こえとら”を株式会社フィート(代表取締役社長: 小林 照二)に技術移転しました。 2月25日(水)から株式会社フィートは“こえとら”のサービスの提供を開始しました。 “こえとら”は、NICTの高精度音声認識技術及び高品質音声合成技術*1を用いて開発したものです。これまでiOSアプリとして公開実験し、聾ろう学校や企業等のご協力の下、改良を重ねてきました。...
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NICT、宅内無線ネットワーク用Wi−SUN認証規格の無線機の実装に成功
宅内無線ネットワーク用Wi−SUN認証規格に準拠した無線機の実装に成功 【ポイント】 ■宅内無線ネットワークに不可欠な複数家電対応・中継機能付き無線機を世界で初めて実装 ■IEEE802標準規格とWi−SUN認証規格に準拠する無線機の社会展開を促進 ■電力消費の見える化や家電等の動作制御によって、エネルギー消費の削減が可能に 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)は、Wi−SUNアライアンス(*1)が策定するHAN(Home Area Network)用Wi−SUNプロファイル(*1)の無線機の実装に世界で初めて成功しました。今般、Wi−SUNアライアンスは、HEMS(Home Energy Management System)(*2)コントローラと家電等を...
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NICT、暗号化状態でセキュリティレベルの更新と演算の両方ができる準同型暗号方式を開発
暗号化状態でセキュリティレベルの更新と演算の両方ができる準同型暗号方式を開発 〜100年先の将来にわたり安全にプライバシーを保護できるデータ利活用へ向けて〜 【ポイント】 ■暗号化したまま鍵長を伸ばすことができる準同型暗号方式を世界で初めて開発 ■100年以上の安全性確保が可能、暗号化線形回帰計算が従来比100倍程度に高速化 ■プライバシーを保護したデータマイニングによる保険・医療等での統計処理への応用に期待 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)は、暗号化したままデータを処理する「準同型暗号(*1)」において、暗号化したデータのセキュリティレベル(*2)を...
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ATRとNTTなど、ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)の技術開発に成功
日常生活の支援を可能とする ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)の技術開発に成功 〜脳を見まもる生活環境支援の実現〜 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(本社:京都府相楽郡精華町、代表取締役社長:平田 康夫、以下ATR)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下 NTT)、株式会社島津製作所(本社:京都府京都市中京区、代表取締役社長:中本 晃、以下 島津製作所)、積水ハウス株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:阿部 俊則、以下 積水ハウス)、学校法人慶應義塾(本部:東京都港区、塾長:清家 篤、以下 慶應義塾大学)は、共同...
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NICT、他者動作の予測と自己動作の生成には共通した脳内プロセスが関与など解明
下手な人を見たら、自分も下手になったエキスパート 〜他者動作の予測と自己動作の生成には共通した脳内プロセスが関与することを解明〜 【ポイント】 ■他者の動作を予測する場合と自分が同じ動作を行う場合に共通した脳内プロセスが関与していることを解明 ■他者の動作の結果を予測できるように学習すると、共通した脳内プロセスが変化し、自分の動作にも影響が及ぶ ■他者の動作を予測する能力と自分の運動能力の向上を導くリハビリやトレーニング方法の開発に応用可能 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)は、フランス国立科学研究センターと共同で、他者の動作を予測することと、自分の動作...
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NTTドコモとNEC、「OpenStack Neutron」の商用導入に向けた大規模実証実験に成功
クラウド内の仮想サーバ間の通信速度を最大6倍に向上 −「OpenStack Neutron」の商用導入に向けた大規模実証実験に成功− 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、クラウド内の仮想サーバ(※1)間の通信に、オープンソースソフトウェアとパケット通信処理を行うための汎用ハードウェア、NIC(Network Interface Card)を効果的に組み合わせることで、通信速度を従来の最大6倍に向上できることを2014年10月31日(金曜)に実証実験で確認しました。 本実証実験では、クラウド業界で注目度が高い「OpenStack」のネットワーク機能「OpenStack Neutron」のオープンソース実装のみを用いて、100台の...
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NICT、ミャンマー語を対象にした日・英自動翻訳システムを開発
ミャンマー語の日・英自動翻訳システムの実用化に向けて 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)ユニバーサルコミュニケーション研究所は、ミャンマー語を対象にした日・英自動翻訳システムを世界で初めて開発しました。昨今、ミャンマーと日本との交流が活発になっているなか、ミャンマー語の通訳者・翻訳者が不足しているという現状があり、言葉の壁を克服する手段として自動翻訳技術への期待が高まっておりました。そこで、NICTは、自らの最先端の多言語翻訳システム構築技術を駆使して、ミャンマー語の自動翻訳システムの開発を行いました。このたび、10月18日(土)、19日(日)に港区芝・増上寺...
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NTT東日本など、スマートシティアプリケーションの実現へ向けた実証実験を開始
スマートシティアプリケーションの実現へ向けた自治体および市民とのグローカルなアプローチの実証実験を開始 〜日欧で検討したCloud of Things(ClouT)参照アーキテクチャの有効性を三鷹市と藤沢市にて実証〜 東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村雅之、以下 NTT東日本)、慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市、所長:小川克彦)、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長:喜連川優)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)およびパナソニック システムネットワークス株式会社(本社:東京都中央区、代...
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NICT、細胞内の運送屋・タンパク質「ダイニン」の自己制御メカニズムを発見
細胞内の運送屋、タンパク質「ダイニン」の自己制御メカニズムを発見 〜細胞内の輸送ネットワーク制御機構の解明へ道筋〜 【ポイント】 ■モータータンパク質「ダイニン」が、活動の必要がないときに、その運動活性を自ら抑制する能力を持つことを発見 ■細胞内の輸送ネットワークにおける高次の制御メカニズムの解明への一歩 ■制御メカニズムの解明により、ウイルス感染症などの感染メカニズムへの知見や薬品開発への道にも期待 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)未来ICT研究所の鳥澤嵩征研究員、古田健也主任研究員と、東京大学大学院総合文化研究科の豊島陽子教授らの研究グループは、ヒトの...
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日本ラッド、クルウィットが提供する対サイバー攻撃アラートサービスを販売開始
日本ラッド、対サイバー攻撃アラートサービスの提供を開始 日本ラッド株式会社(以下日本ラッド、JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役会長:大塚隆一)は、株式会社クルウィット(以下クルウィット、本社:東京都三鷹市、代表取締役:国峯泰裕)と販売代理店契約を締結し、クルウィットが提供する対サイバー攻撃アラートサービスのSiteVisor(サイトバイザー)の販売を開始しました。 SiteVisorは独立行政法人情報通信研究機構が研究開発した対サイバー攻撃アラートシステムDAEDALUS(ダイダロス)を、クルウィットが商用化して販売しています。 昨今、サイバー攻撃はその記事をメディアで見ない日がないといってもよいほど...
