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キーサイト・テクノロジー、最大1.5THzのネットワーク・スペクトラム解析対応のシステムを発表
キーサイト・テクノロジー、最大1.5THzのネットワーク、スペクトラム解析に対応する業界初のシステムを発表 チャルマース工科大学の新しい材料、デバイス、回路に関する研究を支援 ■ハイライト ・独自の機能により、テラヘルツ周波数での材料、デバイス、回路の自由空間、オンウエハー、導波管測定を機能拡張 ・スペクトラム解析機能が内蔵されたキーサイトのPNA−Xマイクロ波ネットワーク・アナライザ(10MHz〜67GHz)を使用 ・Virginia Diodes,Inc.(VDI)の拡張モジュールが50GHz〜1.5THzの周波数カバレージを提供 東京、2016年11月9日発―キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジ...
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アンリツ、シグナルアナライザー「MS2840Aシリーズ」を機能強化し販売
スペクトラムアナライザの測定ダイナミックレンジを マイクロ波、ミリ波帯でさらに向上 シグナルアナライザ MS2840Aシリーズを機能強化 アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、シグナルアナライザ MS2840A用のオプション「Noise Floor Reduction MS2840A−051」(以下NFRオプション)と「2dB ステップアッテネータ ミリ波用 MS2840A−019」(以下、2dBステップアッテネータオプション)を開発。10月26日から販売いたします。 NFRオプションは、MS2840Aが内部にもつ雑音レベル[※1]を測定結果から最大11dB(設計値)差し引くことができます。これにより、表示するノイズフロア[※2]を...
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高温高圧フロー型マイクロ波応用有機合成装置を開発 ―(株)サイダ・FDSが販売開始― NEDOプロジェクトで、(株)サイダ・FDSは初原料と薬の間にある製品(医薬中間体)・特殊化成品の有機合成を目的とする高温高圧フロー型マイクロ波応用有機合成装置を開発しました。 開発した装置は、マイクロ波を用いることにより、圧倒的な収量アップに加え、難合成を高速・高収率で実施できるようになり、基礎研究から生産規模まで対応可能な装置のラインアップがこのほど完成、9月1日から販売を開始しました。 なお、静岡県医療健康産業研究開発センターで、9月1日から随時、モデルラボを設営し、装置の試用、勉強会、セミナー...
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フジッコ、チルド惣菜「Basta Deli(ベスタデリ)」シリーズをリニューアル発売
レンジで3分!本格シェフの味 『Basta Deli(◇)(ベスタデリ)』シリーズリニューアル 〜デザイン一新、『きのこクリームリゾット』はさらにおいしく〜 ◇「Basta Deli」の正式表記は添付の関連資料を参照 フジッコ株式会社(本社:神戸市中央区/代表取締役社長:福井正一)は、レンジで3分加熱するだけで、本格シェフの味が楽しめるチルド惣菜『Basta Deli(ベスタデリ)』シリーズのパッケージデザインを一新するとともに、『トリュフ香るきのこクリームリゾット』の品質を改良し、9月1日よりリニューアル発売いたします。 ※商品画像は添付の関連資料を参照 ■『Basta Deli(ベスタデリ)』シリーズとは 『Basta Deli...
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理研、加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化することに成功
加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化 −脳グリコーゲンを正確に可視化する新しい手法を開発− ■要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター神経グリア回路チームの平瀬肇チームリーダー、大江祐樹研究員らの共同研究グループ(※)は、マウス脳内のグリコーゲン[1]を正確に可視化する新しい手法を開発し、加齢に伴う脳グリコーゲンの分布変化の可視化に成功しました。 グリコーゲンは、肝臓や筋肉で合成され蓄えられているエネルギーのもととなる多糖[2]で、脳にも貯蔵されていることが知られています。最近では、グリコーゲンは通常時における脳活動のエネルギー源としてだけでなく、記憶の定着...
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NEC、ONFが主催する無線伝送装置の監視制御の実証実験に成功
NEC、ONFが主催する無線伝送装置の監視制御実験に成功 NECは、SDN(注1)の利用促進、OpenFlow(注2)の標準化を行う標準化団体Open Networking Foundation(ONF)のOpen Transport WG(Working Group)が主催する、無線伝送装置における監視制御の実証実験に参加しました。 実証実験に用いた伝送装置は、超小型マイクロ波通信システムiPASOLINKシリーズの最新装置「iPASOLINK VR」です。ネットワーク制御のプロトコルとして「NETCONF」を実装することで、OpenDaylight(注3)を採用したSDNコントローラと、iPASOLINK VRの連携を実現しました。これによりSDNコントローラから、同装置の監視制御が可能なことを実証し、ONFの標準化活動に貢献しました。 NEC...
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キーサイト・テクノロジー、業務用無線など向けPXIモジュール型ソリューションを発表
キーサイト・テクノロジー、業界初 公共/業務用無線から航空宇宙通信/軍事通信 までに対応するPXIモジュール型ソリューションを発表 ハードウェア、ソフトウェアのソリューションを柔軟性と拡張性を備えるシャーシ1台で実現 <ハイライト> ・簡単にアップグレード可能な柔軟性に優れたモジュール型システム ・従来のアナログ、デジタル無線規格に加えて、LTEなどの次世代要件もサポート ・最大160MHzの信号生成と解析帯域幅 東京、2016年4月8日発−キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、公共/業務用無線から軍事通信向けに業界初の...
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アンリツ、近傍位相雑音性能を大幅に向上したシグナルアナライザーを販売開始
近傍位相雑音性能を大幅に向上、狭帯域無線装置・デバイスの 開発・製造向けスペクトラムアナライザ シグナルアナライザ MS2840Aの販売を開始 アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、シグナルアナライザ/スペクトラムアナライザのラインアップを拡充。新たに、シグナルアナライザ MS2840Aを2016年3月30日から販売開始します。 今回開発したMS2840Aは、9kHz〜44.5GHzの測定周波数範囲を持ち、内蔵発振器のSSB位相雑音性能[※1]を大幅に向上させています。 これにより、これまで大型で高価格の位相雑音専用測定器でしか実現できなかった狭帯域通信装置の近傍スプリアス性能評価を、MS2840A...
