イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Pickup keyword

RNA

  • 東北大、Larp7が機能しなくなると生殖細胞の増殖が停止することを発見

    生殖細胞の増殖を保証する転写制御機構  胎仔(たいじ)に存在する未分化な生殖細胞は活発に増殖しますが、私たちは転写制御因子であるLarp7が機能しなくなると、細胞周期の進行を阻害する遺伝子の発現が誘導され、その増殖が停止することを発見しました。この結果は、この遺伝子の異常が生殖細胞の形成不全に原因のある不妊症や、始原生殖細胞の増殖異常により引き起こされる一部の小児腫瘍の原因となっている可能性を示唆しています。本研究結果は、11月15日付でGenes&Development誌電子版に掲載されます。 【研究成果の概要】  胎仔に存在する始原生殖細胞は、精子や卵子の元となる未分化な...

  • パテント・リザルト、コンタクトレンズ関連技術の特許総合力ランキングを発表

    コンタクトレンズ関連技術 特許総合力ランキング トップ3はJOHNSON&JOHNSON、NOVARTIS、メニコン  弊社はこのほど、コンタクトレンズ関連技術について競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめました。  1993年から2012年2月末までに日本の特許庁から公開された関連特許2,448件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計しました。  集計の結果、1位JOHNSON&JOHNSON、次いで2位NOVARTIS、3位メニコンとなりました。 【コンタクトレンズ関連技...

  • 長崎大学とカネボウ化粧品、「紫外線高感受性症候群」の原因となるUVSSA遺伝子を発見

    "日やけメカニズム"解明への糸口となる「UVSSA遺伝子」を発見 遺伝学分野で権威ある学術誌「Nature Genetics」オンライン速報版に掲載  長崎大学がん・ゲノム不安定性研究拠点(NRGIC)、長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科附属原爆後障害医療研究施設(中沢 由華 テニュア・トラック助教、佐々木 健作 研究員、光武 範吏 助教、荻 朋男 准教授ら)と、カネボウ化粧品・価値創成研究所による研究グループは、日光を浴びると強い日やけ反応(紅斑)を示す「紫外線高感受性症候群」の原因となるUVSSA遺伝子を発見し、その分子機能解析を行いました。本疾患は強い日やけ以外の症...

  • ポーラ化成、メラノサイト活性化因子ADMが新たなメラノサイト活性化因子であることを発見

    遺伝子研究からシミの一因を発見 メラノサイト活性化因子ADMがメラニン産生量を増加させることを確認  ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:岩崎 泰夫)は、「Adrenomedullin(ADM)」(参考:資料1)が新たなメラノサイト活性化因子であることを見いだしました。  ADMは紫外線を浴びると表皮細胞からの分泌が促進され、メラノサイトを刺激しメラニン産生量を増加させます。  人の皮膚で起こる色素沈着(いわゆるシミ)では、α−メラノサイト刺激ホルモン(α−MSH)やエンドセリンなど様々な因子が表皮細胞から過剰に分泌され、メラノサイトを刺...

  • 東大、遺伝子発現を調節する小分子RNAが作られるしくみを発見

    遺伝子発現を調節する小分子RNAが作られるしくみ 発表概要:  ヒトをはじめとする多くの生物では、microRNA(miRNA)と呼ばれる小さなRNA(1)が、発生(2)や癌化などの生命現象を精密に制御していることが知られています。miRNAは最初から小さいわけではなく、もとになる長いRNAから2回の切断を受けて切り出されて作られます。我々は、この2回目の切り出しを行うDicerと呼ばれるタンパク質が、どのようにして正しいRNAのみを正確に切断しているのかを調べました。その結果、ショウジョウバエのDicerはRNAの全体的な「形」を厳密に見分けているのに対し、ヒトのDicer...

  • キャスコ、ユーティリティクラブ「POWER TORNADO #99(28°)」を追加発売

    高弾道で楽にグリーンを狙える! 6代目 POWER TORNADO(パワー トルネード) #99 追加発売 2011年9月29日発売  ゴルフ用品総合メーカーのキャスコ株式会社(香川県さぬき市 代表取締役社長:高橋芳彦)は、今年3月に発売したユーティリティクラブ「POWER TORNADO」(パワートルネード)に5番アイアンの飛距離を楽に打てる新番手、#99(28°)を追加発売いたします。 <初代から続くやさしさNo1 ユーティリティ>  パワートルネードは1999年に「苦手な飛距離ゾーンを得意な距離に変える」をコンセプトに発売、ユーティリティブームの火付け役になったクラブです...

