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遺伝子治療
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田辺三菱製薬、韓国社と細胞治療薬 Invossaに関するライセンス契約を締結
Kolon Life Science社とのInvossa(R)ライセンス契約締結による 田辺三菱製薬 細胞治療への挑戦 −変形性膝関節症のアンメット・メディカル・ニーズに応える治療をめざして− 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:三津家 正之、以下「当社」)は、本日、Kolon Life Science社(韓国 果川市)(以下、KLS社)との間で、変形性膝関節症の症状改善を目的とした細胞治療薬 Invossa(R)に関するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。本契約により、当社は、日本におけるInvossa(R)の独占的開発・販売権を取得します。 Invossa(R)は、KLS社の関連会社であるTissueGene,Inc.(以下、TGI社)が創製したヒト他家軟骨細胞を用...
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東大、抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する国際共同研究成果を発表
抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初の国際共同研究成果 1.発表者: 永井 純正(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 遺伝子治療開発分野 講師) 2.発表のポイント: ◆抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初めての国際共同研究を日米欧の研究者からなるチームが実施した結果、日米欧においては、その安全性に懸念は認められなかった。 ◆世界的に見てもジェネリック医薬品の安全性情報は豊富ではない現状において、日本におけるジェネリック医薬品の市販後のデータ収集の取組みはユニークで重要なものであった。 ◆今後、ジェネリック医薬品の安全性確保に資するデータ創出に...
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タカラバイオ、カナダでのNY−ESO−1・siTCR遺伝子治療の臨床試験を開始
NY−ESO−1・siTCR遺伝子治療の カナダにおける臨床試験開始のお知らせ タカラバイオ株式会社は、siTCR遺伝子治療技術を用いた癌治療薬の実用化を目指し、Princess Margaret Cancer Centre(以下、「Princess Margaret」)の平野直人上級主席研究員・がん免疫療法部門副部門長らと2012年より共同研究を進めています。このたび、Princess MargaretによるTCR遺伝子治療(NY−ESO−1・siTCR遺伝子治療)の第Ib相臨床試験の実施にあたり、カナダ保健省(Health Canada)よりNo Objection Letterを受領しました。これを受け、Princess Margaretでの研究倫理委員会での確認後に、固形癌を対象としたsiTCR遺伝子治療を開始いたします。 NY−ESO−1・TCR遺伝子治療...
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NICTと阪大、外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法を開発
外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法の開発に成功 〜ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝病を治療するための遺伝子治療に貢献〜 【ポイント】 ■p62(*1)タンパク質の量を減少させることで、細胞内に導入したDNAの分解を抑制し、導入効率の上昇に成功 ■導入したDNAの大部分がオートファジー(*2)によって分解されてしまうというこれまでの問題を解決 ■細菌・ウイルス感染のメカニズムの解明や、ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝子治療法の開発に貢献 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)未来ICT研究所は、国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長:西尾 章治郎)大学院生...
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岡山大学における共同研究拠点の開設に関するお知らせ 当社はこの度、国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科産学官連携センター・おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)に、オンコリスバイオファーマ岡山研究センターを共同研究拠点として開設する運びとなりましたのでお知らせいたします。 当社は設立以来、岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科と共同研究契約を締結し、藤原俊義教授(消化器外科学)と腫瘍溶解ウイルスの臨床応用に関する共同研究を行って参りました。オンコリスバイオファーマ岡山研究センターは、がん細胞検出用の腫瘍溶解ウイルスであるテロメスキャン(R)(OBP−401)お...
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バイエル、「Kovaltry」が血友病A治療薬としてEUで承認取得
バイエルのKovaltry(R)、血友病A治療薬としてEUで承認取得 本資料は2月22日にドイツ・バイエル社が発表したプレスリリースを日本語に翻訳したもので、報道関係者各位へ参考資料として提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語を優先します。原文は http://www.press.bayer.com をご参照ください。 レバクーゼン、2016年2月22日―バイエルは、すべての年齢層の血友病A患者に対する治療薬として、欧州委員会からKovaltry(R)(開発品名:BAY81−8973)の承認を取得しました。Kovaltryは、非修飾の完全長遺伝子組換え型血液凝固第 VIII 因子製剤であり、臨床試験では、本剤の週...