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東邦テナックス、「マイクロ波による炭素化技術」と「プラズマによる表面処理技術」を開発
省エネで生産性の高い革新的な炭素繊維製造プロセス 革新的炭素化工程と表面処理技術を開発 帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開している東邦テナックス株式会社( http://www.tohotenax.com/tenax/jp/index.php )(本社:東京都千代田区、社長:吉野 隆)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が実施している「革新的新構造材料等研究開発」の成果として、「マイクロ波による炭素化技術」と「プラズマによる表面処理技術」の開発に成功しました。 炭素繊維は、軽量かつ力学的特性に優れる素材であり、航空機のみならず自動車への適用が期待される他、環境・エネルギー分野、土木建築分野...
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NEC、ブラジル リオ・デ・ジャネイロ州のアスー港湾にセキュリティシステムを構築
NEC、ブラジル リオ・デ・ジャネイロ州のアスー港湾にセキュリティシステムを構築 NECは、ブラジルのアスー港湾にセキュリティシステムを構築します。本システムは、本年10月より本格的に稼働する予定です。 アスー港湾は、リオ・デ・ジャネイロ州の北東部に位置する世界最大級の貿易港です。石油などの危険物も扱うことが予定されるため、港の運営においては強固なセキュリティ対策が求められています。 本システムでは、不審者などの不正侵入を防止するために、カメラを用いた監視システムやICカードを利用した入退場ゲートを構築し、安全な港湾の運営に貢献します。 また、本セキュリティシステムのデータ伝送用...
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東大、64APSK変調方式で毎秒505メガビットの高速ダウンリンク通信に成功
地球観測衛星では世界最高の周波数利用効率を持つ64APSK変調方式を使用して 毎秒505メガビットの高速ダウンリンク通信に成功 −小型衛星における伝送速度の世界記録を更新− 1. 発表者: 齋藤 宏文(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授 東京大学大学院工学系研究科 教授(委嘱)) 中須賀 真一(東京大学大学院工学系研究科 教授) 2. 発表のポイント: ◆64値振幅位相変調(64APSK)方式(注1)を使用し、超小型衛星「ほどよし4号」とJAXA宇宙科学研究所の直径3.8mアンテナ受信設備の間で、毎秒505メガビットという、100kg以下の小型衛星としては世界最高速...
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アナログ・デバイセズ、周波数範囲2−50GHzをカバーする分布型パワーアンプ2機種を発表
アナログ・デバイセズ、分布型パワーアンプ「HMC1127」と「HMC1126」を発表 周波数範囲2−50GHzをカバーし、 計測器およびマイクロ波無線アプリケーションを簡素化 アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、本日、MMIC(モノリシック・マイクロ波集積回路)分布型パワーアンプ「HMC1127」と「HMC1126」を発表しました。これらの新しいパワーアンプはダイで提供され、2−50GHzの周波数範囲をカバーし、周波数帯域間の(切替え用)RFスイッチを不要にします。これによりシステム設計を簡素化し、性能を改善します。各アンプは、50オームに内部マッチングされたI/Oを集積しており、マルチチップ・モジュールへ...
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東芝、ハードディスクの高密度化を実現する多層磁気記録に関する新技術を実証
ハードディスクの高密度化を実現する多層磁気記録に関する新技術を実証 ■概要 当社は、マイクロ波磁界を用いることによって、多層の磁性体の磁化の向きを、層を選択して反転させる新技術を実証しました。今回開発した磁化反転技術は、ハードディスクの大容量化を実現するために記録層を多層化(3次元構造)した高記録密度の磁気記録への応用が期待されます。 なお、この研究開発は、国立行政法人 科学技術振興機構(JST)における研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(S−イノベ)」の一環としておこなわれ、2015年7月8日にスペインバルセロナで開催される国際学会(ICM2015)において発...
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非対称な光学迷彩装置を理論的に実証 −光を自在に曲げることで物体を見えなくする理論− ■要旨 理化学研究所(理研)理論科学研究推進グループ階層縦断型基礎物理学研究チームの瀧雅人研究員と東京工業大学量子ナノエレクトロニクス研究センターの雨宮智宏助教と荒井滋久教授らとの共同研究チームは、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築しました。 光学迷彩は、光を自在に曲げる装置を設計、開発することで、物体や人を光学的に見えなくする技術です。これまで様々な理論的提唱や実験的な確認がなされてきました。しかし、光学迷彩装置は向かってくる光を迂回させることで、装置自体を見えなくしています。したがっ...
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アナログ・デバイセズ、9kHzから13GHz周波数帯向けシリコン製SPDTスイッチを発表
アナログ・デバイセズ、シリコン製SPDTスイッチ「HMC1118LP3DE」を発表 厳しい要件が求められる試験測定アプリケーション向けに高速セトリング時間特性を提供 アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、本日、9kHzから13GHz周波数帯向け動作仕様のシリコン製SPDT(単極双投)スイッチ「HMC1118LP3DE」を発表しました。この新しいSPDTスイッチは、8GHz動作で48dBという高いアイソレーションと0.6dBという低い挿入損失が特長です。HMC1118LP3DEは、アナログ・デバイセズのRFおよびマイクロ波コントロール製品ポートフォリオの第一弾となる製品です。シリコン・プロセス技術固有の優位性を発揮することにより、従来のGaAs...
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パナソニック、解凍ムラを抑えたスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」を発売
業界初(※1)「サイクロンウェーブ加熱」を搭載 スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」NE−BS1200を発売 解凍のムラを抑えた「芯までほぐせる解凍」を実現 *食材や形状、環境により出来栄えは異なります。 ◇製品画像は添付の関連資料を参照 品名:スチームオーブンレンジ 品番:NE−BS1200 希望小売価格:オープン価格 発売日:6月1日 月産台数:5,000台 パナソニック株式会社は、業界初(※1)「サイクロンウェーブ加熱」で冷凍したお肉などをすぐに使える状態にできる「芯までほぐせる解凍」(※2)を実現したスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」NE−BS1200を6月1日より...
