抗がん剤の種「テルペンドールE」の生合成メカニズムを解明 −テルペンドールEはかび毒生合成のカギとなる中間体だった− ◇ポイント◇  ・テルペンドールEとかび毒の生合成に関与する遺伝子を7個同定  ・テルペンドールEを変換する酵素の遺伝子を欠損させ、安定的調製が可能に  ・副作用が少ない新しい抗がん剤開発やかび毒制御への応用に期待 <動画>   http://www.youtube.com/watch?v=yyGXCi5WSfc&feature=player_embedded  理化学研究所(野依良治理事長)は、土壌に棲む糸状菌(※1)の仲間が、新しい抗がん剤の種となる化合物として注目されている「テルペンドールE」を生合成するメカニズムを明らかにしました。これは、理研基幹...