イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Pickup keyword

cell

  • タカラバイオ、WaferGen社製シングルセル解析システムを用いた受託サービスを開始

    WaferGen Bio−systems社製 シングルセル解析システムを用いた受託サービスを開始  タカラバイオ株式会社は、WaferGen Bio−systems, Inc.(以下、「WaferGen社」)が開発した、シングルセル解析システムICELL8(TM) Single−Cell Systemを用いた遺伝子発現解析の受託サービスを2016年12月1日から開始いたします。  多くの遺伝子解析では、これまで技術的制約から組織片や細胞集団をサンプルとせざるを得ませんでした。しかしながら、近年は、がんなどの様々な性質の異なる細胞から構成される組織や、iPS細胞から作製される再生医療用の細胞など、1細胞(シングルセル)単位での解析を可能とする技術が望まれています。  ICELL8(TM) ...

  • 京大、染色体DNAの断裂が自然発生する分子機構と断裂を修復する分子機構を解明

    染色体DNAの断裂が自然発生する分子機構と断裂を修復する分子機構の解明 ―細胞で染色体DNAの断裂は大量に自然発生する―  武田俊一 医学研究科教授、笹沼博之 同准教授らは、身体のなかの神経細胞を含む多くの細胞で日常的にDNA2重鎖切断が発生していることを証明しました。これは発がんの原因になる病的なDNA2重鎖切断が、放射線被曝していなくてもすべての細胞で毎日複数個起こっていることを意味します。  本研究成果は2016年11月4日午前1時に、Cell社の学術誌「Molecular Cell」に掲載されました。 <研究者からのコメント>  iPS細胞を治療に応用するときに、iPS細胞を培養中に変異が蓄積するという問題がありまし...

  • 九大、生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明

    生殖細胞形成におけるDNAメチル化の変化とその調節因子を解明 −不妊の原因解明、治療法開発への応用に期待−  私たちの体は精子と卵子が融合してできる一つの受精卵に由来します。この精子や卵子の元となる生殖細胞が形成される過程では、遺伝子の働きを調節するDNAメチル化という化学修飾(細胞が備え持つ修飾の一つ)が大きく変化します。誕生したばかりの生殖細胞は体の中にごく僅かしか存在しないため、その詳細な研究はこれまで困難でした。2011年、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授、林克彦准教授(現九州大学医学研究院教授)らが様々な細胞に分化する能力を持つマウス多能性幹細胞から、培養皿の中で生殖...

  • 東北大、体細胞を生殖細胞に近づける手法を開発

    体細胞を生殖細胞に近づける手法の開発 <概要>  東北大学加齢医学研究所 医用細胞資源センターの松居靖久(まついやすひさ)教授と、東北大学大学院生の関中保(せきなかたもつ)らの研究グループは、新たな細胞培養手法を開発し、マウス体細胞を生殖細胞に近づけることに成功しました。生殖細胞は精子と卵子に分化し、受精により次の世代の個体を作り出すことのできる唯一の細胞です。もし皮膚の細胞など、体を作っている普通の細胞から生殖細胞を作り出すことができれば、将来的に産業動物の育種や絶滅危惧動物の増殖、さらに究極的にはヒトの生殖医療へと繋がる可能性があります。  この研究は、慶應義塾大学との共同...

  • 東大、大腸がん発症の鍵を握る仕組みを解明

    大腸がん発症の鍵を握る仕組みの解明 1.発表者:  秋山 徹(東京大学分子細胞生物学研究所 分子情報研究分野 教授)  川崎 善博(東京大学分子細胞生物学研究所 エピゲノム疾患研究センター癌幹細胞制御研究分野 准教授) 2.発表のポイント:  ◆大腸がん細胞がタンパク質をコードしない新規の長いRNA“MYU”を多量につくる仕組みを発見しました。  ◆MYUは大腸がん細胞が腫瘍をつくるために必須であること、およびMYUが腫瘍をつくる仕組みを発見しました。  ◆本成果は、MYUおよびMYUが腫瘍をつくる仕組みを標的とした薬剤の開発や大腸がんの治療への貢献が期待されます。 3.発表概要:  Wntシグナル(注1)の異...

  • ブリヂストン、タイヤ「ECOPIA」がホンダの新型燃料電池自動車に新車装着

    「ECOPIA」が本田技研工業株式会社の新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」に新車装着  株式会社ブリヂストンは、本田技研工業株式会社(以下Honda)が3月10日に国内向けに発売した新型燃料電池自動車(以下FCV)「CLARITY FUEL CELL」の新車装着タイヤとして、「ECOPIA」を納入します。  今回装着されるタイヤ「ECOPIA EP160」は、安全性能や操縦性能などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗の低減を追求しており、当該車両が追求する性能の一つである一回の水素充填による走行距離の向上に貢献しています。また、乗り心地や静粛性能も含めて高次元で両立させることにより、当該車両の魅力を足元から...

  • 三菱電機、単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール「マルチルーフ」245Wシリーズ6機種を発売

    高出力と多様な形状の組み合わせで、発電容量を拡大 国内住宅用 単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール新商品発売  三菱電機株式会社は、国内住宅用の太陽電池モジュールの新商品として、高出力の新型太陽電池セル(以下セル)と屋根の形にあわせた多様な形状の組み合わせで大容量の発電を実現する単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール「マルチルーフ(R)」245Wシリーズ6機種を6月20日に発売します。本商品は「スマートグリッド EXPO2016」(3月2日〜3月4日、於:東京ビッグサイト)に出展します。  *製品画像は添付の関連資料を参照 ■新商品の特長 1.新構造の導入と面積を拡大した新型セル採用により、2...