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日本モレックス、ノイズ低減性能を発揮するEMI吸収テープとシートを発表
日本モレックス、 卓越したノイズ低減性能を発揮するEMI吸収テープおよびシート「HOZOX(TM)」を発表 幅広い帯域の放射電磁ノイズを吸収するソリューション 製品性能の向上と電磁適合性(EMC)規制準拠を可能に 2015年1月6日 −世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、民生電子機器、データ/テレコム、マイクロ波/無線高周波など、高周波デバイスの製造において卓越したノイズ低減性能を発揮するEMI(電磁干渉)吸収テープおよびシート「HOZOX(TM)」を発表した。 モレックスのHOZOXは独自の2層構造によるノイズ吸収技術...
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古河電工、原子力機構からITER(国際熱核融合実験炉)向け超電導ケーブルをを受注
ITER(国際熱核融合実験炉)向け超電導ケーブルを受注 〜夢の恒久的エネルギー源の実現に貢献〜 当社は、現在フランスで建設が進められているITER(国際熱核融合実験炉)で使用される超電導ケーブル約30トンを日本原子力研究開発機構から受注しました。 これまでに受注したITER用超電導ケーブルと合わせて、受注総額は約25億円になります。これらの超電導ケーブルは、2015年2月から2016年10月にかけて納入する計画です。 <背景> ITERは、核融合エネルギーが科学技術的に成立することを実証することを目的として、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・韓国・中国・インドの七極により進められている超大型...
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フリースケール、ソリッド・ステートRFパワー・ポートフォリオと開発ツールを発表
フリースケール、電子レンジ業界に革命を起こす ソリッド・ステートRFパワー・ポートフォリオと開発ツールを発表 寿命による劣化なしに制御可能なRFエネルギーを実現する革新的なソリッド・ステートRF加熱製品 フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、電子レンジ業界に革命を起こすべく、RF加熱ポートフォリオの新たな製品ファミリとして、費用対効果に優れた2種のソリッド・ステートRFパワー・トランジスタとアプリケーション開発エコシステムを発表しました。 今回の新製品を活用することで、民生用および業務用電子レンジ・メーカは、次世代調理家電の扉を開く個性的なソリューションや斬新なモデルを開発できる...
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三菱電機と東北大、無線通信用「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発
信頼性が高く、高速な無線通信の実現に貢献 無線通信用「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発 三菱電機株式会社と国立大学法人 東北大学は、長距離通信が可能なマイクロ波帯(5GHz)(※1)と超高速通信が可能なミリ波帯(60GHz)(※2)の受信回路を、低コストなSi−CMOSで1チップ化した「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発しました。 複数の無線規格に対応し、切り替え可能にすることで、安定した通信環境と高速な無線通信の実現に貢献します。 ※1:建物などで通信経路の見通しがつかない場合でも、長距離通信が可能。無線LANなどに用いられる。 ※2:通信を妨げる障...
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熱を使った効率的な純スピン流生成に成功 〜電荷レスでワイヤレスなスピンデバイスの実現に一歩前進〜 【ポイント】 >電流を流すことなく、熱を利用して極めて効率的に純スピン流の生成に成功した。 >従来の材料に比べ2桁以上の大きなスピン信号を検出した。 >排熱利用スピンデバイス、ワイヤレスで動作するスピンデバイス、エナジーハーベスティング技術などの、さまざまな応用が期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、九州大学大学院理学研究院の木村崇主幹教授らは、スピン(注1)を使った次世代の電子素子(デバイス)での応用が期待される「純スピン流(注2)」を、熱を使って効率的に生成する...
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アジレント、Xシリーズシグナル・アナライザのエントリーモデルの機能を拡張
アジレント・テクノロジー、Windows7対応をはじめ CXAシグナル・アナライザの機能を拡張 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、Xシリーズシグナル・アナライザのエントリーモデル「Agilent N9000A CXAシグナル・アナライザ」の機能を拡張し、RFおよびマイクロ波アプリケーション向けの機能を向上させました。また、オペレーティングシステムとしてWindows7に対応し、性能および安定性の向上を図りました。 今回の拡張により、RFCXA(7.5GHz(ギガヘルツ)以下のモデル)の位相雑音性能が10dB(デシベル)向上し、より正確な測定を実現します。また、マイクロ波CXA...
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サタケ、GABAライスを使用したパックご飯「GABA楽メシ」を発売
<新製品> パックご飯「GABA楽メシ(R)」を新発売 ―GABAライスとパックご飯加工設備の認知向上を目指す― サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2−30、代表:佐竹利子)は、GABAライスを使用し、電子レンジで1分30秒加熱するだけで食べられるパックご飯「GABA楽メシ(R)」を、7月1日より新発売します。発売日以降、サタケオンラインショップやおむすびのGABAそごう広島店をはじめ、取扱店舗へ順次出荷を開始します。 ※商品画像は添付の関連資料を参照 サタケは、2009年にパックご飯(レトルト)加工設備を開発しました。サタケ独自の加圧・マイクロ波加熱処理により、ツヤ・つぶ感のある美味しいご飯に仕上げる...
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NICT、通信衛星を利用した手法で光格子時計の生成周波数を直接比較することに成功
9,000km離れた日独の光格子時計が625兆分の1の精度で一致! 〜世界初、通信衛星を用いて光時計の大陸間直接比較を新手法で実現〜 【ポイント】 ■日独で独自に開発した光格子時計の刻む時間が625兆分の1の精度で一致 ■大陸間の直接比較が可能な通信衛星を用いた新手法を開発 ■本手法は光時計による秒の再定義の必要条件をクリア。次世代の国際標準として利用する可能性を実証 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、ドイツ物理技術研究所(Physikalisch−Technische Bundesanstalt,以下「PTB」)と共同で、通信衛星を利用した新しい手法で、両機関で開発されたストロンチウム光格子...
