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アークレイ、院内遺伝子検査をトータルサポートする自動核酸抽出機と専用試薬を販売
自動核酸抽出機と専用試薬の販売を開始
院内遺伝子検査のトータルサポートを実現
アークレイ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役 執行役員社長:松田 猛)は、8月8日よりプロメガ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:上田 昌宏)が製造販売するパーソナル自動核酸抽出機「Maxwell(R) RSC」と専用試薬を販売します。遺伝子検査における核酸抽出から解析、結果報告まで作業工程をトータルにサポートすることで、検査の簡便化・効率化に貢献します。
アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、自動核酸抽出機「Maxwell」と専用試薬シリーズの販売について、プロメガ社と販売協力契約を締結し、2013年に「Maxwell(R) 16」の販売を開始しました。
このたび販売を開始する「Maxwell RSC」は「Maxwell 16」の後継機で、専用試薬を使用し遺伝子関連検査におけるDNAおよびRNAの抽出・精製を短時間で実現する小型・卓上サイズの装置です。
従来機「Maxwell16」の高処理能力はそのままに、付属の核酸定量装置「Quantus Fluorometer」に接続することで、抽出された核酸の濃度を定量し、その結果をオペレーションPCに集積することが可能となりました。
また、バーコードリーダー(オプション)を用いて検体番号を管理することで、検体の取り違え防止につながります。
アークレイは、「遺伝子検査をもっと身近に」をコンセプトに、遺伝子解析装置「i−densy IS−5320」や遺伝子解析補助システム「MEQNET iDia」(※)など、院内での遺伝子関連検査をトータルにサポートする製品を揃えています。「Maxwell RSC」による核酸抽出から「i−densy IS−5320」による増幅・検出、そして「MEQNET iDia」での結果解析・報告書作成まで、遺伝子関連検査における作業工程の簡便化・省力化を実現します。
アークレイは、今後も遺伝子関連検査の製品ラインナップ拡充やトータルサポートにより、検査のさらなる普及や個別化医療の推進に貢献します。
※検査情報の一元管理や解析結果判定のサポート、検査報告書の自動作成など、遺伝子関連検査の煩雑な作業を補助するシステム
【主な特長】
○簡単操作
付属のオペレーションPC(タブレット端末)のタッチスクリーンで、検体のセットから抽出までの操作を簡単に実施できます。
○最大16検体を同時に迅速処理
最大16検体を最短30分で処理できます。
○コンパクト設計
小型(幅33×奥行34.5×高さ30cm)の卓上サイズで、病院内の小スペースでも場所を取ることなく設置できます。従来機と比較し、軽量・コンパクト化を図りました。
○定量結果まで一括管理
Quantus Fluorometerを接続することで、すべての検体データを1つの報告書で管理できます。
*製品画像は添付の関連資料を参照
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上