Pickup keyword
抗がん剤
-
東大、神経ストレスが胃がんの進行を加速させるメカニズムを解明
神経ストレスが胃がんの進行を加速させるメカニズムを解明、新たな治療標的に 1.発表者: 早河 翼(東京大学医学部附属病院 消化器内科 助教) 小池 和彦(東京大学医学部附属病院 消化器内科/東京大学大学院医学系研究科 内科学専攻 消化器内科学 教授) 2.発表のポイント: ◆胃がんが進行する過程で、がん細胞が異常な神経細胞を呼び寄せ、集まった神経細胞からのストレス刺激が増えることで、ストレスを受けた胃がん細胞がさらに成長するという、胃がんの発育と神経ストレスの密接な関連とそのメカニズムを明らかにしました。 ◆神経ストレスが胃がんに与える影響はこれまで詳しく分かっていません...
-
生きた細胞内のグルタチオンを可視化し、定量する −がん治療研究や創薬研究への応用に期待− 1.発表者: 浦野 泰照(東京大学大学院薬学系研究科 薬品代謝化学教室 教授/大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 教授(兼担)) 神谷 真子(東京大学大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 講師) 梅澤 啓太郎(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 生体情報学分野 特任研究員、現所属:大学院薬学系研究科 薬品代謝化学教室 特任研究員) 吉田 昌史(研究当時:東京大学大学院医学系研究科 博士課程4年生 現所属:医学部附属病院 耳鼻咽喉科・...
-
東大、抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する国際共同研究成果を発表
抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初の国際共同研究成果 1.発表者: 永井 純正(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 遺伝子治療開発分野 講師) 2.発表のポイント: ◆抗がん剤のジェネリック医薬品の安全性に関する初めての国際共同研究を日米欧の研究者からなるチームが実施した結果、日米欧においては、その安全性に懸念は認められなかった。 ◆世界的に見てもジェネリック医薬品の安全性情報は豊富ではない現状において、日本におけるジェネリック医薬品の市販後のデータ収集の取組みはユニークで重要なものであった。 ◆今後、ジェネリック医薬品の安全性確保に資するデータ創出に...
-
JT、韓国社とHIF−PHD阻害薬「JTZ−951」に関するライセンス契約を締結
JW PharmaceuticalとのHIF−PHD阻害薬「JTZ−951」に関する ライセンス契約締結について 日本たばこ産業株式会社は、当社が創製し開発を進めてきた低酸素誘導因子−プロリン水酸化酵素含有タンパク質(Hypoxia Inducible Factor−Prolyl hydroxylase domain containing protein、HIF−PHD)阻害薬「JTZ−951」につきまして、JW Pharmaceutical(以下 JW)と、腎性貧血を適応とする経口薬の韓国における独占的開発・商業化権に関するライセンス契約を本日締結いたしましたので、お知らせいたします。 JTZ−951はHIF−PHDを阻害しHIFを安定化することで,内因性のエリスロポエチン(EPO)産生を亢進させることに加えて鉄代謝分子の発現を制御し,赤...
-
第一三共、キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験を開始
キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験開始について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区)は、抗がん剤キザルチニブ(FLT3−ITD阻害剤)について、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病の一次治療の適応取得を目的としたグローバル第3相臨床試験(QuANTUM−First試験)を開始しましたので、お知らせいたします。 本試験は、多施設共同、無作為化、プラセボ対照二重盲検比較試験であり、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病患者に対し、標準治療との併用療法および維持療法における、キザルチニブの有効性と安全性を評価するものです。主要評価項目は無事象生存期間(EFS)(*1)、重要な副次評価項...
-
エーザイ、抗がん剤「Kisplyx」が欧州において新たに進行性腎細胞がんに関する適応の承認を取得
抗がん剤「Kisplyx(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩) 欧州において新たに進行性腎細胞がんに関する適応の承認を取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、欧州統括会社エーザイ・ヨーロッパ・リミテッド(所在地:英国)が、自社創製の新規抗がん剤「Kisplyx(R)」(一般名 レンバチニブメシル酸塩、以下 レンバチニブ)について、欧州委員会(European Commission)より、「血管内皮増殖因子(VEGF)を標的とした薬剤の前治療歴を有する成人での進行性腎細胞がんに対するエベロリムスとの併用療法」の適応で承認を取得しましたのでお知らせします。レンバチニブの腎細胞がんに係る適応に...
-
東大など、複数のさい帯血ユニットを利用した新規移植法の開発へと結びつく成果を報告
複数のさい帯血ユニットを利用する新規移植法の開発へ 1.発表者: 大津 真(東京大学医科学研究所 幹細胞プロセシング分野/ステムセルバンク 准教授) 2.発表のポイント: ◆ひとつのユニットだけでは造血細胞数が不足する「さい帯血移植」の問題点を、複数ユニットの組み合わせ移植で克服し得る事を実験的に証明し、新たな移植法開発の可能性を示した。 ◆遺伝背景の異なる造血幹/前駆細胞であっても、組み合わせの移植により協調して早期の造血回復に寄与することから、移植の補助製剤としての使用が可能となることを初めて実証した。 ◆本成果を元に新規移植法が開発され、移植後早期の合併症リスクの軽...
-
日立化成、米国MDアンダーソンがんセンターと血中循環がん細胞に関する戦略的提携で合意
米国MDアンダーソンがんセンターと血中循環がん細胞に関する戦略的提携で 合意 −採血による転移性がんの早期発見や抗がん剤選定など、臨床応用へ期待− 日立化成(本社:東京、執行役社長:丸山 寿、以下、日立化成)とテキサス州立大学MD アンダーソンがんセンター(所在地:米国ヒューストン、学長:John Mendelsohn、以下、MD アンダーソン)は、このたび血中循環がん細胞(Circulating Tumor Cells、以下CTC)を捕捉する高精細フィルター、血液自動処理装置および試薬からなるシステム(以下、本システム)の開発および評価について4年間の戦略的提携(以下、本提携)で合意しました。本提携では、日立化成が資金および本シス...
-
エーザイ、「ハラヴェン」がフィリピンで「悪性軟部腫瘍」に関する効能・効果の承認取得
抗がん剤「ハラヴェン(R)」フィリピンにおいて新たに「悪性軟部腫瘍」に関する効能・効果の承認を取得 ―アジアにおいて日本についで2番目の悪性軟部腫瘍の承認― エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、フィリピンの販売子会社であるHI−Eisai Pharmaceutical,Inc.が、自社創製の抗がん剤「ハラヴェン(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、フィリピンにおいて、新たに「悪性軟部腫瘍」の効能・効果の承認を取得したことをお知らせします。「ハラヴェン」は、進行または再発の悪性軟部腫瘍(脂肪肉腫または平滑筋肉腫)を対象とした臨床第III相試験において、全生存期間の有意な延...
-
SBIバイオテック、CDC7/ASKキナーゼ阻害薬プログラムの進捗とマイルストーン収入の受領見込み
CDC7/ASKキナーゼ阻害薬プログラムの進捗に関するお知らせ 〜マイルストーン収入の受領見込みについて〜 がん・自己免疫疾患をターゲットとする免疫調節薬の研究開発を進めるSBIバイオテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:入江 健、以下「当社」)は、CDC7/ASKキナーゼ阻害薬プログラム(以下「Cdc7プログラム」)の進捗およびマイルストーン収入の受領見込みについて、下記のとおりお知らせいたします。 記 Cdc7プログラムは、がんを標的とした低分子の経口標的薬開発プログラムであり、当社とカルナバイオサイエンス株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:吉野公一郎、以下「カルナバ...