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NICT、レイヤ3スイッチにネットワーク機器の位置情報を自動設定する技術を実装
世界初、レイヤ3スイッチにネットワーク自動構築技術を実装 〜位置情報の設定項目を100分の1に削減。作業時間が大幅に短縮〜 【ポイント】 ■レイヤ3スイッチに、ネットワーク機器の位置情報を自動設定する技術を実装 ■企業網やデータセンターの機器設定を簡略化。位置情報の設定項目を従来の100分の1程度に削減 ■人手をかけず、高い稼働率で運用できる業務ネットワークサービスの提供に貢献 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)は、協力企業と連携し、レイヤ3スイッチ(*1)にネットワーク機器の位置情報(*2)を自動的に割り当てる新世代ネットワーク(*3)技術「HANA...
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NICT、端末のみでネットワークを構成する端末間通信ネットワークシステムを開発
端末のみでネットワークを構成する端末間通信ネットワークシステムを開発 〜バスなどが人だけでなく情報も運ぶ〜 【ポイント】 ■移動するバスを含め、端末のみでネットワークを構成する新しい形態のワイヤレスネットワークシステムを開発 ■中央制御装置が不要のため、中央制御装置の故障・停止や通信の輻輳等によるネットワークの障害が発生しない。 ■地域情報の配信・収集・共有や災害時の通信確保など地域に根ざした情報ネットワークの実現が期待 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、既存のインフラを用いず、端末のみでネットワークを構成する端末間通信ネットワークシステムを開発し...
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NICT、通信衛星を利用した手法で光格子時計の生成周波数を直接比較することに成功
9,000km離れた日独の光格子時計が625兆分の1の精度で一致! 〜世界初、通信衛星を用いて光時計の大陸間直接比較を新手法で実現〜 【ポイント】 ■日独で独自に開発した光格子時計の刻む時間が625兆分の1の精度で一致 ■大陸間の直接比較が可能な通信衛星を用いた新手法を開発 ■本手法は光時計による秒の再定義の必要条件をクリア。次世代の国際標準として利用する可能性を実証 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、ドイツ物理技術研究所(Physikalisch−Technische Bundesanstalt,以下「PTB」)と共同で、通信衛星を利用した新しい手法で、両機関で開発されたストロンチウム光格子...
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電子ホログラフィー用立体表示デバイスを開発 〜アクティブ・マトリクス駆動で超多素子化が可能に〜 □NHKは、特殊なメガネをかけなくても自然な立体映像を楽しめる、電子ホログラフィーによる立体テレビの研究を進めています。電子ホログラフィーとは、空間光変調器(SLM(*1))により電子的に干渉縞を生成し、これに光を当てることで動画の立体像を表示することができる技術です。今回、電子ホログラフィーを実現するための要素技術として、干渉縞を表示するSLMの光変調素子をトランジスターで駆動する技術を開発しました。 □これまで、電子のスピンを利用した一次元配列のスピンSLM(*2)を独自に開発し、その基本...
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NICT、ドイツ航空宇宙センター(DLR)と研究協力協定を締結
ドイツ航空宇宙センター(DLR)との研究協力協定を締結 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)とドイツ航空宇宙センター(以下「DLR」、長官:Johann−Dietrich Worner(※))は、日本時間 平成26年4月16日(水)に、NICT本部(東京)において、情報通信技術分野、とりわけ、宇宙における光通信技術に関する研究協力の枠組みを定めた研究協力協定を締結しました。 ※長官名の正式表記は添付の関連資料を参照 NICTとDLRは、衛星を用いた通信技術に共通の関心を持っており、特に、膨大なデータ量を伝送可能とする宇宙光通信技術に注目しています。 本研究協力協定の締結を基に、今後、低軌道...
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全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の初画像について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が共同開発し、平成26年2月28日に種子島宇宙センターから打ち上げられた全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)が、別紙のとおり初画像を取得いたしました。 全球降水観測計画(GPM計画)は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と他の協力機関の副衛星群によって、一日に複数回、地球全体の降水(雨や雪)を観測するものです。GPM計画の要となるGPM主衛星は、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダ(DPR)と、NASAが開発したGPMマイクロ波放射計(GMI)の二つのミッション機...
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JAXA、H−IIAロケットで全球降水観測計画主衛星の打ち上げに成功
全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打上げについて 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が開発した全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)は、日本時間2014年2月28日 午前3時37分に、H−IIAロケット23号機にて種子島宇宙センターから打ち上げられました。 GPM計画は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と複数の副衛星群により、地球全体の降水(雨や雪)を一日に複数回、観測する計画です。今回打ち上げたGPM主衛星は、副衛星群による降水観測の基準となり精度を高める中心的な役割を担います。 GPM主衛星は、NASAのゴダード宇宙飛行センターで組み立てられ、JAXAが情報通信研究...
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NICT、8K非圧縮映像“さっぽろ雪まつり”の超高速伝送実験に成功
世界初、8K非圧縮映像“さっぽろ雪まつり”の超高速伝送実験に成功 【ポイント】 ・世界初の8K非圧縮映像の長距離伝送に成功。4K圧縮映像の多地点間伝送も実証 ・100Gbps回線上に複数の異なる回線品質の仮想回線を同時に構築することで実現 ・4月からJGN−X上で8K非圧縮映像やビッグデータなどの大容量データを用いる実証実験が可能に 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)は、JGN−X上にて新世代ネットワークの実現に向けた研究開発を進めています。このたび、現在開催されている“さっぽろ雪まつり”の8K/4K映像の非圧縮IP伝送を、産学との連携によるNICT主催の実証実験において...
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KDDI研究所、サイトのチェックをスピーディーにする個人情報検出ツールを販売開始
個人情報検出ツールの販売を開始 〜webサイト上の個人情報を楽々検出、チェック作業をスピーディーに〜 KDDI研究所は、サイトに投稿された大量のコンテンツの中から個人情報に該当する箇所を瞬時に検出し、サイト管理者の目視による除去作業の効率化を手助けする、個人情報検出ツールを開発しました。本ツールは、テキストに含まれる個人情報を自動判定するだけでなく、検出した個人情報を伏せ字に自動変換するため、目視確認作業の大幅なスピードアップが期待できます。これによりSNSや掲示板等の書き込み内容チェック作業の効率化によるコスト削減、あるいはチェック対象の規模拡大を実現できます。本ツールは2014年2月...
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NICT、運動学習は一人より二人でやれば早く上達することを発見
運動学習を効果的に行う方法 〜一人より二人でやればうまくいく〜 【ポイント】 ■運動課題を行うときに、一人で行うより、運動技能が同等レベルのペアを弾力で連結すると、素人同士であっても、うまくできることを発見。 ■さらに、二人を連結した状態で練習を繰り返すと、一人で同じ回数の練習をするよりも上達が早い。 ■スポーツ訓練や運動時の繊細な動作を回復するリハビリテーションなどへの応用が可能。 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)は、インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial、プレジデント:Sir Keith O"Nions)、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR、代表取締役社長:平田...
