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情報・システム研究機構
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NICTと国立情報学研究所、世界最速の長距離データ転送に成功
世界最速の長距離データ転送に成功 ファイル転送プロトコルMMCFTPで転送速度150Gbpsを記録 NICTと大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)はこのほど、NIIが開発したファイル転送プロトコル「MMCFTP」(Massively Multi−Connection File Transfer Protocol)を用いた日本ー米国間のデータ転送実験を行い、転送速度約150Gbpsで1〜10テラバイト(TB)のデータを安定的に転送することに成功しました。従来は80Gbpsの長距離転送が「世界最速」として報告されており、距離条件・転送速度ともに大幅に上回る今回の実験結果は「世界最速」(1サーバー対1サーバーのデータ...
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デンソーとデンソーウェーブ、解答代筆ロボットアーム「東ロボ手くん」を開発
デンソー、解答代筆ロボットアーム「東ロボ手くん」を開発 〜人工知能が解いた論述式問題の答案を用紙に筆記〜 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)と株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、社長:中川 弘靖)は、人工知能(AI)が解いた論述式問題の答案を解答用紙に筆記する解答代筆ロボットアーム「東ロボ手くん(とうろぼてくん)」を開発し、11月14日に開催された大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(以下NII、本部:東京都千代田区、所長:喜連川 優)が中心となって取り組むAIプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の2016成果報告...
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日本事務器、「SINETクラウドサービス」経由で「ネオシリウス・クラウド」のサービスを提供開始
日本事務器、国立情報学研究所(NII)の「SINETクラウドサービス」経由での「ネオシリウス・クラウド」のサービス提供を開始〜図書館システムとして初〜 日本事務器株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 啓一、資本金3.6億円、以下:NJC)は、同社の大学図書館情報サービス「ネオシリウス・クラウド」(注1)が、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(本部:東京都千代田区、所長:喜連川 優、以下:NII)より、NIIが構築・運用する学術情報ネットワーク「SINET」(注2)の「SINETクラウドサービス」のサービス提供機関として大学図書館システムで初の承認を受けました。 これ...
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統計数理研とSAS、共同でビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を設立
統計数理研究所とSAS Institute Japanが共同でビッグデータ分析の研究基盤、 ビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を設立 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:樋口知之)と、SAS Institute Japan株式会社(所在地:東京都港区、マネージング・ディレクター:サム・チョウ(Sam Cho)、以下 SAS)は、企業や公共団体がビッグデータを活用するための実践的研究の場として、ビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を共同で設立します。 多くの企業や公共団体がビッグデータを活用し価値の創出を模索・検討しているなか、実際に活用し成果を出すに至っている組織はい...
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理研、生体内の低分子化合物を網羅的に捉える解析プログラムを開発
生体内の低分子化合物を網羅的に捉える解析プログラムを開発 −MS−DIALによる次世代メタボロミクス− ■要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター メタボローム情報研究チームの有田正規チームリーダー(情報・システム研究機構国立遺伝学研究所 教授)、津川裕司特別研究員と、カリフォルニア大学デイビス校 オリバー・フィーン教授らの共同研究チーム(※)は、生体内の低分子化合物[1]を網羅的に捉えて解析するメタボロミクス[2]用の統合解析プログラムMS−DIAL(Mass Spectrometry Data Independent AnaLysis)[3]を開発しました。 メタボロミクスとは、生体内の低分子化合物を測定し、食品の品質評価や疾...
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ミサワホーム、南極昭和基地に気象棟・地学棟など統合する「基本観測棟」を受注
南極昭和基地 「基本観測棟」生産受注 ○現在の気象棟・地学棟・電離層棟・環境科学棟を統合する「基本観測棟」を受注 ○施工性・断熱性・耐候性などを考慮して構造体に木質接着複合パネルを採用 ○南極におけるミサワホームの建物受注は累計36棟、延床面積約5,900m2に ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所 東京都立川市)が入札を実施した「基本観測棟」の部材生産に応札し、このたび受注しました。なお、生産した部材は今年12月に南極昭和基地に搬入され、2018年2月に完成する予定です。 ...
