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テックファーム、身体が不自由な障害者の生活を支援するAndroidアプリを開発

2012-09-29

スマフォがリモコンの役目、障害者の生活支援
障害者向けAndroidアプリ「At−Scan」「At−Switch」開発
〜寝たきりでも表示画面を見ながら手元のスマフォでリモコン操作が可能〜
2013年初めにGoogle Playで配信予定 慶大と産学共同プロジェクト製品化第二弾



 テックファーム株式会社(以下、テックファーム、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:千原信悟)は、身体が不自由な障害者の生活を支援する2つのAndroid端末向けアプリ「At−Scan(有料版・無料版)」(エーティースキャン)、「At−Switch」(エーティースイッチ)を開発、2013年初めにGoogle Playで配信開始予定です。
 「At−Scan(有料版)」は2000円(税込)、「At−Switch」は無料で提供、合計5000ダウンロードを目指します。

 「At−Scan(有料版)」は、Android端末でのリモコン家電操作・メモ入力・Facebookのメッセージのやりとりを可能にする生活支援アプリです(※無料版ではリモコン家電操作機能を利用できません)。別途、入力支援スイッチアプリ「At−Switch」をダウンロードしたAndroid端末を使って操作することができます。「At−Scan」を立ち上げた端末の画面では、操作メニュー内をカーソルが規則的に移動します。行いたい動作メニュー上にカーソルが到達した際、別端末で立ち上げた「At−Switch」の画面をタッチすることで「At−Switch」と「At−Scan」が連携し、操作が行えます。表示端末と入力端末を切り離すことで、寝たきりでも画面を確認しながら操作することを実現しました。「At−Scan」は他に、スイッチ機器(障害者向けの家電操作機器)やマイクでも操作できるため、使い慣れた入力機器での使用も可能です。

 従来の障害者向け機器は、障害の程度によって個々に製造されていることから価格が100万円前後と高価でしたが、今回開発したアプリを使えば10万円程度で同等の機能を利用できます。また、機器自体は市販品のため、故障した際も簡単に代替機器を用意できます。

 本アプリは独立行政法人情報通信研究機構(NICT)による平成22・3年度「高齢者・チャレンジド向け通信・放送サービス充実研究開発助成金」事業として、2010年7月よりテックファームと慶應義塾大学三拠点(※1)が産学共同で進めている「スマートフォンを活用した障害者支援 ICT技術」の研究開発の成果の一部をテックファームが製品化したものです。2011年7月には製品化の第一弾として、障害者向けTwitter投稿用iPadアプリ「息鳥」(いきどり)の提供を開始しました。

 本アプリは、2012年9月26日(水)〜28日(金)に東京ビックサイトで開催される“国際福祉機器展”にて展示いたします。

 ※1.慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室、同月が瀬リハビリテーションセンター、同理工学部生命情報学科岡研究室牛場ユニット


*参考画像・アプリ概要などリリース詳細は、添付の関連資料を参照


※記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。

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