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かずさDNA研究所
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アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明 −JAK阻害剤または保湿剤でアトピー性皮膚炎を予防− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター疾患遺伝研究チームの吉田尚弘チームリーダー(研究当時)、安田琢和研究員(研究当時)らの共同研究グループ(※)は、遺伝子変異誘導によりアトピー性皮膚炎モデルマウス(Spadeマウス)を開発し、このモデルマウスにおけるアトピー性皮膚炎発症のメカニズムを解明し、発症の予防方法を発見しました。 アトピー性皮膚炎は、日本を含めた先進国の乳幼児でよくみられる炎症性皮膚疾患であり、遺伝要因と環境要因の複合によって発症すると考えられています。共同研究グ...
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ダイコンゲノムを世界に先駆けて解読 <概要> 東北大学大学院農学研究科の西尾剛教授と北柴大泰准教授が中心となり、財団法人かずさDNA研究所の協力を得て、ダイコンゲノムの塩基配列を決定いたしました。ダイコンは、日本各地で特徴的な地方品種が成立しており、日本で最も発展した野菜と言えます。ハクサイは中国や韓国が中心となって国際協力によりゲノム解読がなされましたが、この度日本の野菜と言えるダイコンのゲノムを、日本独自で世界に先駆けて解読しました。 近年、塩基配列決定の技術が飛躍的に向上し、大量の塩基配列情報が短時間に得られるようになり、多くの生物のゲノム解読が加速していますが、ダイコン...
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慶大と理研など、腸管免疫系と腸内細菌の共生関係の構築に必須の分子を発見
腸管免疫系と腸内細菌の共生関係の構築に必須の分子を発見 <ポイント> ・腸内細菌と宿主免疫系がどのように共生しているか長い間不明であった。 ・大腸の制御性T細胞の増殖にはエピゲノム制御分子であるUhrf1が重要。 ・炎症性腸疾患の発症メカニズム解明に向けた画期的な一歩。 JST課題達成型基礎研究の一環として、慶應義塾大学の長谷耕二教授(理化学研究所客員主管研究員/東京大学医科学研究所非常勤講師)らは腸管の免疫細胞が腸内細菌(注1)と共生するために必須の分子をマウスの実験で明らかにしました。 ほ乳類の胎児は母体内では無菌状態ですが、ヒトでは出生後直ちに100兆個にも及ぶ膨大な数の細菌...