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理研、中性子ハロー核11Beの超微細構造定数の精密測定を実現
中性子ハロー核11Be(※)の超微細構造定数の精密測定 −光でハロー中性子を直接見るための第一歩− ※「11Be」の正式表記は添付の関連資料を参照 <ポイント> ・中性子ハロー核11Beの超微細構造定数の精密測定を世界で初めて実現 ・レーザーとマイクロ波で中性子ハローの広がりを観測するための第一歩 ・原子核模型に依存しない測定法で究極の原子核描像の構築に道筋 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、中性子ハロー核[1]の1つ「質量数11のベリリウム同位体イオン(11Be+(*))」の超微細構造定数[2](超微細構造のエネルギー分離の大きさを定義する量)を、レーザー・マイク...
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アジレント、LTE−Advancedアップリンク4×4MIMO信号生成ソリューションを発表
アジレント・テクノロジー、業界初となる LTE−Advanced アップリンク 4×4 MIMO 信号生成ソリューションを発表 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界初となるLTE−Advanced アップリンク4×4 MIMO 信号生成ソリューションを発表します。これにより、FDDおよびTDDのLTE−AdvancedのEvolved Node Bに対応した受信機の検証が可能となります。今回発表のソリューションは、「N7624B/25B−TFP Signal Studio for LTE/LTE−Advanced FDD/TDD」ソフトウェアで、新たにアップリンク4×4 MIMOをサポートしたものです。 当社のマイクロ波・コミュニケーション事業部マーケ...
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東大、重力波直接観測を目指す大型低温重力波望遠鏡 KAGRAのトンネル掘削が完了
世界初の重力波直接観測を目指す大型低温重力波望遠鏡 KAGRAのトンネル掘削が完了 <発表者> 梶田 隆章(東京大学宇宙線研究所 所長・教授) 大橋 正健(東京大学宇宙線研究所 准教授、(注1) 内山 隆(東京大学宇宙線研究所 助教) <発表のポイント> 大型低温重力波望遠鏡・KAGRA(かぐら、(注2)を格納する3キロメートルの腕を2本持つL字形トンネルの掘削が完了しました。KAGRAは、世界で唯一、低地面振動環境である地下に建設されるキロメートルスケールの重力波望遠鏡であり、地下トンネルはKAGRAの感度性能を向上させる重要な構成要素です。今後、実験施設の整備、実験装置の構築を経て、2015年末...
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全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の初画像について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が共同開発し、平成26年2月28日に種子島宇宙センターから打ち上げられた全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)が、別紙のとおり初画像を取得いたしました。 全球降水観測計画(GPM計画)は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と他の協力機関の副衛星群によって、一日に複数回、地球全体の降水(雨や雪)を観測するものです。GPM計画の要となるGPM主衛星は、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダ(DPR)と、NASAが開発したGPMマイクロ波放射計(GMI)の二つのミッション機...
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JAXA、H−IIAロケットで全球降水観測計画主衛星の打ち上げに成功
全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打上げについて 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が開発した全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)は、日本時間2014年2月28日 午前3時37分に、H−IIAロケット23号機にて種子島宇宙センターから打ち上げられました。 GPM計画は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と複数の副衛星群により、地球全体の降水(雨や雪)を一日に複数回、観測する計画です。今回打ち上げたGPM主衛星は、副衛星群による降水観測の基準となり精度を高める中心的な役割を担います。 GPM主衛星は、NASAのゴダード宇宙飛行センターで組み立てられ、JAXAが情報通信研究...
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アジレント、HDMI2.0送受信コンプライアンステストソフト2種を発表
アジレント・テクノロジー、 HDMI2.0送受信コンプライアンステストソフトウェアを発表 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、最新のHigh−Definition Multimedia Interface(HDMI)2.0を採用した機器の物理層コンプライアンステストソフトウェア2種を発表します。1つは当社のInfiniium(インフィニウム)オシロスコープ上で動作する送信テストソフトウェアで、HDMI2.0の送信試験に対応しています。もう1つは、当社のTMDS信号発生プラットフォームもしくはM8190A任意波形発生器とともに使用する受信テストソフトウェアで、HDMI2.0の受信試験に対応しています。 ...
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磁気抵抗膜を用いたマイクロ波発振器を高性能化 −スピントルク発振器の発振周波数安定性が大幅に向上− <ポイント> ・磁気トンネル接合膜を用いたナノコンタクト型スピントルク発振素子を開発 ・発振出力の高出力化と安定化を実現し、従来の10倍近い安定性を達成 ・LSI中に組み込むことが可能なナノスケール発振器など、幅広い分野での応用に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノスピントロニクス研究センター( http://unit.aist.go.jp/src/ci/index.html )湯浅 新治 研究センター長、金属スピントロニクス研究チーム 久保田 均 研究チーム長、キヤノンア...
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NEC、ロシアの携帯通信事業社から超小型マイクロ波通信システムを受注
NEC、ロシア最大の携帯通信事業社から超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK EX」を受注 NECは、ロシア最大の携帯電話事業者であるMobile TeleSystems OJSC(モバイルテレシステムズ、本社:モスクワ、代表者:Andrei Dubovskov、以下MTS社)と、超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK(アイパソリンク)EX」に関する包括契約を締結しました。 iPASOLINK EXが使用するE−Band帯域(70〜80GHz)は、電波の直進性が強く、大気により電波が減衰する影響を受けにくいため、近距離かつ大容量伝送ネットワークに適しています。 また、iPASOLINK EXは、一体型のプラットフォームを採用し、小型軽量・省スペースを実現、且つ屋外設置が可能な為...
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NEC、チェコの通信事業社と超小型マイクロ波通信システムの包括契約を締結
NEC、チェコ最大の通信事業社と超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK EX」の包括契約を締結 NECは、チェコ最大の通信事業者であるT−Mobileチェコ「(本社:プラハ、代表者:Mr.Milan Vasina(※))と、通信帯域70−80GHz(E−Band帯域)に対応した屋外一体型超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK EX」の包括契約を締結しました。これにより今後3年間にわたりiPASOLINK EXを納入していきます。 ※「Vasina」の正式表記は、添付の関連資料を参照 T−Mobileチェコは、ヨーロッパ大手通信事業社であるドイツテレコム傘下で、加入者数560万人を擁するチェコ最大の通信事業者です。同社は現在、スマートフォンやタブレット端末...
