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大鵬薬品、ノルディックグループと経口抗がん剤「ティーエスワン」の欧州での共同開発販売契約を締結

2011-07-26

ティーエスワン(R)(欧州申請商品名:Teysuno(TM)) 欧州における共同開発販売契約を締結


 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)はノルディックグループBV(本社:フーフドープ・オランダ最高経営責任者&会長:ハンス・シュラム)と、欧州における経口抗がん剤ティーエスワン(欧州申請商品名:Teysuno(TM))の共同開発販売契約を7月20日に締結したことをお知らせします。

 ティーエスワンは、2011年3月14日に欧州委員会より、シスプラチンとの併用にて進行性胃がんのファーストライン治療薬として承認を受けており、この承認は欧州連合加盟27カ国と欧州経済地域加盟3カ国で適応されます。

 この契約により、ノルディックグループは欧州におけるティーエスワンの販売権を取得し、大鵬薬品は、この販売活動に必要な情報を提供することで欧州の販売に参画します。

 ノルディックグループはこれまでの新規市場参入実績と癌事業部の新設により、進行性胃がんの治療薬として今回新たに追加されたティーエスワンを、欧州の医療従事者と患者さんに早期に提供できることを目指します。

 大鵬薬品は、ノルディックグループと強い協力体制を構築することにより、欧州においてティーエスワンが広く貢献できる薬剤となることを期待し、今後もグローバル開発に注力してまいります。


<ティーエスワンについて>
 ティーエスワンは、胃がんの治療薬として開発され、1999年に国内で最初に承認されました。海外では、韓国、中国、シンガポール、台湾と欧州で胃癌の適応で承認されており、今日までティーエスワンは、日本とアジアで870,000人以上の患者さんに使用されています。


ノルディックグループについて>
 ノルディックグループは、1995年に設立以来ヨーロッパを中心に積極的な事業展開を重ね、医薬品のニッチ領域のオーファン薬に特化し、開発と販売を行っています。グループ内で研究はインデュース ライフ サイエンス社、臨床開発はプラハクリニカルサービス社、薬事対応はディスファー社、製造はQファーマ社が担い、医薬品の販売は2002年に設立されたノルディックファーマ社とノルディックドラッグ社が行っています。創業以来、売上の増加率は平均20%/年となっています。
 ノルディックグループの詳細については、http://www.nordicpharmagroup.com/をご参照ください。


※会社概要は添付の関連資料を参照

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