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日本ラッド、ネットワーク可視化システムNIRVANAのカスタマイズ展開を開始
日本ラッド、ネットワーク可視化システムNIRVANAの国内・グローバルでのカスタマイズ展開を開始
―ソースコードの利用・改変権取得で顧客ニーズに合わせたカスタマイズ版を提供―
日本ラッド株式会社(以下ラッド、JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役会長:大塚隆一)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下NICT、本部:東京都小金井市、理事長:坂内正夫)と、NICTが開発し国内において既に展開しているネットワーク可視化ソフトウェアNIRVANAの提供事業において、今般NICTよりソースコードの利用・改変権を取得し、システムインテグレーターとしてカスタマイズしたソリューションとして顧客提供を開始します。これにより日本ラッドは、特にカスタマイズ需要の強かったネットワーク可視化システムについて、国内及びグローバルでの展開を加速する事となります。
昨今ネットワークにおけるセキュリティリスクと管理負担は益々増大しています。トラフィックを可視化することでDDoS攻撃やネットワーク輻輳への対応を劇的に改善するNIRVANAは、特にネットワーク事業者様やグローバル展開をされておられる顧客様にご好評を頂いております。しかしながら既存の提供形態では、顧客様の要望する機能の追加や機能を改変することが容易には出来ませんでした。
顧客様からの高まる機能追加、カスタマイズ要望を受け、今般NICTとの更に踏み込んだ技術移転を通じソースコードを自由に改変していくことにより、従来のNIRVANでは対応しきれなかった顧客様ニーズに対して、全く新しいアプローチが可能になりました。
まずはこれまでの営業活動を通して要望の大きかった通信量や通信属性をトリガーとしたアラート機能と、サイバー攻撃を防御する外部装置・ソリューションとの連携機能を最優先に開発・提供する予定です。
これを通じ日本国内はもとよりグローバルマーケット展開を強化する方向にて、特に日本発のシステムに対する期待、信頼度の高いアジア圏のネットワークキャリアを中心に積極的な展開を行っていくことと致します。
■日本ラッド株式会社について
所在地:東京都港区虎ノ門2−2−5 共同通信会館ビル
代表取締役会長:大塚隆一
JASDAQ上場(コード番号 4736)
URL:http://www.nippon-rad.co.jp/
ソフトウェアの受託開発、システムインテグレーションを主業務とする1999年に公開したJASDAQ上場企業です。革新的なコア技術によるソリューション提供、フルターンキーのシステム構築・運用サービスを展開しています。近年は多次元ビジネス分析、地域交通インフラ、動画ネット配信等のソリューションに注力しています。
■NICTについて
所在地:東京都小金井市
理事長:坂内正夫
URL:http://www.nict.go.jp/
国立研究開発法人情報通信研究機構(National Institute of Information andCommunications Technology、略称:NICT)は、総務省所管の国立研究開発法人。情報通信技術の研究開発や、情報通信分野の事業支援等を総合的に行うことを目的とし、
全国8か所の研究拠点、2か所の電波送信所をもつ。日本標準時を決定し維持している。研究開発の成果である知的財産の民間企業への活用を社会還元の一環として積極的に行っています。