-
国立がん研と理研と島津製作所、ADCのがん組織中の薬物放出・分布を可視化した評価方法を確立
抗体薬物複合体(ADC)のがん組織中の 薬物放出・分布を可視化した画期的な方法を確立 次世代のがん治療薬ADCの精巧な設計を可能に ■本研究成果のポイント ・抗体薬物複合体(Antibody−drug conjugate:ADC)(*1)は、抗体に抗がん剤などの薬を付加したもの。抗体が特定の分子をもつがん細胞に結合する性質を利用して、薬を直接がん細胞まで運び、そこで薬を放出することで、抗腫瘍効果を発揮する。 ・質量顕微鏡を用いて、がん組織中における、ADCからの薬物の放出を直接みることに成功。 ・付加薬物を放射性同位元素で標識(ラベル)することなく、かつがん組織内での薬の放出と分布を観察できる方法の確立は、ADCの薬剤デザ...
-
P5、がん細胞の遺伝子を解析し治験情報等を医師に提供するサービスを開始
がん細胞の遺伝子を解析し、解析情報及び最新治験情報等を医師に提供する 「P5がんゲノムレポート」サービスを開始 〜個々のがん患者へのより適切な治療提供をサポート〜 P5(ピーファイブ)株式会社(※1)(以下、P5)は、患者のがん組織検体における複数の遺伝子変異を解析し、解析結果と合わせて患者の治療に役立つ可能性のある国内外の最新治験情報などをレポートにまとめ、医師向けに提供するプラットフォームを構築しました。2016年5月より「P5がんゲノムレポート」(以下、本サービス)としてサービスの提供を日本で開始します。また、本レポートサービスの最初の実施施設として、岡山大学病院での導入を...
-
エーザイ、欧州で抗がん剤「ハラヴェン」が進行性脂肪肉腫の適応で承認勧告を受領
抗がん剤「ハラヴェン(R)」が新たに進行性脂肪肉腫に関する適応について 欧州医薬品庁の医薬品委員会より承認勧告を受領 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、欧州統括会社エーザイ・ヨーロッパ・リミテッドが、抗がん剤「ハラヴェン(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、欧州医薬品庁(European Medicines Agency:EMA)の医薬品委員会(Committee for Medicinal Products for Human Use:CHMP)より、新たな適応となる「進行または転移性で、アントラサイクリン系抗がん剤治療(不適な場合を除く)を含む化学療法の前治療歴のある手術不能な成人の脂肪肉腫」の承認勧告を受領しましたので...
-
アストラゼネカ、「タグリッソ 40mgおよび80mg錠」の国内における製造販売承認を取得
アストラゼネカのタグリッソ(R)(オシメルチニブ)、EGFR T790M変異陽性転移非小細胞肺がん治療薬として国内における製造販売承認を取得 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下、アストラゼネカ)は、本日、「上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR−TKI)に抵抗性のEGFR T790M 変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌(NSCLC)」を効果・効能とした「タグリッソ(R)40mgおよび80mg錠」(一般名:オシメルチニブメシル酸塩、以下、「タグリッソ(R)」)の国内における製造販売承認を取得しましたことをお知らせいたします。タグリッソ(R)は、T790M遺伝子変異に...
-
アデランス、「スカルプガード pHコントロール 泡シャンプー&トリートメント」を発売
医療現場で働く看護師の声から生まれた商品 〜シャンプーとトリートメントを一体化&ポンプタイプで使いやすい〜 『スカルプガード pHコントロール 泡シャンプー&トリートメント』 3月14日(月)から新発売 株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、ムース状の泡で頭皮をやさしく洗い、pHバランスを整える「スカルプガード pHコントロール 泡シャンプー&トリートメント」を、アデランス直営の病院内ヘアサロン、全国のアデランス及びレディスアデランスのサロン、アデランス公式通販サイトなどで、3月14日(月)から新発売します。 「スカルプガード pHコントロール ...
-
東京工科大など、ヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許を取得
副作用の少ない抗がん剤などへ応用可能な ヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許を取得 東京工科大学(東京都八王子市片倉町、軽部征夫学長)応用生物学部の佐藤淳教授らの研究チームは、バイオベンチャー企業の株式会社NRLファーマ(神奈川県川崎市、星野達雄社長)との共同研究により、体内での安定性を向上させたヒトラクトフェリンFc融合タンパク質の特許(※1)を取得した。今後、ラクトフェリンの高い安全性や生理活性などを活かした、副作用の少ないがん治療薬などへの応用が期待される。 【背景】 乳などに含まれるラクトフェリン(以下、LF)は、抗腫瘍、抗炎症、抗酸化など様々な生理活性を示すタンパク質と...
-
iPS細胞関連分野の科学分析機器メーカーを買収 〜創薬スクリーニング技術と知見を融合し、ライフサイエンス事業を拡充〜 株式会社SCREENホールディングスはこのほど、iPS細胞由来の心筋細胞や神経細胞を使って医薬品候補材料の安全性試験などを行う細胞外電位測定システム(MEA:多電極電位計測)を手掛ける、アルファメッドサイエンティフィック株式会社(本社:大阪府茨木市/社長:慈幸 秀保氏)の株式を取得し、創薬研究分野や再生医療分野など、当社のライフサイエンス事業の拡充に貢献する連結対象子会社として、2016年4月より営業を開始する予定です。 現在、当社が進めている新規事業のひとつであるライフサイ...
-
エーザイ、抗がん剤「レンバチニブ」腎細胞がんに係る適応追加申請が米国FDAより優先審査品目に指定
抗がん剤「レンバチニブ」腎細胞がんに係る適応追加申請が米国FDAより優先審査品目に指定 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規抗がん剤レンバチニブメシル酸塩(一般名、以下 レンバチニブ)について、進行または転移性腎細胞がんに係る適応拡大申請が、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)に受理され、あわせて優先審査品目に指定されたことをお知らせします。 FDAの優先審査指定は、疾患の治療、予防、診断において、有効性あるいは安全性に顕著な改善をもたらす可能性のある薬剤の新薬承認審査を迅速に進める制度です。本指定により、本剤に関するPD...
-
胆管がんの原因遺伝子の特定と治療法の開発 【概要】 九州大学生体防御医学研究所の西尾美希助教、鈴木聡教授らの研究グループは、九州大学病院別府病院や産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と共同で、肝内胆管がんや混合型肝がんの原因としてMOB1(※1)シグナル経路が重要であることを見出しました。また、このシグナル経路を標的とする天然物の探索を行った結果、本年ノーベル賞を受賞した抗寄生虫薬イベルメクチン(※2)が肝内胆管がんの治療薬となりうることも発見しました。今後、肝がんの中でも依然極めて予後が不良であった肝内胆管がんや混合型肝がんの予後を改善できることが期待されます。 本研究は、文...
-
タカラバイオ、がん関連遺伝子を網羅的に解析するクリニカルシーケンスサービスを提供開始
がんクリニカルシーケンスサービスを提供開始 タカラバイオ株式会社は、がん関連遺伝子を網羅的に解析するクリニカルシーケンスサービス「Oncomine(TM)Cancer Research Panel解析サービス」を本年12月1日より開始いたします。 がんは、複数のがん関連遺伝子に変異が蓄積し、遺伝子の機能が失われることにより、引き起こされます。最先端のがん研究では、患者のがん関連遺伝子の変異情報を解析することで、新たな抗がん剤や治療法の開発に繋がることが期待されています。 本サービスは、国内外の大規模臨床研究で採用実績があり、豊富なデータに基づいた、次世代シーケンサーを用いる解析プラットフォームOncomine(TM)Cancer Resear...