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アンリツ、ベクトルネットワークアナライザMS4640Bシリーズを販売開始
ベクトルネットワークアナライザMS4640Bシリーズの販売を開始 レーダー用デバイス・高速差動デバイスの特性評価を実現 アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ベクトルネットワークアナライザMS4640Aシリーズの後継機種としてMS4640Bシリーズを開発。9月24日から販売を開始します。 今回開発したMS4640Bシリーズは、「パルス内位相測定機能」および「真の差動測定機能」をオプションで提供しています。パルス内位相[※1]測定オプションを使用することにより、レーダー通信システム用デバイスの解析が行えます。また、真の差動測定オプションを使用することにより、高速無線通信システムで使用される...
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NEC、最高レベルの送信出力を実現したiPASOLINK向け屋外無線装置を発売
NEC、世界最高レベルの送信出力を実現したiPASOLINK向け屋外無線装置を発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 NECは、海外向け超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK(アイパソリンク)」の屋外無線装置(ODU:Out Door Unit)のラインナップを強化し、世界最高レベルの送信出力を実現する新製品を発売します。出荷時期は本年10月末を予定しています。 新製品は、NECが開発した窒化ガリウム(GaN)(注1)素材のICをパワーアンプに採用することで、従来製品と比較して約3倍(注2)の送信出力を実現しています。更に、送信出力や送信距離に応じて消費電力をコントロールする機能を搭載することで、既存製品と比較して最大5...
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フジッコ、レンジで3分加熱するだけで食べられる「Basta Deli」シリーズを全6種発売
音がなったら食べ頃サイン!レンジで3分本格シェフの味! Basta Deli(ベスタデリ)シリーズ 全6種類 新発売! 〜アジア初!マイクロウェーブを用いた加熱調理殺菌システム〜 フジッコ株式会社(本社:神戸市中央区/代表取締役社長:福井正一)は、2012年10月より関東地区でテスト販売を行っていた調理済食品(チルドレディミール:冷蔵で45日保存可能)を好評につき2013年9月2日(月)より関東地区で販売拡大いたします。その際、ブランドも一新し「Basta Deli(ベスタデリ)」シリーズとして全6種類(希望小売価格398円/税込)を展開します。 ■商品画像 *添付の関連資料を参照 ■開発背景 <...
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NTTとJAXA、「電気光学プローブ」を応用しイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に成功
小惑星探査機等で使用されるイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に 「光ファイバ」を活用した電気光学プローブを使用し、世界で初めて成功 〜マイクロ波放電式イオンエンジンの内部現象の解明により、さらなる高性能化に貢献〜 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下 NTT)と、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(東京都調布市、理事長:奥村直樹、以下 JAXA)は、高精度に電界を測定する技術としてNTT が開発中の光ファイバを活用した「電気光学プローブ」※1(以下 EO プローブ)を応用し、小惑星探査機等で使用されているマイクロ波放電式イオンエンジン※2 内部のプラズマ中のマ...
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富士通研究所、小型・高出力なミリ波帯送受信モジュール技術を開発
窒化ガリウムHEMTを用いた小型・高出力なミリ波帯送受信モジュール技術を開発 複数チップを1つのパッケージに統合し、レーダー機器や無線通信機器の小型化に貢献 株式会社富士通研究所(注1)は、窒化ガリウム(GaN)(注2)高電子移動度トランジスタ(HEMT)(注3)を用いて、ミリ波帯(注4)まで適用可能な、10ワット(以下、W)出力の送受信モジュール技術を開発しました。 従来、ミリ波帯に対応した高出力のモジュールを実現するには、発熱を逃がすために部品ごとにパッケージ化してモジュールを構成する必要があるため小型化が難しく、また、高周波化に伴いモジュール内の端子接続部での損失が増大するため、ミ...
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磁気の波を用いた熱エネルギー移動に成功 −次世代電子情報・マイクロ波デバイスの省エネルギー技術開発に道− 【発表のポイント】 ・磁気の波(スピン波)を用いて熱エネルギーを望みの方向に移動させる基本原理を実証 ・新しい熱エネルギー輸送法として、次世代電子情報・マイクロ波デバイスの省エネルギー技術への応用に期待 東北大学金属材料研究所の安東秀助教、東北大学原子分子材料科学高等研究機構の齊藤英治教授(東北大学金属材料研究所教授、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター客員グループリーダー、兼任)、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センターの前川禎通センター長、東邦大学理学部の...
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エステー、100%天然樹木水配合の消臭芳香剤「消臭力 優しい森」を発売
消臭力シリーズに新アイテム登場 北海道のトドマツから抽出した“(※)100%天然樹木水”を配合 「消臭力 優しい森」を新発売 エステー株式会社は、メガブランドの「消臭力」シリーズから新たに“(※)100%天然樹木水”を配合し、まるで森林浴空間にいるようなやすらぎ・くつろぎ気分が味わえる消臭芳香剤「消臭力 優しい森」3タイプを2013年3月22日から全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど新発売します。 この「消臭力 優しい森」は、2011年9月から新事業として展開している「(※)クリアフォレスト事業」における消臭芳香剤の第1弾となります。 価格はオープンですが、店...
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JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」の輝度温度プロダクトを提供
第一期水循環変動観測衛星「しずく」の輝度温度プロダクトの提供開始について 宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)[平成24年5月18日打上げ]の初期校正作業(※1)完了に伴い、「しずく」に搭載している高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)の輝度温度プロダクト(※2)の提供を本日から開始します。 このたび公開する輝度温度プロダクトは、「しずく」が観測した生のデータに補正処理を加えたもので、気象庁や民間気象予報事業者をはじめ、気象・気候変動研究等に携わる研究者・研究機関での幅広い利用が予定されているだけでなく海外の関係機関(米国海洋...