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UEL、住宅建築業界向けポータルサイト「uSmaju(ユースマージュ)」を提供開始
日本ユニシス・エクセリューションズ 住宅建築業界向けポータルサイト「uSmaju(TM)(ユースマージュ)」を提供開始 〜住宅建築業務および周辺業務をシームレスにつなぎ、家づくりの効率化とコスト低減を支援〜 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:今村 康、以下UEL)は、住宅建築業務および周辺業務をシームレスにつなぐ各種機能・サービスを搭載した、住宅建築業界向けポータルサイト「uSmaju(ユースマージュ)」を開発し、2014年12月初旬から順次サービスを開始します。 UELは30年以上にわたり大手住宅メーカーを中心に住宅設計3次元CADシステム「DigiDR(デジド)(注1)」...
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NTT東日本など、スマートシティアプリケーションの実現へ向けた実証実験を開始
スマートシティアプリケーションの実現へ向けた自治体および市民とのグローカルなアプローチの実証実験を開始 〜日欧で検討したCloud of Things(ClouT)参照アーキテクチャの有効性を三鷹市と藤沢市にて実証〜 東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村雅之、以下 NTT東日本)、慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市、所長:小川克彦)、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長:喜連川優)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)およびパナソニック システムネットワークス株式会社(本社:東京都中央区、代...
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富士通研究所、特性の異なる通信網に適用可能なWAN高速化技術を開発
特性の異なる通信網に適用可能なWAN高速化技術を開発 従来の2倍の高速化を実現し、ユーザの体感速度を向上 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、モバイル網と国際網といったデータ欠落や遅延などの特性が異なる通信網を含む広域網(WAN)に適用可能な高速化技術を開発し、こうしたWANにおいて従来の2倍の速度向上を実現しました。 従来のWAN高速化技術は、WANの両端に一対の高速化装置を設置することが多く、WAN内に特性の異なる通信網が含まれることが考慮されていませんでした。このため、WANによっては最大の性能が引き出せない場合がありました。 本技術は、WANの中に高速化装置を分散配置し、各装置...
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南極大陸アイスコアからさぐる過去2000年の火山噴火の歴史 −火山噴火による気候変動要因の大きさを推定− <ポイント> ・26本の南極大陸アイスコアを解析し大規模火山噴火の歴史を正確に捉えた ・過去の2つの最大規模の火山噴火が及ぼす寒冷化への影響は従来の理解より小さい ・気候モデルへの入力データとして今後の活用が期待される <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と国立極地研究所(白石和行所長)は、米国砂漠研究所などと共同で、南半球および地球規模の気候に影響を与えた火山噴火の歴史を初めて過去2000年にわたって正確に復元しました。本研究により、地球全体の寒冷化に及ぼ...
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HED隕石から高圧鉱物を発見 【概要】 広島大学大学院理学研究科の宮原正明准教授、東北大学大学院理学研究科の大谷栄治教授、同研究科の小澤信助教、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所の山口亮助教らを中心とした研究チームは、小惑星ベスタ由来と考えられているHED隕石から、シリカ(SiO2)の高圧相(※1)、コーサイトとスティショバイトを世界で初めて発見しました。NASAの探査機ドーンによる探査でベスタには多数のクレーターが存在することが明らかになっています。これはベスタが激しい天体衝突を経験したことを示唆するものですが、天体衝突時に発生する超高圧力・高温に伴って生成するはずの...
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富士通研究所など、人工頭脳プロジェクトで代々木ゼミナールの模試に挑戦
国立情報学研究所の人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で、 代々木ゼミナールの模試に挑戦! 国立情報学研究所(注1)(以下、NII)の人工頭脳プロジェクト『ロボットは東大に入れるか』(以下、東ロボ)の数学チームに、株式会社富士通研究所(注2)(以下、富士通研究所)は、昨年度から参画し共同研究を行っています。「東ロボ」はNIIの新井紀子教授を中心に2011年にスタートしたもので、2016年までに大学入試センター試験で高得点をマークし、2021年に東京大学入試を突破することを目標としています。 本年度は、これまでの研究成果をもとに、学校法人高宮学園 代々木ゼミナール(注3...
