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セラミックス
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東工大と名工大と九大、室温で強磁性・強誘電性が共存した物質を実現
室温で強磁性・強誘電性が共存した物質を実現 ―低消費電力・超高密度磁気メモリー開発に道― 【概要】 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の北條元・元助教(現九州大学総合理工学研究院准教授)、東正樹教授、名古屋工業大学の壬生攻教授らの研究グループは、セラミックス結晶中に磁石の性質(強磁性:用語1)と電気を蓄える性質(強誘電性:用語2)が室温において共存することを確認した。室温での両性質の共存は、鉄酸ビスマスを用いた次世代磁気メモリー実現のための鍵として注目されていながらも、磁性不純物の影響により、これまで本質的であると実験で確認されたことはなかった。 同研...
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日本ガイシ、中国の自動車排ガス浄化用セラミックス生産設備を増強
中国の自動車排ガス浄化用セラミックス生産設備を増強 ガソリン車用PM除去フィルター「GPF」の生産も開始 日本ガイシ株式会社(社長:大島卓、本社:名古屋市)は本日、中国における自動車排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム」の需要拡大に対応するため、製造子会社NGK(蘇州)環保陶瓷有限公司(中国江蘇省蘇州市)の生産設備を増強することを決定しました。また、ガソリン車用のPM(粒子状物質)除去フィルター「ガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)」の生産ラインも導入し、中国向けの生産を開始します。 NGK(蘇州)環保陶瓷は中国向け自動車排ガス浄化用セラミックスの生産拠点として2001年に設立、200...
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国産最軽量となるアルミ缶を開発 〜350ml缶で約5%、500ml缶で約7%の軽量化を実現〜 キリン株式会社(社長 磯崎功典)のパッケージング技術研究所(所長 永嶋一史)は、環境に配慮したやさしいパッケージ開発の一環として、ユニバーサル製缶株式会社(社長 富永泰夫)と共同で国産最軽量(※1)となるアルミ缶を開発しました。350ml缶では14.6gから13.8gへ約5%軽量化、500ml缶も18.1gから16.8gへ約7%軽量化しました。本アルミ缶を使用した商品は、キリンビール神戸工場から導入を開始し、2016年11月下旬から順次、ビール、発泡酒、新ジャンル商品などで市場への展開を開始します...
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村田製作所、高機能ポリマー製品の開発・製造・販売のプライマテックを完全子会社化
村田製作所によるプライマテック社買収について ■要旨 株式会社村田製作所(以下、村田製作所)と株式会社プライマテック(以下、プライマテック)は、村田製作所がプライマテックの全発行済み株式を取得し、2016年11月1日付けでプライマテックを完全子会社化することになりましたのでお知らせいたします。 ■概要 プライマテックは液晶ポリマー電子材料(LCP)等の高機能ポリマー製品を中心とする各種製品を開発・製造・販売しているメーカーです。高性能回路基板、エネルギー分野、ディスプレイ分野などに使用される材料において高い評価を得ており、今後益々、小型・薄型化する電気・電子部品分野での必要性が...
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三菱電機、車載用ハイレゾ音源再生対応の2ウェイ埋め込み型スピーカーを発売
DIATONE ブランド 70周年フラッグシップモデル 三菱電機車載用 DIATONE スピーカー「DS−SA1000」発売のお知らせ 三菱電機株式会社は、DIATONE(ダイヤトーン)ブランドの車載用高級スピーカーの新製品として、ハイレゾ音源再生対応の2ウェイ埋め込み型スピーカー「DS−SA1000」を11月15日に発売します。トゥイーター(高音域用スピーカー)にB4C(※1)プレミアムボロン振動板を、ウーファー(中低音域用スピーカー)にNCV−R(※2)振動板を採用し、低音から60kHzの超高音域まで、より迫力のある原音に忠実な音を実現しました。 本製品は、DIATONE ブランド 70周年と車載用 DIATONE ブランド 10周年の...
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村田製作所、高い急峻性などを実現した新型SAWデュプレクサーを商品化
ムラタ独自技術による新型SAWデュプレクサを商品化 ※参考画像は添付の関連資料を参照 ■要旨 村田製作所はこのたび当社独自技術を採用し、従来のSAWデバイスに比べて高い急峻性、低損失、安定した温度特性を実現したSAWデュプレクサ(1.8×1.4mm)を商品化しました。これにより従来のSAWデバイスでは対応できなかった領域への対応が可能となりました。2017年年初より量産を開始いたします。 ■背景・概要 スマートフォンをはじめとする通信端末において、さまざまな周波数を選別するSAWデバイスは不可欠な部品のひとつとなっています。近年では通信の高周波化や周波数帯の近接化にともない、急峻かつ低損失なフィ...
