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シンポジウム
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材料組織の画像解析クラウドシステムを開発 −3次元画像処理と画像管理システムの運用を開始− ■要旨 理化学研究所(理研)光量子工学研究領域 画像情報処理研究チームの山下典理男特別研究員、森田正彦特別研究員、吉澤信上級研究員、横田秀夫チームリーダーらの研究チームは、材料組織の画像解析に対して計算負荷の大きな画像処理やデータ管理ができるクラウドシステム[1]「MICC(Material Image Communication Cloud)」を開発し、試験運用を2016年10月下旬から開始しました。 工業材料のミクロな組織構造と特性は密接な関連があります。そのため、新規材料や高機能材料を開発する上で、組織構造の解析は非常に重...
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世界初!アンモニアと混焼する微粉炭の詳細燃焼挙動を明らかに 〜再生可能エネルギーの利用拡大につながる新たな知見〜 ■ポイント ・微粉炭とアンモニアの混焼の詳細な燃焼挙動を明らかに。 ・ハイスピードカメラと長距離顕微鏡により、高い時間・空間分解能を有する撮影を実現。 ・再生可能エネルギー起源の水素エネルギーの利用技術への応用に期待。 大阪大学 大学院工学研究科の赤松 史光 教授らの研究グループは、微粉炭(注1)とアンモニア(注2)の混焼(注3)の様子を、高い時間・空間分解能で可視化することに世界で初めて成功しました。水素は、再生可能エネルギー・化石燃料からの製造が可能で、エ...
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武田薬品、第10回国際ホジキンリンパ腫シンポジウムで「アドセトリス」の最新データを発表
第10回国際ホジキンリンパ腫シンポジウムにおける「アドセトリス(R)」の最新データの発表について −初めて発表される試験データを含むアドセトリス(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)の 広範囲に及ぶ最新データの発表− 当社は、2016年10月22日から25日にかけてドイツ ケルンで開催予定の第10回国際ホジキンリンパ腫シンポジウムにおいて、ホジキンリンパ腫に対する「アドセトリス(R)」(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)のデータを発表しますのでお知らせします。本シンポジウムにおいて、当社は本剤に関する4つの試験データを発表します。なお、当社は、本年のシンポジウムにおいて10周年記念...
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KDDI研究所、複数の匿名化手法を組み合わせて安全性の評価が可能な匿名加工情報作成ツールを開発
〜安全性の可視化による利便性の高い匿名化ツール〜 世界初、複数の匿名化手法を組み合わせて安全性の評価が可能な匿名加工情報作成ツールを開発 株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島 康之、以下KDDI研究所)は、事業者が所有するパーソナルデータの多面的な安全性を考慮した匿名加工情報の作成が可能なツールの開発を行いました。従来のようにk−匿名化(注1)だけを考慮するのではなく、サンプリング(注2)など複数の匿名化手法を組み合わせることで、より有用な匿名加工情報を作成することができます。これまで各匿名化手法の安全性指標は単純に比較することができませんでしたが、デー...
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LIXIL、「平成28年度第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択
充填付加断熱工法「スーパーウォール デュアル」活用による 省CO2住宅の普及促進に向けた地域工務店との協働プロジェクトが 「平成28年度 第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択 住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)では、この度、地域工務店との協働による、充填付加断熱工法「スーパーウォール デュアル」を活用した健康・快適に暮らすための高性能住宅の普及促進プロジェクトが、国土交通省の実施する「平成28年度第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されました(※)。 ※2016年8月24日 国立研究開発...
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KDDI研究所と九大、60次元のLearning with Errors問題の解読に成功
〜スーパーコンピューターでも一万年以上かかる問題を、約16日間で解読に成功!〜 世界で誰にも解読されていない暗号問題を初めて解読! 株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下「KDDI研究所」)と国立大学法人九州大学(本部:福岡市西区、総長 久保千春、以下「九州大学」)は、暗号解読コンテスト「TU Darmstadt Learning with Errors Challenge(注1)」において、これまで誰も解読に成功していなかった60次元のLearning with Errors(以下、LWE)問題を、世界で初めて(注2)解読しました。 LWE問題は、故意に誤差を付加した多元連立一次方程式を解く問題です。この問題を解くことは、...
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東芝、小面積で低価格の不揮発FPGAを実現する回路技術を開発
小面積で低価格の不揮発FPGAを実現する回路技術を開発 ■概要 当社は、カスタムLSIに集積可能でチップ製造後にユーザーにて回路情報を書き換えることができるFPGA(field−programmable gate array)について、不揮発メモリの技術を応用することで、従来よりも小面積、かつ低価格で製造できる回路技術を開発しました。本技術の詳細を、ホノルルで開催される半導体デバイスに関する国際会議「VLSI技術シンポジウム2016」にて、6月14日(現地時間)に発表します。 ■開発の背景や市場動向 近年、IoTの普及などにより半導体に求められる用途が多様化しています。また、カスタムLSIの開発費は著しく増大し、用途に応じた細やかな回...
