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徳島文理大学
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アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明 −JAK阻害剤または保湿剤でアトピー性皮膚炎を予防− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター疾患遺伝研究チームの吉田尚弘チームリーダー(研究当時)、安田琢和研究員(研究当時)らの共同研究グループ(※)は、遺伝子変異誘導によりアトピー性皮膚炎モデルマウス(Spadeマウス)を開発し、このモデルマウスにおけるアトピー性皮膚炎発症のメカニズムを解明し、発症の予防方法を発見しました。 アトピー性皮膚炎は、日本を含めた先進国の乳幼児でよくみられる炎症性皮膚疾患であり、遺伝要因と環境要因の複合によって発症すると考えられています。共同研究グ...
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東大、海綿動物からがん細胞の増殖を抑える物質を作る酵素の遺伝子を解明
カイメンを気づかう共生バクテリア ―チョコガタイシカイメンの毒性物質はバクテリアが生産していた― 1.発表者: 脇本敏幸(東京大学大学院薬学系研究科 准教授) 江上蓉子(東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員) 阿部郁朗(東京大学大学院薬学系研究科 教授) 2.発表のポイント: ◆相模湾に生息する海綿動物から、がん細胞の増殖を抑える物質(細胞毒性物質)を作る酵素の遺伝子を明らかにしました。 ◆この遺伝子が海綿動物に共生する微生物に由来することを突き止め、その巧妙な生産機構を明らかにしました。 ◆複雑な構造を有する天然医薬品資源を生産する新たな微生物群の有効利用が期待できま...