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理研、IUPACが113番の新元素名案「ニホニウム」と記号案「Nh」を公表
113番元素の元素名案「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案「Nh」のパブリックレビュー開始 理研仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)※が、国際純正・応用化学連合(IUPAC)へ3月18日に提出した113番元素の元素名案および元素記号案について、本日、IUPACによるパブリックレビューが開始されました。元素名案は「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案は「Nh」を提案しました。 森田グループは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の重イオン線形加速器「RILAC」を用いて、2003年...
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東工大など、液体金属ナノ粒子のサイズを繰り返し変えられるプロセスを開発
液体金属ナノ粒子のサイズを繰り返し変えられるプロセスを開発 〜光を操る新材料の開発に期待〜 ■ポイント ・液体金属であるガリウムナノ粒子のサイズを繰り返し変えられるプロセスを開発した。 ・液体ガリウムナノ粒子のサイズ変化に応じて表面プラズモン共鳴吸収を制御できた。 ・用途に応じて自由に物性を制御できるプラズモニック材料の開発が期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、東京工業大学の山口 章久 特任助教と彌田 智一 教授らは、液体金属(注1)であるガリウム(注2)ナノ粒子のサイズを可逆的に変化させるプロセスを開発し、金属ナノ構造体が光と相互作用して、その光を吸収する「...
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東芝メディカルシステムズ、クリニカルソフトウエア Version 6.0を発売開始
Aquilion ONEシリーズ、Version 6.0発売開始について 東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、320列エリアディテクターCT Aquilion ONE(TM)/ViSION Edition(注1)、ならびにAquilion ONE(TM)/Global Standard Edition(注2)において、最新クリニカルソフトウエア Version 6.0(バージョン6.0)の発売を開始します。Version 6.0には、「SURESubtraction(TM)(◇)(シュア サブトラクション)」、「SEMAR(シーマー)」、「生データベースデュアルエネルギーシステム」などが含まれ、これらの技術によりCTでは困難とされていた様々な症例において、診断が可能となることが期待できます。Aquilio...
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理化学研究所と東京理科大学、ジルコニウム同位体で変形魔法数を発見
ジルコニウム同位体で変形魔法数を発見 〜変形魔法数が原子核に大きな変形をもたらす〜 <ポイント> ○中性子数が過剰なジルコニウム同位体に広がる大きく変形した領域 ○変形魔法数の中性子数64で、ジルコニウム同位体の変形度が最大に ○変形変化の理解から超新星爆発による重元素合成過程の解明へ 東京理科大学(学長 藤嶋昭)理工学部物理学科の炭竃すみかま聡之助教と独立行政法人理化学研究所(理事長 野依良治)仁科加速器研究センターのグループは、国内外の大学・研究機関との国際共同研究(※1)で、中性子過剰なジルコニウム同位体(※2)(原子番号40)において中性子数64が変形魔法数(※3...