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マンダム、日本人男女の腋臭(ワキ臭)の違いを明確化した研究結果を発表
マンダム、日本人男女の腋臭(ワキ臭)の違いを明確化 〜男性向け腋臭評価手法を応用して女性を研究〜 株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延 以下マンダム)は、化粧品(医薬部外品)における機能性の向上を目指し、研究・開発に取り組んでいます。マンダムでは過去に、男性ボディケア分野の研究の一環として、日本人男性の腋臭(ワキのニオイ)の官能評価を行い、現代日本人男性の腋臭の実態を明らかにし、製品への応用を行ってきました。 そして、今回これまでに男性の腋臭評価で確立した手法を応用して、日本人男女の腋臭評価を行った結果、日本人女性は男性よりも腋臭強度が低いこと、男性に見ら...
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パイオニア、東大の研究プロジェクト「Cyberforest」をサポート
東京大学の研究プロジェクト「Cyberforest」をサポート 〜パイオニアHP上でリアルタイムな森の音を共有〜 ※参考画像は添付の関連資料を参照 パイオニアは、東京大学が「インターネットの先にある本物の自然」をコンセプトに、全国8地点のライブモニタリング情報を基に実証的な研究を進めているプロジェクト「Cyberforest(サイバーフォレスト)」に賛同し、これまでシンポジウムのイベントなどを通して協力を進めてきました。 このたび、当社HPの「Sound Lab.」サイト上に「Cyberforest」が公開する森のライブ音をリアルタイムに楽しめるページをオープンしました。ライブマイクを通じて、現在8地点の森の音をPCもしくはスマートフ...
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大鵬薬品、「LONSURF」を進行・再発の結腸・直腸がん治療薬として承認勧告
欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP) LONSURF(R)(一般名:トリフルリジン・チピラシル)を 進行・再発の結腸・直腸がん治療薬として承認勧告 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、代表取締役社長:小林 将之)は、新規の経口ヌクレオシド系抗悪性腫瘍剤「LONSURF(R)」(日本での製品名:「ロンサーフ(R)配合錠T15・T20」、開発コード:TAS−102、一般名:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩、以下「本剤」)について、提携先のセルヴィエ社(フランス)が欧州医薬品庁(European Medicines Agency:EMA)の医薬品委員会(Committee for Medicinal Products for Human Use:CHMP)より、承認勧告を受領しましたのでお知らせします。勧告の...
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IoT機器向けの軽量なHTTPS通信の実証に成功 1.発表者:落合 秀也(東京大学大学院情報理工学系研究科 講師) 2.発表のポイント: ◆世界で初めて、Internet of Things(以下「IoT」)機器の通信に適したIDベース暗号(注1)によるHTTPSの軽量性を実証しました。 ◆本技術により、IoT機器へのHTTPS通信の利用促進と、安全なIoT技術の実用化拡大が期待されます。 ◆本技術は、東大グリーンICTプロジェクト( http://gutp.jp/ )に参加する企業・団体に評価目的で提供されます。 3.発表概要: IoT機器の通信セキュリティは、IoTによる安全安心な社会を構築する上で必要不可欠な技術となっています。一方で、一般的なHTTPS通信を、低コ...
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NEC、企業における紛争鉱物の調査・回答業務を効率化するソフトウェアを発売
NEC、企業における紛争鉱物の調査・回答業務を効率化するソフトウェアを発売 〜取引先の回答内容不備のチェックや顧客単位の名寄せが可能〜 NECは、企業における自社製品に含まれる紛争鉱物(タンタル・錫・金・タングステン)の調査・回答業務を効率化するソフトウェア「ProChemist/BM紛争鉱物対応オプション」を製品化し、本日から販売開始します。 新製品は、NECの含有化学物質管理ソフトウェア「ProChemist/BM」を基盤に、紛争鉱物の調査・回答業務を支援する機能を新たに追加したものです。具体的には、調査対象製品の一覧リストを登録すると、各製品を構成する部品情報に自動的に展開する機能、調達先の回答内容の不備を自...
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ジェイアイエヌ、アメリカ合衆国の第一号店で機能性アイウエア「JINS PC」を発売開始
「JINS PC」、遂にアメリカでも発売開始!2015年8月8日、JINS Union Squareのグランドオープンと同時に店頭展開! 株式会社ジェイアイエヌは、2015年8月8日(土)(現地時間)に、アイウエアブランド「JINS」のアメリカ合衆国の第一号店としてオープンした「JINS Union Square」及びオンラインショップにて、日本で累計販売本数500万本を誇る機能性アイウエア「JINS PC」の発売を開始しました。 ▼世界でも警鐘を鳴らされ始めた「ブルーライトの脅威」 2015年6月26日(金)〜27日(土)の2日間にわたり、液晶画面から発せられるブルーライトと健康をテーマにした国際会議「ニューヨークブルーライトシン...
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伊豆諸島青ヶ島の東に海底熱水鉱床を発見 〜短期間に海底熱水鉱床を発見可能な手法を開発〜 1.発表者: 浅田 昭(東京大学生産技術研究所 教授) 飯笹幸吉(東京大学生産技術研究所 特任教授) 2.発表のポイント: ◆海底堆積物サンプリングと世界最先端の合成開口インターフェロメトリソーナー(注1)による複合観測手法により、東青ヶ島カルデラ内において、中央火口丘(水深750m)に熱水鉱床域、カルデラ東部と北部に熱水活動域を発見した。 ◆本研究により開発された手法により、短期間に海底熱水鉱床を発見することが可能となる。 ◆今後、広大な海域の中から効率的に海底熱水鉱床を探査する実用的...
