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フィラリア
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胆管がんの原因遺伝子の特定と治療法の開発 【概要】 九州大学生体防御医学研究所の西尾美希助教、鈴木聡教授らの研究グループは、九州大学病院別府病院や産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と共同で、肝内胆管がんや混合型肝がんの原因としてMOB1(※1)シグナル経路が重要であることを見出しました。また、このシグナル経路を標的とする天然物の探索を行った結果、本年ノーベル賞を受賞した抗寄生虫薬イベルメクチン(※2)が肝内胆管がんの治療薬となりうることも発見しました。今後、肝がんの中でも依然極めて予後が不良であった肝内胆管がんや混合型肝がんの予後を改善できることが期待されます。 本研究は、文...
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アークレイ、動物専用の医療機器・試薬の新ブランド「thinka」を立ち上げ
「動物の健康と医療」に新たに挑戦 動物専用の医療機器・試薬ブランド「thinka」スタート アークレイ株式会社は、動物専用の医療機器・試薬の新ブランド「thinka(シンカ)」を立ち上げます。 長年、ヒト用の医療機器・試薬の開発において培ってきた技術をもとに、動物の健康を考え、動物医療を進化させたいという思いを込めた新ブランドで、動物医療・診断領域において新たな挑戦を開始し、事業領域を拡大します。 アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、動物専用の医療機器・試薬のブランド「thinka(シンカ)」を立ち上げ、9月27日(土)より動物専用の製品を順次発売します。 ブランド名「thinka」は、「think anim...
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エーザイ、熱帯病の治療薬とワクチン開発でブラジルのオズワルドクルス財団と提携
エーザイとオズワルドクルス財団(FIOCRUZ)がマラリアと顧みられない熱帯病に対する治療薬およびワクチン開発に向けて提携 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、マラリアと顧みられない熱帯病(NTDs:Neglected Tropical Diseases)をターゲットとした治療薬およびワクチン開発を目的として、ブラジルのオズワルドクルス財団(本部:リオデジャネイロ、プレジデント:Paulo Ernani Gadelha Vieira、以下FIOCRUZ)と包括的な共同研究に向けた提携に合意しました。 本提携のもと、両者は、当社が創製した化合物に...
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東大、新たに判明した忠犬ハチ公の死因について肺と心臓に悪性腫瘍を確認
新たに判明した忠犬ハチ公の死因について <発表概要> 忠犬ハチ公の保存臓器について、MRIおよび組織観察を行ったところ、肺と心臓に悪性腫瘍が確認された。これまでハチ公の死因はフィラリア症とされていたが本腫瘍も死因のひとつであると考えられた。 <発表内容> 東京大学大学院農学生命科学研究科で保管している忠犬ハチ公の臓器について、獣医外科学研究室にてMRIによる肺と心臓の断層撮影を行い、また獣医病理学研究室にて組織標本を作製し顕微鏡観察を行いました。その結果、肺と心臓に広範な悪性腫瘍の増殖巣がみとめられ、この腫瘍もハチ公の死因として重要であったと考えられたので、発表いたします...