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千葉工業大学
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大王製紙と千葉工大など、CNFを利用した多孔質の人工骨補填材を開発
CNFを利用した多孔質の人工骨補填材の開発について 大王製紙株式会社(以下「大王製紙」)、株式会社福山医科(以下「福山医科」)、および学校法人千葉工業大学(以下「千葉工業大学」)は、セルロースナノファイバー(以下「CNF」)を利用した多孔質の人工骨補填材の開発に成功しましたので、お知らせいたします。 大王製紙、福山医科、千葉工業大学は、CNFを利用したセラミック人工骨補填材の共同研究において、人工骨補填の原料として利用されているリン酸カルシウムとCNFを混合し、乾燥、成形、焼結することにより、リン酸カルシウム系人工骨補填材を多孔質化できることを見出しました。CNFをバインダーに用いることによ...
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東大と千葉工大など、南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見
南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見 〜三種の酸化物海底資源の包括的な成因解明のための手掛かり〜 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAmSTEC」)、国立大学法人東京大学(総長 五神 真)および学校法人千葉工業大学(学長 小宮 一仁)などの研究グループは、平成22年度から平成28年4月にかけての複数の航海により、南鳥島周辺の排他的経済水域(以下「南鳥島EEZ」)(図1)の南部から東部にかけての深海底(水深5,500−5,800m)に広大なマンガンノジュール(※1)の密集域(図2)を発見しました。これまで、我が国のEEZでは...
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三菱重工と千葉工業大、防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボットを共同開発
国内初 防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボットを共同開発 トンネル内事故や石油化学プラントでの安全かつ高効率な情報収集・点検などで貢献 三菱重工業株式会社(本社:東京都港区、社長:宮永俊一、以下、三菱重工)と学校法人千葉工業大学(本部:千葉県習志野市、理事長:瀬戸熊修、以下、千葉工大)は、引火性ガスの中でも自らが出す電気火花や熱などで爆発や火災を引き起こす危険性を大幅に抑える防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボット「桜II号(防爆仕様)」を共同開発しました。このほど日本国内の防爆認証(型式検定)を取得したもので、無線または有線による遠隔操作が可能な移動ロボットで正規の防爆性...
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広島大と東北大など、月表層の岩石試料(アポロ試料)から高圧相を世界で初めて発見
月表層の岩石試料(アポロ試料)から高圧相を世界で初めて発見 【ポイント】 ●アポロ計画で回収された月表層の岩石試料から、世界で初めてシリカ(SiO2)の高圧相(※1)であるスティショバイトを発見 ●スティショバイトの存在は超高圧力状態の発生、すなわち天体衝突現象の明確な証拠 ●アポロ試料中のスティショバイトを用いて、より直接的な証拠からのクレーターの形成年代や衝突規模の推定が可能 【概要】 広島大学大学院理学研究科の宮原正明准教授、東北大学大学院理学研究科の大谷栄治教授、千葉工業大学の荒井朋子上席研究員らを中心とした研究チームは、アポロ15号計画で回収された月表層の岩石試料(...
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ウシオライティング、次世代病院向け照明システムの実証試験を開始
サーカディアンリズムと、無線通信技術を融合した 「スマートホスピタルライティングシステム」を共同開発、実証試験を開始 入院患者向け新照明システムで生活サイクルの安定をサポート ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 吉川 隆雅、以下ウシオライティング)は、戸田建設株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 井上 舜三、以下戸田建設)、株式会社村田製作所(京都府長岡京市/代表取締役社長 村田恒夫、以下村田製作所)の3社により、次世代病院向け照明システムである「スマートホスピタルライティングシステム」を共同開発、このたび実証実験を開始しましたので、お知らせします。 ...