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JSR、しなやかな3Dプリンター用フィラメント「ファブリアル Rシリーズ」を発表
JSR、3Dプリンター用フィラメント「FABRIAL(TM)(ファブリアル)Rシリーズ」を発表〜やわらかく、しなやかなフィラメントが3Dプリントの可能性を拡げます〜 JSR株式会社(社長:小柴満信)は、3Dプリンター用フィラメント「FABRIAL(TM)(ファブリアル)」ブランドの第2弾として、医療分野でも実績のある素材をベースにした、しなやかなRシリーズを、米国マサチューセッツ州で開催される第11回ファブラボ国際会議・国際シンポジウム(The 11th FAB LAB Conference&Symposium(FAB 11)で紹介します。 ※参考画像は添付の関連資料を参照 3Dプリンター用のフィラメントは硬質の材料が多く、用途とデザインの多様性を広げるた...
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メドピア、医師専用サイトの会員連携でメディカルトリビューンと業務提携
株式会社メディカルトリビューンとの業務提携に関するお知らせ 当社は、平成27年6月10日開催の取締役会において、株式会社メディカルトリビューン(以下、メディカルトリビューン、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林康行)との間で、当社が運営する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」と、メディカルトリビューンが運営する医師・医療関係者向け専門情報サイト「MT Pro(エムティープロ)」の会員連携を行う業務提携契約を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 1.業務提携の理由 当社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.」を理念に掲げ、医師専用の...
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古河電工、リチウムイオン電池の放熱・均熱化機器に最適な新型ヒートパイプを開発
熱輸送性能を大幅に向上、新型ヒートパイプを開発 〜次世代自動車、高速鉄道の熱対策に貢献〜 当社は、ハイブリッド車や高速鉄道車両に搭載される電力変換装置(以下、インバータ)およびリチウムイオン電池の放熱・均熱化機器に最適な新型ヒートパイプ(注1)の開発に成功しました。ヒートパイプの設置姿勢を問わず、従来よりも熱輸送量を向上させることで、各種車両の熱対策に貢献します。 <背景> 近年、ハイブリッド車や電気自動車等、次世代自動車の普及や高速鉄道車両の海外展開が進んでいます。こうした車両では、インバータやリチウムイオン電池の高性能化に伴い、大量の熱を適切に処理する放熱・均熱化対策が...
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NXPセミコンダクターズ、RFエネルギー・アプリケーションの普及を加速する評価ツールを発表
NXP、RFエネルギー・アプリケーションの普及を加速する 使いやすい新評価ツールを発表 IMS 2015でRFエネルギー向け新評価ツールと 革新的な第9世代LDMOS技術を紹介 NXPセミコンダクターズN.V.は、新しいRFエネルギー・アプリケーションのテストの迅速化と簡素化を実現するプラグ&プレイ方式の新評価ツールを発表しました。用途はRFパワートランジスタのマイクロ波を使用した電子レンジ、自動車用スパークプラグ、プラズマ照明、加熱/乾燥機器、医療用治療など広い範囲にわたっています。NXPは5月17日から22日まで米国アリゾナ州のフェニックス・コンベンションセンターで開催されたIEEE MTT国際マイクロ波シンポジウム...
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NICT、暗号化状態でセキュリティレベルの更新と演算の両方ができる準同型暗号方式を開発
暗号化状態でセキュリティレベルの更新と演算の両方ができる準同型暗号方式を開発 〜100年先の将来にわたり安全にプライバシーを保護できるデータ利活用へ向けて〜 【ポイント】 ■暗号化したまま鍵長を伸ばすことができる準同型暗号方式を世界で初めて開発 ■100年以上の安全性確保が可能、暗号化線形回帰計算が従来比100倍程度に高速化 ■プライバシーを保護したデータマイニングによる保険・医療等での統計処理への応用に期待 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内正夫)は、暗号化したままデータを処理する「準同型暗号(*1)」において、暗号化したデータのセキュリティレベル(*2)を...
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日立、石英ガラス内部にブルーレイディスク並みの記録密度でデジタルデータの記録・再生に成功
石英ガラスの内部にブルーレイディスク(TM)並みの記録密度で デジタルデータの記録・再生に成功 100層記録による大容量化と3億年のデータ保存寿命の両立が可能に 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、京都大学大学院工学研究科 三浦清貴研究室と共同で、石英ガラス内部に、ブルーレイディスク(TM)並みの記録密度となる100層のデジタルデータを記録、再生することに成功しました。今回、石英ガラスの奥深くに保存されたデータを再生する際に生じる、他層のデータの映りこみに起因するノイズの低減技術を新たに適用することで、100層という多層でのデータ記録、再生が行える...
