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国立がん研究センターとファイザー、臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結

2011-05-28

国立がん研究センターファイザー株式会社 臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結



 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、以下 国立がん研究センター)とファイザー株式会社(代表取締役社長:梅田 一郎、以下 ファイザー)は、抗がん剤治験および製造販売後臨床試験に関わる非独占的包括契約を締結しました。この契約により、両者は日本における治験の質の向上を図り、国際的競争力を高め、革新的な抗がん剤の開発促進を通じて、日本の医療に貢献してまいります。
 国立がん研究センターファイザーは、治験実施を積極的に進め、定期的に両者で治験のパフォーマンスをレビューすることにより、治験の質の向上を図ってまいります。国立がん研究センターは、がん領域での高度な治験に対応できる治験管理機能を有しており、国際的な共同治験への参画が可能です。ファイザーは、早い段階からの治験関連の情報を提供し、国際的な共同治験に必要なコメディカルへのトレーニングを実施します。この協力体制構築により、患者さんが待ち望む革新的な抗がん剤の開発を促進し、より早く医療現場へお届けすることで日本の医療に貢献していきます。

 国立がん研究センターは、1962年に開設され、日本におけるがん治療および研究をリードする医療機関であり、臨床試験に関して豊富な経験を有しています。ファイザー抗がん剤領域へ積極的な投資を行っており、分子標的薬を中心とした豊富なパイプラインを有しています。
 国立がん研究センターファイザーは、これまでにも多くの臨床試験で協力してきましたが、両者がより一層の協力を図ることで、日本の患者さんに、より早く、革新的な新薬をお届することを目指します。

 今回の協力体制の構築により、以下のことが期待されます。

 ・国立がん研究センターのがん領域での治験機能を活用することにより、患者の方々に、より早くに新薬をお届することが可能になります。
 ・ファイザーから臨床試験に関する情報や国際的な治験のコストやスピードに関する情報、ならびに臨床試験に関係するコメディカルのトレーニングなどを提供し、国際競争力を持った治験実施を支援します。
 ・患者の皆様に薬剤を早く届けるための手段として、臨床試験の国際化が急速に進められています。世界のがん専門医療機関が参画する国際共同試験を通して、人的な交流を進めることが可能になります。


 なお、上記の協力体制に基づく活動と同時に、開発早期段階の臨床試験実施に向けても両者が協力して取り組みます。


以上

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