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理化学研究所、NICTと共同開発のテラヘルツ分光データベースを刷新し公開
テラヘルツ分光データベースを新規開発し、公開へ −利便性の大幅な向上と外部データ登録システムの整備− <ポイント> ・分光スペクトル表示をブラウザ上で利用者が実時間で操作可能 ・世界中の研究者が誰でも容易にデータを登録し、自身でデータ管理と公開が可能 ・世界のテラヘルツ分光スペクトルの標準化に貢献 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、情報通信研究機構(情通研、坂内正夫理事長)と共同開発し、インターネット上で公開してきたテラヘルツ分光データベースを刷新し、2013年12月26日から新しいテラヘルツ分光データベースを公開します。これは、理研光量子工学研究領域(緑川...
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NICT、TV放送帯のホワイトスペースLTE技術を活用した移動通信システムを開発
テレビ放送帯のホワイトスペースで、LTE技術を活用した移動通信システムを世界に先駆け開発 【ポイント】 ■周波数利用効率が高いLTE技術を活用して、ホワイトスペースの利用可能な移動通信システムを開発 ■従来のLTEシステムと共通の管理装置を利用することで、シームレスな通信と切替えが可能 ■周波数の特性に応じた柔軟な対応が可能になることで、より高速で省電力を実現 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、テレビ放送帯のホワイトスペース(*1)で利用可能な、LTE(Long Term Evolution)(*2)技術を活用した移動通信システムを世界に先駆けて開発しました。今回開発したシステ...
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凸版印刷、低コストで高品質な翻訳受託サービスを開始 〜NICTと共同開発した翻訳支援システムを活用、企業のグローバル対応を支援〜 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、低コストで高品質な多言語展開を可能にする企業向け翻訳受託サービスの提供を、2013年11月下旬から開始します。 本サービスは、凸版印刷と独立行政法人情報通信研究機構(本部:東京都小金井市、理事長:坂内正夫、以下 NICT)が共同で開発した、翻訳効率を大幅に向上させる翻訳支援システム「SupporTra(サポートラ)」を用いて行うものです。「SupporTra」は、企業がすでに所有している用語集や...
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NICT、極めて高い光感度を持つ「超伝導ナノワイヤ単一光子検出器」を開発
検出効率80%以上の「超伝導ナノワイヤ単一光子検出器」を開発 〜従来の3倍のシステム検出効率を達成!〜 【ポイント】 ■超伝導技術を使って、極めて高い光感度を持つ単一光子検出システムを開発 ■従来比3倍の検出効率80%、半導体光子検出器よりも1,000倍以上の性能指数を達成 ■量子暗号通信、微弱光通信、レーザー測距技術、蛍光測定など幅広い分野での応用が可能 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、通信波長帯(*1)でシステム検出効率(*2)80%以上(従来の約3倍)という極めて高い光感度を持つ「超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)」(*3)の開発...
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NICTなど、超高速インターネット衛星を用いた陸上からの無人探査機遠隔操作に成功
超高速インターネット衛星を用いた陸上からの無人探査機遠隔操作(テレオペレーション)に成功 −海のブロードバンド化を見据える新たな技術展開へ− 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)の石橋正二郎技術研究副主幹らのグループは、独立行政法人情報通信研究機構(理事長 坂内正夫、以下「NICT」という。)と共同で、高速衛星通信を用いた陸上からの無人探査機遠隔操作(テレオペレーション)試験に世界で初めて成功しました。 本試験では、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)が提供する衛星通信リンクを用いて、陸上(JAMSTEC横須賀本部)から相模湾初島沖水深約1...
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アジレント、スマートメータなどに用いられるWi−SUN規格の適合性認証用試験システムを発表
アジレント・テクノロジー、スマートメータと家庭内機器間の通信規格にも 用いられるWi−SUN規格の適合性認証用試験システムを発表 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、スマートメータ(次世代電力量計)開発メーカ、HEMS(宅内エネルギー管理システム)機器開発メーカ、および認証試験機関向けに、「Wi−SUN ECHONET Lite規格適合性認証用試験システム」を開発中であることを発表します。 スマートメータと家庭内機器との間の通信に、国際無線標準通信規格「Wi−SUN」を用いる場合、各社から発表されるスマートメータやHEMS機器は、機器間の相互接続性の確保のため、Wi...
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NICT、噴煙や雲の影響を受けずに地表面を観測し高速で機上画像化処理する技術など開発
わずか10分!上空9,000mからの地表面観測データを機上で即時処理・地上へ伝送 〜高分解能航空機搭載映像レーダ(Pi−SAR2)で桜島を緊急観測〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)は、噴煙や雲の影響を受けることなく地表面を観測することができる、高分解能航空機搭載映像レーダ(*1)(略称:Pi−SAR2)の観測データの高速機上処理技術の開発を進めてきました。このたび、平成25年8月18日に発生した桜島昭和火口での爆発的噴火に伴い、桜島周辺の緊急観測を8月20日に実施し、観測画像を直ちに気象庁を通じて火山噴火予知連絡会等関係機関に提供しました。今回の観測では...
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NICT、au「おはなしアシスタント」に多言語音声翻訳技術を提供
au「おはなしアシスタント」に多言語音声翻訳技術を提供 〜auがNICTの技術を採用。音声翻訳サービスを開始〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)の高精度な多言語音声翻訳技術を利用したサービスが、KDDI株式会社(以下「KDDI」、代表取締役社長:田中 孝司)及び沖縄セルラー電話株式会社(以下「沖縄セルラー」、代表取締役社長:北川 洋)のAndroid(*1)スマートフォン向けアプリケーション「おはなしアシスタント」(*2)、(*3)の音声翻訳機能に採用され、2013年7月29日(月)から提供が開始されました。 「おはなしアシスタント」は、電話発信、メール作成、天気予報など...
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東大とNTTなど、日米間でのマルチドメイン環境でプログラマブルな高機能仮想網構築に成功
世界初、プログラマブルな高機能仮想網を日米間でのマルチドメイン環境で実現 〜日米双方で新世代ネットワーク技術の実用化に向けた研究開発を加速〜 国立大学法人東京大学大学院情報学環(情報学環長:須藤 修/以下、東京大学情報学環)、日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦 博夫/以下、NTT)、株式会社KDDI研究所(代表取締役所長:中島 康之/以下、KDDI研)、株式会社日立製作所(代表執行役 執行役社長:中西 宏明/以下、日立)、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長:遠藤 信博/以下、NEC)及び富士通株式会社(代表取締役社長:山本 正已/以下、富士通)は、米国ユタ大学(The University of...