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NTTデータ、スマートグラスで文字入力を実現するAR入力技術を開発
スマートグラスを業務で利活用するためのキーボードレス環境での文字入力を実現 〜ジェスチャーによるAR入力技術を開発、セキュアな利用者認証に活用〜 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、「メガネ」型のコンピューターであるスマートグラスの企業活用で必要となる、「キーボードを必要とせず」にスマートグラスで文字入力を実現するAR(Augmented Reality:拡張現実(注1))入力技術を開発しました。(本技術は特許出願中です。) 昨今、スマートグラスをはじめとするウェアラブルデバイスの業務活用が期待されています。スマートグラスはキーボードやタッチパネルを...
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ポーラ化成、名前での呼びかけが女性の愛情ホルモンを増やすことを発見
名前での呼びかけが、女性の愛情ホルモンを増やす ファーストネームでの呼びかけがオキシトシンホルモンに影響を及ぼす事を発見 ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:岩崎泰夫(◇))は、普段、ファーストネーム(名前)で呼ばれていない女性に対して、初対面の人間がファーストネームで呼びかけたところ、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが増加することを見出しました。また、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが減少することも見出しました。 これらの研究結果により、ファーストネームの呼びかけといった日常の何気ない行為がホルモンの状態を良好な方向へ導く...
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カルピス、「プレミアガセリ菌CP2305」配合の乳性飲料「届く強さの乳酸菌」を発売
快適な毎日を応援する、「プレミアガセリ菌CP2305」を配合した乳性飲料 「届く強さの乳酸菌」新発売 2014年9月16日(火)より全国発売 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:山田藤男)は、「届く強さの乳酸菌」(200mlペットボトル)を、2014年9月16日(火)から全国で新発売します。 ―広がりを見せる“乳酸菌”への期待― カルピス社では、「カラダにピース」を企業スローガンに、長年、乳酸菌をはじめとした微生物の活用に関する研究に取り組んでいます。2013年9月に発売した、カルピス社独自の「L−92乳酸菌」を配合した乳性飲料「守る働く乳酸菌」は、手軽に乳酸菌が摂取できる...
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カルピス、乳酸菌「プレミアガセリ菌CP2305」が有益な生体機能調節を引き出すことを確認
乳酸菌の新たな可能性 乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が 腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、 有益な生体機能調節を引き出すことを確認 ―第11回 国際乳酸菌シンポジウム(9月2日/オランダ)にて発表― カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:山田藤男)発酵応用研究所は、カルピス社保有の乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株(以下、「プレミアガセリ菌CP2305」)が、腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経へ働きかけること(脳腸相関(*))で、整腸効果や安眠効果などの有益な生体機能調節(*)作用を発現することを確認しました。 これらは、徳島大学大学院ヘルスバイオサイ...
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電通、東北ロクプロジェクトと協働で「未来創造プロジェクト」を発足
電通は東北ロクプロジェクトと協働で「未来創造プロジェクト」を発足 ―6次産業モデルの価値創出に取り組み、東北復興と日本の未来に貢献する― 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直、以下「電通」)は、一般社団法人東北復興プロジェクト(代表理事:渡部 哲也、所在地:宮城県仙台市)と株式会社東北6次産業創出支援センター(代表取締役:大江 文彦、本社:宮城県名取市)からなる「東北ロクプロジェクト」と協働で、「未来創造プロジェクト」を始動します。東北復興に向け、農・漁業生産から製品化、販売サービスまでを融合する「6次産業モデル」(※1)の確立を目指し、さらには日本のあるべき未来...
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日立など、国際高効率規格IE5レベルを達成したアモルファスモーターを開発
国際高効率規格IE5レベルを達成したアモルファスモーターを開発 モーター効率96%を実現する材料評価・設計技術を開発 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と株式会社日立産機システム(取締役社長:青木 優和/以下、日立産機)は、このたび共同で、産業用モーターの国際高効率規格の最高レベルであるIE5(*1)を達成するアモルファスモーター(*2)を開発しました。これは、アモルファスモーターの鉄心に用いているアモルファス金属(*3)の高精度評価技術と最適設計技術を開発したことにより実現したものです。この技術を用いて試作した11kWアモルファスモーターは、従来の体格以...
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電通、日経BP社と日本生産性本部と共同で「健康経営フォーラム」を発足
電通、日経BP社と日本生産性本部とともに「健康経営フォーラム」を発足 −会員企業を募って、健康経営の普及・推進事業を展開− 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)は、6月10日に株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長:長田 公平)と公益財団法人日本生産性本部(本部:東京都渋谷区、理事長:松川 昌義)と共同で、「健康経営フォーラム」を発足させます。 電通では、平成22年度より経済産業省「医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業」の個別事業として「『健康経営(R)(※)』による健康・医療の産業化調査事業」を進め、「健康経営」というコンセプトのもと、経営施策...