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村田製作所、薄型・大容量のラミネートタイプ小型エネルギーデバイスを商品化
薄型・大容量のラミネートタイプ小型エネルギーデバイスの商品化 ※製品画像は添付の関連資料を参照 ■要旨 株式会社村田製作所は、薄型・大容量ラミネートタイプのエネルギーデバイスUMALを商品化いたしました。 ■背景 近年普及が期待されているエネルギーハーベストを電源とするワイヤレスセンサネットワークのセンサノードなどでは、小型で大容量、長寿命(メンテナンスフリー)、低内部抵抗かつ急速充放電が可能で負荷変動に強いなどの特性を持つエネルギーデバイスが求められています。当社では、従来の二次電池に比べて高レートの充放電性能(*)と長寿命を実現したシリンダータイプのエネルギーデバイスUMAC( ht...
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村田製作所、世界最小0201サイズの高周波インダクタを量産開始
世界最小 0201サイズの高周波インダクタの量産開始 ※製品画像は添付の関連資料を参照 ■要旨 株式会社村田製作所は、世界最小0201サイズ(0.25×0.125mm)の高周波インダクタ「LQP01HQシリーズ」の量産を8月より開始いたします。本商品は、従来の最小0402サイズと比べて実装面積比約2分の1を実現することができ、0402サイズのLQP02TNシリーズと同等のQ特性を保有しています。 ■背景 スマートフォンを中心としたモバイル機器は、多機能化、高性能化に伴って、基板内の部品数の増加や小型化が求められております。また、ウェアラブル機器などの普及も進んでおり、無線通信機能に必要な高周...
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リンクス、ハイエンドモデルの水冷一体型ユニットのCPUクーラーを発売
超薄型マイクロヒートチャンネル搭載の水冷一体型ユニット 240mmサイズのラジエータを採用したハイエンドモデル 最新のIntel&AMDプラットフォームに対応 高い熱伝導効率を実現する銅ベースプレート 静音性と耐久性、圧送能力に優れた高品質ポンプ 最適な冷却効果を発揮するアルミニウムラジエータ 最大2400RPMに対応した120mm静音ブルーLEDファンを2基搭載 メンテナンスフリー、長期5年製品保証付帯 Antec Kuhler H1200 Pro 株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役:川島義之)は、240mmサイズのラジエータを採用したハイエンドモデル、超薄型マイクロヒートチャンネル搭載の水冷...
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アイシン精機、ガス会社向けに家庭用燃料電池「エネファーム type S」の新製品を発売
家庭用燃料電池エネファームtype Sの新製品発売について 〜世界最高の発電効率・世界最小サイズを実現〜 アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市、社長:伊原保守)は、家庭用燃料電池エネファームtype S(※1)の新製品を発売します。フルモデルチェンジとなる新製品は4月1日からガス会社向けに販売します。 「エネファームtype S」は、当社、大阪ガス株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:本荘武宏)、京セラ株式会社(本社:京都府京都市、社長:山口悟郎)の3社とトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男)が開発した技術をベースに商品化したものです。「エネファームtype S」は、電気を発生さ...
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ダイヤコーポレーション、アイロンがけ用の「セラミックスアイロンマット」3商品を発売
衣類のアイロンがけが立体的にキレイに仕上がる 『セラミックスアイロンマット』3商品を発売 〜用途別に「長そで用」「半そで用」「2WAY」を新たに提案〜 株式会社ダイヤコーポレーション(本社:東京都中野区)は、『セラミックスアイロンマット』3商品を2016年2月1日に発売します。熱伝導効果に優れたセラミックスコーティング加工した生地を採用し、衣類のアイロンがけがキレイに仕上がります。本品は、インターネットなどの通販向けの専用商品です。 *イメージ画像は添付の関連資料を参照 商品名:セラミックスアイロンマット長そで 本体価格:2,100円(税抜) 発売日:2月1日 商品名:セラ...
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オハラ、クリアな透過率特性を実現する耐放射線光学ガラスを発売
耐放射線光学ガラスを発売 高放射線環境下においても透過率劣化が殆ど無く、クリアな透過率特性を実現。 ※参考画像は添付の関連資料を参照 光学ガラス製造の株式会社オハラ(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:齋藤弘和)は、耐放射線光学ガラスを12月22日より発売致します。 このガラスは、高放射線環境下においても透過率劣化が極めて小さい光学ガラスです。 人体への影響が免れないトータル放射線量2MGy(メガグレイ)といった環境下においても劣化が殆ど無くクリアな透過率特性を実現します。 原子力関連施設や宇宙環境など高線量下で用いられる視覚・計測機器への適応が可能です。 放射線環境下...
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「次世代デバイス開発の扉を開く電子構造を発見 〜トポロジカルな舞台での「強相関スピントロニクス」時代の幕開けへ〜」 1.発表者 近藤 猛(東京大学物性研究所 附属極限コヒーレント光科学研究センター 准教授) 中山 充大(東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程1年) 松波 雅治(豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料 准教授) 木村 真一(大阪大学大学院生命機能研究科 生命機能専攻 教授) 小野 寛太(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 准教授) 組頭 広志(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 教授) 中辻 知(東京大学物性研究所 新物質科学研究部...