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NTTと東工大、グラフェンを用いてプラズモンの伝搬速度制御ができることを実証
グラフェンを用いたプラズモンの伝搬制御を世界で初めて実証 〜電子の波を利用したナノ領域での回路の高速化、超低消費電力化へ前進〜 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区、学長:三島良直、以下 東工大)は、電子の移動度が高いなどの特性から近年注目されているグラフェン(※1)を利用することにより、電子の波であるプラズモン(※2)の伝搬速度を二桁に渡り制御できることを世界で初めて実証しました。従来、プラズモンの研究では金属が用いられていましたが、NTTと東工大はグラフェンに着目し電子密度等を変化させること...
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アンリツ、移動通信基地局などの評価向けハンドヘルドスペクトラムアナライザを販売
各種無線通信システムのフィールド測定が高精度に可能 スペクトラムマスタMS2720Tの販売を開始 アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ハンドヘルドスペクトラムアナライザの新製品として、スペクトラムマスタ(TM)MS2720Tを開発。12月21日から販売いたします。 MS2720Tは、各種移動通信基地局、マイクロ波通信システム、デジタル無線機器の評価で使用されるハンドヘルド計測器であり、従来から販売しているマイクロ波・コンパクトスペクトラムアナライザMS272xCシリーズの後継機種です。 MS2720Tを使用することにより、LTE FDD/TDD[※1]やWiMAX[※2]などの各種移動通信基地局の信号、衛星放送や...
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日本電波工業、高品質で安定した信号を供給する小型周波数シンセサイザーを開発
放送事業用通信・公共無線等、マイクロ波通信向け、 通信品質向上に貢献する、小型周波数シンセサイザを開発 日本電波工業(株)は、当社独自の水晶発振回路技術とモジュール化技術を駆使して、位相雑音とスプリアスが低く、マイクロ波通信においても高品質で安定した信号を供給できる、小型の周波数シンセサイザを開発致しました。 テレビなど放送事業の中継局間で有線伝送路の敷設が困難な場合や、携帯電話事業の交換局・基地局間、各種公共無線・業務用無線等では、マイクロ波を使ったデータ通信が行われます。このマイクロ波通信においては、多くの場合、1つのシンボル(信号を乗せる区間)に多くのビット情報を載...
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理化学研究所とNEC、量子ビットを高精度に読出すための手法を実証し動作を実証
量子ビットを高精度に読出すための新回路を作製し、その動作を実証 −量子ビット読出し手法の有力候補である「分散読出し」で新手法− ◇ポイント◇ ・高エネルギー準位を用いた検出信号の増大理論を初めて実証 ・読み出し信号を5倍以上に高め、精度90%での量子ビット読出しを達成 ・計算エラー訂正に必要とされる1回の試行での高精度読出しに応用可能 理化学研究所(野依良治理事長)と日本電気株式会社(NEC、遠藤信博社長)は、量子ビット(※1)のエネルギー緩和率(※2)を増大することなく量子ビットの読出し信号を増大させる手法を実証し、量子ビットの読出し精度90%を達成しました。これは理研...
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東大とNECなど、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発
世界初、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発 〜机にパソコンを置くだけで、安全かつ高効率な伝送を実現〜 国立大学法人東京大学、日本電気株式会社、NECエンジニアリング株式会社、株式会社セルクロス、帝人株式会社の研究グループは、独立行政法人情報通信研究機構の支援を得て、電子機器の無線LAN通信と電力供給を、一枚のシート上で実現する技術を開発しました。 本技術は、伝送シート近傍に閉じ込められた電磁波を、電子機器に装着した専用の部品(カプラ)で受けて、通信と給電を実現するものです。これにより、伝送シート上の場所を選ばすに、電子機器にマイクロ波帯の電磁波を...
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スピンを利用したテラヘルツ光の制御に成功 ―新たな電気磁気光デバイスの原理を実証― 1.発表者:十倉好紀(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 教授) 貴田徳明(東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻 准教授) Sandor Bordacs(東京大学大学院工学系研究科附属 量子相エレクトロニクス研究センター 特任研究員) 2.発表のポイント: (1)光によって特殊な磁石中のスピンを操作することに成功 (2)スピンを利用することで、テラヘルツ光の振動方向(偏光)と強度の制御を実現 (3)テラヘルツ帯の電...
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JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が定常観測運用に移行
第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)の 定常段階移行について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成24年5月18日に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)について、計画どおり初期機能確認を終了し、本日、定常観測運用に移行しました。 今後は、地上観測データとの比較などによるデータの精度確認やデータ補正等を行う、初期校正検証を実施していきます。また、今後の観測の成果については、逐次プレス発表やWEBサイト等でお知らせいたします。 (宇宙利用ミッション本部ホームページ http://www.satnavi.jaxa.jp/ ) 【「しずく」が観測し...
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NEC、屋外設置型の超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR」シリーズを販売
NEC、屋外向け小型軽量の 超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK」シリーズを国内で販売開始 〜防水・防塵性能など高い耐環境性により防災に貢献〜 ※製品画像は添付の関連資料を参照 NECは、超小型マイクロ波通信システムのPASOLINK(パソリンク)の屋外設置型で、小型軽量・省スペースを実現した「iPASOLINK AOR(アイパソリンク All Outdoor Radio)」シリーズを、従来の海外での販売に加え、本日から国内で販売を開始します。 このたび販売する製品は、ライセンス不要な周波数帯域(60GHz)を活用した屋外向けマイクロ波通信システム「iPASO...
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アジレント・テクノロジー、コスト効率の高いミリ波信号解析ソリューションを発表
アジレント・テクノロジー、 コスト効率の高いミリ波信号解析ソリューションを発表 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のシグナル・アナライザ「Agilent EXAシリーズ シグナル・アナライザ」を44GHz(ギガヘルツ)のミリ波帯まで対応させたことを発表します。外付けのエクステンダを使用することで、最大1.1THz(テラヘルツ)まで対応可能です。EXAリリーズは業界で最もコスト効率の高いミリ波シグナル・アナライザとなります。 ミリ波帯で動作するシステムが増加するにつれ、その測定ニーズも高まっています。また、高分解...