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東北大など、無彩色偏光板を用いたペーパーホワイト反射型液晶ディスプレーを開発
無彩色偏光板を用いた ペーパーホワイト反射型液晶ディスプレイを開発 東北大学大学院工学研究科の藤掛英夫教授、石鍋隆宏准教授らの研究グループは、株式会社ポラテクノと日本化薬株式会社と共同で、無彩色の偏光板と、それを用いて高品位な紙のような白色表示を可能とする反射型液晶ディスプレイの開発に成功しました。 太陽光などの自然光を光源として、その反射によって画像を表示する反射型液晶ディスプレイは、バックライトが不要なため、消費電力が少なく、薄く、軽いという特長があり、近年、モバイル機器用ディスプレイとして注目されています。しかし、バックライトを用いる従来の透過型液晶ディスプレイのよ...
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富士通研究所、病院や介護施設におけるカメラによる患者の状態認識技術を開発
カメラによる患者の状態認識技術を開発 病院や介護施設における患者の見守りと看護業務負荷を軽減 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、カメラを用いて入院患者のベッドでの起き上がり(起床)、ベッドからの立ち去り(離床)やベッド上での行動を高精度に検知する患者の状態認識技術を開発しました。 病院や介護施設において、看護師が気付かないうちに入院患者がベッドを離れて徘徊・転倒する事故や、痛みなどで寝つけないなどの状況に看護師が気付くのが遅れることがあります。従来用いられていた、人の重さの圧力を検知するセンサーでは、寝返りに反応してしまうなど検知がうまくいかない場合が...
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暗号化したまま検索が可能な秘匿検索技術を開発 16,000文字の検索を1秒で実現しゲノム研究など機密データの検索に応用可能 株式会社富士通研究所(注1)は、暗号化された文字列データを暗号化したまま検索することができる秘匿検索技術を開発しました。事前の検索キーワードの登録が不要で、暗号化された文字列データから任意の文字列を検索することが可能です。 今回、機密データを秘匿しながら演算できる準同型暗号(注2)をベースに、すべての文字列データに対して、暗号化された検索キーワードが一致するかどうかを高速に一括判定する方式を、新たに開発しました。これにより、16,000文字の検索が1...
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NECソフトなど、新規蛍光タンパク質を組み込んだ「光る花」の開発に成功
■光る花の研究開発に成功 ※参考写真は添付の関連資料を参照 NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:古道 義成、以下NECソフト)、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市、理事長:堀江武)花き研究所、株式会社インプランタイノベーションズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:高根健一(◇))、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市、学長:小笠原直毅)は、共同研究により、新規蛍光タンパク質を組み込んだ光るトレニア(Torenia fournieri、写真)の開発に成功いたしました。 ◇取締役名の正式表記は添付の関連資料を参照 花き市場に...
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6月27日(木)イオンと神田外語グループがパートナーシップを締結 イオンと神田外語グループ・神田外語大学は6月27日(木)、「パートナーシップに関する協定」を締結します。この協定は、アジア地域においてお客さまに最良の商品・サービスを提供するには、言語を含めた現地の価値観・文化・習慣の理解(=人文科学的知見)が必要との共通認識に基づき、「実業」と「人文科学系大学」の連携を目指すものです。 <提携の主な内容> ・イオングループにおけるインターンシップの実施、就職活動への協力、国内外でのワークショップの開催 ・神田外語グループで開催する地域住民、学生を対象としたイオンの公開講座...
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フレンテ・インターナショナル、乳酸菌LS1の効果的服用方法を発表
乳酸菌LS1の効果的服用方法を発表 乳酸菌LS1とプラークコントロールの併用により乳酸菌LS1の定着が向上 株式会社フレンテの事業会社である株式会社フレンテ・インターナショナル(本社:東京都板橋区/社長:小池孝)は、東海大学医学部感染症研究室 古賀泰裕教授との共同研究した乳酸菌LS1(*1)について、2013年5月30日(木)開催の「プロバイオティクスシンポジウム2013」(日本プロバイオティクス学会主催)にて発表を行いました。 今回の発表において、乳酸菌LS1含有錠菓を服用し、歯肉縁下プラーク中よりL.salivariusが検出された時、歯肉縁下プラーク中の歯周病原細菌P.gingivalis(*2)が有意に減少...
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ルネサスエレクトロニクス、ベルギーの「Imec」と28nm CMOS技術で高性能RFソリューションを開発
Imecとルネサスが28nm CMOS技術で高性能RFソリューションを開発 欧州の独立系ナノエレクトロニクス研究機関であるImec(所在地:ベルギー ルーベン市、CEO:Luc Van den hove)とルネサス エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鶴丸 哲哉、以下ルネサス)はこのたび、最先端のデバイス、プロセスや回路技術の研究成果が発表されるVLSIシンポジウムの回路部門(会期:2013年6月12日〜14日、会場:京都)において、世界で初めて28nm(ナノメートル) CMOS技術を用いた複数の無線規格対応RFレシーバおよびLTE−advanced(注1)、次世代WiFi(注2)をはじめとする広帯域通信規格向けA/Dコンバ...
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産総研、住友精化と共同で過酸化水素を用いたニトロキシドポリマーの製造法を開発
過酸化水素を用いたニトロキシドポリマーの新たな製造法 −低環境負荷で安全な製造法− 【ポイント】 ・新たな触媒を開発したことにより反応時間を大幅に短縮 ・酸素発生量を抑制して、安全で実用的なプロセスを確立 ・安価な機能性樹脂の安定的な供給につながることを期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)触媒化学融合研究センター【研究センター長 佐藤 一彦】革新的酸化チーム 今 喜裕 主任研究員、佐藤 一彦 研究センター長らは、住友精化株式会社【社長 上田 雄介】(以下「住友精化」という)と共同で、機能性樹脂として期待されるラジカル...