  • コーセー、「コスメデコルテ」からエイジングケアのための新スキンケア「セルジェニー」を発売

    〜目指したのは"張(ちょう)密(みつ)肌(はだ)"〜 『コスメデコルテ』から新スキンケア「セルジェニー」発売  株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、9月16日より、エイジングケア(※1)のための新スキンケア「コスメデコルテ セルジェニ―」(10品目 10品種、税抜4,000円〜8,000円)を全国の百貨店や化粧品専門店で販売します。発売に先がけて、ベーシックケアアイテムをセットした「セルジェニー トライアル プログラム」を8月21日より数量限定発売します。  ※1:年齢に応じたお手入れのこと  『コスメデコルテ』ブランドから発売する、「セル...

  • 京大など、ヒトの皮膚細胞から軟骨様細胞へ直接変換に成功

    ヒトの皮膚細胞から軟骨様細胞へ直接変換に成功 『PLOS ONE』に掲載 <ポイント>  ・2011年にマウスでは2つのリプログラミング(注1)因子と1つの軟骨因子を用いて、皮膚細胞から軟骨様細胞にすることを報告した。  ・今回の研究ではマウスと同じ因子を用いて、ヒト皮膚線維芽細胞から軟骨細胞様細胞にすることができた。 <1. 要旨>  王谷英達(大阪大学医学系研究科/前京都大学CiRA)、妻木範行教授(京都大学CiRA/JST CREST(注2)らの研究グループは、ヒトの皮膚線維芽細胞(注3)からiPS細胞を経ずに軟骨細胞様細胞(induced chondrogenic cell:iChon cell)へと直接変換すること(ダイレクト・リプログラミング)に...

  • 東北大、マウス視神経挫滅モデルにおけるNrf2活性剤の神経保護作用を確認

    緑内障の神経保護治療への新しいアプローチ マウス視神経挫滅モデルにおけるNrf2活性剤の神経保護作用 【概要】  東北大学大学院医学系研究科の中澤徹教授、丸山和一講師、檜森紀子助教らは、酸化ストレス防御機構において中心的な役割を担う転写因子であるNrf2(NF−E2 related factor2)の網膜神経節細胞死に対する関与、Nrf2活性剤の神経保護作用を明らかにしました。今後、Nrf2は緑内障における新規治療ターゲット分子となる可能性が期待できます。  本研究結果は、Journal of Neurochemistry(電子版)に5月30日に掲載されました。 【研究内容】  緑内障(注1)は40歳以上の約5%が罹患し、日本人における失明原因の...

  • 東北大、ドレス現象によるNK細胞の細胞死機構を発見

    ドレス現象(*)によるNK細胞の細胞死機構の発見  ナチュラルキラー(NK)細胞は、腫瘍免疫、感染免疫などにおいて中心的な役割を担うキラー細胞であることが知られている。感染や腫瘍局所では、NK細胞が、増殖し活性化して標的細胞を排除する。しかしその一方で、増殖した活性化NK細胞はどのようにして減少し、正常状態に戻るのかについては知られていなかった。  今回、東北大学加齢医学研究所の中村恭平研究員、小笠原康悦教授(生体防御学分野)の研究グループは、医学系研究科の張替秀郎教授、石井智徳准教授(血液・免疫病学分野)らと共同で、ドレス現象によるNK細胞の細胞死機構を発見した。NK細胞は活性化して腫瘍組...

  • パナソニック、HIT太陽電池が変換効率24.7%を研究レベルで達成

    実用サイズの結晶シリコン系太陽電池セルで実証 HIT(R)太陽電池が世界最高変換効率(※1)24.7%(※2)を研究レベルで達成  パナソニックは、HIT(R)太陽電池で、実用サイズ(100cm2以上)の結晶シリコン系太陽電池の変換効率としては世界最高となる24.7%を、セル厚み98μmにて、研究レベルにおいて達成しました。  今回達成した変換効率は、HIT(R)太陽電池の過去最高値(23.9%)を0.8ポイント、これまで実用サイズ(100cm2以上)で報告されている単結晶シリコン太陽電池の最高値(※3)を0.5ポイント上回る値であり、HIT(R)太陽電池が極めて高い変換効率を有していることが実証できました。  ま...

  • 東北大、異常なmRNAの分解を促進する新しい品質管理機構を発見

    異常なmRNAの分解を促進する新しい品質管理機構を発見  東北大学大学院薬学研究科の稲田利文教授らのグループは、遺伝病の原因となる異常タンパク質の合成を抑制する機構として、 異常なmRNAの分解を促進する新しい品質管理機構を発見しました。細胞の持つ新たな品質管理の仕組みが分子レベルで明らかになるだけでなく、遺伝病の原因となる様々な異常タンパク質の合成を効率的に抑制する治療薬の開発にも貢献する事が期待されます。 【研究内容】  ヒトの体を構成する約60兆個の細胞は、多種多様な機能を持っています。ヒトの遺伝子の数は2万数千個にすぎませんが、最終的なタンパク質の種類が数十倍程度まで増えることで、多...