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東大、Cas9(FnCas9)の結晶構造を決定しその働きを原子レベルで解明
ゲノム編集のための新たな「はさみ」 −立体構造にもとづくCRISPR−Cas9の改変− 1. 発表者: 平野 央人(東京大学理学系研究科生物科学専攻 修士課程) 西増 弘志(東京大学理学系研究科生物科学専攻 助教) 石谷 隆一郎(東京大学理学系研究科生物科学専攻 准教授) Feng Zhang(Massachusetts Institute of Technology Assistant professor/Broad Institute of MIT and Harvard Core Member) 濡木 理(東京大学理学系研究科生物科学専攻 教授) 2. 発表のポイント: ・ゲノム編集(注1)に利用されるCRISPR−Cas9(注2)の結晶構造を解明した。 ・Cas9の分子構造を改変し、新規のゲノム編集ツールを開発した。 ・C...
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産総研など、生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功
生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功 −細胞が外来遺伝子から体を守るしくみ− ○ポイント ・顕微鏡画像からDNAの分解を1分子レベルで時空間的に解析する技術を開発 ・外来DNAを分解する活性が細胞の種類によって異なっていることを発見 ・遺伝子治療・核酸医薬等の分子機序に基づいた創薬への貢献に期待 ○概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】バイオアナリティカル研究グループ 佐々木 章 研究員と、国立大学法人 北海道大学【総長 山口 佳三】先端生命科学研究院 金城 政孝 教授ら、...
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多能造血前駆細胞を無限に増幅させる方法を開発 −血液のもととなる造血幹細胞移植への応用が可能− <要旨> 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター 融合領域リーダー育成(YCI[1])プログラムの伊川友活上級研究員、京都大学再生医科学研究所 再生免疫学教室の河本宏教授らの共同研究チーム(※)は、多能造血前駆細胞[2]を生体外で増幅させる新しい培養方法を開発することに成功しました。 血液のもととなる造血幹細胞[2]は成体では骨髄に存在し、赤血球や血小板、白血球[3](免疫細胞)などの血液細胞を作ります。これまで、生体外で造血幹細胞を増幅させる方法が盛んに研究されていますが、...
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理研、うつ病・躁うつ病を伴う遺伝病の原因遺伝子変異マウスが自発的なうつ状態を示すことを発見
自発的なうつ状態を繰り返す初めてのモデルマウス ―うつ病の新たな候補脳部位を同定― ■要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームの加藤忠史チームリーダー、笠原和起副チームリーダーらの共同研究グループ(※)は、うつ病・躁うつ病を伴う遺伝病の原因遺伝子の変異マウスが、自発的なうつ状態を示すことを発見しました。さらに、このうつ状態の原因が脳内の視床室傍核[1]という部位のミトコンドリア機能障害にあることを突き止めました。 精神疾患動態研究チームは、ミトコンドリア病[2]という難病の患者がうつ病や躁うつ病を示すことに着目し、その原因遺伝子の変異が神経のみ...
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東京医科歯科大など、第3の核酸医薬の「ヘテロ2本鎖核酸」を開発
第3の核酸医薬の「ヘテロ2本鎖核酸」の開発 ―日本発の分子標的核酸薬の基盤技術― 【ポイント】 ●特定の遺伝子を制御して治療する目的の核酸医薬にアンチセンス核酸、siRNAがあります。これらの従来の核酸医薬とは異なる新しい分子構造・作用機序を有する第3の核酸医薬、「ヘテロ2本鎖核酸(HDO)」の開発に成功しました。 ●ヘテロ2本鎖核酸は従来の核酸医薬よりはるかに高い効果を示し、既存のあらゆるアンチセンス核酸の作用を大幅に向上できます。 ●従来困難だった肝臓以外での臓器の遺伝子制御が可能となり、核酸医薬の臨床応用の可能性が大きく広がります。ヘテロ2本鎖核酸は日本発の分子標的治療の画期的...
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九大、先天性免疫不全症候群(ICF症候群)の原因遺伝子を解明
先天性免疫不全症候群(ICF症候群)の原因遺伝子を発見! −90%以上のICF症候群患者の原因遺伝子特定で早期確定診断が可能に− <概要> 九州大学生体防御医学研究所エピゲノム制御学分野の佐々木裕之所長(副学長・主幹教授)らの研究グループは、同研究所情報生物学分野の須山幹太教授らのグループ、オランダのLeiden大学メディカルセンターのSilvere M.van der Maarel教授らのグループ、およびフランスの Paris Diderot大学のClaire Francastel教授らのグループとの共同研究により、常染色体劣性遺伝病(※1)であるICF症候群の新しい原因遺伝子として、CDCA7とHELLSの2つを発見しました。ICF症候群は抗体を作り出せない先天性の免疫...