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アナログ・デバイセズ、ブロードバンドRF/IFゲイン・ブロック4製品を発表
アナログ・デバイセズ、 業界をリードするブロードバンドRF/IFゲイン・ブロック4製品を発表 広い周波数レンジにわたって、直線性、消費電力、ノイズ・フィギュア という、相反する性能を業界最高の高い次元で実現 アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、高いダイナミック・レンジが要求される通信・防衛・計測機器などのシステムを容易に設計できる、RFゲイン・ブロック(RFアンプ)「ADL5544」、「ADL5545」、「ADL5610」、「ADL5611」の4製品を発表しました。これらのRFアンプは30MHz〜6GHzの周波数で動作し、高い直線性、ゲイン、低ノイズ・フィギュアという相反する特性を、低い消費電力で実現していま...
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東大とIHI、航空機用エンジンの先端・基盤技術に関する社会連携講座の本格的運営を開始
東大とIHIによる航空機用エンジンの先端・基盤技術に関する社会連携講座が始動:航空宇宙工学専攻 教授 渡辺紀徳、特任准教授 岡井敬一 東京大学大学院工学系研究科(所在地:東京都文京区、研究科長:原田昇)と株式会社IHI(本社:東京都江東区、社長:斎藤保)は、平成24年12月に開設された社会連携講座「将来航空推進システム技術創成」について、本格的運営を開始しました。 本講座は、将来の航空輸送が広く社会に受け入れられ、持続的に発展するために不可欠な、安全で高度な環境適合性を有する革新的な航空推進システムの実現を目指した先端・基盤技術の創成ならびに人材の育成を目的として、以下の研究課...
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松谷化学、香川大と共同で希少糖「D−アロース」の寿命延長効果の研究結果を発表
香川大学、松谷化学工業が共同で 希少糖「D−アロース」の寿命延長(アンチエイジング)効果の研究結果を発表 線虫の平均寿命が20%延長 でん粉加工と機能性食品素材の総合メーカー 松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長:松谷晴世 以下、松谷)は、このたび香川大学(香川県木田郡三木町)農学部 佐藤正資教授、香川大学希少糖研究センター 何森健特任教授と当社研究所の希少糖(レアシュガー)研究チームの共同研究で、希少糖の一種であり、ノンカロリーと推定される「D−アロース」が、線虫を用いた実験によって平均20パーセントの寿命延長効果(アンチエイジング効果)があることを確認し...
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NICTとKDDI研、生残設備を最大限活用した"暫定光ネットワーク"を構築
災害時に頼りになる!生残設備を最大限活用した"暫定光ネットワーク"を構築 〜製造ベンダが異なる装置のネットワークを統合制御管理〜 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)と株式会社KDDI研究所(以下「KDDI研」、代表取締役所長:中島康之)は、東日本大震災の教訓を踏まえ、災害時に素早く簡単に"暫定光ネットワーク"を構築するために、製造ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発し、光パス(*1)の設計・制御の実証実験を行いました。本技術が実用化されれば、災害で設備が損壊した場合でも、損壊を免れた地域の設備を利用して暫定的な光ネットワークの...
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東芝、ヘルスケアサービス用インテリジェントセンサモジュールを開発
ヘルスケアサービス用インテリジェントセンサモジュールの開発について −脈波・心電・体温・体動などをセンシングする小型モジュールを試作− 当社は、ヘルスケアサービスやクラウドにおいて、脈波・心電・体温・体動などの複数の生体情報を同時にセンシングし、無線でスマートフォンやタブレット端末等に送出するインテリジェント生体センサモジュールSilmee(Smart healthcare Intelligent Monitor Engine&Ecosystem)を開発し、このセンサエンジンを用いた小型ウェアラブルセンサを試作しました。当社は、この成果を3月6日から東京で開催されるメディカルICTの国際シンポジウムISMICT2013で発表します。 ※参考画像は添付の...
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慶大など、試験科目に対応の「知財マネジメント講座」を共同で開発
大学院メディアデザイン研究科・東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社 昨年度に引き続き「知財マネジメント講座」を共同で開発 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下KMD)とコンテンツ・プロデューサー育成を専門とする東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社(東京都世田谷区、代表取締役社長:吉原浩一、以下TCPL)は、昨年(2011年)度に引き続き、今年(2012年)度も「知財マネジメント講座」を共同で開発します。 本講座は、国家試験である知的財産管理技能検定1級(コンテンツ専門業務)(※1)の試験科目に対応し、講座内容はKMDの知財教育(※2)の考え方とTCPLのコンテンツ・...
