九州大学発の9員環アルキンDACNが製品化へ 〜様々な環境下での分子連結法としての応用に期待〜 <概要>  九州大学先導物質化学研究所の友岡克彦教授、井川和宣助教らの研究グループは、これまでに高い反応性と高機能性を併せ持つ新型アルキンの開発に成功していました(2014年12月4日付けプレスリリース参照( http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2014/2014_12_04_3.pdf ))。今回、それらの新型アルキンの中から9員環アルキン類 4,8−diazacyclononyne(DACN)が「高機能クリック反応素子」として関東化学株式会社から販売されることになりました。DACNは各種アジドと迅速かつ高選択的に反応することから、様々な環境下で複数の分子を...