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暗号プロトコルの安全性評価結果を公開 〜認証やプライバシ保護のためのプロトコルの安全性評価を推進〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、ネットワークにおける情報の暗号化、認証、情報の改ざん防止、プライバシ保護などを達成するために、暗号技術と通信のやり取りとを組み合わせた「暗号プロトコル」(*1)の技術開発を行っています。このたび、NICTは、認証やプライバシ保護に用いられる暗号プロトコルの安全性について、中立的な立場で評価し、その評価結果をICTシステムの安全な設計に役立てるための活動を開始します。その第一歩として、ISO/IEC(*2)29128に沿った暗号プ...
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NICTなど、酸化ガリウムを用いた実用性に優れたMOSトランジスタを開発
“酸化ガリウム(Ga2O3)MOSトランジスタ”を世界で初めて実現! 〜日本発、“革新的次世代半導体パワーデバイス”の実用化に道〜 独立行政法人情報通信研究機構(理事長:坂内正夫)は、株式会社タムラ製作所(代表取締役社長:田村直樹)、株式会社光波(代表取締役社長:中島康裕)と共同で、新しいワイドギャップ半導体(*1)材料である酸化ガリウム(Ga2O3)(*2)を用いた実用性に優れたMOSトランジスタ(*3)の開発に世界に先駆けて成功しました。 Ga2O3は、そのワイドギャップに代表される材料物性から、高耐圧・低損失なパワーデバイス(*4)用途の新しい半導体材料として非常に有望です。また、酸化ガ...
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セイコーソリューションズ、2つの時刻ソースを備えた時刻配信装置を発売
SEIKOタイムサーバ 最上位モデル「Time Server TS−2850」を新発売 時刻ソースの冗長化で、より安心確実に標準時刻を提供! −1台でGPSとテレホンJJY、2つの時刻ソースを実装− セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山本 隆章(◇)、本社:千葉市美浜区中瀬1−8、TEL:043−273−3111)は、ネットワークシステムに正確な時刻を提供する時刻配信装置「Time Serverシリーズ」の新機種「Time Server TS−2850」を開発し、6月10日より販売開始いたします。 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照 *製品画像は添付の関連資料を参照 昨今の災害対策・事業継続対策により、GPS情報の...
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NICT、米・国立科学財団と新世代ネットワーク研究の日米共同研究で連携
米国国立科学財団(NSF)とMOUを締結 新世代ネットワーク研究における日米共同研究に向けて連携 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)と米国国立科学財団(*1)(以下「NSF」、所長代行:Cora B.Marrett)は、米国時間2013年5月29日(水)、NSF本部(バージニア州アーリントン)にて、新世代ネットワーク研究における日米共同研究に向けて連携することに合意し、包括的協力覚書(MOU)の締結をいたしました。 現在、世界経済の発展や人々の生活の質の向上にとって、インターネットは重要な役割を果たしています。そして、今後更に増え続けるであろう利用者への対応や、より安全で・より使い...
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極大期のピーク到来、今後2週間の太陽活動に注意 〜2日間に4回の大型太陽フレアを確認〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、日本時間2013年5月13日(月)から5月15日(水)までの2日間に合計4回の大型(Xクラス)太陽フレア現象(*1)の発生を確認しました。この現象の最大X線強度は、通常の100倍以上に及ぶ大型のものです。また、この現象に伴い、ほぼ同時刻にデリンジャー現象(*2)の発生が観測されました。 現在、この現象を引き起こした非常に活発な黒点群は太陽面東端にあり、今後1週間ほどで地球の正面方向を向き、その後、ほぼ1週間で太陽面西端に移動...
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NICT、量子通信を長距離化する新しい「中継増幅技術」の実証に成功
量子を使い光信号を遠隔地点に増幅・再生 〜量子通信を長距離化する新しい「中継増幅技術」の実証に成功〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、ソウル国立大学と共同で、量子暗号などで使われる微弱な光信号を、遠く離れた地点に大きな信号として増幅して再生する新しい方法を考案し、その実証に成功しました。これは、受信側にあらかじめ大きな振幅を持つ「量子重ね合わせ状態」(*1)という特殊な光を用意しておき、そこへ送りたい光信号の情報を転写するもので、雑音の混入が避けられない従来の光増幅器とは異なり、無雑音の信号増幅が可能です。量子暗号(*2)を長距離化できるほか...
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旭化成ホームズとNICT、電波を使った防犯・見守りシステムの共同研究を開始
旭化成ホームズと情報通信研究機構が 電波を使った新原理の防犯・見守りシステムの共同研究を開始 〜旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足〜 旭化成ホームズ株式会社(社長:平居 正仁、以下「旭化成ホームズ」)と独立行政法人 情報通信研究機構(理事長:坂内 正夫、以下「NICT」)は、NICTが開発した「電波を使った人の動き・侵入検知システム」について戸建住宅・集合住宅への導入の可能性を検証し、その技術を活用したサービスの提供を目指すために共同研究を開始します。それに伴い、本日付で旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足します。 近年、我が国では高齢者を家族に持つ世帯...
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NICT、「テラヘルツ波大気減衰率」の無料データ提供サービスを開始
テラヘルツ波 大気減衰率データ 無料提供サービスの開始 〜テラヘルツ波がどこまで届くかがすぐ分かる!〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、テラヘルツ波(*1)を無線通信やリモートセンシングに利用するための先端的な研究開発を推進しています。その一環として、テラヘルツ波が空間中の水蒸気等によって吸収されて減衰する割合を実測データに基づいて精度よく見積もる技術を開発しました。このたび、その最新の成果を広く活用していただくため、「テラヘルツ波大気減衰率」を計算してホームページ上に表示する無料データ提供サービスを開始しました。従来、テラヘルツ波大気減衰...
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NICTとニッパツ、“英語特許文”の高精度「自動翻訳ソフトウェア」を共同開発
“英語特許文”の高精度「自動翻訳ソフトウェア」を開発 〜NICTとニッパツが特許向け英日翻訳技術を共同開発し、5月にサービス開始〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)と日本発明資料株式会社(以下「ニッパツ」、代表:森 紀二)は、共同で、“英語の特許文献(特許や実用新案など)”を日本語に自動的に翻訳する「自動翻訳ソフトウェア」を開発しました。本技術では、従来技術に比べて、大幅に翻訳誤りを削減しました。 平成25年5月に、ニッパツが、この英日自動翻訳ソフトウェアを活用したサービスを開始します。 【背景】 近年、海外で増加している特許の侵害・訴訟リスク(...
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NICTとKDDI研、生残設備を最大限活用した"暫定光ネットワーク"を構築
災害時に頼りになる!生残設備を最大限活用した"暫定光ネットワーク"を構築 〜製造ベンダが異なる装置のネットワークを統合制御管理〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)と株式会社KDDI研究所(以下「KDDI研」、代表取締役所長:中島康之)は、東日本大震災の教訓を踏まえ、災害時に素早く簡単に"暫定光ネットワーク"を構築するために、製造ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発し、光パス(*1)の設計・制御の実証実験を行いました。本技術が実用化されれば、災害で設備が損壊した場合でも、損壊を免れた地域の設備を利用して暫定的な光ネットワークの...