  • 富士フイルム、クリニック向けのデジタル骨塩定量測定サービス「+DIP」を提供

    骨粗鬆症の早期発見に貢献! デジタルX線画像からダイレクトに骨塩量を計測するクリニック向けサービス デジタル骨塩定量測定サービス「+DIP(プラスディーアイピー)」 ●提供開始●  富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、デジタルX線画像からダイレクトに骨塩量を計測するデジタル骨塩定量測定サービス「+DIP(プラスディーアイピー)」を、富士フイルムメディカル株式会社(社長:平井 治郎)を通じて、平成23年7月16日より提供開始いたします。デジタル骨塩定量測定サービス「+DIP」は、骨粗鬆症などの検査に用いられる骨塩定量測定において、その場で、瞬時に結果を出すことができるクリ...

  • 東大、KIF17が記憶・学習の重要な基盤となっていることを解明

    「記憶・学習を制御するKIF 分子モーター」 1.発表者:  廣川 信隆  (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学講座/分子構造・動態学寄付講座・特任教授)  城戸 瑞穂  (九州大学大学院 歯学研究院・准教授)  武井 陽介  (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学・解剖学講座・准教授)  尹 喜玲(Xiling Yin)  (東京大学大学院医学系研究科 細胞生物学講座/分子構造・動態学寄付講座・特任研究員) 2.発表概要:  分子モーターKIF17 欠損マウスの解析により、KIF17が、グルタミン酸受容体NR2Bを神経細胞樹状突起内で輸送するだけでなく、NR2B及び自身(KI...

  • 巴川製紙所、中国に100%出資子会社を設立

    中国における子会社設立に関するお知らせ  当社は、平成23年4月7日開催の取締役会において、以下のとおり、ABICO INTERNATIONAL HOLDINGCO.,LTD.との合弁により香港に持株会社を設立するとともに、中華人民共和国江西省に当該持株会社が100%出資する子会社を設立することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。                  記 1.子会社設立の理由  当社グループは、海外での事業展開を重要な成長戦略のひとつとして位置付け、これまで各地に生産・販売拠点を築いてまいりました。特に、成長著しいアジア諸国の中において、当社グルー...

  • トヨタ、ジュネーブモーターショーに新型車「Prius +」を出展

    TOYOTA、2011年ジュネーブモーターショーに新型車「Prius +」を出展  TOYOTAは、3月1日(火)から13日(日)まで、スイスのジュネーブで開催される第81回ジュネーブモーターショー(*1)に、新型車「Prius +(プラス)(*2)」を出展した。   Prius +の車両概要は以下の通り。 ▽プリウスの資質である「圧倒的な燃費・環境性能」や「新技術がもたらす先進性」を継承しつつ、先進的で独自のフォルムの中に7人乗車が可能な3列シートを備えた、乗る人々の多様なライフスタイルに応えるハイブリッド専用モデル    ・コンパクトなリチウムイオン電池を採用することで7人...

  • 北海道大学、ARE−mRNAの安定化による細胞がん化を証明

    ARE−mRNAの安定化による細胞がん化を証明 <研究成果のポイント>  ・AU−rich element(ARE)を持つmRNAが安定化されることにより,細胞ががん化することを証明。  ・この細胞がん化機構は以前から知られているものとは異なる新しいメカニズムである。 <研究成果の概要>  がんは遺伝子の病気であり,遺伝子に何らかの変化(突然変異,増幅,メチル化,ウイルス・細菌などの感染に起因する変化,etc.)が起こり,その変化が蓄積することにより,細胞ががん化するというのが一般的に受け入れられている発がん機構です。我々は,ある特定のmRNAが安定化されることにより,遺伝子に...

  • 大塚製薬、体外診断用医薬品WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的の追加承認を取得

    体外診断用医薬品 WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的として骨髄異形成症候群の追加承認   大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、体外診断用医薬品WT1(*1)mRNA測定キット「オーツカ」の使用目的として、急性骨髄性白血病(以下:AML(*2))に加え、骨髄異形成症候群(MDS(*3))の承認を2月14日に取得いたしました。  このたびの承認により、骨髄異形成症候群患者さんの末梢血または骨髄液中のWT1 mRNAを測定し、骨髄異形成症候群の診断補助および進行度モニタリングマーカーとしての使用が可能となります。  骨髄異形成症候群は、...