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腫瘍マーカー
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JSTと京大など、さまざまな組織切片の染色体テロメアの長さを3時間で検出できる方法を開発
さまざまな組織切片の染色体テロメアの長さを3時間で検出できる方法を開発 ■ポイント ○染色体テロメア配列を認識するピロール・イミダゾール(PI)ポリアミドを用いて、ヒトのがん病理標本におけるテロメア短縮を簡便かつ迅速に検出することに成功した。 ○PIポリアミドを用いると1細胞レベルでテロメア長を定量的に測定でき、免疫染色との併用も可能。 ○従来のテロメア標識法に代わる新たな標識法として、基礎研究のみならず老化やがん化などの臨床研究への応用も期待される。 国立遺伝学研究所の前島 一博 教授、佐々木 飛鳥 大学院生らのグループは、細胞老化・がん化に重要な役割を担うテロメア配列を組...
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日立など、尿中代謝物の網羅的解析により健常者・がん患者および大腸がん患者の尿検体の識別に成功
尿中代謝物の網羅的解析により、 健常者、乳がん患者および大腸がん患者の尿検体の識別に成功 誰もが簡便にがん検査を受けることができる技術の確立をめざす 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)、住商ファーマインターナショナル株式会社(代表取締役社長:須藤 龍也)および住友商事株式会社(代表取締役社長:中村 邦晴)(2社を総称して以下、住友商事グループ)は、尿中の代謝物を網羅的に解析することにより、健常者、乳がん患者および大腸がん患者の尿検体を識別する基礎技術の開発に成功しました。本開発では、尿検体から1,300以上の糖や脂質などの代謝物を検出し、そこからがん...
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東ソー、全自動化学発光酵素免疫測定装置「AIA−CL1200」を販売開始
全自動化学発光酵素免疫測定装置AIA(R)−CL1200を販売開始 東ソーは、化学発光酵素免疫測定法を原理とし、簡便な操作でホルモンや腫瘍マーカーなどの迅速・高感度な測定が可能となった新装置AIA(R)−CL1200を、2016年5月17日から国内販売を開始します。 病院や検査センターなどの検査市場では、(1)高感度で信頼性の高い測定結果、(2)測定に必要な検体量の低減や測定値の迅速報告による待ち時間の短縮化などといった患者負担の軽減、(3)検査装置の操作性・メンテナンス性の向上などが求められています。 当社はバイオサイエンス事業にてAIA(R)シリーズをグローバルに展開しており、2014年10月に...
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ベックマン・コールター、CMV免疫グロブリンGとM測定用体外診断用医薬品を発売
ベックマン・コールター 化学発光酵素免疫測定法によるサイトメガロウイルス(CMV)免疫グロブリンGおよびM測定試薬 「アクセスCMV IgG」・「アクセスCMV IgM」(体外診断用医薬品)を発売 〜TORCH3項目(トキソプラズマ・風疹・CMV)抗体が自動分析機で同時測定可能に〜 ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役社長:川田典昭)は、化学発光酵素免疫測定法によるCMV免疫グロブリンGおよびM測定用体外診断用医薬品「アクセスCMV IgG」・「アクセスCMV IgM」を2016年1月4日(月)に発売しました。 ■サイトメガロウイルス(CMV)とCMV感染症 サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus:CMV)はヘルペスウイルス科に属...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、TP抗体検査用の「エクルーシス試薬Anti−TP」を発売
微量検体による迅速自動測定で梅毒免疫血清検査を支援 「エクルーシス試薬 Anti−TP」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、血清または血漿中の抗梅毒トレポネーマ・パリーダム抗体(抗TP 抗体)を検出する「エクルーシス試薬 Anti−TP」を6月12日に発売します。 性感染症の一つである梅毒は、梅毒トレポネーマ・パリーダム菌(TP)に起因し、ペニシリンの出現により発症率が急激に減少したものの、近年では世界的な再増加傾向にあります。日本でも2014年の患者数は1671人を数え、2012年の1.9倍となっています。感染初期...
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エーザイ、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ」の製造販売承認を取得
中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ(R)」日本において製造販売承認を取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ(R)」(高度管理医療機器、以下、「本品」)について、肝細胞癌患者に対する肝動脈塞栓療法を使用目的として、厚生労働省より製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。 本品は、架橋化ポリビニルアルコール高分子からなる親水性の球状微粒子(マイクロスフィア)であり、注入用カテーテルを通じて目標とする血管を選択的に塞栓するための血管塞栓用ビーズです。肝細胞癌の治療法の一つである肝動...
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JST、疾病や感染バイオマーカーの検出感度を100万倍向上する方法を開発
疾病や感染のバイオマーカーの検出感度を100万倍向上 <ポイント> ・疾病や感染の超早期診断や低負担検査には、従来のELISA法の高感度化が必要 ・超微小水滴中で反応させる「1分子デジタルELISA法」で検出感度が従来法の100万倍向上 ・高感度で、手のひらサイズのポータブル診断デバイスの開発に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の野地 博行 教授らは、疾病・感染バイオマーカーの検出感度を従来法の100万倍向上する方法を開発しました。 がんや神経疾病などの現代病やウイルス、細菌の感染に対する超早期診断や低負担検査を実現するた...
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株式会社トランスジェニックとの包括的業務提携に関するお知らせ 当社と株式会社トランスジェニック(以下、トランスジェニック社)(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)は、平成23年3月11日開催の取締役会において、両社の持つ経営資源および技術を相互に活用することによる事業基盤の強化と将来に向けた持続的な事業発展を目的として、包括的な業務提携を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.包括的業務提携の目的 当社は1982年に設立し、医薬品及び医薬部外品の免疫学的研究、開発、製造及び販売を目的としており、一貫して...
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トランスジェニック、台湾Abnova社と腫瘍マーカー(ACTN4)抗体に関するライセンス契約を締結
腫瘍マーカー(ACTN4)抗体に関するライセンス契約締結に関するお知らせ 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)とAbnova Corporation(以下、Abnova社)(CEO:Wilber Huang、台湾台北)との間で、当社の抗ACTN4抗体の非独占ライセンス契約を締結し、Abnova社に本抗体の全世界の権利を導出しましたので、お知らせいたします。 当社の有する抗ACTN4抗体は、臨床的に有用なバイオマーカー群の一つ、ACTN4を認識する抗体です。 Abnova社は、このたびの当社との非独占ライセンス契約締結を受け、全世界で本抗体...