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NEDO、業務用燃料電池システムの新たな実用化開発2テーマに着手
業務用燃料電池システムの新たな実用化開発2テーマに着手 ―水素利用の拡大に向け、2017年市場投入を目指す― NEDOは、水素利用の拡大に向け、数〜数百kW級の業務用固体酸化物形燃料電池(SOFC)システムの新たな実用化技術開発2テーマに着手します。実負荷条件下での試験研究により、導入効果の検証と技術課題の抽出を行うことで、業務用SOFCシステムの2017年市場投入を目指します。 1.概要 水素などを燃料とし、高いエネルギー効率をもつ燃料電池は、エネルギー消費量や環境負荷の低減に大きく貢献することが期待されており、2009年には家庭用燃料電池「エネファーム」が市場導入され、現在までに約14万...
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京大など、「活性水素」を利用した新しい酸窒化物の合成法を開発
“活性水素”を利用した新しい酸窒化物の合成法の開発 竹入史隆 京都大学大学院工学研究科博士後期課程学生、矢島健 同特定助教(現、東京大学助教)、小林洋治 同講師、陰山洋 同教授らは、マイナス電荷をもつ水素イオン(ヒドリド)の高い活性を利用した酸窒化物の新しい合成法の開発に成功しました。本研究成果は、英国科学誌「ネイチャーケミストリー(Nature Chemistry)」誌(ロンドン時間10月19日電子版)で公開されました。 <概要> 現在、陶器、電子部品など身の回りでつかわれているセラミックス材料は、酸素イオン(O2-)からなる酸化物です。近年、酸素イオンと窒素イオン(N3-)の両方を含む酸窒化物(...
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村田製作所、小型・大容量シリンダータイプのエネルギーデバイス「UMAC」を商品化
小型エネルギーデバイスUMACの商品化 ※製品画像は添付の関連資料を参照 ■要旨 株式会社村田製作所は、小型・大容量シリンダータイプのエネルギーデバイス(*1)UMACを商品化いたしました。なお、当製品は2015年10月7日(水)〜10月10日(土)に幕張メッセで開催される「CEATECR JAPAN 2015にて展示いたします。 ■背景 近年、普及が期待されるウェアラブル機器やワイヤレスセンサネットワークのセンサノードなどに使用されるエネルギーデバイスにおいては、小型かつ大容量、長寿命(交換不要)、低内部抵抗かつ急速充放電が可能で負荷変動に強いなどの特性が求められています。そこで当社は、小型かつ大...
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東レ、マットな質感のUVプロテクト超極細繊維テキスタイル「uts 50+」を開発
サラッとしたマットな質感のUVプロテクト超極細繊維テキスタイル 「uts(R) 50+」を発売 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)はこのたび、新たなポリエステル超極細繊維テキスタイル「ユーティーエス(R) 50+」(読み:ユーティーエス ゴジュウプラス)を開発しました。本素材は、新開発の海島型超極細繊維を採用し、超極細繊維テキスタイルの特長である極めてソフトで繊細な風合いはそのままに、サラッとした肌触りとマットな質感を実現しました。また、UPF評価における最高値「50+」の紫外線遮蔽効果(UVカット性)に加えて、白や淡色の洋服でもインナーの色が透けにくい防透け性、遮...
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東レ・ダウコーニング、カーエレクトロニクス設計の選択肢を大幅に広げる接着剤を発売
カーエレクトロニクスにおける設計の選択肢を大幅に広げ、 トータルコストを削減するDow Corning(R)EA−7100接着剤 東レ・ダウコーニング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、新製品のDow Corning(R)EA−7100接着剤を発売しました。多様な基材と強固に接着するEA−7100接着剤は、カーエレクトロニクスにおける設計の選択肢を大幅に広げる画期的なシリコーン製品です。また、この1液加熱硬化型接着剤は、低温かつ短時間で「内部から外側に向けて」硬化が進行するため、製造プロセスの効率化、エネルギー使用量の低減、及び材料費の削減を実現できます。 「先進カーエレクトロニクス...
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東北大、透明多結晶体セラミックスに結晶化ガラス法によりポッケルス効果の発現に成功
透明多結晶体セラミックスに、結晶化ガラス法により ポッケルス効果の発現に成功 〜光を操るアクティブな光デバイスが安価かつ大量生産可能に〜 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の山岡一樹氏(当時、大学院修士課程)と寺門信明助教、高橋儀宏准教授、藤原巧教授らは、熱処理した酸化物ガラスから得られる多結晶体セラミックス(結晶化ガラス)において、スイッチングや変調など、光の自在な操作を可能とする“ポッケルス効果”(注1))の発現に成功しました。このポッケルス効果はもともと結晶材料に固有の機能性ですが、光に対して受動的な機能しか持たないガラスにも結晶化によって付与することができます。従...
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ジルコニア粉末製造設備の生産能力を増強 〜歯科材料・装飾品分野の需要拡大に対応〜 東ソーは、南陽事業所(山口県周南市)及び四日市事業所(三重県四日市市)においてファイン・セラミックスの一種であるジルコニア粉末製造設備の生産能力増強を決定しました。 当社のジルコニア粉末は、イットリア安定化ジルコニアというタイプで、「高強度・高靱性ジルコニア」とも呼ばれ、品質優位性・品質安定性から圧倒的な世界シェアを有しております。光ファイバーの接続部品などの各種構造部品や電子部品原料の粉砕用ボールの用途に使用されており、近年では、透光感グレード(Zpex(R)、Zpex Smile(R))や各種カラーグレードを取り...