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JAXA、「きぼう」の地球超高層大気撮像観測ミッションで初観測データを取得
地球超高層大気撮像観測ミッション(ISS−IMAP)の初観測データ取得について 国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームからの地球超高層大気撮像観測ミッション ISS−IMAP(Ionosphere,Mesosphere,upper Atmosphere,and Plasmasphere mapping)が初の観測データを取得しました。 ISS−IMAPミッションは、地球大気と宇宙の境界領域で大気が光り輝く現象(大気光、プラズマ共鳴散乱光)をVISI(可視・近赤外分光撮像装置)とEUVI(極端紫外光撮像装置)と呼ばれる2台のカメラで観測し、地球の気候変動や衛星通信・GPSナビゲーションシステムの受信障害・精度劣化などの原因をさぐることを目的としています。宇...
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日立、NICTの「宇宙天気予報」に活用するスーパーコンピュータシステムを納入
情報通信研究機構(NICT)が「宇宙天気予報」に活用する スーパーコンピュータシステムを刷新し稼働開始 日立のスーパーテクニカルサーバ「SR16000 モデルM1」を採用 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、科学技術計算分野向けスーパーテクニカルサーバ「SR16000 モデルM1」を中核とするスーパーコンピュータシステム(以下、新システム)を独立行政法人情報通信研究機構(理事長 宮原 秀夫/以下、NICT)に納入し、11月1日から稼働を開始しました。 今回稼働した新システムは、太陽の活動によって発生する地球周辺の磁気圏の乱れや宇宙放射線を予...
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NICT、「香り」を瞬時に切り替えられる「香り噴射装置」を開発
“香り”を瞬時に切り替えられる「香り噴射装置」の開発に成功 〜多彩な香りを組み合わせて豊かな臨場感を演出〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、これまで多感覚情報に基づく超臨場感コミュニケーションを実現するために、香りの噴射装置を開発してきました。今回、さらに、6種類の香りを瞬時に組み合わせて提示できるコンパクトな「香り噴射装置」の開発に成功しました。本装置をPCに接続し、今回開発した「香りと映像の同期・編集ソフト」を起動すると、“映像”に好みの“香り”を付与することができます。また、香源カートリッジを取り換えることで、多種多様で臨場感...
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NICT、テラヘルツ波で尾形光琳作「八橋図屏風」の下地が全面金箔など解明
尾形光琳作「八橋図屏風」には 全面金箔 が貼られていた! 〜テラヘルツ波により、文化財の見えない歴史や価値を明らかにする〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、尾形光琳(*1)作「八橋図屏風」(1710年頃制作、メトロポリタン美術館(*2)所蔵)の内部状態の調査を実施しました。今回の調査では、テラヘルツ波(*3)を用いたイメージング技術により、絵の具で描かれた花や橋の部分の下を含む、屏風全面に金箔下地が施され、その金箔の上には銅系を中心とした顔料で彩色されていることが明らかになり、江戸時代の絵画・工芸の技法の解明に貢献しました。 【背景...
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東大とNECなど、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発
世界初、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発 〜机にパソコンを置くだけで、安全かつ高効率な伝送を実現〜 国立大学法人東京大学、日本電気株式会社、NECエンジニアリング株式会社、株式会社セルクロス、帝人株式会社の研究グループは、独立行政法人情報通信研究機構の支援を得て、電子機器の無線LAN通信と電力供給を、一枚のシート上で実現する技術を開発しました。 本技術は、伝送シート近傍に閉じ込められた電磁波を、電子機器に装着した専用の部品(カプラ)で受けて、通信と給電を実現するものです。これにより、伝送シート上の場所を選ばすに、電子機器にマイクロ波帯の電磁波を...
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テックファーム、身体が不自由な障害者の生活を支援するAndroidアプリを開発
スマフォがリモコンの役目、障害者の生活支援 障害者向けAndroidアプリ「At−Scan」「At−Switch」開発 〜寝たきりでも表示画面を見ながら手元のスマフォでリモコン操作が可能〜 2013年初めにGoogle Playで配信予定 慶大と産学共同プロジェクト製品化第二弾 テックファーム株式会社(以下、テックファーム、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:千原信悟)は、身体が不自由な障害者の生活を支援する2つのAndroid端末向けアプリ「At−Scan(有料版・無料版)」(エーティースキャン)、「At−Switch」(エーティースイッチ)を開発、2013年初めにGoog...
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超小型テラヘルツ波プローブの開発に成功 〜非破壊・非接触での検査・測定がペン型プローブにより、飛躍的に向上!〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、スタック電子株式会社(代表取締役 社長:渡辺 勝博)と共同で、テラヘルツ波(*1)技術分野において、超小型テラヘルツ波プローブの開発に世界で初めて成功しました。この小型プローブの開発により、従来に比べて、テラヘルツ波検出システムの大幅な小型化を実現しました。本プローブの実用化により、これまで測定環境が整備された実験室で行われていた測定から、作業現場へ持ち運んでの測定や今まで測定ができなかった...
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古河電工、大容量光通信対応のマルチコアファイバ用光増幅器を開発
大容量光通信に対応するマルチコアファイバ用光増幅器を開発 〜7コアの光ファイバに一括励起で増幅し、大幅な省電力化を実現〜 当社は7つの光信号を同時に入力可能な光ファイバ(MCF)(注1)用のマルチコアエルビウム添加光ファイバ増幅器(MC−EDFA)(注2)を開発しました。さらに、当社の光ファイバの接続機構及び増幅技術によって、一括励起型のMC−EDFAを開発し、大幅な光増幅器の省電力化を実現しました。 この研究の一部は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の高度通信・放送研究開発委託研究、「革新的光ファイバ技術の研究開発」(H22−H24)および「革新的光通信インフラ...
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NICTと富士通、UWB測位システムとスマホを組み合わせた視覚障がい者歩行支援技術を開発
UWB測位システムとスマートフォンによる「視覚障がい者歩行支援システム」の技術開発 〜屋内の位置情報をリアルタイムで測定/特定し、目標地点まで音声で案内〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)と富士通株式会社(以下「富士通」、代表取締役社長:山本 正已)は共同で、「UWB(*1)測位システム」と「スマートフォン」を組み合わせた「視覚障がい者歩行支援システム」の技術を開発しました。このシステムは、GPSを利用できない屋内でも位置情報をリアルタイムに特定し、目的の場所への方向や距離を音声で案内し、視覚障がい者の歩行を支援します。 今回開発した「...
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理化学研究所、ヒトの脳が他人の価値観を学ぶ脳機能を科学的に解明
君は君、我は我なり、他人の価値観を学ぶ脳機能の解明 − 人はどうして、多様な価値観を持つ他人に対応できるのか? − ◇ポイント◇ ・fMRI実験により、他人の価値観を理解する脳の仕組みを世界で初めて解明 ・対人関係障害疾患の解明や社会性を備えたロボットの開発などへの貢献が期待 理化学研究所脳科学総合研究センターの中原裕之チームリーダー、鈴木真介客員研究員らは、fMRI実験(※1)で計測された脳活動を意思決定の脳計算モデル(※2)で解析することで、ヒトの脳が、「他人のココロのシミュレーション(※3)による学習」と「他人の行動観察による学習」を統合して、他人の価値観を学ぶこと...
