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農芸化学
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明大と神戸大と理研など、真核微細藻類ユーグレナを使った「バイオコハク酸」の生産に成功
真核微細藻類ユーグレナを使った「バイオコハク酸」の生産に成功 ■要旨 JST戦略的創造研究推進事業先端的低炭素化技術開発ALCAにおいて、明治大学 農学部の小山内 崇 専任講師、理化学研究所、神戸大学、株式会社ユーグレナらの研究グループは、ユーグレナによるコハク酸の細胞外生産を発見しました。 生物が生体内で作る有機酸注1)はさまざまですが、その中でもコハク酸はバイオプラスチックの原料として近年注目を集めています。現在、多くのコハク酸は、石油を原料として化学的に生産されています。しかし、石油は限りある化石資源であり、生物由来の環境に優しいバイオコハク酸の生産が望まれており、年々生産量...
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メルシャン、ブドウ果実への受光がワインに花のような香りを与える成分であることを解明
ブドウ果実への受光が、ワインに花のような香りを与える成分 リナロールの生合成を高めることを発見 メルシャン株式会社(社長 横山清)は、キリン株式会社(社長 磯崎功典)のワイン技術研究所と共同で、ワインの重要な香り成分の一つであり、ブドウ果実中に含まれるリナロールは、その生合成には果実への受光が必須であることを明らかにしました。この研究成果は、8月5日(金)に公益社団法人日本農芸化学会の英文誌(Bioscience,Biotechnology,and Biochemistry)のオンライン版に掲載されました。 <研究の概要> ・リナロールは、花のような香りを呈し、ワインの品質に貢献する香り成分です。リナロールはブドウ果実中で...
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エスビー食品、農研機構との共同研究で生鮮ハーブの抗酸化能の時期別変動を確認
(独)農研機構 食品総合研究所−エスビー食品(株) 共同研究 生鮮ハーブの抗酸化能における時期別変動を確認 エスビー食品(株)(本社:東京日本橋、社長:山崎雅也)では、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所との共同研究により、国産ハーブ8種に関してORAC(oxygen radical absorbance capacity)法を用いて収穫時期による抗酸化能の変動解析、およびポリフェノール含量の測定を行いました。この研究結果を、日本農芸化学会2015年度大会(2015.3.26〜29、於:岡山大学)で、食品総合研究所より発表いたします。 ■研究の背景と目的 ハーブ類にはポリフェノールをはじめとする...
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大正製薬、空腹時の腹持ちをサポートする健康炭酸飲料「コバラサポート」を通販で発売
おなかが空いた時に。“飲んでふくらむ”新・健康炭酸飲料 ヘルスマネージ「コバラサポート」 7月1日発売(通販限定) ・商品画像は添付の関連資料を参照 大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、社長:上原 茂)は通信販売限定で「コバラサポート」を7月1日より発売いたします。 「コバラサポート」は、大正製薬が独自に開発した「コバラセンサー技術」(特許出願中)を使った炭酸飲料(ゆず風味)です。空腹時の腹持ちをサポートし、かつカロリーも約30kcal/缶と控えめなので、とくに間食のカロリーを気にする方にお薦めする商品です。 「コバラセンサー技術」とは、当炭酸飲料を(1)強酸性の人工胃液に...
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森永乳業、モラック乳酸菌の摂取がインフルエンザウイルス感染を軽減など研究成果を発表
モラック乳酸菌(MCC1849)による IgA産生促進作用と感染防御作用 〜日本農芸化学会2014年度大会(2014年3月27〜30日)発表内容のご報告〜 森永乳業は、東京大学大学院農学生命科学研究科八村敏志准教授との共同研究により、免疫賦活作用が期待される乳酸菌として選抜されたモラック乳酸菌(MCC1849)の摂取が、インフルエンザウイルス感染を軽減するとともに、腸管での感染防御に寄与するIgA(※1)産生を促進することをマウスを用いた試験で確認しました。これらの結果を、日本農芸化学会2014年度大会(3月27〜30日、明治大学)にて発表いたします。 <研究の背景と目的> 一部の乳酸菌や...
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日清ファルマ 男性更年期障害に関する研究成果を発表 タマネギの有効成分タマネギアリインのテストステロン低下抑制作用メカニズムを解明 日清製粉グループの日清ファルマ株式会社(社長:白神 俊典)は、男性更年期障害の緩和作用を有するタマネギアリイン(※1)に関する研究を行い、このたび精巣細胞を使った実験で、テストステロン(※2)低下抑制作用メカニズムを明らかにしました。また、老化にともなう性行動の減少改善効果や、寿命との関係を示唆する結果も確認しました。 これらの研究成果は、3月27日(木)〜30日(日)に開催される「日本薬学会第134年会(熊本)」および「日本農芸化学会201...