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九大と東京ガス、燃料電池の効率を飛躍的に高める革新技術の理論設計に成功
80%を超える“超高効率発電”に向けて −燃料電池の効率を飛躍的に高める革新技術の理論設計に成功!− ■概要 九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT−FC)/大学院工学研究院の佐々木一成主幹教授、松崎良雄客員教授、立川雄也特任助教らの研究グループは、東京ガス株式会社基盤技術部との共同研究で、高効率発電を特長とする固体酸化物形燃料電池(SOFC)(※1)の発電効率をさらに飛躍的に向上させる革新技術の理論設計に成功しました。 SOFCの2つ以上のセルスタック(※2)を燃料の上流から下流へ燃料の流れに沿って多段に配置した構成において、固体電解質内部の電荷担体(イオン)を従来の酸化物イオ...
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京セラ、ダイキンと共同開発の素材を採用した「セラフォートフライパン」を販売開始
京セラのセラミック技術とダイキンのフッ素材料技術が融合 「セラフォートフライパン」が新登場 〜両技術の特長活かし「焦げつきにくいのにしっかり焼ける」〜 京セラ株式会社(代表取締役社長:山口悟郎)は、ダイキン工業株式会社と共同開発した素材を採用し、セラミックスとフッ素の特長を活かした新たな調理器具「セラフォートフライパン」を、本年7月24日(金)より全国の量販店およびホームセンターなどで順次販売を開始しますのでお知らせいたします。 ※製品画像は添付の関連資料を参照 本製品は、京セラのセラミック技術とダイキンのフッ素材料技術を融合することにより開発された素材を採用したフライパ...
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セイコーウオッチ、「グランドセイコー」からセラミックスベゼルを採用した限定モデルを発売
ブランド誕生55周年を迎えた<グランドセイコー>より、 「正確さ」「見やすさ」「美しさ」を極めた特別仕様の限定モデルを発売 〜グランドセイコーで初めてのセラミックスベゼルを採用〜 *商品画像は添付の関連資料を参照 セイコーウオッチ株式会社(社長:服部 真二、本社:東京都港区)は、ブランド誕生55周年を迎えた高級ウオッチブランド<グランドセイコー>から、スプリングドライブ クロノグラフGMT ムーブメントの精度を更に高め、新開発した「キャリバー9R96(※1)」を搭載し、グランドセイコーとして初めてのセラミックスベゼルを採用した限定モデルを、2015年8月8日(土)より、日本全国の...
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東大など、超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子を発見
「超伝導できない超伝導電子 〜超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子の発見〜」 1.発表者 近藤 猛(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 准教授) Walid Malaeb(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 特任研究員) 石田 行章(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 助教) 笹川 崇男(東京工業大学応用セラミックス研究所 准教授) 坂本 英城(名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻 博士課程) 竹内 恒博(豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料 教授) ...
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クラレグループ、歯の補綴修復に用いる歯科用セメントキット「パナビアV5」を発売
〜新技術で象牙質との接着力が約3倍に!〜 高接着力と色調安定性を実現、歯科用セメントキット<パナビアV5>を新発売 クラレノリタケデンタル株式会社(本社・東京都千代田区、社長・有川清之)は、このたび歯の補綴(ほてつ)修復(※)に用いるセメント(接着剤)の新製品<パナビアV5>を開発しました。歯科医療器材総合商社「株式会社モリタ」(本社:大阪府吹田市)を通じて全国の歯科医師向けに発売します。 <パナビアV5>は、当社が新たに開発した化学重合触媒を採用し、天然歯の象牙質との接着力を当社従来品に比べ約3倍に向上、審美治療に求められる高い色調安定性も兼ね備えた歯科用セメントキットです。...
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トヨタ、燃料電池の触媒「白金」の挙動をリアルタイムで観察できる新たな手法を開発
トヨタ自動車、燃料電池の触媒「白金」の挙動を リアルタイムで観察できる新たな手法を開発 ―「白金」の劣化要因解析が可能となり、性能・耐久性向上のための研究・開発に寄与― トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、一般財団法人 ファインセラミックスセンター(以下、JFCC*)と共同で、燃料電池(FC)の化学反応を促進する触媒として不可欠な「白金」の反応性低下(いわゆる劣化)に至る挙動をリアルタイムで観察できる新たな手法を開発した。 これは、トヨタとJFCCの共同研究グループが、観察・分析用の「透過型電子顕微鏡」の中でFCスタックと同じ発電状態を模擬できる新しい観察用サンプルの作成に成功し、数ナノ...
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ホウ素は融けると金属になる? 〜宇宙実験技術を活用してホウ素の謎を解明〜 <ポイント> ・宇宙実験技術「静電浮遊法」を用いて、ホウ素(融点2,077℃)を中空で溶融させ、その状態の電子構造を測定することに世界で初めて成功した。 ・ホウ素の溶融状態は金属ではないことが判明した。 ・この方法を利用し、物質の超高温状態の性質を理解することで、新たな材料開発につながることが期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(常田 佐久 所長)の岡田 純平 助教、石川 毅彦 教授と東京大学(五神 真 総長)の木村 薫 教授を中心とする研究グ...