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古河電工、大容量光通信対応のマルチコアファイバ用光増幅器を開発
大容量光通信に対応するマルチコアファイバ用光増幅器を開発 〜7コアの光ファイバに一括励起で増幅し、大幅な省電力化を実現〜 当社は7つの光信号を同時に入力可能な光ファイバ(MCF)(注1)用のマルチコアエルビウム添加光ファイバ増幅器(MC−EDFA)(注2)を開発しました。さらに、当社の光ファイバの接続機構及び増幅技術によって、一括励起型のMC−EDFAを開発し、大幅な光増幅器の省電力化を実現しました。 この研究の一部は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の高度通信・放送研究開発委託研究、「革新的光ファイバ技術の研究開発」(H22−H24)および「革新的光通信インフラ...
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安川電機、メカトロパラダイムシフトに向けた次世代ドライブシステムを開発
メカトロパラダイムシフトに向けた次世代ドライブシステムの開発 −高パワー密度(当社従来比25倍)の次世代ドライブシステム− 株式会社安川電機(代表取締役社長 津田 純嗣)は、新パワーデバイスとその活用技術によるメカトロパラダイムを提唱いたします。今回はその一環として、新パワーデバイスで注目しているSiC(Silicon Carbide)を適用した高パワー密度(当社従来比25倍)の次世代ドライブシステムを開発しました。 1.開発のねらい 当社は、新パワーデバイスとその活用技術によるメカトロパラダイムシフトを提唱いたします。このパラダイムシフトでは、インバータ、サーボドライブ...
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千葉工業大とMDIT、ITスペシャリストの育成を目的とする演習用プライベートクラウド環境を構築
クラウド環境上でシステム設計・構築できるITスペシャリストを育成 千葉工業大学、演習用プライベートクラウド環境を構築 千葉工業大学(所在地:千葉県習志野市、学長:本岡誠一、以下千葉工大)は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:増田幹夫、以下MDIT)の協力のもと、クラウド環境上でシステム設計・構築できるITスペシャリストの育成を目的とする演習用プライベートクラウド(※1)環境を構築しました。 ※1プライベートクラウド:演習室にクラウドコンピューティングのシステムを構築する形態。 <千葉工大演習用プライベートクラウド環境の概要> ...
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富士通と千葉工業大学、芝園キャンパスにおいてクラウド活用の仮想デスクトップ環境を構築
千葉工業大学、富士通のクラウドサービスを活用した理工系専門の学習環境を構築 時間や場所にとらわれない自由な演習環境を実現!! 学校法人千葉工業大学(所在地:千葉県習志野市、学長:本岡 誠一、以下、千葉工業大学)はこのたび、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と共同で、芝園キャンパスにおいてクラウドを活用した仮想デスクトップ環境を構築しました。 これにより、学生はCADやデザイン系のアプリケーションを使って、いつでもどこでも自由に学習・開発演習することが可能となり、千葉工業大学はICT運用の効率化やトータルコストの削減、セキュリティの...
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冷たい第2の地球、土星衛星タイタンの窒素大気の起源を解明 発表タイトル 「冷たい第2の地球、土星衛星タイタンの窒素大気の起源を解明−40億年前の太陽系に起きた天変地異」 発表者 関根 康人 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 助教) 杉田 精司 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授) 松井 孝典(東京大学 名誉教授/現・千葉工業大学 惑星探査研究センター 所長) 発表概要 土星の衛星タイタンは、太陽系で地球以外に唯一厚い窒素大気を持ち、地表には液体メタンの湖や川が存在する。しかし、このような地球によく似たタイタンの表層環境...
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月起源の隕石中に高圧シリカ鉱物を発見: (月の表層レゴリス層には高圧で安定なシリカ鉱物が存在) <概要> 東北大学理学研究科の大谷栄治教授、大学院生小沢信、宮原正明研究員ら(地球惑星物性学分野)は、茨城大学、東京大学、千葉工業大学の研究者との共同研究として、衝撃を受けている月起源の隕石(ASUKA−881757)中に、シリカの高圧多形であるコーサイト、スチショバイト、さらに月には珍しい石英の存在も確認しました。月起源の物質にコーサイト、スチショバイト、石英が共存することを明らかにしたのは、この研究が初めてです。この発見は、東北大学に共同利用として設置された最新鋭の透過電子顕...