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セツキシマブ
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第一三共、パトリツマブの非小細胞肺癌患者を対象としたHER3−Lung試験の中止を決定
パトリツマブの非小細胞肺癌患者を対象としたHER3−Lung試験について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、抗HER3モノクロナール抗体 パトリツマブについて、欧米にて実施中の非小細胞肺癌患者を対象としたHER3−Lung試験(以下、「本試験」)の中止を決定しましたのでお知らせいたします。 本試験は、局所進行性又は転移性の非小細胞肺癌患者におけるエルロチニブとパトリツマブの併用効果を評価することを目的としており、Part AとPart Bの2つのパートで構成されています。今般、Part AからPart Bに移行するために事前に設定した有効性の基準を達成しなかったため、独立データモニタリング委員会よ...
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慶大、大腸癌に対する分子標的治療薬セキシマブの新しい効果予測法を開発
分子標的治療薬セキシマブの大腸癌に対する新しい効果予測法を開発 ―進行・再発大腸癌患者一人ひとりに最適な治療法の実現に期待― 慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器外科)教室の北川雄光(きたがわ ゆうこう)教授らの研究グループは、切除が不可能な進行・再発大腸癌治療に頻用される分子標的治療薬(がん細胞が増殖するために必要なタンパク質を標的とした抗がん剤)(注1)の一つであるセツキシマブの治療効果の予測に関連する新たな手法を開発しました。 セツキシマブは、大腸癌細胞の表面に位置する上皮成長因子受容体(Epidermal Growth Factor Receptor、以下、EGFR)に結合し、EGFRからの細胞増殖・転移に関与...
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凸版印刷など、大腸がんの最適抗がん剤選択に向けKRAS遺伝子変異解析システムを開発
大腸がんの最適抗がん剤選択に向け、KRAS 遺伝子変異解析システムを開発 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 眞吾、以下 凸版印刷)と株式会社理研ジェネシス(本社:神奈川県横浜市鶴見区、代表取締役社長:塚原祐輔、以下 理研ジェネシス)は、新たにKRAS 遺伝子の体細胞変異(*1)を迅速、簡便に検出できる遺伝子解析システムを開発しました。 理研ジェネシスは、このKRAS 遺伝子変異解析システムを研究用途向けに2013年度中に販売を開始していきます。また欧州における体外診断薬販売に向けて98/79/EC 指令をクリアーし(CEマーク(*2)を貼付)、欧州でも販売する予定で...
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第一三共など、大腸癌を対象にした「MET阻害剤tivantinb」の第2相臨床試験結果を発表
MET阻害剤tivantinbの大腸癌を対象とした第2相臨床試験結果について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)とArQule社(本社:米国マサチューセッツ州)は、不応性もしくは再発の大腸癌患者を対象としたMET阻害剤tivantinib(ARQ 197)の第2相臨床試験の結果についてお知らせします。 本臨床試験の主要評価項目は、無増悪生存期間(Progression−Free Survival;PFS)であり、副次評価項目は全生存期間(Overall Survival;OS)と奏効率(Objective response rate;ORR)です。122名の患者さんが無作為に割り付けられ、イリノテカンとセツキシマブの2剤と、tivantinib 360mgまたはプラセボの併用治療を受けました。Tivanti...
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「NK細胞療法」技術の提供開始 〜NK細胞の高活性化、大量培養技術〜 株式会社メディネットは、かねてから抗体医薬品との相乗効果を狙った「NK細胞療法」技術の開発を進めておりましたが、この度、本技術の提供を開始いたしましたので、お知らせします。本技術の導入により、抗体医薬品を用いた治療中の患者様、あるいは、MHC クラスIの発現レベルが低下・消失されたがん患者様に、より高い治療効果をもたらす新たな治療が提供されることになります。 NK細胞は、抗体医薬品との相性がよく、MHCクラスIの発現がないがん細胞や、ウイルス感染細胞に対して、特に強い殺傷能力を持つリンパ球の一種です。ま...
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メルクセローノ、切除不能進行再発大腸がん治療薬「アービタックス」の承認条件が解除
切除不能進行再発大腸がん治療薬「アービタックス(R)」、承認条件(全例調査)の解除について メルクセローノ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マーク・スミス、以下、メルクセローノ)は、ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)陽性の切除不能進行再発大腸がん治療薬「アービタックス(R)注射液100mg」(一般名:セツキシマブ/遺伝子組換え)(以下、アービタックス)の承認条件となっていた製造販売後の使用成績調査(全例調査)に関し、厚生労働省から解除の通達を受けたことを発表しました。 アービタックスは、ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)を標的とするモノクローナル抗体で...
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メルクセローノ、頭頸部がん治療における「アービタックス」の効果に関する調査結果を発表
頭頸部がん治療におけるアービタックス(R) 延命効果と治癒の可能性を高める唯一の標準治療薬としての地位を確立 −アービタックスは、過去30年間において、再発又は転移性の頭頸部扁平上皮がん(SCCHN)患者の全生存期間を延長する唯一の一次治療薬であることが欧州での調査で明らかにされた−再発又は転移性の頭頸部扁平上皮がんの一次治療として、アービタックスと白金製剤をベースとした化学療法の併用が1年間で約3倍に増加−局所進行頭頸部扁平上皮がんにおけるアービタックスの使用は3年間で4倍に増加 Merck KGaA(ドイツ ダルムシュタット市、会長カール−ルドウィッグ・ クライ)の医薬...