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ヨコオ、高放熱・高反射薄型パッケージ基板「LED用超薄型LTCC CSP基板」を開発
高放熱特性を実現 『LED用超薄型LTCC CSP基板』を開発 ■要旨 (株)ヨコオはこのほど、LEDパッケージ市場をターゲットに、高放熱、高反射性を有する、厚さ0.075〜0.150mmの『超薄型LTCC(※1) CSP(※2)基板』を開発しました。 ■市場動向と当社の取り組み 一般的に高輝度LEDでは、エネルギーの25%が光に変換され、残りは熱になってしまいます。LEDの発光効率は高温になるほど低下するため、市場においてはパッケージにおける放熱対策の向上が強く要求されています。 放熱対策向上で鍵となるのが、パッケージ材料コストの半分を占めるパッケージ基板です。パッケージ基板では、金属コアのプリント基板を備え...
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超極細チタン酸ナノワイヤーの作製手法の開発 −優れたストロンチウムイオン吸着能− 【研究概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の浅尾直樹教授の研究グループと同機構の中山幸仁准教授の研究グループは、チタンアルミ合金をアルカリ水溶液(水酸化ナトリウム)に室温で浸漬するという非常に簡便な手法により、極めて細いチタン酸ナノワイヤーを高効率で作製することに成功しました。またこのナノワイヤーはストロンチウムに対して優れたイオン吸着能を持つことを明らかにしました。今回開発されたナノワイヤーは、高機能性触媒材料、ナトリウム電池電極材料、重金属吸着材料など幅広い分野で利用できる可...
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セイコーウオッチ、発売50周年でダイバーズウオッチの顔「外胴」シリーズを刷新
<セイコー プロスペックス>マリーンマスター プロフェッショナルより 国産ダイバーズウオッチ発売50周年の集大成となる新モデルが登場 セイコー ダイバーズウオッチの顔「外胴」シリーズを刷新、 さらに新開発による10振動メカニカルダイバーズを発売 ※商品画像は添付の関連資料「商品画像1」を参照 セイコーウオッチ株式会社(社長:服部 真二、本社:東京都港区)は、国産ダイバーズウオッチ発売50周年にあたり、本格スポーツウオッチブランド<セイコー プロスペックス>における飽和潜水用防水のダイバーズウオッチシリーズ「マリーンマスター プロフェッショナル」から、50年の歴史の集大成として...
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積水化成品、融雪ヒーターが秋田新幹線新型車両「E6系こまち」に採用
融雪ヒーターが秋田新幹線新型車両「E6系こまち」に採用 積水化成品工業株式会社(本社:大阪市北区西天満2−4−4 社長:柏原正人)の、PTCセラミックスヒーターの技術を活かした融雪ヒーターと「ピオセラン」(ポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体)製断熱材が、秋田新幹線新型車両「E6系こまち」の台車周辺部着雪防止ヒーターとして採用されました。 1.採用に至る経緯 秋田新幹線は、積雪地域を走ることから、車輪後部の車体に、雪の付着を繰り返します。付着した雪は氷化し、落下飛散の可能性が懸念されていました。そこで、2009年より川崎重工業(株)様と基礎試験、実装試験を行い、付着箇所に...
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LIXIL、空気清浄力をパワーアップした「エコカラット キルト」などを発売
空気環境を快適に保つエコカラットの性能を向上させてリニューアル エアクリーニングウォール「エコカラット キルト」新発売 〜色鮮やかなガラスモザイクを散りばめた デザインパッケージ「ガラスプラン」も同日発売〜 住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)では、空気清浄力をパワーアップしたエアクリーニングウォール「エコカラット」に、布地柄をミックスした新デザイン「エコカラット キルト」と、ガラスを散りばめた色鮮やかなデザインパッケージの新デザイン「エコカラット デザインパッケージ ガラスプラン」を追加し、INAXブランドから2015年2月2日...
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三井不動産、「柏の葉スマートシティ」に日本ガイシの電力貯蔵用NAS電池システムを設置
「柏の葉スマートシティ」に電力貯蔵用NAS電池システム設置 日本初、分散電源エネルギーの街区間電力相互融通が本格稼動 〜地域レベルでの電力ピークカットと防災力強化を実現〜 三井不動産株式会社は、環境共生・健康長寿・新産業創造を目指して街づくりを進めている千葉県柏市「柏の葉スマートシティ」において、日本ガイシ株式会社の電力貯蔵用NAS(R)電池システムを設置し、2015年1月より運転を開始しました。NAS電池の設置により、太陽光発電や蓄電池などの分散電源エネルギーを街区間で相互に融通するスマートグリッドが本格的に稼動します。自営の分散電源や送電線を使い、公道をまたいで街区間で電力相互融通を行う...