-
難治性の白血病が発症するメカニズムの解明に成功 −新たな創薬に期待− <概要> 染色体転座という遺伝子異常によってMLL遺伝子が異なる遺伝子と融合するとMLLキメラと呼ばれる異常タンパク質が生じ、このタンパク質が働くと難治性の白血病を引き起こす。このタイプの白血病は乳児の急性リンパ性白血病の80%を占め、強い抗がん剤を用いた治療や骨髄移植をおこなっても再発しやすい。我々はMLLキメラタンパク質がSL1と呼ばれるタンパク質複合体を利用して白血病発症へと導いていることを見出した。 1.背景 様々な要因で染色体が傷つけられると、細胞はその損傷部位を修理しようと試みる。しかし、その損傷部位の修復時...
-
オンコリスバイオファーマなど、腫瘍溶解ウイルスとチェックポイント阻害剤併用で共同研究開始
腫瘍溶解ウイルス OBP−301とチェックポイント阻害剤の 併用に関する共同研究開始のお知らせ 当社は、McMaster大学(カナダ国オンタリオ州ハミルトン市)と共同研究を実施することを平成27年9月17日に決定しましたのでお知らせします。本契約に基づき、当社はMcMaster大学Karen Mossman教授の研究グループと、腫瘍溶解ウイルスOBP−301(テロメライシン)とチェックポイント阻害剤の併用に関する共同研究を開始します。 当社はがん免疫誘導に関する研究実績を多く持つMcMaster大学と、テロメライシンを併用したがん免疫関連の非臨床試験を実施します。本共同研究は、テロメライシンとチェックポイント阻害剤を併用した場...
-
メットライフ生命、終身ガン治療保険「Guard X」で「終身ガン通院サポート給付特約」を発売
終身ガン治療保険「Guard X(ガードエックス)」に新プラン登場 ―ガン治療の通院をサポートする新特約などを発売− メットライフ生命保険株式会社(代表執行役会長 社長 サシン・N・シャー)は、2015年9月2日から終身ガン治療保険「Guard X(ガードエックス)」において、入院を伴わない通院でも通院時の諸費用を日額で保障する「終身ガン通院サポート給付特約」を新たに発売します。 ○「終身ガン通院サポート給付特約」の新設 ガンの治療は医療技術の進歩により「放射線治療」「抗がん剤治療」「ホルモン剤治療」など、通院でも行える治療が増えています。一方で、通院の回数が増えることで交通費がかさんだり...
-
富士フイルム、中国でのキノロン系経口合成抗菌薬販売で現地製薬会社と契約締結
キノロン系経口合成抗菌薬 中国の有力製薬会社 深セン万楽薬業有限公司と独占販売契約を締結 *「深セン万楽」の正式表記は添付の関連資料を参照 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、グループ会社の富山化学工業株式会社が創製したキノロン系経口合成抗菌薬「T−3811」(一般名:メシル酸ガレノキサシン水和物、以下「T−3811」)の中国における独占販売契約を、現地有力製薬会社の深セン万楽薬業有限公司(総経理:袁 ■、以下 深セン万楽)と平成27年6月26日に締結しました。 今後、富士フイルムは、中国における「T−3811」の輸入医薬品許可の取得を経て、深セン万楽を通じた販売を開始...
-
エーザイ、「Lenvima」を英国で放射性ヨウ素治療抵抗性の進行性甲状腺がん適応で発売
自社創製の新規抗がん剤「Lenvima(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)を 英国において放射性ヨウ素治療抵抗性の進行性甲状腺がんの適応で新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、英国子会社エーザイ・ヨーロッパ・リミテッドが、自社創製の新規抗がん剤「Lenvima(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)を「成人での放射性ヨウ素治療抵抗性の進行性又は再発の分化型甲状腺がん(乳頭がん、濾胞がん、ヒュルトレ細胞がん)」の適応で、英国にて新発売しましたのでお知らせします。英国での「Lenvima」新発売を皮切りに、欧州各国で順次発売する予定です。 欧州での甲状腺がんの罹...
-
自社創製の新規抗がん剤「レンビマ(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩) 日本において根治切除不能な甲状腺癌の適応で新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、日本において、「根治切除不能な甲状腺癌」を効能・効果とする、自社創製の新規抗がん剤「レンビマ(R)カプセル4mg」「レンビマ(R)カプセル10mg」(一般名:レンバチニブメシル酸塩、以下「レンビマ」)を5月20日に新発売します。 「レンビマ」は、分化型甲状腺がんに加えて、甲状腺髄様がん、甲状腺未分化がんを含む根治切除不能な甲状腺がんの効能・効果を有する日本で始めての分子標的薬です。グローバルで実施した分化...
-
医療用医薬品の将来予測 〜医薬品業界は、変化の波をいかにして乗り切るのか〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内製薬市場の調査を実施した。 1.調査期間:2014年5月〜2015年2月 2.調査対象:製薬企業、医薬品卸、医療機関、薬局、行政当局、学識経験者等 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに文献調査併用 【調査結果サマリー】 ◆2022年の医療用医薬品生産高を10兆954億円(ケースII)と予測 ケースIは、医療制度改革が医薬品需要に多大な影響を及ぼし、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の数量ベースシェアが2022年頃までに80%に達し、市...
-
ロシュ・ダイアグノスティックス、抗がん剤研究などに有用な免疫染色検査用のHQ標識二次抗体など発売
抗がん剤研究など新薬候補の効率的な確認に有用 HQ標識二次抗体および検出試薬発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、ゼノグラフト(異種移植)(*)を用いた抗がん剤研究などに有用な免疫染色検査用のHQ標識二次抗体と発色用の検出試薬を本日発売いたします。 HQ標識二次抗体は化学的に合成された有機化合物であるヒドロキシキノキサリン(HQ)を標識した二次抗体です。このたび、抗マウス抗体と抗ラビット抗体の2種類を発売いたします。HQは生体内に存在しない(非内因性)ため、目的とする一次抗体への特異度および染色感度の向上が見込...
-
エーザイ、抗がん剤「Lenvima」を局所再発など放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんの適応で米国で発売
抗がん剤「Lenvima(TM)」、世界で初めて米国で発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、米国子会社であるエーザイ・インクが、自社創製の新規抗がん剤「Lenvima(TM)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)を局所再発又は転移性、進行性、放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんの適応で、米国において2015年2月26日に新発売しましたのでお知らせします。このたびの米国での発売が本剤の世界で初めての発売となります。 「Lenvima」は、当社の筑波研究所で創製され、自社開発した新規抗がん剤です。腫瘍血管新生や腫瘍増殖に関わるVEGFR、FGFR、RET、KIT、PDGFRなどに対する選択的阻害活性を有する経...
-
エーザイ、「レンバチニブメシル酸塩」臨床第II相試験の探索的追加解析結果を発表
抗がん剤「レンバチニブ」の進行非小細胞肺がんを対象とする臨床第II相試験について −最新の探索的追加解析において全生存期間の延長を示唆− エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規抗がん剤「レンバチニブメシル酸塩」(一般名、米国商品名:「Lenvima(TM)」、以下 レンバチニブ)について、2レジメン以上の前治療後に増悪した進行非小細胞肺がんを対象とした臨床第II相試験(703試験)の最新の探索的追加解析結果が得られましたのでお知らせします。 703試験は、少なくとも2レジメンの前治療後に増悪した進行性の非扁平上皮非小細胞肺がん患者様135人を対象...
-
エーザイ、抗がん剤「レンバチニブ」が腎細胞がんを対象とする試験において主要評価項目を達成
抗がん剤「レンバチニブ」が腎細胞がんを対象とする臨床第II相試験において主要評価項目を達成 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規抗がん剤「レンバチニブメシル酸塩(一般名、以下 レンバチニブ)」が、切除不能または転移性腎細胞がんを対象とした臨床第I/II相試験(205試験)の第II相パートにおいて、主要評価項目を達成したことをお知らせします。 第II相試験は、VEGFおよびその受容体を標的とする薬物による治療歴を有する切除不能または転移性腎細胞がんの患者様を対象とした、レンバチニブ/抗がん剤エベロリムス併用投与、レンバチニブ単剤投与、エベロ...