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東大など、複合体RISCが標的RNAを素早く正確に切る仕組みを解明
RNAiの仕組みに1分子観察で迫る 〜複合体RISCが標的RNAを素早く正確に切る仕組み〜 1.発表者: 姚 春艶(東京大学大学院新領域創成科学研究科 研究員(当時)、現・中国第三軍医大学 准教授) 佐々木 浩(東京大学分子細胞生物学研究所 助教) 上田 卓也(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授) 泊 幸秀(東京大学分子細胞生物学研究所 教授) 多田隈 尚史(京都大学物質細胞統合システム拠点 特定研究員) 2.発表のポイント: ◆小さなRNA(注1)が特定のタンパク質の合成を抑えるRNAi(注2)という現象は、医療への応用が期待されていますが、従来は、RNAiが作用している様子を観察することがで...
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カネカグループ、ベルギーで医薬臨床試験用プラスミドDNAのGMP受託製造を本格化
Eurogentec社 医薬臨床試験用プラスミドDNAのGMP受託製造を本格化 株式会社カネカ(本社・大阪市、社長:角倉 護)のグループ会社、Eurogentec社(本社・ベルギー王国リエージュ州セラン市、代表者:Jean−Pierre Delwart)のバイオ医薬製造施設において、プラスミドDNA(以下pDNA)(*1)のGMP(*2)製造の量産化に成功しました。 pDNAは遺伝子医薬として、タンパク医薬に比べ、より効率的に治療効果を発揮することが期待されており、現在有効な治療法がない遺伝性疾患、がん、アレルギー疾患、感染症などに対する遺伝子治療薬あるいはDNAワクチンとして、バイオベンチャー企業や大手製薬会社により研究開発が進められています。 Eu...
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iPS細胞を使った遺伝子修復に成功 〜デュシェンヌ型筋ジストロフィーの変異遺伝子を修復〜 <ポイント> ●ヒトゲノムの中で1カ所しかない塩基配列のデータベースを構築した ●TALENおよびCRISPR(注1)を用いてデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の患者さん由来iPS細胞においてジストロフィン遺伝子を修復した ●遺伝子修復したiPS細胞において、意図しない致命的な遺伝子変異は見られなかった。 ●筋細胞へ分化させたところ、正常型のジストロフィンタンパク質が検出された。 1.要旨 李 紅梅大学院生(CiRA初期化機構研究部門)、堀田秋津助教(CiRA初期化機構研究部門、JSTさきがけ)らの研究グループは、デュシェンヌ型筋...
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アステラス製薬、米社と網膜色素変性症に関する共同研究契約を締結
アステラス製薬:Harvard Medical Schoolとの 網膜色素変性症に関する共同研究契約締結のお知らせ −眼科疾患における新規治療法の確立を目指す− アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中好彦、以下「アステラス製薬」)は、Harvard Medical School(所在地:米国マサチューセッツ州ボストン)と、網膜色素変性症に対する遺伝子治療も視野に入れた新規治療法の確立を目指し、病態関連遺伝子の同定と検証を目的とした共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。 網膜色素変性症は、進行性の夜盲、視野狭窄、視力低下を主徴とし、やがて色覚の喪失、失明に至る、遺伝子変異に起因する網膜変性疾患です。網膜変性に至...
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京大、新規神経保護剤により網膜色素変性の進行を抑制することに成功
新規神経保護剤により網膜色素変性の進行を抑制することに成功−難治性眼疾患の進行抑制に期待− 垣塚彰 生命科学研究科教授、池田華子 医学部附属病院准教授らの研究グループは、吉村長久 医学研究科眼科学教室教授、Daito Chemix株式会社らとの共同研究により、VCPという蛋白質のATPase活性に対する阻害剤(KUS化合物)が神経保護効果をもち、網膜色素変性の進行を抑制する効果を持つことを、網膜色素変性モデルマウス(rd10)を用いて明らかにしました。 本研究成果は、英国科学誌「Scientific Reports」誌の電子版(英国時間:8月6日午前10時)に公開されました。 <研究者からのコメント> 本研究によって、VCP蛋白...
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薬物運搬用ナノ粒子内の構造解析に世界で初めて成功 <ポイント> ・高分子ミセルは次世代DDSとして期待されているが、内部の詳細な構造は未知であった。 ・新しい手法の小角X線異常散乱法をDDS粒子に初めて適用して、内部の精密な構造を解明。 ・高性能なDDS開発の基本指針を与え、遺伝子治療や抗がん剤の応用に期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、北九州市立大学の櫻井 和朗 教授らは、次世代の薬物運搬方法(ドラッグデリバリーシステム:DDS)として期待されている数100本のひも状高分子が凝集した高分子ミセル粒子(注1)の内部構造を、大型放射光施設SPring−8(注2)の安定したX線計測システムと、小...
