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パテント・リザルト、「大学別 共同出願件数ランキング2011」を発表
大学別 共同出願件数ランキング2011、トップ3は東北大、東大、東工大
株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学における共同出願件数を集計した「大学別 共同出願件数ランキング2011」をまとめました。日本の特許庁に出願した海外の大学からの出願も含め、2011年12月末までに公開された公報を対象に集計しました。
集計の結果、1位 東北大学、2位 東京大学、3位 東京工業大学となりました。
*順位表は添付画像を参照
1位 東北大学の共同出願が多い分野は、半導体、材料、ナノ構造物、医薬などが挙げられます。共同出願相手先としては、東京エレクトロンが最も多く、NECトーキン、トヨタ自動車、三菱化学、ロームと続きます。
2位 東京大学の共同出願が多い分野は、遺伝子工学、材料分析、ナノ構造物、医薬品、有機化学などが挙げられます。共同出願先の上位2社はトヨタ自動車、日産自動車となっており、自動車メーカーとの研究が盛んであることが伺えます。そのほか、富士通、NTTなどとも共同出願を行っています。
3位 東京工業大学は、有機低分子化合物、触媒、燃料電池、導電材料などの分野において共同出願を行っています。住友化学、JX日航日石、JSR、三菱電機と共同出願を行っています。
このほか、海外の大学では、米国のカリフォルニア大学や中国の精華大学が日本への積極的な出願を行っています。特に中国精華大学の出願件数の伸びが著しく、タッチパネルや炭素繊維などの分野でFOXCONN ELECTRONICSと多くの共同出願を行っています。
本ランキングに関する詳細は【大学TLO 特許ランキングデータ集2011】に収録されています。
*以下、詳細は添付資料を参照