-
アデランス、公式通販サイト「アデランス オンライン ショップ」で医療向けウィッグを提供開始
アデランスのオンラインショップで初めて 医療向けウィッグの取り扱いを開始 〜専用のシリコン付アンダーキャップがセットに〜 12月15日(月)より提供開始 株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、12月15日(月)より公式通販サイト「アデランス オンライン ショップ」( http://www.aderans-shop.jp/shop/pages/medicareswanee.aspx )で、医療向けウィッグの提供を開始しました。 これまで、医療向けウィッグは、全国のアデランスやレディスアデランスのサロン、フォンテーヌショップや病院内ヘアサロンなどの店舗でのみ取り扱っていましたが、この度初めてオンラインショップでの提供...
-
エーザイ、韓国において抗がん剤「レンバチニブ」の新薬承認を申請
抗がん剤「レンバチニブ」韓国において新薬承認を申請 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規抗がん剤「レンバチニブメシル酸塩」(一般名、以下 レンバチニブ)について、進行性、放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんの適応で、韓国の当局(韓国食品医薬品安全処)に対して承認申請を行ないましたのでお知らせします。日米欧に次いで、レンバチニブのアジアにおける最初の申請国となります。 レンバチニブは、血管新生や腫瘍増殖に関わるVEGFR、FGFR、RET、KIT、PDGFRなどに対する選択的阻害活性を有する経口投与可能な分子標的治療薬です。特に、新規結合様式によりVEGF...
-
ロシュ・ダイアグノスティックス、逆転写PCRでNAを増幅する際に使う遺伝子診断薬原料を発売
耐熱性の大幅な向上で、より長いRNA配列を転写 遺伝子診断薬原料「NxtScript Reverse Transcriptase (RNA依存性DNAポリメラーゼ:逆転写酵素)」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、インフルエンザなどのレトロウイルスにおいて、逆転写PCRによってDNAを増幅する際に使用する「NxtScript Reverse Transcriptase」を、遺伝子診断薬の原料として12月15日に発売します。 肝炎や、インフルエンザなどの感染症や抗がん剤などの副作用や効果を予測する個別化医療(PHC)などで幅広く活用されている遺伝子検査では、主にPCR法を用いた遺伝子の増幅により、DNAを検...
-
エーザイ、抗がん剤「レンバチニブ」の新薬承認申請でFDAが優先審査品目に指定
抗がん剤「レンバチニブ」の新薬承認申請が米国FDAより優先審査品目に指定 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規抗がん剤「レンバチニブメシル酸塩」(一般名、以下 レンバチニブ)について、進行性、放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんの適応で米国子会社エーザイインクが提出していた申請資料を、米国食品医薬品局(以下「FDA」)が受理し、あわせて優先審査品目に指定したことをお知らせします。 FDAの優先審査指定は、重篤な疾患の治療、予防、診断において、有効性あるいは安全性に顕著な改善をもたらす可能性のある薬剤の新薬承認審査を迅速に進める制度で...
-
サノフィ、前立腺がん治療薬「ジェブタナ点滴静注60mg」の製造販売承認を取得
前立腺がん治療薬「ジェブタナ(R)点滴静注60mg」の 製造販売承認取得について サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェズ・モールディング、以下「サノフィ」)は、本日、「前立腺癌」の効能・効果で「ジェブタナ(R)点滴静注60mg」(一般名:カバジタキセル アセトン付加物、以下「ジェブタナ(R)」)の製造販売承認を厚生労働省より取得したことをお知らせいたします。 「ジェブタナ(R)」は細胞内の微小管に作用して、細胞増殖を阻害する抗がん剤です。有効な治療法が限られているドセタキセル治療後の前立腺がん患者さんに対して、「ジェブタナ(R)」は全生存期間の延長を示した数少ない薬剤の一つで...
-
東大、海綿動物からがん細胞の増殖を抑える物質を作る酵素の遺伝子を解明
カイメンを気づかう共生バクテリア ―チョコガタイシカイメンの毒性物質はバクテリアが生産していた― 1.発表者: 脇本敏幸(東京大学大学院薬学系研究科 准教授) 江上蓉子(東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員) 阿部郁朗(東京大学大学院薬学系研究科 教授) 2.発表のポイント: ◆相模湾に生息する海綿動物から、がん細胞の増殖を抑える物質(細胞毒性物質)を作る酵素の遺伝子を明らかにしました。 ◆この遺伝子が海綿動物に共生する微生物に由来することを突き止め、その巧妙な生産機構を明らかにしました。 ◆複雑な構造を有する天然医薬品資源を生産する新たな微生物群の有効利用が期待できま...
-
医療用医薬品の将来予測 〜カオスの時代を乗り切るための製薬企業経営とは〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内製薬市場の調査を実施した。 1.調査期間:2013年4月〜2014年4月 2.調査対象:製薬企業、医薬品卸、医療機関、薬局、行政当局、学識経験者等 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに文献調査併用 【調査結果サマリー】 ◆2021年の医療用医薬品生産高を12兆7,707億円(ケースII)と予測 ケースIは、医療制度改革が医薬品需要に多大な影響を及ぼし、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の数量ベースシェアが2018年頃までに60%に達し、市...
-
テルモ子会社、ポートを小型化した植え込み型薬液注入システム「DewX」Sタイプを発売
安全性を追求した皮下植え込み型薬液注入システム「DewX」に 小児患者さんなどのQOLに貢献するSタイプを追加発売 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅祐太郎)の100%出資の子会社であるテルモ・クリニカルサプライ株式会社は、抗がん剤の持続的投与や中心静脈栄養に用いられる植込み型薬液注入システム(※1)「DewX」(デュークス)Sタイプを全国の医療機関向けに、本日より発売いたします。昨年12月に発売した前胸部用のMタイプの品揃えとして、上腕・前腕部用のSタイプを加えました。ポートを小型化したことで、身体の小さな患者さんのQOL向上にもつながります。2014年度にシリーズで1.3億円の売上...
-
シスメックス子会社、Merck Seronoと大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結
シスメックス アイノスティクスがMerck Seronoと血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断薬の共同開発契約を締結 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたびシスメックスの子会社であるシスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが血中遺伝子検査技術による大腸がんコンパニオン診断(※1)薬の共同開発契約を締結したことを、以下のとおりお知らせします。 このたび、シスメックス アイノスティクスとMerck Seronoが大腸がんにおける血中RAS遺伝子(※2)変異検査薬の薬事承認取得に向けた共同開発契約を締結しました。 本契約では、シスメ...
-
東大、治験の段階にある抗がん剤が統合失調症モデル動物にも効果など研究成果を発表
治験の段階にある抗がん剤が統合失調症モデル動物にも効果 思春期のマウスで過剰なシナプス除去を予防 1.発表者: 林(高木) 朗子(東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター 構造生理部門助教) 2.発表のポイント: ◆マウスにおいて統合失調症の発症関連遺伝子の機能を抑制すると、思春期に相当する時期にシナプス(注1)が過剰に除去されることを見出しました。 ◆このマウスに新規抗がん剤候補薬を投与すると、過剰なシナプスの除去と感覚運動情報制御機能(注2)の障害が予防されました。 ◆「シナプスを保護する」という従来の統合失調症の治療戦略にない新たな観点は、早期介入による治療...
