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富士通、九大サイバーセキュリティーセンターに人材育成の寄附研究部門を設置

2016-06-07

九州大学サイバーセキュリティセンターに
サイバーセキュリティ人材育成のための寄附研究部門を設置


 国立大学法人九州大学(所在地:福岡県福岡市、総長:久保 千春、以下、九州大学)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下、富士通)からの寄附により、2016年6月1日に、サイバーセキュリティに関する専門教育、ならびにスペシャリスト育成教育のための教育コースの研究開発、将来のサイバーセキュリティに関する様々なスペシャリストの育成のための実践的な研究を行う「富士通スペシャリスト育成研究部門」(寄附研究部門)を設置します。また、セキュリティ人材の育成を目的とした講義を2016年10月より開講予定です。


■背景
 グローバル規模で増加の一途を辿るサイバー攻撃の脅威に対応していくため、産業界、官公庁、自治体などの各分野において、サイバーセキュリティに精通した人材の育成が急務となっています。産業界においては、「産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会」(http://cyber-risk.or.jp/)が組織され、大学寄附講座など、具体的な施策の検討・実施が加速しています。九州大学では、サイバーセキュリティセンターを2014年12月1日に設置し、大学が担うべきサイバーセキュリティ対策の強化に向けた教育・研究に積極的に取り組んでいます。特に全学部共通で行われるサイバーセキュリティの基礎教育を目的とした新たな教育コースの研究開発、演習システムを用いたセキュリティ人材育成のための研究、高度なサイバー攻撃対策を実現する先端セキュリティ技術開発を推進しています。


■「富士通スペシャリスト育成研究部門」について
 九州大学のサイバーセキュリティ教育の研究活動と、それに基づくセキュリティ人材の育成をさらに加速させるため、九州大学は、富士通の寄附による寄附研究部門として「富士通スペシャリスト育成研究部門」を設置します。同研究部門では、セキュリティに関する専門教育やスペシャリスト育成のための手法、実用的な教材の研究開発を行うとともに、それらを活用した講座の提供など、実際にセキュリティ人材の育成を行っていくための環境整備を推進していきます。

 なお本件は、「産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会」と連携した取組です。


■「富士通スペシャリスト育成研究部門」の主な研究開発内容
 ・多種多様な学部・学府の教育科目へのサイバーセキュリティ項目の導入のための研究開発
 ・演習システムを用いたスペシャリスト育成演習コースの研究開発
 ・人工知能を応用したサイバー攻撃検知などの先端技術を学ぶ講義、演習コースの研究開発


■設置期間
 2016年6月から2018年3月まで


■今後について
 「富士通スペシャリスト育成研究部門」によるサイバーセキュリティに関する専門的な講義を2016年10月から開講予定です。また、専門教育におけるサイバーセキュリティ教育の導入や、スペシャリスト育成のための研究を継続的に行います。さらに、本研究部門で開発した教育コース、手法をグローバルスタンダードへと発展させ、より安心・安全な社会の構築に寄与することを目指します。


以上



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