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東大、「弾性表面波計測デバイス」など4つのセンサ・デバイスを国際学会MEMS2015で発表
4つのセンサ・デバイスを国際学会MEMS2015で発表 東京大学IRT研究機構がポルトガル、エストリルにて 1.発表者:東京大学IRT 研究機構 下山 勲 教授 2.発表のポイント: ◆微小量の液滴(3μL、直径1.8mm)の正確な粘度測定に成功 ◆気圧センサの感度を大幅に向上し、1cmの精度で高度計測を実現 ◆マスク表面に柔軟な湿度センサを形成し、口内湿度の計測に成功。口内湿度管理によるインフルエンザの予防に。 ◆マイクロピエゾ抵抗型片持ち梁を用いた弾性表面波計測に成功 3.発表概要: 東京大学IRT研究機構(IRT、(*1))の下山勲教授らは、2015年1月18日から22日にかけてポルトガル エス...
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セラミックス関連グループ会社を再編 −昭和ファインセラミックス株式会社を設立− 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫、以下、当社)子会社の名古屋研磨材工業株式会社と塩尻昭和株式会社は、2015年1月1日に合併し、昭和ファインセラミックス株式会社として新たに発足することを決定しました。 名古屋研磨材工業株式会社はこれまで愛知県日進市及び長野県塩尻市において人造研磨材の製造・販売を行ってまいりました。また長野県塩尻市にある塩尻昭和株式会社は塩尻事業所内の製造業務の受託を主な事業としてきましたが、今回、両社を合併することにより事業運営の効率化を図ります。 なお、当社セラミックス事...
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プラス、定番文具「エアイン」など3アイテムの「数量限定 ハッピーデザート柄」を発売
定番文具が“甘くて可愛い”キャラクターデザインで新登場♪ 「数量限定 ハッピーデザート柄」3アイテム各5種類を発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 プラス株式会社(東京都港区 代表取締役社長:今泉公二)は、デザート&可愛いキャラクター柄を人気の定番文具「エアイン」「ノリノ ビーンズ」「ホワイパープチ」の本体・ケースに採用した新限定デザイン「数量限定 ハッピーデザート柄」(各5種類)を、2014年11月10日に発売します。 使う楽しさをプラスした「ハッピー柄」シリーズは、2013年10月、使いやすさとペンポーチに入るミニサイズで人気のテープのり「ノリノ ビーンズ」と修正テ...
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日立ハイテク子会社、高速液体クロマトグラフ用質量検出器など3機種を発表
日立ハイテクサイエンス、分析装置3機種をJASISで発表 株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)の100%子会社で、分析計測装置を製造販売している株式会社日立ハイテクサイエンス(取締役社長:池田 俊幸/以下、日立ハイテクサイエンス)は、このたび高速液体クロマトグラフ(HPLC)用質量検出器「Chromaster5610 MS Detector」、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の制御ステーション「AFM5000II」、シーケンシャル型高分解能ICP発光分光分析装置「PS3500DDII」の3機種を開発し、販売を開始いたします。また3機種を2014年9月3日(水)〜5日(金)、千葉県千葉市の幕張メ...
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常温ウェーハ接合装置による接合サービス事業を開始 技術の認知向上と新事業育成へ 三菱重工業は、自社開発の常温ウェーハ接合装置を使って、社外からの依頼に応じて多様な素材同士を接合する、ウェーハ接合サービス事業を開始しました。これまで同装置の導入を検討する企業などに対する接合テストサービスを基本にしていたものを、導入計画を当面は持たない企業や研究機関まで対象を広げました。日本起源の技術である常温接合プロセスの有効性について認知を一層向上させて装置の拡販につなげるとともに、接合サービスを新事業として育成していきます。 常温接合は、イオンビームや原子ビームを真空中で照射することに...
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東北大など、大きな誘電率と磁気−誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功
大きな誘電率と磁気−誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功 ―新しい多機能性(マルチ・ファンクショナル)材料の発明― 公益財団法人電磁材料研究所(理事長:増本健)の小林伸聖主席研究員、国立大学法人東北大学(総長:里見進)学際科学フロンティア研究所の増本博教授、同金属材料研究所の高橋三郎助教および独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長:松浦祥次郎)先端基礎研究センターの前川禎通センター長の研究グループは、全く新しい発想による多機能性材料の開発に成功しました。開発した材料は、ナノグラニュラー材料(1、2)と呼ばれるナノ磁性粒子を誘電相中に分散させた金属と絶縁体の2相...
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歯科用機器・材料市場に関する調査結果 2014 〜歯科用CAD/CAM装置が導入拡大、歯科向け滅菌装置も増加の見込み〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の歯科用機器・材料市場の調査を実施した。 1.調査期間:2014年3月〜6月 2.調査対象:歯科用機器、歯科材料、歯科用薬品、予防歯科関連製品、インプラント材料の製造・販売元企業 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用 <歯科用機器・材料市場とは> 本調査における歯科用機器・材料市場とは、歯科用機器(チェアユニット〔診察台〕や歯科用X線装置、歯科用CT装置、...