-
持田製薬グループ、2014年度〜2016年度までの中期経営計画を発表
持田製薬グループ 「14−16 中期経営計画」について 持田製薬グループでは毎年、新しい年度を加えた3ヵ年の計画を策定しております。この度、2014年度から2016年度までの中期経営計画を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。 2014年度を起点とするこの3ヵ年は、総合健康関連企業グループとして企業価値向上を図るために、研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集し、医療ニーズ・健康ニーズに応えることで、持続的成長に向けた安定的収益基盤を確立するという中期経営計画方針のもと、本社機能の充実や効率的な組織運営などの構造改革の推進に取り組み、部門間連携の強化に...
-
慶大、抗がん剤が効かなくなるがん細胞の新たなメカニズムを発見
抗がん剤が効かなくなるがん細胞の新たなメカニズムを発見 治療効果の改善に期待 <ポイント> ・がん細胞は、抗がん剤などのストレスに対する耐性を持つことが知られている。 ・ストレス環境下では、エネルギーを得るための代謝経路(解糖系)だけでなく、抗がん剤の効果を下げる作用(解毒作用)や増殖などに必要な物質を増加させる、う回経路も利用することを発見。 ・代謝経路を切り替えるスイッチ分子も発見。がんの質的診断への応用や、治療抵抗性を低下させて治療効果を向上させることに期待。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、慶應義塾大学 医学部の末松 誠 教授と山本 雄広 助教らは、がん細胞が...
-
日本ベーリンガーインゲルハイム、抗がん剤「ジオトリフ錠」の製造販売承認を取得
EGFR遺伝子変異陽性を有する非小細胞肺がん患者に対して 承認された世界初の不可逆的ErbBファミリー阻害剤ジオトリフ(R) 日本でも承認 −ベーリンガーインゲルハイムの腫瘍領域パイプラインから初めて承認された抗がん剤 2014年1月17日 日本/東京 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青野吉晃、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、経口の抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤「ジオトリフ(R)錠」(一般名:アファチニブマレイン酸塩)が、本日1月17日付で、日本において「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌」の適応での製造販売承認を取得した...
-
大分大とアデランス、抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防に関する共同研究を開始
国立大学法人大分大学×株式会社アデランス 抗がん剤脱毛の予防に関する 共同研究をスタート 大分大学の研究成果である「αリポ酸誘導体」を用いた、 抗がん剤脱毛予防の研究に関する産学連携プロジェクト 国立大学法人大分大学(大分県大分市、学長 北野正剛)と株式会社アデランス(東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本信男)は、抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防に関して、2013年11月18日(月)に共同研究の契約を締結し、産学連携のプロジェクトをスタートいたしました。 大分大学医学部では消化器・小児外科学講座を中心に、世界で初めて「αリポ酸誘導体」の抗がん剤脱毛の抑制効果を、ラットを...
-
理化学研究所、細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明
細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明 −ポリコム複合体間で起こる重合が遺伝子発現のオン・オフを調節− <ポイント> ・遺伝子制御に関わるポリコム複合体のライブイメージングに成功 ・ポリコム複合体が重合し、ポリコム構造体を形成 ・ポリコム複合体重合の制御メカニズム解明が再生医療やがん治療に貢献 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、細胞の運命を左右する新しい分子メカニズムの一端を解明しました。これは理研統合生命医科学研究センター(小安重夫センター長代行)免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクター、磯野協一上級研究員(JST戦略的創造研究推進...
-
大日本スクリーン、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナーを発売
高速3D細胞スキャナーを発売 〜画像処理技術を応用し、ライフサイエンス分野へ第一歩〜 大日本スクリーン製造株式会社は、3D細胞培養プレートで培養されたがん細胞の増殖や形態変化を、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナー「Cell3(*)iMager(スリー・ディー・セル・イメージャー)」を2013年7月から販売。この装置の発売を機にライフサイエンス分野に参入します。 *「Cell3」の正式表記は添付の関連資料を参照 <Cell3iMager> 販売開始:2013年7月 国内希望販売価格(消費税別):700万円 ※製品画像は添付の関連資料を参照 近年、ライフサイエンス分野の医療・創薬技術は、研...
-
JSRとSCIVAXライフサイエンス、三次元細胞培養事業で業務提携
JSR株式会社とSCIVAXライフサイエンス株式会社 三次元細胞培養事業に関する戦略的提携を実施 このたび、JSR株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小柴 満信、以下「JSR」)とSCIVAXライフサイエンス株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:田中 覚、以下「SLS」)とは、SLSが展開する三次元細胞培養事業において、資本参画を含む業務提携を行いました。 SLSは、独自の三次元細胞培養技術を有する企業で、製薬企業や大学等で行われる研究開発向けの細胞培養容器(製品名:NanoCulture(R)Plate)を製品化し、日米を中心に販売してまいりました。今般、JSRとの業務提携を通じ、JSRのライフサイエンス事業関連会社である、JSRラ...
-
メットライフアリコ生命、3大治療への一時金を保障する終身タイプのガン保険を発売
「時代が求めたガン保険 Guard X(ガードエックス)」の発売について “現代のガン治療”に合わせた、ガンの3大治療への一時金保障をメインとする終身タイプのガン保険 生保業界初(*1)、ステージIVの場合には、すべての治療に対して一時金を保障します メットライフアリコ生命保険株式会社(代表執行役 社長 ウィリアム・ホーガン)は、2013年8月2日(金)に、終身ガン治療保険「時代が求めたガン保険 Guard X(ガードエックス)」を発売開始します。 「時代が求めたガン保険 Guard X」は、約2,000名のガンを経験された方々、そのご家族の声から生まれた多様ながん治療に幅広く対応したガン保険です。...
-
慶大、大腸癌に対する分子標的治療薬セキシマブの新しい効果予測法を開発
分子標的治療薬セキシマブの大腸癌に対する新しい効果予測法を開発 ―進行・再発大腸癌患者一人ひとりに最適な治療法の実現に期待― 慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器外科)教室の北川雄光(きたがわ ゆうこう)教授らの研究グループは、切除が不可能な進行・再発大腸癌治療に頻用される分子標的治療薬(がん細胞が増殖するために必要なタンパク質を標的とした抗がん剤)(注1)の一つであるセツキシマブの治療効果の予測に関連する新たな手法を開発しました。 セツキシマブは、大腸癌細胞の表面に位置する上皮成長因子受容体(Epidermal Growth Factor Receptor、以下、EGFR)に結合し、EGFRからの細胞増殖・転移に関与...
-
大日本住友製薬、抗がん剤「BBI608」の第I/II相臨床試験結果を米国臨床腫瘍学会で発表
BBI608の第I/II相臨床試験(用量漸増試験)結果を米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、2013年6月3日(米国時間)、開発中の抗がん剤「BBI608」に関する第I/II相臨床試験のうち用量漸増試験(以下、本試験)の結果が、米国シカゴで開催中の米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)の2013年年次総会において発表されましたので、お知らせします。 1.本試験の位置づけ 本試験は、BBI608の安全性・忍容性、第II相臨床試験の推奨用量(RP2D)、薬物動態の検討および種々のがんに対する予備的な抗腫瘍効果の検討を目的として、2...
-
理化学研究所、白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定
白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 −急性骨髄性白血病に対する生体内での効果をマウスで確認− <ポイント> ・白血病幹細胞が発現する分子を狙った低分子化合物の効果を白血病ヒト化マウスで確認 ・従来の抗がん剤が効きにくいFlt3遺伝子異常を持った悪性度の高い症例に有効 ・低分子化合物の単剤投与により患者由来の白血病幹細胞と白血病細胞をほぼ死滅 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wJn3vSppPUI <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、ヒトの白血病状態を再現した白血病ヒト化マウス[1]を用いて、従来の抗がん剤が効きにくい白血病幹細胞を含め、ヒト白血...