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NHK、自然な立体動画を表示できる電子ホログラフィー用デバイスを開発
電子ホログラフィー用デバイスを開発 〜世界最小の画素ピッチで、視域角の広い立体表示が可能に〜 NHKでは、特殊なメガネをかけなくても、自然な立体映像を見ることができる立体テレビの研究開発を進めています。このたび、国立大学法人長岡技術科学大学と共同で、世界最小となる画素ピッチ1μmの超高精細な空間光変調器(*1)を開発し、あたかもそこに物体があるかのような自然な立体動画を表示できる電子ホログラフィーの実現に向けて大きく前進しました。 電子ホログラフィーでは視域角(立体像を鑑賞できる範囲)の拡大が重要な課題となっています。視域角を広くするためには、空間光変調器の画素ピッチを細か...
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NICT、スマートメーター用無線国際標準規格IEEE802.15.4g/4eに準拠した「無線機」を開発
スマートメーター用 無線国際標準規格IEEE802.15.4g/4eに準拠! 新たな周波数920MHz帯 小型・省電力「無線機」を開発 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、米国IEEE802委員会(*1)にて策定中(2012年3月終了予定)のスマートメーター用無線の標準規格IEEE802.15.4g/4eドラフト最終版に準拠した、小型かつ省電力「無線機」の開発に世界で初めて成功しました。本ドラフト最終版での、物理層(*2)仕様の変更(日本で新たにスマートメーター用途として制度化された920MHz帯への対応に係る仕様変更・追加)、及びMA...
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NICT、ネットワークの認証・暗号化を強化した「ネットワークスイッチ」を開発
世界初!量子鍵配送とリンクした「ネットワークスイッチ」の開発に成功 〜ネットワーク内外からの不正アクセス(なりすまし攻撃)に耐性〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)の量子ICT研究室、セキュリティ基盤研究室及び情報システム室は、完全秘匿通信を可能にする量子鍵配送(*1)システムの中継スイッチに、情報理論上“安全な鍵(共通乱数)”を与え、ネットワークの認証・暗号化において世界最高レベルの安全性を持つ「ネットワークスイッチ」(*2)を開発しました。本技術の開発により、ネットワーク間の通信を暗号化するプロトコル(TCP/IP(*3))の安全性...
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NICTとJAXA、「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション「SMILES」の観測データを一般公開
「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション 超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES:スマイルズ)による観測データの一般向け公開開始について 情報通信研究機構(NICT)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発し、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟 船外実験プラットフォームに取り付けた超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES:スマイルズ)は、絶対温度4K(−269℃)に冷却した超伝導検出器によって、これまでにない高精度の大気観測のミッションを行いました。 NICTとJAXAでは、SMILESの観測データの高い観測精度を実証するために、大気微量分...
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NICT、有機デバイスやナノ配線が簡単に作れる「ナノワイヤ作製キット」を開発
有機デバイスやナノ配線が簡単に作れる「ナノワイヤ作製キット」を開発 〜装置コストや線幅が大きく改善、デバイスそのものの特性向上も可能に〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、ナノスケール(*1)の単結晶(*2)であるナノワイヤ(*3)を電極間に簡単に作製できる「ナノワイヤ作製キット」を開発しました。ナノワイヤ作製キットは、高真空系などの大掛かりな装置でなく、手のひらサイズの装置を用いて、基板上にナノワイヤを簡単に作製することができるキットです。本キットの製造原理には、NICTが開発した「ナノ電解法(*4)」を用いており、この技術により、今...
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NICT、多層仮想化ネットワーク上で映像配信を行いながらリアルタイムに解析・監視する実験に成功
複数の新世代技術を活用した「多層仮想化ネットワーク」による 国内外複数拠点への同時放送配信・運用実験に成功 〜未来を先取り!新世代に向けたネットワーク技術で“さっぽろ雪まつり”のライブ映像を同時配信・モニタリング〜 独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、JGN−X(*1)上に新世代に向けたネットワーク技術として研究を進めている、各種技術を多層的に実装した動的オンデマンドネットワークを構築し、映像配信を行いながら、かつリアルタイムに解析・監視する実験に成功しました。 この実験では、現在研究中の各種ネットワーク制御技術を用い、NICTが運用す...
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NICTなど、7月1日に日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施
「うるう秒」挿入のお知らせ −今年の7月1日は1秒長い日となります− 平成24年(2012年)7月1日(日)に3年半ぶりとなる「うるう秒」の調整が行われます。日本の標準時の維持・通報を実施している独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する予定です。 【今回のうるう秒の調整】 平成24年(2012年)7月1日(日) 午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に 「8時59分60秒」を挿入します。 <「うるう秒」の調整の実施> 「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・...
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NICTなど、酸化ガリウム(Ga2O3)単結晶基板を用いた電界効果型トランジスターを開発
“酸化ガリウム(Ga2O3)トランジスタ”を世界で初めて実現! 〜省エネルギー問題の解決に向けた“次世代パワーデバイス”候補に名乗り〜 独立行政法人情報通信研究機構(理事長:宮原 秀夫)は、株式会社タムラ製作所(代表取締役社長:田村 直樹)、株式会社光波(代表取締役社長:中島 康裕)と共同で、新しいワイドギャップ半導体(*1)材料である酸化ガリウム(Ga2O3)(*2)単結晶基板を用いた電界効果型トランジスタ(FET)(*3)を開発し、その世界初の動作実証に成功しました。 酸化ガリウムは、そのワイドギャップに代表される材料物性から、高耐圧・低損失なパワーデバイス(*4)用途...
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NICT、話した内容をその場で翻訳できる多言語音声翻訳アプリを成田国際空港向けにカスタマイズ
NICTの多言語音声翻訳アプリの技術が成田国際空港のサービスに 〜しゃべった内容をその場で翻訳! 旅行会話用スマートフォンアプリを実用化〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)の自動音声翻訳技術を応用した一般旅行者向けサービスが、12月26日(月)から成田国際空港で開始されました。同サービスは、昨年8月から無料公開中のスマートフォン用音声翻訳アプリ“VoiceTra”を成田国際空港向けにカスタマイズしたもので、同空港に関連する施設名などを正しく翻訳できるよう強化されています。 【背景】 NICTでは、言葉の壁の克服を目指して、政府が推進する社...