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昭和電工セラミックス、高機能光触媒「ルミレッシュ」が太陽工業のテント膜材に採用
高機能光触媒「ルミレッシュ(R)」が太陽工業の膜材に採用 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の連結子会社昭和電工セラミックス株式会社(長野県塩尻市 社長:牧 昌和)が富山工場(富山県富山市)にて開発した高機能光触媒「ルミレッシュ(R)」が、テント構造物のトップメーカーである太陽工業株式会社(会長兼社長:能村光太郎)が販売する新たなテント膜材に採用されました。今回ルミレッシュ(R)の採用が決定したのは、抗菌・抗ウイルス機能をもつ屋内用膜材「ヒカリプロテクスタイル」で、2015年1月の販売が予定されています。 ルミレッシュ(R)は、2007年〜2012年に独立行政法人 新エネルギー・産業技...
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三菱日立パワーシステムズと日本特殊陶業、固体酸化物形燃料電池の円筒セルスタックの量産で業務提携
固体酸化物形燃料電池(SOFC)の円筒セルスタックで業務提携 価格競争力のある量産体制の構築を目指す 三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)と日本特殊陶業株式会社(NTK)は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電要素である円筒セルスタックの量産に向けて業務提携することで基本合意しました。両社がそれぞれ得意とする技術・ノウハウや経営資源を融合することで、価格競争力のある円筒セルスタックの量産体制の構築を目指します。 具体的には、両社の技術・ノウハウを持ち寄って円筒セルスタックの少量生産体制を構築、これをベースに本格的な量産のための生産技術を共同で確立して、2018年4月までに年産数十万...
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ヨコオ、一体構造を有する「バックライト用LEDマルチLTCCパッケージ」を開発
一体構造を有する 『バックライト用LEDマルチLTCCパッケージ』を開発 ■要旨 (株)ヨコオはこのほど、LCDバックライト市場をターゲットに、高発光効率、高放熱特性を有し、煩雑な組み立て工程を不要とした『バックライト用LEDマルチLTCCパッケージ』を開発しました。 ■従来技術と当社の取り組み 現在のLCDバックライトは、LED光源モジュールが主流であり、このようなモジュールには、複数個のLEDが搭載された絶縁樹脂基板を金属板に接合し両側壁に反射板を貼り付けたタイプ、あるいは樹脂パッケージに金属フレームを組み込んだ筐体にLEDを搭載したタイプ等があります。 前者については、部品点数が多く、かつ反射板を取り付け...
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大成建設、サンゴを有性生殖法で増殖させるための「モルタル製着床具」を開発
サンゴ増殖のためのモルタル製着床具を開発 〜材料調達が容易で量産可能〜 大成建設株式会社(社長:山内隆司)は、亜熱帯海域に生息するサンゴを有性生殖法で増殖させるための「モルタル製着床具」を開発し、沖縄県宮古島海域における実証実験によって着床と成長を確認しました。 近年、亜熱帯海域に生息するサンゴは、食害(オニヒトデや巻貝等)、海水温の上昇、病害、沿岸域の開発行為など、生育環境の悪化による個体数の減少が問題となっています。 サンゴの減少は、周辺海域の生態系バランスを損なう原因となり得るため、保全対策が必要です。そこで、サンゴを人工的に増殖させる技術が検討されています。 この...
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住友化学、リチウムイオン二次電池用セパレーターの生産能力を増強
リチウムイオン二次電池用セパレータ生産能力を増強 住友化学は、大江工場(愛媛県新居浜市)のリチウムイオン二次電池用セパレータ(当社商標名「ペルヴィオ(R)」)の生産能力を、2014年春には現状比約1.7倍、同年秋には同1.9倍と順次引き上げ、2015年春までに従来比約2.3倍に増強いたします。 住友化学は、長年培ってきた高分子重合技術、無機材料技術、ポリマー成形加工技術を生かし、リチウムイオン二次電池の主要部材の一つであるセパレータ事業を展開しています。「ペルヴィオ(R)」は、アラミド樹脂やセラミックスで形成した耐熱層とポリオレフィン基材との組み合わせによる、電池の安全性向上に寄...
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旭硝子、2014FIFAワールドカップ会場に競技者用ベンチ向けガラスルーフを提供
化学強化ガラスの新たな可能性を切り拓く競技者用ベンチ向けガラスルーフが 2014FIFAワールドカップに登場 AGC(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:石村和彦)は、ブラジルで開催される2014FIFAワールドカップの12会場全てに、競技者用ベンチ向けガラスルーフを提供します。 ルーフに使用するのは、透明性、耐久性、耐傷性を兼ね備えた化学強化ガラスです。通常スマートフォンやタブレットPCのカバーガラスとして使用されている化学強化ガラスを、大型のベンチルーフに使うことで、今後の様々な用途に向けた可能性を切り拓きます。 ※製品画像は添付の関連資料を参照 2014FIFAワールドカップの競技者用ベン...
