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持田製薬グループ、2014年度〜2016年度までの中期経営計画を発表
持田製薬グループ 「14−16 中期経営計画」について
持田製薬グループでは毎年、新しい年度を加えた3ヵ年の計画を策定しております。この度、2014年度から2016年度までの中期経営計画を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。
2014年度を起点とするこの3ヵ年は、総合健康関連企業グループとして企業価値向上を図るために、研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集し、医療ニーズ・健康ニーズに応えることで、持続的成長に向けた安定的収益基盤を確立するという中期経営計画方針のもと、本社機能の充実や効率的な組織運営などの構造改革の推進に取り組み、部門間連携の強化によってさらなる生産性の向上を目指します。また、人的資源を含む限られたリソースを最大限に活用すると同時に、社外資源とも積極的な連携を図り、長期的にはグローバルにも存在価値を認められるスペシャリティファーマを目指して、次世代の柱構築のためなど将来の競争力に結びつく事業活動への投資を進めてまいります。
中核事業である医薬事業においては、循環器、産婦人科、皮膚科、救急、精神科の重点領域へのリソースの集中、ライフサイクルマネジメントやパートナーシップを重視した戦略的なアライアンスの推進に加えて、医療ニーズ・顧客ニーズに応える付加価値型製剤の導入・開発にも取り組みます。
難治性疾患の治療薬など新しい医療領域にも挑戦するとともに、バイオ後続品への取り組みや、ジェネリック抗がん剤領域での展開を進め、後発品事業の拡充をさらに推進します。また、うつ病治療剤レクサプロは早期に売上高を拡大し、日本での抗うつ剤のトップシェアを目指します。肺動脈性肺高血圧症の治療剤トレプロストの発売により、難治性疾患領域への展開に新たに取り組みます。
この3ヵ年は厳しい事業環境となることが予想されますが、顧客ニーズに応えられるよう、さまざまな挑戦をしながら持田らしいビジネスモデルの創造を進めてまいります。
なお、中堅企業としての機動性や俊敏性など、持てる強みを最大限に活かしながら以下の3点に重点的に取り組むことについては、今回の中期経営計画においても変更はありません。
(1)競争力のある事業、領域の確立
(2)パートナーシップの重視
(3)リソースの徹底した見直し
※2016年度 経営目標数値(連結)
売上高 :1,100億円
営業利益 :160億円
研究開発費 :160億円
社員一人当り生産性 :6,000万円以上
以上
*参考は添付の関連資料を参照