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日本SGI、統計数理研究所のデータ同化スーパーコンピューターシステムを受注
日本SGI、統計数理研究所のデータ同化スーパーコンピュータシステムを受注 ビッグデータを活用したデータ中心科学研究のための計算基盤として、シングルシステムとして世界最大の64TBの共有メモリを搭載した「SGI UV 2000」が導入決定 日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石本龍太郎)は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(所長:樋口知之、所在地:東京都立川市)が新たに構築する「データ同化スーパーコンピュータシステム」を受注しました。 本システムは、SGIの大規模共有メモリ型サーバ「SGI UV 2000」を中核とした製品群で構築され、ビッグデータを活用...
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NTTなど、量子コンピュータを理論的に統合評価する方法を確立
世界初、量子コンピュータを理論的に統合評価する方法を確立 〜ソフトウエア的アプローチがパフォーマンス向上の決め手!〜 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長 喜連川 優、以下NII)の根本香絵教授とその研究チームは、日本電信電話株式会社(代表取締役社長 鵜浦 博夫、以下NTT)物性科学基礎研究所と共同で、世界初となる量子コンピュータを理論的に統合評価する方法を開発しました。最近、量子コンピュータの基礎となる技術が、世界的に目覚ましい実験的成果を挙げています。そこでわれわれは、現時点で最も有望な大規模量子コンピュータの方法である「誤り耐性(フォールトトレラント)量子コンピュー...
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東大など、10万年周期の氷期−間氷期サイクルのメカニズムを解明
人類が経験した最大の気候変動、10万年周期の 氷期−間氷期サイクルのメカニズムを解明 1.発表者: 阿部 彩子(東京大学 大気海洋研究所 准教授) 齋藤 冬樹(海洋研究開発機構 研究員) 川村 賢二(情報・システム研究機構 国立極地研究所 准教授) 2.発表のポイント: ◆氷期−間氷期が10万年周期で交代する大きな気候変動は、日射変化に対して気候システムが応答し、大気−氷床−地殻の相互作用によりもたらされたものであることを、最新の氷床−気候モデルにより世界で初めて明らかにしました。 ◆大気中の二酸化炭素(CO2)は、氷期−間氷期サイクルに伴って変動し、その振幅を増幅させる働...
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JAXAと国立極地研究所、地球観測衛星データの利用に関する協定を締結
地球観測衛星データの利用に関する 協定の締結について 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)と情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)は、地球観測衛星データを利用した、効果的な南北極域の科学研究を進めることを目的とし、平成25年6月14日、協定を締結しました。 JAXAと国立極地研究所は、これまでGRENE北極気候変動研究事業における海洋地球研究船「みらい」や南極地域観測隊への第一期水循環変動観測衛星「しずく」の観測データ提供はじめ、地球温暖化の影響を表すとされている南北極域における科学研究での協力関係を築いてきました。 JAXAおよび国立極地研究所は、...
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ユニアデックス、「NeXtCommons」がVPN利用とスマートフォンアクセスに対応
ユニアデックス NeXtCommons(R)のVPN利用とスマートフォン利用が可能に 〜 セキュリティー機能強化とモバイル対応により、企業での利用を一層促進 〜 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、ホームページを簡単に作成できるSaaS型サービス「情報発信・情報共有基盤NeXtCommons(ネクストコモンズ)」に、2つの機能強化を実施し、9月24日から提供開始します。 NeXtCommonsの主な新機能は以下のとおりです。 1.VPN(Virtual Private Network=仮想専用網)が利用可能に(オプションサー...
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東急電鉄など、iPhoneアプリ「pin@clip ピナクリ」新サービスの実証実験を開始
経済産業省2010年度 「ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(地理・空間情報基盤活用サービス実証事業)」 街なかソーシャル・エンタテインメント『pin@clip ピナクリ』 渋谷の街に掲出する位置情報付きARマーカを活用した 新しいジオサービスの実証実験を11月12日から開始 当社は、株式会社関心空間、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所、株式会社東急エージェンシーと共同で、昨年度開発したiPhoneアプリケーション『pin@clip ピナクリ』(※1)の新しいサービスの実証実験を、2010年11月12日から渋谷駅周辺(※2)において開始します。...