-
エーザイ、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ」の製造販売承認を取得
中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ(R)」日本において製造販売承認を取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材「ディーシー ビーズ(R)」(高度管理医療機器、以下、「本品」)について、肝細胞癌患者に対する肝動脈塞栓療法を使用目的として、厚生労働省より製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。 本品は、架橋化ポリビニルアルコール高分子からなる親水性の球状微粒子(マイクロスフィア)であり、注入用カテーテルを通じて目標とする血管を選択的に塞栓するための血管塞栓用ビーズです。肝細胞癌の治療法の一つである肝動...
-
エーザイ、抗がん剤「ハラヴェン」の転移抑制効果に繋がる前臨床研究成果を発表
第104回米国がん研究会議で抗がん剤「ハラヴェン(R)」の転移抑制効果に繋がる前臨床研究成果を発表 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、第104回米国がん研究会議(American Association for Cancer Research:AACR)において、抗がん剤「ハラヴェン(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩、以下「エリブリン」)の新たな作用機序として、エリブリンの転移抑制効果を示唆する、前臨床研究の成果を発表しましたので、お知らせします。 今回、AACRで発表した研究成果として、当社は、複数のがん細胞株を用いた遺伝子発現解析を実施し、エリブリンが上皮間葉転換(Epithelial−Mesenchymal Transition:EMT)に関わ...
-
京大、染色体断裂の数と被爆線量の相関関係が常に正しいわけではないことを証明
DNAが切れていないのに発生する染色体断裂の発見−ヒトの被爆線量を測定する手法に異議あり− ヒトの被爆線量を推定する最も確実かつ高感度の手法は、被検者の末梢血を染色体検査することであり、検査の原理は、染色体はちぎれている部分(染色体断裂と呼ぶ)の数と過去の被爆線量とが相関することによるとされていますが、このたび、藤田真梨 医学部6回生、廣田耕志 医学研究科准教授(現首都大学東京教授)、武田俊一 同教授らの研究グループは、この原理がいつも正しいわけではないことを世界で初めて証明しました。 本研究成果は、2013年4月3日付けの「PLoS ONE」オンライン版で公開されました。 <背景> ...
-
持田製薬、2013年度から2015年度までの中期経営計画を策定
持田製薬グループ「13−15 中期経営計画」について 持田製薬グループでは毎年、新しい年度を加えた3ヵ年の計画を策定しております。この度、2013年度から2015年度までの中期経営計画を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。 2013年度を起点とするこの3ヵ年は、総合健康関連企業グループとして企業価値向上を図るために、研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集し、医療ニーズ・健康ニーズに応えることで、持続的成長に向けた安定的収益基盤を確立するという中期経営計画方針のもと、本社機能の充実や効率的な組織運営などの構造改革の推進に取り組み、部門間連携の強化によ...
-
理化学研究所、酵素「Man2C1」に酵素活性と無関係に細胞死を抑制する機能を発見
糖鎖を分解する酵素「Man2C1」に新たな機能を発見 − Man2C1は酵素活性の他に細胞死抑制機能を持つ − ◇ポイント ・Man2C1が細胞死を抑制する分子メカニズムの詳細が明らかに ・酵素活性と細胞死抑制はそれぞれ独立して機能する ・がんの増殖・転移を抑える新たな抗がん剤開発に寄与すると期待 理化学研究所(野依良治理事長)は、糖鎖を分解する酵素「Man2C1」が、酵素活性と無関係に細胞死を抑制する機能を持つことを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)糖鎖代謝学研究チームの鈴木匡チームリーダー、王麗(ワン リー)特別研究員らの研究チームによる成果です。 生体内の細胞分化やホ...
-
理化学研究所、抗がん剤の種「テルペンドールE」の生合成メカニズムを解明
抗がん剤の種「テルペンドールE」の生合成メカニズムを解明 −テルペンドールEはかび毒生合成のカギとなる中間体だった− ◇ポイント◇ ・テルペンドールEとかび毒の生合成に関与する遺伝子を7個同定 ・テルペンドールEを変換する酵素の遺伝子を欠損させ、安定的調製が可能に ・副作用が少ない新しい抗がん剤開発やかび毒制御への応用に期待 <動画> http://www.youtube.com/watch?v=yyGXCi5WSfc&feature=player_embedded 理化学研究所(野依良治理事長)は、土壌に棲む糸状菌(※1)の仲間が、新しい抗がん剤の種となる化合物として注目されている「テルペンドールE」を生合成するメカニズムを明らかにしました。これは、理研基幹...
-
大日本住友製薬、「カルセド」の小細胞肺がんを適応症としてSFDAに輸入許可申請
抗悪性腫瘍性抗生物質 アムルビシン塩酸塩 (国内製品名:「カルセド(R)」)の中国における申請について 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田正世)は、抗悪性腫瘍性抗生物質アムルビシン塩酸塩(一般名、国内製品名:「カルセド(R)」)について、2012年8月21日付けで小細胞肺がんを適応症として、中国国家食品薬品監督管理局(SFDA)に輸入許可申請を行いましたので、お知らせします。 中国で実施した進展型小細胞肺がんの新規患者さん(未治療)を対象とした第III相臨床試験の結果、アムルビシン塩酸塩とシスプラチンとの併用療法は、小細胞肺がんの標準療法であるエトポシドとシ...
-
抗がん剤「HALAVEN(R)」が韓国で承認取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、韓国の販売子会社「エーザイ・コリア・インク」(以下「エーザイ韓国」)が、抗がん剤「HALAVEN(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、「アントラサイクリン系及びタキサン系抗がん剤を含む少なくとも2種のがん化学療法による前治療歴のある局所進行性・転移性乳がん」に係る効能・効果で韓国食品医薬品安全庁の承認を取得したと、発表しました。 本剤は、当社が自社創製・開発した新規抗がん剤であり、前治療歴のある進行又は再発乳がんを対象とした臨床第III相試験(EM...
-
抗がん剤耐性を誘導する免疫細胞由来の新規分子を同定 <研究成果のポイント> ・がん組織内の樹状細胞が有する自然免疫活性の抑制効果を介し,抗がん剤耐性が誘導されることを解明。 ・樹状細胞由来の蛋白「TIM−3」が,がん細胞DNAへの自然免疫応答を抑制することで抗がん剤耐性を誘導することを解明。 ・樹状細胞由来の「TIM−3」を標的とすることで,抗がん剤の奏功率を飛躍的に高める治療薬の開発に期待。 <研究成果の概要> 強力な免疫活性細胞として知られる樹状細胞は,感染,発癌制御に重要な役割を果たすことが明らかとなっています。本研究では,樹状細胞が癌組織内において,「TIM−3」...
-
島津製作所、微量な血漿中の放射能濃度測定システム「μFmPC」を発売
小動物用PETによる薬物動態解析や薬力学的評価に強力な支援ツール 微量血漿中放射能濃度測定システム「μFmPC」を発売 − 世界初! マウスに対する血漿中放射能濃度時間曲線の測定を実現 − 〔島津 微量血漿中放射能濃度測定システム「μFmPC」 CD−Well、解析ソフト〕 ※画像は添付の関連資料「添付画像」を参照 島津製作所は、PETを用いたマウス等の小動物による薬物動態解析や薬力学的評価を支援するツールである微量血漿中放射能濃度測定システム「μFmPC」を、6月末に発売する予定です。 本製品では、円盤形の遠心ディスク(CD−Well)に配列された36本の微小流路に小動...