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タカラバイオ、滋賀県草津市に細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設を新設
細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設の新設について タカラバイオ株式会社は、滋賀県草津市に土地を確保し、細胞・遺伝子治療用の研究・製造施設を新設します。新施設は、遺伝子治療・再生医療用の遺伝子導入用ベクター及び遺伝子導入細胞のGMP製造(医薬品の製造管理、品質管理基準に準拠した製造)や、基盤技術開発を行うための施設です。 GMP製造の対象となる遺伝子導入用ベクターは、レトロウイルスベクター、iPS細胞作製用プラスミドベクター、HF10等の単純ヘルペスウイルス、アデノ随伴ウイルスベクター、センダイウイルスベクター、レンチウイルスベクター、アデノウイルスベクター等を想定しており...
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京大、霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発
霊長類の脳神経回路から特定の経路を選り分ける「二重遺伝子導入法」を開発 渡邉大 生命科学研究科教授、松井亮介 同助教らは、伊佐正 自然科学研究機構生理学研究所教授、木下正治 同特任助教、小林和人 福島県立医科大学教授、加藤成樹 同助教らと共同研究を行い、霊長類モデル動物の複雑な脳神経回路の中で特定の経路の神経情報を可逆的に遮断する技術の開発に成功しました。さらにこの技術により、ヒトをはじめとする霊長類特有の手指の巧みな動きを制御する脳の仕組みの一端が明らかになりました。 本研究成果は英国科学誌「Nature」(6月17日号電子版)に掲載されました。 <概要> 脳には非常...
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タカラバイオ、エイズ遺伝子治療の臨床試験実施申請資料を米国食品医薬品局へ提出
エイズ遺伝子治療の臨床試験実施申請資料を 米国食品医薬品局へ提出 タカラバイオ株式会社は、米国ペンシルベニア大学と共同で、HIVを対象としたMazF遺伝子治療の第I相臨床試験を米国において実施するための臨床試験実施申請資料(IND;Investigational New Drug)を2012年3月17日付で米国食品医薬品局(FDA;Food and Drug Administration)に提出しましたのでお知らせいたします。 MazF遺伝子治療は、大腸菌由来のRNA分解酵素であるMazFを利用したHIV感染症に対する遺伝子治療法です。当社はMazF遺伝子治療の米国におけ...
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アンジェスMG、HGFの血管新生作用が他の血管新生因子と比べて優位であることを確認
HGFによる血管新生作用の優位性が医学雑誌掲載 − bFGF、VEGFを用いた場合と比較し、高い治療効果が期待 − この度、HGFが有する血管新生作用のメカニズムの解析を目的とした当社と大阪大学による共同研究において、HGFが有する血管新生作用が、他の血管新生因子と異なり成熟血管を新生することが示され、血管薬理学の専門誌である「Vascular Pharmacology」に掲載されましたことをお知らせいたします。 本論文では、血管新生因子として知られるHGF、VEGF、bFGFにより誘導される血管形成の違いについて報告されております。血管構成細胞である血管内皮細胞に対して...
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タカラバイオ、三重大学医学部附属病院と共同でがん治療薬HF10の臨床研究を開始
がん治療薬HF10の臨床研究開始について タカラバイオ株式会社は、三重大学医学部附属病院と共同で、がん治療薬HF10の臨床研究を行うに際し、平成23年12月22日付けで契約を締結しました。本臨床研究は、当社が遺伝子治療の臨床開発の推進を目的に三重大学医学部に設置している遺伝子・免疫細胞治療学講座が中心となって実施されます。 がん治療薬HF10は、単純ヘルペスウイルス1型の弱毒型自然変異株であり、正常細胞ではほとんど増殖しませんが、がん細胞に感染すると増殖し、がん細胞を死滅させることが動物実験などにおいて示されています。このような抗がん作用を示すウイルスは、腫瘍溶解性ウイル...
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タカラバイオ、非ホジキンリンパ腫を対象とした遺伝子治療の臨床研究のため米MSKCCと提携
非ホジキンリンパ腫を対象とした遺伝子治療の臨床開発 プロジェクトの開始について タカラバイオ株式会社は、非ホジキンリンパ腫を対象としたキメラ抗原受容体(CAR;Chimeric Antigen Receptor)を用いた遺伝子治療の臨床研究を日本において実施するため、米国メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(以下「MSKCC」、Memorial Sloan−Kettering Cancer Center;ニューヨーク州)と2011年10月25日に提携契約を締結しました。当社はMSKCCの保有するCAR遺伝子治療の臨床試験に関連するデータや材料の提供を受け、日本での臨...