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日立と京大、石英ガラスにCD並み容量のデジタルデータを記録・再生する技術を開発
石英ガラスの内部にCD並み容量のデジタルデータを 記録・再生する技術を開発 数億年のデータ保存に耐えるデジタルアーカイブを実現 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、京都大学工学部 三浦清貴研究室と共同で、デジタルデータの半永久的保存を目指して、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラス内部に、コンパクトディスク(以下、CD)並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発しました。データの記録にはレーザーを使用し、再生には光学顕微鏡を用います。この技術は、レーザーの焦点位置を変えることによって石英ガラス内部に多層の記録層を作製することから、高い記録密度が得られ...
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JTB総研、今年度から「観光危機管理体制構築支援事業」を本格開始
(株)JTB総合研究所 「いざというときに安心な観光地」の基盤を固める地域の取り組みを支援 「観光危機管理体制構築支援事業」今年度から本格開始 株式会社JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野 健)は、地震、津波といった自然災害や新型伝染病などの危機発生時における、観光客の安全確保や、早期帰宅に向けた支援、災害後の早期観光復興の体制づくりなどを地域が円滑に行うための「観光危機管理体制構築支援事業」を今年度から本格的に開始します。 東日本大震災を経て、国や地域の防災計画の見直しが行われていますが、その主たる対象は、地域の住民とその財産です。一方、旅行者・観光客...
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アバゴ・テクノロジー、小型セル基地局とポータブルGPSシステム向けRF製品群を発売
アバゴ・テクノロジー、小型セル基地局とポータブルGPS向けのRF製品群を発表 高利得、高線形性パワーアンプ、超低雑音LNA、LNA/フィルタの一体型モジュールで、システムの性能向上と設計の簡素化を実現 アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)は、本日、マクロセル、ピコセル/フェムトセル携帯電話基地局、ならびにポータブルGPSシステムに向けた新しいRF製品群を発売したことを発表しました。 アバゴ・テクノロジー、ワイヤレス製品担当マネージャのアレン・チエンは、「あらゆる場所からインターネットにアクセスしたいというニーズは高まり、携帯電話のトラ...
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東芝、64コアを集積した車載機器などの組み込み用途向けメニーコアSoCを開発
車載機器やデジタルプロダクツなどの組み込み用途向けメニーコアSoCの開発について ― 従来試作品の8倍の64コアを集積 ― 当社は、車載機器やデジタルプロダクツなどの組み込み用途向けに、従来試作品(注1)の8倍の64コアを集積し、処理性能が約14倍向上したメニーコアSoCを開発しました。 近年、動画像圧縮伸長処理、画像認識処理などのマルチメディア処理に対して高い性能が要求されており、現在一般的に使用されるマルチコアよりもプロセッサコア数を増やしたメニーコアの実用化が期待されています。しかし、メニーコアを組み込み用途として使用するためには消費電力やサイズに課題がありました。...
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富士フイルム、メッシュコラーゲンが表皮細胞の増殖を促進していることを解明
メッシュコラーゲン(IV型コラーゲン)の細胞賦活効果を発見 世界で初めて(※1)メッシュコラーゲン(※2)基底膜層を持つ新たな皮膚モデルの開発に成功 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆*)は、肌の基底膜層に存在するメッシュコラーゲン(※2)が正常な状態だと、肌の表皮細胞が増殖して表皮層が厚くなることを見出しました(図1)。この結果から、メッシュコラーゲンを正常な状態に維持することで、加齢による肌の厚みの低下で生じるハリ、弾力の減少を防ぐことが期待されます。 *社長名の正式表記は添付の関連資料を参照 さらに、当社は東京大学阿部 啓子名誉教授/ 特任教授との共同研究により...
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ヤクルト、インドでのプロバイオティクス研究進展などで「インド科学財団」を設立
インド科学財団を設立 株式会社ヤクルト本社(代表取締役会長CEO 堀 澄也)とダノン(会長兼CEOフランク・リブー)では、両社が設立した「グローバルプロバイオティクス委員会」の活動の一環として、インドにおけるプロバイオティクス研究の進展と科学的知見の交流、プロバイオティクスの理念を幅広く普及させることを目的に、『インド科学財団』を設立しましたので、お知らせします。 ヤクルト本社とダノンは、プロバイオティクスの普及を目的に、2007年から毎年スポンサーとしてインドでプロバイオティクスシンポジウムを開催していましたが、今後は新たに設立した『インド科学財団』が主催しシンポジウム...
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大日本スクリーンと大阪大学、太陽電池の瞬間的な発電の可視化に成功
大日本スクリーンと大阪大学、太陽電池の瞬間的な発電の可視化に世界で初めて成功 〜光と電波の性質を兼ね備えた「テラヘルツ波」により、太陽電池の発電効率向上へ〜 大日本スクリーン製造株式会社と大阪大学はこのほど、太陽電池に極めて短時間のレーザー光を照射することで発生するテラヘルツ波(※1)の検出に世界で初めて成功。従来は確認できなかった、1兆分の1秒という瞬間的な太陽電池の発電状態の可視化を実現しました。この現象を太陽電池の発電効率向上につながる技術と考え、今後、実用化に向けた研究をさらに進めていきます。 テラヘルツ波は、X線や可視光などの光と、無線やレーダーに代表される電波...