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三菱電機、14GHz帯で出力100WのGaN HEMT増幅器を開発
衛星通信地球局設備の小型・軽量化に寄与 14GHz帯で世界最高の出力100W GaN HEMT増幅器を開発 三菱電機株式会社はKu帯(※1)衛星通信に使用される14GHz帯で世界最高(※2)の100Wの出力電力が得られるGaN(※3)HEMT(※4)増幅器を開発しました。今回の開発により、衛星通信地球局(※5)などに使用される電力増幅器の小型・軽量化が可能になります。 ※1 周波数12.4GHz〜18GHzのマイクロ波。 ※2 2012年4月25日現在、当社調べ。 ※3 Gallium Nitride:窒化ガリウム。 ※4 High Electron Mobility ...
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パナソニック、電力の無駄を抑えて調理時間を短縮するスチームオーブンレンジ2機種を発売
新開発「スピードエリア加熱」機構搭載 スチームオーブンレンジ「3つ星 ビストロ」NE−Rシリーズを発売 調理時間のさらなる短縮“こんがり8分”時短メニュー ◇製品画像は添付の関連資料を参照 品 名:スチームオーブンレンジ 品 番:NE−R3500/NE−R305 希望小売価格(税込):オープン価格 発売日:6月1日 月産台数:7000台 アプライアンスマーケティング ジャパン本部は、新開発「スピードエリア加熱」機構を搭載し、少量の焼き物や揚げ物調理時に、エリアを絞って加熱することで、電力の無駄を抑えて調理時間を短縮するスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」NE−Rシリ...
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NEC、インドにモバイル通信システムのオフショア開発拠点を設立
NEC、インドにモバイル通信システムのオフショア開発拠点を設立 NECは本年4月に、モバイル通信システムのオフショア開発を行う、NECモバイルネットワークエクセレンスセンター(NEC Mobile Network Excellence Center、以下 NMEC)をインド(チェンナイ市)に設立します。 NMECは、NECグループがインドで初めて設立したモバイル通信システムの開発拠点で、主にグローバル向け主力製品である超小型マイクロ波通信システム"PASOLINK"シリーズの一部のハードウェア及びソフトウェアの開発を行います。 NECは、NMECを通じてインドの開...
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NEC、屋外一体型超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR」シリーズを発売
NEC、屋外一体型超小型マイクロ波通信システム 「iPASOLINK AOR」シリーズを発売 NECは、海外向け超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK(アイパソリンク)」シリーズのラインアップとして、マイクロ波送受信部(ODU)、変復調部(IDU)を一体型にした屋外設置用「iPASOLINK AOR(All Outdoor Radio)」シリーズ3機種を追加し、本日より販売活動を開始します。 スマートフォンやタブレットの普及に伴う通信容量の急増に対応するため、通信事業者はLTEを導入し、無線資源の効率化、大容量化およびモバイルバックホール(携帯電話の基地局と基地...
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三菱電機、高出力100Wを実現した「衛星通信用C帯100W GaN HEMT」を発売
衛星通信のC帯で業界最高の出力100Wを実現 「衛星通信用C帯100W GaN HEMT」発売のお知らせ 三菱電機株式会社は、C帯(※1)衛星通信の地球局(※2)に使用される電力増幅器用「GaN(※3) HEMT(※4)」の新製品として、業界最高出力(※5)の100Wおよび出力50Wの2機種のサンプル出荷を2012年1月10日に開始します。 ※1:周波数4GHz〜8GHzのマイクロ波 ※2:衛星通信で地上に設置された基地局 ※3:Gallium Nitride:窒化ガリウム ※4:High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ ※5:...
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シチズン・システムズ、高齢者の生活を支援する「安否見守りセンサーユニット」を開発
◆体動と呼吸を検知する安否見守りセンサー 高齢者の生活を支援する「安否見守りセンサーユニット」を開発 〜 健康・介護サービス事業者/高齢者住居向け 〜 シチズンホールディングス株式会社の連結子会社であるシチズン・システムズ株式会社(本社:東京都西東京市、社長:柿島 雄)は、体動と呼吸を検知することで、一人で生活する方の在宅状況や活動の有無を検知する機器「安否見守りセンサーユニット」を開発しました。 本システムは、本日10月5日からビックサイトにて開催される「第38回 国際福祉機器展」の豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:加留部 淳)ブース内にて、デモンストレーショ...
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JAXA、改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−Eが観測・回転を自動停止
改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−E(アムサー・イー)の 観測停止について 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が開発した改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−Eは、米国地球観測衛星Aqua(アクア)(平成14年5月4日打上げ)に搭載され、9年を超えて運用してまいりました(設計寿命3年)。平成23年8月末以来、2度にわたって比較的大きなアンテナの回転摩擦の持続的増大が確認されており、JAXAは、継続的な監視を行ってまいりましたが、平成23年10月4日15時58分頃(日本時間)、定常観測に必要な回転速度(毎分40回転)を維持する限界(注1)に達したため、AMSR−Eは観...
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アジレント、最大900MHzの広帯域測定に対応した「Agilent PXAシグナル・アナライザ」を発表
アジレント・テクノロジーのPXAシグナル・アナライザが 最大900MHzの広帯域測定に対応 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、当社の高性能シグナル・アナライザ「Agilent PXAシグナル・アナライザ」を最大900MHz(メガヘルツ)の中間周波数帯域まで対応させたことを発表します。これにより、広帯域通信や航空・宇宙・防衛分野などで用いられるレーダ信号の解析などに適した広帯域ダウンコンバータとして使用することが可能となります。 今日の多くのデジタル通信アプリケーションやレーダ・アプリケーションでは、マイクロ波領域に...
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日立化成、耐久性・汎用性にすぐれた「UHF超小型パッケージタグ」をサンプル出荷
「UHF超小型パッケージタグ」を開発、本年10月からサンプル出荷開始 −耐久性に優れ、幅広い用途に適用可能な超小型RFIDタグを実現− 日立化成工業株式会社(本社:東京、執行役社長:田中一行、資本金:155億円)はこのたび、耐久性に優れ、幅広い用途に適用可能な価格対応力のあるUHF超小型パッケージタグを株式会社日立製作所(本社:東京、執行役社長:中西 宏明、以下、日立製作所)と共同開発し、2011年10月より国内外へのサンプル出荷を開始します。また、2012年1月までに量産体制を整え、同年2月から「μ−chip(ミューチップ)(注1)」Nモデルシリーズとして販売を予定してお...