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NTTなど、100Gbps及び40Gbps光通信のプラグアンドプレイを超高速で実現
世界初、100Gbps及び40Gbps光通信のプラグアンドプレイを超高速で実現 〜デジタルコヒーレント光伝送による超高速自動設定技術を 敷設ファイバ環境下で実証〜 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 惺、以下 NTT)とNTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬 彰、以下 NTT Com)は既存の光ファイバを用いた実運用環境下で、NTTが開発した100Gbps及び40Gbps(1Gbpsは毎秒10億ビット容量)の超高速信号の自動設定を50ミリ秒(1ミリ秒は1秒の1000分の1)以下に短縮できるプラグアンドプ...
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NICT、東北地方太平洋沖地震後に震源付近で波紋状に広がる大気波動を観測
東北地方太平洋沖地震後、高度300km上空に現れた波紋状の波 〜大気の波が電離圏まで到達〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震発生の約7分後から数時間にかけて、高度300km付近の電離圏(*1)に、震源付近から波紋状に広がる大気波動を観測しました。この現象は、国土地理院のGPS受信機網とNICTの電波観測網により明らかになったもので、地震後に、震源付近の海面で励起された大気の波が電離圏まで到達したものと考えられます。 このような地震後の電離圏内の大気の波について、現象の全体像を高い分解能かつ広...
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セイコークロック、省エネソーラー電波置時計「SOLAR+ ムーブメント」を発売
130年の歴史に加わる新スタイル 省エネソーラー電波置時計 新発売 セイコークロック株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長:久良木博史)は、人と環境に優しいSEIKO SOLAR+ (セイコー ソーラープラス)シリーズで初めてとなる置時計を、2011年10月下旬より全国で発売いたします。 職人の丁寧な加工による上質なアクリル枠に、省エネ設計の薄型ソーラー電波ムーブメントを搭載。 130年の歴史の新たな1ページとなるクロックのカタチです。 商品の特長 ●環境に配慮した薄型ソーラー電波ムーブメントを搭載 創業以来130年の間に培ってきた技術の結晶である薄型ソーラー電波...
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KDDIと日立など、不正プログラムを発見・駆除する「マルウェア対策ユーザサポートシステム」を開発
ユーザのPCに潜む未知の不正プログラムを発見・駆除する「マルウェア対策ユーザサポートシステム」を開発 〜システムの有効性をフィールド検証する実証実験を実施〜 株式会社日立製作所(以下「日立」、執行役社長:中西宏明)およびKDDI株式会社(以下「KDDI」、代表取締役社長:田中孝司)は、コンピュータセキュリティ対策の分野において、ユーザPCに侵入した未知の不正プログラム(以下「マルウェア(注1)」)を発見・駆除する技術の研究を行い、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)が開発したインシデント分析センターnicter(注2)のミクロ解析システム(注3...
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NICT、「世界科学データシステム」構築に向けた国際プログラム事務局に選定
全世界的な科学データシステムの構築に向けて 〜国際科学会議(ICSU)の世界で唯一の国際プログラム事務局として選定〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)は、各国科学アカデミー等の取りまとめ組織である国際科学会議(*1)(ICSU)において、「世界科学データシステム」(*2)構築のための国際プログラム事務局(*3)として、世界で唯一選定されました。また、NICTは、同事務局の業務に関する覚書を国際科学会議と締結しました。 この「世界科学データシステム」には、全世界から約100箇所の研究機関が参画予定であり、これまで難しかった「全世界での科学デー...
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NICT、スマートメータシステムを活用した放射線量監視の実証に成功
スマートメータシステムを活用した放射線量監視の実証に成功 〜SUN標準化ドラフト準拠の無線方式を適用。省電力動作による長期間監視も視野に〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、線量計(*1)をスマートメータ(*2)の無線機と接続し、継続的に常時、放射線量を測定し、その測定値の時間的な変化を収集・表示することに世界で初めて成功しました。また、本実験により、放射線量の高い地域における、人の立入りを抑えた放射線量監視の一形態を実証しました。 スマートユーティリティネットワーク(*3)(以下「SUN」)の標準化ドラフトに準拠した当該無線機は、電源...
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NICT、標準電波送信所の改修作業と定期保守に伴う停波日と停波時間を発表
標準電波送信所の改修作業及び定期保守に伴う停波のお知らせ 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、法律(※)に基づき、標準電波を発射し、標準時を通報する業務を実施しています。標準電波は、福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」と、佐賀県と福岡県の県境に位置する「はがね山標準電波送信所」から送信されています。この標準電波を受信して正確な標準時を表示する電波時計は、広く普及し、活用されています。 NICTは、高い信頼性で標準電波送信業務を実施するために、標準電波送信施設の定期保守を毎年行っています。今年は、おおたかどや山標準電波送信所においては...
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テックファーム、言語などが不自由なユーザー向けにTwitter投稿用iPadアプリを開発
〜手指や言語が不自由な障害者のITコミュニケーションを支援〜 「ふっ」と吹く息で文字を選択・入力 障害者向けTwitter投稿用iPadアプリ『息鳥』を開発 本日よりApp Storeにて無料配信開始 テックファーム株式会社(以下、テックファーム、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:千原信悟)は、手指や言語が不自由な障害者でもTwitterを楽しめるTwitter投稿用iPadアプリ『息鳥(いきどり)』を開発、本日より米Apple社が運営する『App Store』にて無料で配信を開始します。 iPadアプリ『息鳥』は、文字板(キーボード画面)上のカーソル移動に従って専用マイク...
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ATR、脳磁計と機能的MRIによる計測を統合して脳活動を高精度に可視化するソフトを無料公開
MEG(脳磁計)とfMRI(機能的MRI)による計測を統合して 脳活動を高精度に可視化するソフトウェアを無料公開 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下「ATR」、社長:平田 康夫) 脳情報解析研究所(所長:佐藤 雅昭)は、時間分解能に優れた脳計測である脳磁図(MEG)と空間分解能に優れた脳計測である機能的核磁気共鳴画像(fMRI)との統合により、共に高い時間・空間分解能で脳活動を可視化するソフトウェアVBMEG(Variational Bayesian Multimodal EncephaloGraphy)をインターネット上( http://vbmeg.atr.jp/ )で世界に向けて、平成23年...
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NICT、視覚障がい者の安全補助に役立つ機能を備えたBANシステムの試作に成功
BANシステムで視覚障がい者の安全補助が可能に! 〜サングラス・腕時計・杖などに無線通信システムを装着〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、超広帯域信号(UWB(*1)信号)の世界共通ハイバンド(*2)を用いたボディエリアネットワーク(BAN)(*3)システムの試作に成功しました。 BANシステムは、「サングラス」のフレームに取り付けた小型カメラからの画像、「腕時計」型ユニットで取得した体温・脈波・血中酸素飽和度(SpO2)(*4)のデータ、及び「杖」に取り付けた超音波センサーからの障害物情報を、UWBを用いて「腰ベルト」装着型のハブ...