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森永乳業、アロエステロール含有AVGPの摂取による肌指標改善効果を発表
アロエステロール(R)含有AVGP(アロエベラゲルパウダー)摂取での肌指標改善効果 〜第31回日本美容皮膚科学会(8月10〜11日)発表内容のご報告〜 森永乳業は、このたび光老化モデルマウスおよび乾燥肌女性を対象とした試験において、アロエステロール(R)含有AVGP(アロエベラゲルパウダー)摂取における肌指標への効果の検討を行いました。その結果、皮膚水分量の保持および抗シワ効果が認められました。この結果を、第31回日本美容皮膚科学会(2013年8月10〜11日、神戸国際会議場にて開催)にて発表いたしました。 <研究の背景と目的> アロエは古くから、塗布による創傷治癒など、肌に対する効果が知ら...
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アルコール0.00%簡易測定法の確立 〔アルコール0.00%の簡易測定法〕 ※画像は添付の関連資料「添付画像」を参照 サッポロビール(株)は、既存測定法と比較して簡易に微量アルコールを検出する手法を開発し、この成果を3月26日に日本農芸化学会2013年度大会において発表します。 現在、飲料中の0.00%以下のアルコールを測定するには、市販の測定キットを利用した方法やガスクロマトグラフ質量分析装置で測定するなどの方法があります。しかし、これらの方法は分析装置を必要とするため、測定場所が限定され、迅速な検査が困難でした。 そこで、今回分析装置ではなく試薬を用いた視覚的なアプ...
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カルピス、乳酸菌CP1563株に体脂肪の低減作用があることを確認
乳酸菌ラクトバチルス・アミロボラスCP1563株 乳酸菌の摂取による体脂肪の低減作用を確認 第33回日本肥満学会にて発表 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:山田 藤男)発酵応用研究所は、当社保有の乳酸菌ラクトバチルス・アミロボラス CP1563株(以下、「CP1563株」)に、体脂肪を低減する作用があることをヒト試験で確認しました。この研究結果を2012年10月11日〜12日に開催された第33回日本肥満学会で発表しました。 【研究の背景】 「CP1563株」は脂質代謝を促進する核内受容体PPARα(*1)の活性化能が高いことから選抜された当社保有の乳酸菌です。当社は...
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ノエビアグループの常盤薬品工業は、 大豆イソフラボンが、メラニン生成に関わる酵素「DCT」を抑制し、美白に有効である ことを明らかにしました 『日本農芸化学会2012 年度大会』 にて発表 <概 要> ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都中央区、社長:中野 正隆)は、大豆イソフラボンに美白作用があることを見出しそのメカニズムを明らかにしました。 メラニンの生成を促進する重要な酵素として、チロシナーゼと並び「DCT(dopachrometautomerase:ドーパクロムトートメラーゼ)」があります。本研究では、大豆イソフラボンに含まれるゲニステインに、DCTを...
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森永乳業、理研などとの研究でビフィズス菌BB536含有のヨーグルト摂取が毒素産生型フラジリス菌を除菌
〜森永乳業株式会社 食品基盤研究所より〜 ビフィズス菌 BB536含有ヨーグルトの摂取による大腸がんリスク要因と考えられている 毒素産生型フラジリス菌に対する除菌作用 〜日本乳酸菌学会2011年度大会(2011年7月11〜12日)発表内容のご報告〜 〜日本農芸化学会2011年度大会(2011年3月25日−28日)発表内容のご報告〜 森永乳業は、理化学研究所 辨野(べんの)義己特別招聘(しょうへい)研究員および広島大学 田辺創一教授との共同研究にて、ビフィズス菌BB536を含有するヨーグルトの摂取が、大腸がんリスク要因と考えられている毒素産生型フラジリス菌を除菌するという研究結果...
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ポーラ化成、バラ科のアロニアベリーに体内のエネルギー産生を向上させる作用を確認
バラ科のアロニアベリーに体内のエネルギー産生を向上させる作用を確認 年齢とともに太りやすくなる女性のダイエットをサポートする可能性 ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(本社:東京都品川区 社長:岩崎泰夫)は、バラ科のアロニアベリー(学名:Aronia melanocarpa)に、体内のエネルギー産生を向上させる作用があることを新たに見出しました。 ※参考画像は添付の関連資料を参照 多くの方が年齢とともに太りやすく、やせにくくなると感じています。特に女性は更年期前後にウエスト周囲に脂肪がつきやすくなり「中年太り」を意識するといわれています。その原因として、運...