-
理化学研究所と広島大、ヒト肝臓細胞1個の薬物代謝を10分以内で分析成功
10分以内にヒトの細胞1個の薬物分子を追跡 −新薬開発の高速化とオーダーメイド医療に新たな方向性− ◇ポイント◇ ・ヒトの肝臓細胞1個から薬物の副作用の原因にもなる分子変化を10分以内で分析 ・従来法に比べて高速、高精度かつ低コストでの解析が可能 ・薬物代謝の様子が細胞間で異なる“ゆらぎ”があることを発見 理化学研究所(野依良治理事長)は、生きた細胞の成分をリアルタイムかつ網羅的に検出できる「一細胞質量分析」を用いて、たった1個のヒトの肝臓初代培養細胞(※1)の薬物分子変化(薬物代謝)を10分以内で分析することに成功しました。また、同じ肝臓細胞でも代謝の様子が細胞間で異な...
-
エーザイ、独当局が局所進行性・転移性乳がん薬「HALAVEN」の追加ベネフィットを認定
ドイツ規制当局が局所進行性・転移性乳がんにおける抗がん剤「HALAVEN(R)」の追加ベネフィットを支持 エーザイ株式会社(本社:東京、社長:内藤晴夫)は、ドイツの独立した医療制度の最高意思決定機関であるドイツ連邦合同委員会(G−BA)(1)が、当社により創製・開発された抗がん剤「HALAVEN(R)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、複数の抗がん剤による前治療歴のある局所進行性・転移性乳がん患者様において、G−BAが定義した治療法に比較して追加ベネフィットを有していると評価したと発表しました。 今回の評価は、2012年2月に発表されたドイツ医療サービス評価研究...
-
矢野経済研究所、医療用医薬品の将来予測について調査結果を発表
医療用医薬品の将来予測 〜パテントクリフ時代の製薬企業の経営持続のあり方を探る〜 <調査要綱> 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内製薬市場の調査を実施した。 1.調査期間:2011年1月〜2012年2月 2.調査対象:製薬企業、医薬品卸、医療機関、薬局、行政当局、学識経験者、等 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに文献調査併用 <調査結果サマリー> ◆2019年医療用医薬品生産高は11兆2,888億円(ケースII)と予測 ケースIは、医療制度改革が医薬品需要に多大な影響を及ぼすことを想定して算出した。その結果、2012年が8兆7,909億円、20...
-
抗がん剤「HalavenTM」がカナダで承認取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、カナダにおける医薬品販売会社「エーザイ・リミテッド」(以下「エーザイ・カナダ」)が、当社が創製・開発した「Halaven(TM)」(一般名:エリブリンメシル酸塩)について、「アントラサイクリン系及びタキサン系抗がん剤を含む少なくとも2 種類のがん化学療法による前治療歴のある転移性乳がん」に係る効能・効果でカナダ保健省(Health Canada)の承認を取得した、と発表しました。エーザイ・カナダは今後、本剤の上市に向けて準備を進め、2011 年度中に販売を開始する予定です。 本剤は、前治療歴のある転移性乳がんの...
-
東北大学、軸索障害による視神経細胞死におけるカルパイン阻害剤の神経保護効果を確認
軸索障害による視神経細胞死におけるカルパイン阻害剤の神経保護効果 * 緑内障動物モデルに、カルパイン阻害薬が治療効果を * 東北大学大学院医学系研究科眼科学分野 中澤 徹 教授らのグループは、緑内障の病態モデル動物(*1)に対して、カルパイン阻害薬(*2)を投与してその神経保護効果を確認しました。 緑内障は40歳以上の約5%が罹患し、現在失明原因第一位の疾患です。働き盛りの成人が失明することによる社会的損失は大きく、失明予防の観点から緑内障治療の研究・開発は大変重要です。70歳以上では約10人に一人が緑内障を持つため、少子高齢化に伴い失明患者は更に増加することが予想されま...
-
東大、高分子ミセル型DDSの難治すい臓がん治療効果について解明
「高分子ミセルのサイズ効果:精密粒径制御に基づく難治すい臓がん治療」 発表者:片岡 一則(東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻/大学院医学系研究科疾患生命工学センター臨床医工学部門 教授) 発表概要: ドラッグデリバリーシステム(DDS)(*1)を利用したがん標的治療は、抗がん剤などの薬剤をがん組織に選択的に送達することによって、副作用を示すことなく優れた治療効果をもたらす画期的ながん治療法として注目されています。このようなDDSとして、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻/東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター臨床医工学部門の片岡一則教授の研究グル...
-
資生堂、がん治療中の方に向けたメーキャップアドバイスを首都圏の医療機関で開始
資生堂、がん治療中の方に向けたメーキャップアドバイスを首都圏の医療機関で開始 資生堂は、抗がん剤治療の副作用による美容上の悩みに対応した無料メーキャップアドバイスを2011年10月より医療機関で開始します。これに先立ち、がん治療中の方に化粧が及ぼす心理的効果について、エビデンスを得ました。 当面は首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の都道府県がん診療連携拠点病院(※1)および地域がん診療連携拠点病院(※2)(計57病院)を対象としますが、今後、専門教育を受けたスタッフの拡充を図り、徐々に地域と医療機関数を拡げていく予定です。 資生堂は、本業である「化粧」を通じたCSR(企...
-
病院の購買・物流戦略に関する調査結果 2011 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて、病院の購買・物流戦略に関する調査を実施した。 1.調査期間:2011年5月〜7月 2.調査対象:DPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination / Per−Diem Payment System;急性期入院医療の診療報酬の包括評価)対象の全国の48病院 ※宮城県、岩手県、福島県の病院は調査対象外とした その他病院、病院グループ、院内物品・物流管理事業者(SPD事業者)等 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・...
-
大鵬薬品、ノルディックグループと経口抗がん剤「ティーエスワン」の欧州での共同開発販売契約を締結
ティーエスワン(R)(欧州申請商品名:Teysuno(TM)) 欧州における共同開発販売契約を締結 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)はノルディックグループBV(本社:フーフドープ・オランダ、最高経営責任者&会長:ハンス・シュラム)と、欧州における経口抗がん剤ティーエスワン(欧州申請商品名:Teysuno(TM))の共同開発販売契約を7月20日に締結したことをお知らせします。 ティーエスワンは、2011年3月14日に欧州委員会より、シスプラチンとの併用にて進行性胃がんのファーストライン治療薬として承認を受けており、この承認は欧州連合加盟27カ国と欧州経済...
-
メディネット、樹状細胞ワクチンを用いた原発性肺がんの術後補助治療に関する共同臨床試験を開始
メディネット、肺がん抗原遺伝子に関する基盤的共同研究および樹状細胞ワクチンを用いた 原発性肺がんの術後補助治療に係る共同臨床試験を開始 株式会社メディネット(以下「メディネット」)は、医療法人社団滉志会 瀬田クリニック福岡(福岡市博多区、以下「瀬田クリニック福岡」)と共同で、肺がん抗原遺伝子に関する基盤的研究を行なうと共に、原発性肺がんを対象とした、樹状細胞ワクチン療法に係る臨床試験を開始いたしましたので、お知らせいたします。 原発性肺がんは、早い病期では外科手術が治癒をもたらす最も有効な治療法とされています。しかしながら少しでも進行した場合では、手術後に補助治療として抗...
-
エーザイ、マルチキナーゼ阻害剤「Lenvatinib(E7080)」の第II相臨床試験の予備的解析結果を発表
「Lenvatinib(E7080)」 が進行性放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんを 対象とする第II相臨床試験で59%の奏功率を実証 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、開発中のマルチキナーゼ阻害剤「lenvatinib(米国一般名、当社開発番号:E7080)」が、進行性放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がん患者様を対象とする第II相臨床試験の予備的解析結果で、治験医師評価によるアップデート客観的奏効率(Objective Response Rate:ORR)が59%(58例中34例、95%信頼区間:45−71)であったことを発表しました。本試験の結果...
