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日本イーライリリーなど、GLP−1受容体作動薬「トルリシティ皮下注0.75mgアテオス」を発売
<新発売>
「トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)」
週1回投与の2型糖尿病治療:GLP−1受容体作動薬
〜ユニークなオートインジェクター型注入器にて提供〜
本日9月16日、日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表執行役社長:パトリック・ジョンソン、以下「日本イーライリリー」)と大日本住友製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:多田正世、以下「大日本住友製薬」)は、「2型糖尿病」を適応症として製造販売承認を取得した週1回投与のGLP−1受容体作動薬「トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)」(一般名:デュラグルチド(遺伝子組換え)、以下「トルリシティ」)を新発売しました。
トルリシティは、週1回投与のグルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)受容体作動薬であり、食事摂取などにより体内の血糖値が高くなった場合に血糖値依存的に、インスリン分泌を促進します。また週1回投与で優れた血糖降下作用が得られるだけでなく、トルリシティは、注射針があらかじめ取り付けられた、1回使い切りのユニークなオートインジェクター型注入器によって提供されます。
トルリシティは、これまでに世界45の国と地域で製造販売承認を取得し、そのうち米国や欧州など、日本を含め10か国以上で販売を開始しています。
今回の発売に関して、日本イーライリリーの糖尿病・成長ホルモン事業本部長、カディール・テペバシは次のように述べています。「トルリシティは、優れた血糖降下作用を持つ有望な新薬です。最大の特長である週1回投与の高い利便性に加え、トルリシティは、『アテオス(R)』という今までになかった画期的なデバイス、一回使い切りのオートインジェクター型注入器によって提供されます。トルリシティがより多くの2型糖尿病患者さんの症状を改善し、治療目標を達成する一助となることを期待しています。」
また、大日本住友製薬の常務執行役員 営業本部長、中島 亨は次のように述べています。「当社の国内営業重点領域の一つである糖尿病領域のラインアップに、優れた有効性と投与の利便性を有するトルリシティを加えることができ、嬉しく思います。日本イーライリリーと共に、医療関係者の方々にトルリシティの情報提供を確実に行い、適正使用を推進します。本剤を必要とされる一人でも多くの患者さんの治療に貢献できるよう、全力を尽くします。」
トルリシティの製造販売承認は日本イーライリリーが有し、販売・流通は大日本住友製薬が行います。医療従事者への情報提供活動は両社で行っていきます。日本イーライリリーと大日本住友製薬は、両社がこれまで築いてきた糖尿病領域における経験を相乗的に活かし、両社一丸となって2型糖尿病治療の新たな選択肢として期待されるトルリシティを販売していくことで、日本の2型糖尿病治療に一層の貢献をしていきたいと考えています。
以上
***参考情報***
<製品写真>
※添付の関連資料を参照
<販売名>
トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)
<一般名>
デュラグルチド(遺伝子組換え)(JAN)
<効能・効果>
2型糖尿病
<用法・用量>
通常、成人には、デュラグルチド(遺伝子組換え)として、0.75mgを週に1回、皮下注射する。
<薬価>
「トルリシティ(R)皮下注0.75mgアテオス(R)」 1キット 3,586円
<製造販売承認日>
2015年7月3日
<薬価基準収載日>
2015年8月31日
<発売日>
2015年9月16日
<製造・販売元>
・製造販売元:日本イーライリリー株式会社
・販売元:大日本住友製薬株式会社
※参考資料は添付の関連資料を参照