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ルネサスエレクトロニクス、微弱な電力で無線通信規格対応機器にデータ送信できる近距離無線技術を開発
電池レスで、Bluetoothや無線LANなどに対応した携帯機器に データ送信できる新・近距離無線技術を開発 〜環境電波から回収した微弱な電力でデータ送信が可能〜 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰)はこのたび、センサからのいろいろな情報を超小型端末(以下、センサノード)から携帯機器へ送信する際、微弱な電力でBluetooth(注1)や無線LANなどの一般的な無線通信規格対応機器にデータ送信できる新しい近距離無線技術(1m弱の通信距離)を開発しました。 通常Bluetoothや無線LANなどを使ってデータ送信を行う際、センサノードの送信部では十数m...
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NICT、北陸先端科学技術大学院大学と連携推進に関する協定を締結
情報通信研究機構と北陸先端科学技術大学院大学との 連携推進に関する協定の締結について 独立行政法人情報通信研究機構(宮原秀夫理事長:略称NICT)と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(片山卓也学長:略称 JAIST)は、平成23年4月27日(水)、災害に強い情報通信ネットワークの共同研究や人材交流等、情報通信分野における幅広い相互協力を一層推進するための連携協定を締結しました。 両機関は、これまで、個別の分野において共同研究や相互の研究者の交流を実施してきました。今回、この連携を組織的な連携へと発展させ、本協定の下、共同研究、施設設備の相互利用、研究者交流を一層積極的...
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興和、肝細胞がん再発抑制剤「ペレチノイン」の作用メカニズム解明につながる結果を発表
肝細胞がん再発抑制剤「ペレチノイン(開発コード:NIK−333)」の作用メカニズム解明につながる結果を発表 〜米国臨床腫瘍学会 消化器癌シンポジウム 2011〜 興和株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:三輪芳弘、以下「興和」)は、2011年1月20日〜22日に米国 サンフランシスコで開催される「米国臨床腫瘍学会 消化器癌シンポジウム 2011(American Society of Clinical Oncology Gastrointestinal Cancers Symposium 2011)、以下『ASCO−GI 2011』」のジェネラルポスターセッションB...
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東大とJST、電子・正孔ともに高い移動度を実現するゲルマニウム電界効果トランジスターを開発
電子・正孔ともに世界最高移動度を持つゲルマニウム電界効果トランジスターを実現 (次世代CMOSへ新たな道) JST 課題解決型基礎研究の一環として、東京大学大学院工学系研究科の鳥海 明 教授らは、電子・正孔ともに世界最高の移動度(注1)を持つゲルマニウムを用いた絶縁ゲート型電界効果トランジスター(注2)の開発に成功しました。 低消費電力デバイスを構築する上でCMOS(Complimentary MOS)(注3)技術は欠かせません。現在はシリコンCMOSが主流ですが、次世代CMOSの高性能化に向けてトランジスターのスイッチ速度に直結する飛躍的に移動度が高いトランジスターの実...
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NTTやNECなど9社、100Gbpsイーサネットを効率的に運ぶ広域光ネットワーキング実験に成功
100Gbpsイーサネットを効率的に運ぶ広域光ネットワーキング実験に成功 〜NICT委託研究で、光通信の先端技術を開発、遠隔地の大容量データへのオンデマンドアクセスを実証〜 日本電信電話株式会社(以下「NTT」)、日本電気株式会社(以下「NEC」)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下「NTT Com」)、三菱電機株式会社(以下「三菱電機」)、株式会社日立製作所(以下「日立」)、株式会社KDDI研究所(以下「KDDI研」)、富士通株式会社(以下「富士通」)、沖電気工業株式会社(以下「OKI」)は、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」)の委託研究(*1−3)によ...
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カゴメ、野菜ジュース活用の野菜摂取で生活習慣病のリスク低減の可能性を発表
野菜ジュースを活用した野菜摂取により 青年期における生活習慣病のリスク低減に期待 〜カゴメ、兵庫県健康財団の共同研究〜 カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、財団法人兵庫県健康財団(会長:家森幸男)との共同研究で、青年期における生活習慣病のリスクは血中カロテノイド濃度が関連しており、野菜摂取の方法として野菜ジュースを活用することで、血中カロテノイド濃度が上昇し、LDLコレステロールや腹囲が減少することを確認しました。青年期において野菜摂取の方法として野菜ジュースの活用により、生活習慣病のリスクの低減が期待できます。 なお、本研究内容は2009年10月に壮年〜老年期を対象とした...
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リコー、COP10の会期中に会議で用いられるドキュメントの出力運用管理業務を受託
リコー、COP10におけるドキュメント出力環境の運用管理業務を受託 〜環境やセキュリティにも配慮したMDSの提供でCOP10の運営を支援〜 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、COP10(「COP10:生物多様性条約第10回締約国会議」および「COP−MOP5:カルタヘナ議定書第5回締約国会議」)において、会期中、会議で用いられるドキュメントの出力運用管理業務を受託しました(*1)。想定されるドキュメントの出力環境について、マネージド・ドキュメント・サービス(MDS)の提供により、効率的なドキュメント出力環境を実現するための最適な機器の配置を行うほか、運営品質の維持...