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NHK、インテグラル立体テレビでVFX演出を可能にする手法を開発
◆インテグラル立体テレビでVFXによる演出が可能に! 〜眼鏡なし立体テレビの制作手法が拡大〜 (平成23年5月24日) ○NHKは、特殊な眼鏡をかけなくても、自然な立体映像が見られるインテグラル立体テレビの開発を進めています。今回、インテグラル立体テレビでも、VFX(Visual Effects)演出を可能にする手法を開発しました。 ○これまで、インテグラル立体テレビの立体映像を制作する場合、専用のカメラ(*1)で撮影する手法しかありませんでした。そこで、VFXやCGでよく使われている多視点映像(*2)から作成した3次元モデル(*3)を、インテグラル立体テレビの立体映像に高速変...
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NICT、北陸先端科学技術大学院大学と連携推進に関する協定を締結
情報通信研究機構と北陸先端科学技術大学院大学との 連携推進に関する協定の締結について 独立行政法人情報通信研究機構(宮原秀夫理事長:略称NICT)と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(片山卓也学長:略称 JAIST)は、平成23年4月27日(水)、災害に強い情報通信ネットワークの共同研究や人材交流等、情報通信分野における幅広い相互協力を一層推進するための連携協定を締結しました。 両機関は、これまで、個別の分野において共同研究や相互の研究者の交流を実施してきました。今回、この連携を組織的な連携へと発展させ、本協定の下、共同研究、施設設備の相互利用、研究者交流を一層積極的...
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KDDI研究所、スーパーハイビジョン映像のリアルタイム伝送が可能な超高精細映像用コーデック装置を開発
スーパーハイビジョン映像のリアルタイム伝送を可能にした 超高精細映像用コーデック装置を開発 株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島 康之)は、このたび、スーパーハイビジョンなどに相当する超高精細映像(※1)を非常に高圧縮でリアルタイム伝送が可能な小型コーデック装置(※2)の開発に成功しました。本装置を用いることにより、FTTH、CATV、衛星放送など、多様な放送用インフラを利用した超高精細映像の家庭向け配信を実現することが可能となります。本成果は、平成20年度から実施している独立行政法人情報通信研究機構(本部:東京都小金井市、理事長:宮原秀夫)...
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日立と慶応大学、ネットワーク仮想化を活用し通信利用効率を高める制御技術を開発
ネットワーク仮想化を活用した 通信利用効率を高めるための通信制御技術を開発 多様なアプリケーションを低コストで利用可能にする通信環境を提供 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明)と慶應義塾大学(塾長:清家 篤)理工学部システムデザイン工学科 西宏章准教授は、このたび、2015年以降の新世代ネットワーク(*1)の実現に向け、ネットワークを仮想的に分割するネットワーク仮想化を活用し、アプリケーションの要求速度や通信容量に応じて最適に使い分けてネットワークの利用効率を高める通信制御技術を開発しました。これにより、通信事業者が従来と同じ規模の通信設備で従来よりも多くの通信利用者...
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太陽活動が再び活発に 〜第24太陽活動サイクル初の大型フレアを確認〜 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)は、2011年2月15日(火)10時44分(日本時間)に大型の太陽フレア現象(*1)を確認しました。このような大型の太陽フレア発生は約4年ぶりであり、数年間にわたって静穏であった太陽活動が活発化に転じたことを示唆しています。太陽活動が活発化することで、今後は数年間にわたり、通信衛星や放送衛星などの人工衛星の障害、GPSを用いた高精度測位の誤差、短波通信障害などの発生確率が高くなっていくと予想しています。今回の太陽フレアの影響は2月17日(木)〜18日(...
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NTTコムなど、「ベトナムにおける児童を媒体とした農業支援システムを活用したサービスモデルの実証実験」を実施
児童の参加でベトナム農村地域の生産性を向上 日本発のICT技術による開発支援「YMC−Viet Project」実験開始について −ベトナムの児童が携帯電話やインターネットを利用して ベトナムの農家と日本の農業専門家のコミュニケーションを実現− NTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬彰)、特定非営利活動法人パンゲア(以下:NPOパンゲア、所在地:京都府京都市、理事長:森由美子)、ハイパーネットワーク社会研究所(以下:ハイパー研、所在地:大分県大分市、理事長:公文俊平)は、総務省ユビキタス・アライアンス・プロジェクト...
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セイコープレシジョン、タイムサーバー最新モデル「TS−2210」のテレホンJJYタイプを発売
タイムサーバの最新モデル「Time Server TS−2210」にテレホンJJYタイプ新発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 セイコープレシジョン株式会社(代表取締役社長:加藤精彦、本社:千葉県習志野市茜浜1−1−1、TEL:047−453−0111)は、ネットワークシステムに正確な時刻を提供する時刻配信装置「Time Serverシリーズ」の新機種「TS−2210」(2010年6月10日発売)の「GPSタイプ」・「FMタイプ」に続き、「テレホンJJYタイプ」を開発し、1月24日より発売いたします。 「Time Server TS−2210」は、データセンター・製造...
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NTTやNECなど9社、100Gbpsイーサネットを効率的に運ぶ広域光ネットワーキング実験に成功
100Gbpsイーサネットを効率的に運ぶ広域光ネットワーキング実験に成功 〜NICT委託研究で、光通信の先端技術を開発、遠隔地の大容量データへのオンデマンドアクセスを実証〜 日本電信電話株式会社(以下「NTT」)、日本電気株式会社(以下「NEC」)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下「NTT Com」)、三菱電機株式会社(以下「三菱電機」)、株式会社日立製作所(以下「日立」)、株式会社KDDI研究所(以下「KDDI研」)、富士通株式会社(以下「富士通」)、沖電気工業株式会社(以下「OKI」)は、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」)の委託研究(*1−3)によ...
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富士ソフト、広域データセンター環境を利用した透過的VPN切り替えの実証実験に成功
広域データセンター環境を利用した透過的VPN切り替えの 実証実験に成功 富士ソフト株式会社(東証一部:9749/本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長/白石 晴久)、筑波大学は、広域データセンター環境を利用した透過的VPN切り替えの実証実験に成功しました。 本実証実験では、クライアント仮想化技術と仮想化層におけるネットワーク制御技術により、VPN障害時にTCP通信を継続できることが実証されました。これにより、ネットワークセキュリティを確保することができるVPNをより安定したものとして利用することができます。 本実証実験は、総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)...
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NTT、光パスとIPの統合制御によりダイナミックに仮想ネットワークを構成する技術を開発技術を開発
光パスとIPの統合制御によりダイナミックに 仮想ネットワークを構成する技術を開発 〜多種多様な通信サービスの迅速な提供を可能に〜 日本電信電話株式会社(以下NTT、東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 惺)は、光パス(*1)とIPの制御を統合的に行うことで、一つの物理ネットワーク上に複数の仮想ネットワークをダイナミックに構築する技術を開発し、広域実験ネットワーク上で実際に、仮想ネットワークを同時に運用することに成功しました。 本成果は、性質の異なる様々な通信サービスを共通の物理ネットワーク上で実現することで、利用者のニーズに合わせた新しいサービスを迅速に提供することを可能に...