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アンジェスMG、米国で転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立
Ets−1の医薬用途特許が成立(米国) − 転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療が対象 − 当社は、米国において、転写因子Ets−1による血管新生/遺伝子治療に関する医薬特許が成立し、本日、特許公報(米国特許第7,994,151号)が発行されたことをお知らせします。 本特許は、重症下肢虚血(末梢動脈閉塞症)、さらには心筋梗塞、狭心症および心不全を含む虚血性心疾患に対し、転写因子Ets−1遺伝子の投与により血管新生を起こす、新たな遺伝子治療法を提供するものです。 転写因子Ets−1は、HGFやVEGFによる血管新生カスケード(生体内における一連の過程)において上流...
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タカラバイオ、中国・天津医科大学などと遺伝子治療共同研究契約を締結
中国での遺伝子治療プロジェクトの立ち上げについて タカラバイオ株式会社と天津医科大学・天津市腫瘍病院とは、難治性がんを対象としたTCR遺伝子治療の臨床研究を実施するため、共同研究契約を本年7月27日付で締結しました。2年以内の臨床試験の開始を目指します。 TCR遺伝子治療は、がん患者の血液から採取したリンパ球に、がん細胞を特異的に認識するTCR遺伝子を体外において導入し、培養によって増殖させてから患者に戻すという治療法です。TCR遺伝子が導入されたリンパ球が、患者の体内においてがん細胞のみを認識して攻撃し、消滅させることが期待されます。 当社は、三重大学医学部と共同で治...
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タカラバイオ、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に細胞加工技術支援を開始
たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に対して 当社が細胞加工技術支援を開始 タカラバイオ株式会社と武田病院グループのたけだ診療所(京都市)とは、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援を行うための契約を締結しました。本年4月14日よりたけだ診療所にて行われるがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援サービスを提供します。 がん治療の現状は、外科手術、放射線治療、化学療法などが併用されていますが、一般的にはがん患者のQOL(生活の質)が大きく損なわれることが多いと考えられています。この問題を解決するために、副作用の少ない、がん免疫細胞療法が世界...
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タカラバイオ、自治医科大学に寄附講座「免疫遺伝子細胞治療学(タカラバイオ)講座」を設置
自治医科大学に寄附講座を設置し、 遺伝子医療の新たなプロジェクトを推進 タカラバイオ株式会社は、キメラ抗原受容体(CAR)遺伝子治療の研究開発ならびに臨床開発を推進することを目的として、自治医科大学に2011年4月1日付で寄附講座「免疫遺伝子細胞治療学(タカラバイオ)講座」を設置します。本寄附講座の教授は、自治医科大学医学部の小澤敬也教授(内科学講座血液学部門主任教授 分子病態治療研究センター・センター長 同 遺伝子治療研究部教授)が兼任されます。 現在、がん患者から採取したリンパ球に、がん細胞を特異的に認識する受容体の遺伝子を導入し、患者自身に戻す遺伝子治療法の臨床試験...
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長瀬産業、タグシクス・バイオと資本・業務提携し核酸医薬・診断分野へ参入
理研ベンチャー タグシクス・バイオ社との資本・業務提携について 長瀬産業株式会社(東京都中央区:代表取締役社長 長瀬洋、以下当社)は、タグシクス・バイオ株式会社(神奈川県横浜市:代表取締役社長 平尾一郎、以下タグシクス社)との資本・業務提携により核酸医薬(*1)・診断分野へ参入し、共同で市場開拓を行ってまいります。 今回、研究開発型ベンチャー企業であるタグシクス社と、バイオ医薬(*2)・診断関連事業の強化を図る当社が共同で事業開発を行う事で合意いたしました。当社は、タグシクス社が有する基盤技術に関する実用化を目指し、顧客へのプロモーションなどを行います。また、顧客との共同...
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タカラバイオ、白血病に対する遺伝子治療の臨床研究にて第1例目に遺伝子導入細胞を投与
白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において 第1例目に遺伝子導入細胞を投与 タカラバイオ株式会社(社長:仲尾功一)と独立行政法人国立がん研究センター中央病院とが共同で実施している白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において、10月13日に第1例目の被験者に遺伝子導入細胞が投与されました。 本遺伝子治療は、高リスク造血器悪性腫瘍患者にハプロタイプ一致造血幹細胞移植を行ったあと、感染症をはじめとした造血幹細胞移植の合併症を軽減しつつ重篤な移植片対宿主病(GVHD)が発症した時の沈静化の手段として、HSV−TK遺伝子導入ドナーリンパ球を追加輸注(Add−back)するというもので...