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ルネサスエレクトロニクス、無線LANや衛星ラジオ向けに高周波低雑音増幅器を発売
無線LAN等向けに、業界トップレベルの低雑音性能を実現した 高周波低雑音増幅器(SiGe:C HBT)を発売 〜5.8GHz帯で雑音指数 0.75dBを実現し、通信感度向上や低消費電力化に貢献〜 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰)はこのたび、無線LANシステムや衛星ラジオ等の低雑音増幅器用トランジスタとして、新開発のシリコン・ゲルマニウム:カーボン(SiGe:C)採用プロセス(注1)により、業界最高レベルの低雑音性能を実現したSiGe:Cヘテロ型バイポーラトランジスタ(以下SiGe:C HBT)(注2)を製品化しました。「NESG7030M04」...
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JAXA、「テラサー・エックス」(TerraSAR−X)による新潟豪雨災害の観測結果を発表
「テラサー・エックス」(TerraSAR−X)による新潟豪雨災害の観測結果 2011年7月27日から新潟県中越地方と下越地方を中心に局地的な豪雨が降り、大雨に伴う災害が発生しました。この豪雨により、堤防の決壊や床上・床下浸水が起こり、各地で被害がもたらされました。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際災害チャータを通じて、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の協力により提供された、TerraSAR−X(テラサー・エックス)(*1)衛星の観測データの解析を実施しました。 図1:TerraSAR−Xによる信濃川周辺の災害前後のカラー合成画像 (R:2010年11月17...
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東日製作所、締めすぎ防止用のスリップ式単能形トルクレンチを一般販売開始
(株)東日製作所 SMAコネクタ用のスリップ式トルクレンチを2011/6/21から一般販売開始 設定トルクに達するとスパナ部分が滑り出し、オーバートルク(締め過ぎ)を防止 株式会社東日製作所は、設定したトルクに達するとスパナ部分がスリップを開始して、約90度のスリップ中に設定トルクを超えない、締めすぎ防止用のトルクレンチ、スリップ式単能形トルクレンチ「NSP100CN X 8」を2011/6/21から一般販売を開始いたします。 【製品名称】:スリップ式単能形トルクレンチ「NSP100CN X 8」 【基本仕様】上部テキストリンク先参照。 【発売開始日】2011/6/21 【価...
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東芝ホームアプライアンス、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品「ER−JD510」を発売
庫内の焦げつき汚れを軽く拭くだけではがして落とせるオーブンレンジの発売について −さらに進化した「石窯ドーム」が、業界トップクラスの省エネ基準達成率115%を実現− 当社は、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品としてER−JD510を7月中旬から発売します。 ※製品画像は、添付の関連資料を参照 新製品は、新開発の極小粒子のセラミック含有塗料(「とれちゃうコート」)を庫内壁面と天井、オーブン用角皿にコーティングすることで、遠赤外線による効率的な食品の加熱(「庫内まるごと遠赤」)と清掃性の向上を実現しています。新開発「とれちゃうコート」のセラミック粒子はサイズが約5...
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NEC、ブラジルに中南米事業統括会社「NECラテンアメリカ」を設立
ブラジルに中南米事業統括会社「NECラテンアメリカ」を設立 〜グローバル5極体制を確立〜 NECはこのたび、中南米事業の地域統括会社「NECラテンアメリカ」(NEC Latin America S.A、社長:宇賀神 直)をブラジル、サンパウロ市に設立しました。 NECラテンアメリカは、中南米6カ国(ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、コロンビア、チリ、ベネズエラ)の現地法人を統括する地域統括会社として、中南米事業に関する意志決定を行ない、各国の顧客や市場に根ざした事業運営を行います。 これまでNECは、中南米において超小型マイクロ波通信システム「パソリンク」や、デジタル放送...
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平成23年度年度計画の概要 1.はじめに 中期目標、中期計画及び平成23年度当初予算に従い、平成23年度の年度計画を策定したのでその概要について報告する 2.事業の実施計画 (1)H−IIAロケットにより、水循環変動観測衛星(GCOM−W1)を打ち上げる ●海面水温、降水量、土壌水分、積雪量等の地球の水循環に関する物理量の計測により温暖化・気候変動の影響の把握に貢献 ●環境観測技術衛星(ADEOS−II)により得られたセンサ技術(高性能マイクロ波放射計:AMSR)の維持・向上を目指す (2)H−IIBロケット3号機により、宇宙ステーション補給機(「こうのとり」、HTV)3号...
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ルネサスエレクトロニクス、光半導体とマイクロ波半導体を扱う「化合物デバイス事業」を強化
化合物デバイス事業の強化について 〜製品ラインアップの強化により化合物デバイス製品でトップレベルのサプライヤを目指す〜 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰、以下ルネサス)はこのたび、ガリウムヒ素(GaAs)などの化合物半導体を材料とする光半導体およびマイクロ波半導体を扱う「化合物デバイス事業」について、(1)フォトカプラ、高周波スイッチICをはじめとする注力製品で世界シェア第1位(注1)の獲得・維持(2)新素材「窒化ガリウム(GaN)」を導入した半導体製品を2010年度中に市場投入から成る強化策を策定いたしました。 ルネサスは、化合物半導体市場の...
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王子製紙、基盤技術研究所が塗工工程にて微量な水分量をオンラインで測定する技術を開発
塗工工程における微量水分をオンラインで高精度に測定する技術を確立 王子製紙基盤技術研究所(兵庫県尼崎市常光寺)は、塗工工程において微量な水分量をオンラインで高精度に安定して測定する技術の開発に成功しました。 当初、水分計として赤外線方式を採用しましたが、長期的にやや不安定な面があること、周りの熱源の影響を受けることなど、微量な水分を高精度に測定するには問題がありました。そこで、基盤技術研究所では水の誘電物性に着目し、蓄積したマイクロ波技術を使って、独自に開発したマイクロ波共振器とネットワークアナライザを組み合わせることによって、塗工した製品に含まれる微量な水分を安定してか...