-
国立がん研究センターとファイザー、臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結
国立がん研究センターとファイザー株式会社 臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、以下 国立がん研究センター)とファイザー株式会社(代表取締役社長:梅田 一郎、以下 ファイザー)は、抗がん剤の治験および製造販売後臨床試験に関わる非独占的包括契約を締結しました。この契約により、両者は日本における治験の質の向上を図り、国際的競争力を高め、革新的な抗がん剤の開発促進を通じて、日本の医療に貢献してまいります。 国立がん研究センターとファイザーは、治験実施を積極的に進め、定期的に両者で治験のパフォーマンスをレビューすることに...
-
大日本住友製薬、米社と抗がん剤「BBI608」に関するオプション契約を締結
抗がん剤に関するオプション契約締結のお知らせ 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田正世)は、このたび、Boston Biomedical,Inc.(ボストン バイオメディカル社)(本社:米国マサチューセッツ州、以下「BBI 社」)が創製し、抗がん剤として開発中の「BBI608」(以下、本剤)について、全てのがん種を対象に日本をテリトリーとした開発・販売権に関する独占的なオプション契約を締結しましたので、お知らせします。 本契約に基づき、当社は、BBI 社が実施する北米での臨床試験の結果に基づき、オプション権を行使したときには、本剤について日本における独占的開発...
-
エーザイ、「HALAVENTM」の後期転移性乳がん適応で欧州委員会から承認取得
「HALAVEN(TM)」が後期転移性乳がんの適応で欧州委員会より承認を取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、当社が創製・開発した新規抗がん剤「HALAVEN(TM)」(エリブリンメシル酸塩)が、欧州委員会(European Commission)より承認を取得した、と発表しました。本剤は、後期転移性乳がん患者様の生存期間を有意に延長する新規抗がん剤であり、「アントラサイクリン系及びタキサン系抗がん剤を含む少なくとも2種のがん化学療法による前治療歴のある局所進行性・転移性乳がん」患者様に対する単剤療法として承認されました。 欧州連合(Euro...
-
大鵬薬品、「ティーエスワン」が進行性胃がんの一次治療薬として欧州で承認を取得
ティーエスワン(R)が進行性胃がんの一次治療薬として欧州で承認 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)は、経口抗がん剤であるティーエスワン(欧州申請商品名:Teysuno(R))が、3月14日に欧州委員会(EC)よりシスプラチンとの併用にて、進行性胃がん患者のファーストライン治療薬として承認を受けたことをお知らせします。 この承認は、2010年12月17日の欧州医薬品庁(EMA)の勧告に基づいており、欧州連合加盟27カ国と欧州経済地域加盟3カ国で適応されます。 今回の承認は、進行性胃がん患者を対象に実施された大規模グローバル第III相試験であるFLAGSの...
-
テルモ、輸血関連事業分野の大手CaridianBCT社を2625百万米ドルで買収
CaridianBCT社(米国)の買収について テルモ株式会社(以下、テルモ/本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、本日、輸血関連事業分野の世界的大手企業であるCaridianBCT Holding Corp.(本社:米国コロラド州、以下、CaridianBCT)の100%の株式を取得(以下、本件買収)するための株式購入契約を締結いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。 記 1.本件買収の背景 テルモは1960年代に輸血関連事業に参入して以来、血液バッグを中心に国内ばかりでなく海外市場にまで事業を拡大し、今ではグローバルで業界第5位の地位を獲得するに至ってい...
-
アフラック、最新のがん治療の実態に対応した「生きるためのがん保険Days」を発売
〜最新のがん治療の保障から治療後の生活サポートまでお客様の「生きる」を創る新商品〜 <生きるためのがん保険Days(デイズ)>を発売 アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社、日本における代表者・社長:外池 徹)は、2011年3月22日、最新のがん治療の実態に対応した保障と治療後の生活サポート機能を備えた<生きるためのがん保険Days>を発売します。本商品は、がん保険のパイオニアである当社が、がんと向き合う方々の声を凝縮し、創業36年の集大成として開発した新たながん保険です。 がんの罹患者が増加の一途をたどる一方、がん治療を取り巻く環境は大きく変化しています。1974...
-
エーザイ、抗がん剤「HALAVEN」が欧州の医薬品委員会より転移性乳がん治療薬として承認勧告を受領
抗がん剤「HALAVEN(TM)」 欧州の医薬品委員会より転移性乳がん治療薬として承認勧告を受領 ポジティブなEMBRACE試験データに基づく医薬品委員会勧告 エーザイ株式会社(本社:東京、社長:内藤晴夫)は、英国子会社であるエーザイ・ヨーロッパ・リミテッドが、1月21日(現地時間)、当社が創製・開発した抗がん剤「HALAVEN(TM)」(一般名:エリブリン メシル酸塩)について、欧州医薬品庁(European Medicines Agency:EMA)の医薬品委員会(Committee for Medicinal Products for Human Use:CHMP)よ...
-
東大、がん細胞の細胞内環境に応答して抗がん剤を放出するインテリジェント型高分子ミセルを開発
「細胞内環境に応答するインテリジェント型高分子ミセル:細胞内薬物ターゲティングによる耐性がん治療」 ・発表者: 片岡 一則(東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻/大学院医学系研究科疾患生命工学センター臨床医工学部門 教授) ・発表概要: 東京大学は、がん細胞の細胞内環境に応答して内包した抗がん剤を放出するインテリジェント型高分子ミセル(*1)の開発に成功した。 これは、昨年度より始まった最先端研究開発支援プログラム(*2)「ナノバイオテクノロジーが先導する診断・治療イノベーション(中心研究者:片岡一則教授、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻/東京大学大学...
-
ナノキャリア、pH応答性エピルビシン結合高分子ミセルに関する共同研究を開始
国立がん研究センターとの共同研究開始のお知らせ この度、当社は独立行政法人国立がん研究センター(東京都築地)とpH応答性エピルビシン結合高分子ミセル(以下NC−6300)に関する共同研究を開始しましたので、お知らせ致します。 研究目的: NC−6300の臨床での有用性を検証するため、ヒトに発生する腫瘍に近い同所移植モデルなどを用い、NC−6300の薬理効果および毒性に関する詳細なデータを取得する。 研究内容: NC−6300は、抗がん剤エピルビシンをpH応答性結合させたミセル化ナノ粒子製剤(*1)である。その粒子径は約50nmで、血液内では薬物がミセル内に留まりEPR効...
-
エーザイ、日本で抗がん剤「トレアキシン」の製造販売承認を取得
抗がん剤「トレアキシン(R)」、日本で製造販売承認を取得 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、日本でシンバイオ製薬株式会社(本社:東京都、社長:吉田文紀、以下、シンバイオ社)とライセンス契約を締結している抗がん剤「トレアキシン(R)」(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)について、再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫ならびにマントル細胞リンパ腫を適応症として製造販売承認を取得した、と発表しました。 本剤は日本において、シンバイオ社が開発および製造販売承認の取得をし、当社が独占的に販売をすることになります。本剤は当社にとって日本における抗が...
-
エムズサイエンス、タカラバイオに抗がん剤(HF10)事業を譲渡
抗がん剤(HF10)事業をタカラバイオ株式会社に譲渡 記 株式会社エムズサイエンス(代表者:三田四郎)と、タカラバイオ株式会社(社長:仲尾功一)とは、当社が開発を進めている抗がん剤(腫瘍溶解性ウイルスHF10)に関する事業のタカラバイオ株式会社への譲渡について合意に達し、本日10月22日付で譲渡契約を締結しましたのでお知らせいたします。なお、当該事業譲渡の実行は2010年11月30日を予定しています。 当社は、創業以来、がんと中枢神経系疾患を対象とした新規治療薬の開発を推進してきました。がん分野における開発品目であるHF10 に関しては、米国で第I相臨床試験を実施しており...