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三菱マテリアル、次世代パワーモジュール用高性能絶縁回路基板「Ag焼成膜付きDBA基板」を開発
次世代パワーモジュール用高性能絶縁回路基板「Ag焼成膜付きDBA基板」を開発 三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、資本金:1,194億円)は、ハイブリッド(HV)自動車向けなどの電源制御用のインバータなどに今後採用が期待されている高温半導体素子搭載用の絶縁回路基板として、アルミニウム(Al)回路上に銀(Ag)の焼成膜を直接形成した、次世代パワーモジュール用の高性能絶縁回路基板「Ag焼成膜付きDBA(Direct Bonded Aluminum)基板」を開発しましたのでお知らせいたします。 【開発の背景、理由】 HV自動車向けなどの高出力モータ電源制御用インバータでは、直流・交流電力の変換時に発生する発熱に対応し...
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TDK、2.4GHz帯/5GHz帯に対応した1005サイズの積層ダイプレクサを量産開始
高周波部品 業界最小、積層ダイプレクサ1005サイズの開発と量産化 ・業界最小(※)サイズ1.0×0.5×0.4mm。従来製品比で体積61%減。 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、スマートフォン、携帯電話等のモバイル機器におけるワイヤレスLANの2.4GHz帯/5GHz帯に対応した、業界最小(※)1005サイズの積層ダイプレクサを開発し、2014年2月より量産を開始しました。 スマートフォンなどのモバイル機器の小型・軽量化、高速・高周波化に伴い、機器に搭載される電子部品にも高性能かつ小型・低背・軽量化が求められています。 ダイプレクサはアンテナの入出力部に使われ、2つの周波数帯域を振り...
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セーラー万年筆、ヤマダ電機グループ会社と水処理装置の販売代理店契約を締結
ヤマダ電機グループ(株)ワイ・ジャストと 水処理装置「アクアセーラー」の販売代理店契約を締結 セーラー万年筆株式会社(代表取締役社長:中島義雄、本社:東京都江東区)は、株式会社ヤマダ電機(代表取締役社長 山田 昇、本社:群馬県高崎市)の100%子会社で、建設工事の請負を行っている株式会社ワイ・ジャスト(代表取締役社長:長川洋久、本社:群馬県高崎市)と、水処理装置「アクアセーラー」の販売代理店契約を締結いたしました。 【水処理装置「アクアセーラー」の概要】 ■当社は水処理装置の専門メーカー・日本治水株式会社(代表取締役 宮脇淳一 本社:宮崎県東諸県郡)と包括的事業提携を行い、...
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ユーヴィックス、レーザーマーキング用「カラーマーキング材&転写テープ」を発売
ユーヴィックス、 レーザーマーキング用「カラーマーキング材&転写テープ」を発売 ユーヴィックス株式会社(本社:東京都目黒区緑が丘2ー14ー8 U−VIXビル、代表取締役社長:森戸祐幸、資本金:8,000万円)は、このたび、CO2レーザー、Nd:YAGレーザー、ファイバレーザーを照射することによって分子結合をおこし、金属・ガラス・セラミックス等への半永久的な高品質カラーマーキングを超高速で行うことのできる「カラーマーキング材&転写テープ」の販売を開始しました。 今回、発売する「カラーマーキング材&転写テープ」は、ドイツ製で、金属、ガラス、セラミックスなどマーキングする基材の種類やレーザーマ...
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東レ・ダウコーニング、車載エレクトロニクス用の高熱伝導性放熱接着剤を発売
東レ・ダウコーニング、車載エレクトロニクス用の 高熱伝導性放熱接着剤を発売 東レ・ダウコーニング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、高熱伝導性放熱接着剤Dow Corning(R) TC−2035を発表しました。これは優れた機能を有する放熱材料製品(TIM:Thermal Interface Material)で、次世代パワーエレクトロニクスモジュールのような高温に曝される車載用途に適しています。 「自動車用途向けのエレクトロニクスは急激な成長を遂げていると言っても過言ではなく、設計者は製品の機能や信頼性、総合的なパフォーマンスをできるだけ高めることを絶え間なく求められています。今回の新製品は、...
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ゴールドウイン、「MXP」から消臭・保温機能付きアンダーウエアを発売
「MXP」 2013年秋冬は、消臭+保温の「高機能」を、デイリーな”カットソー”として提案 日常からビジネスシーン、旅まで、「冬場のニオイ」と「かさばる重ね着」を解消 株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)は、着るだけで汗のニオイ・加齢臭を消臭する機能素材「マキシフレッシュプラス」を採用したアンダーウエア「MXP(エムエックスピー)」の2013年秋冬の新製品の販売を、10月中旬より百貨店、セレクトショップ、当社直営店にて開始します。 寒い冬の季節は、外気と室内の温度差があるため意外と汗をかきやすく、また重ね着をしているため、汗の...
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スリーエムヘルスケア、即日・低価格で白い歯冠ができる歯科材料を発売
即日かつ低価格で白い歯を実現する「世界初」の歯科材料 「3M(TM)ESPE(TM)ダイレクトクラウン」を発売 〜患者側の「審美性」と歯科医の「経済性」双方の向上に寄与〜 スリーエム ヘルスケア株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:三村浩一)は10月21日から、即日(※1)かつ低価格で白い歯冠(かぶせ物)を実現する世界初の歯科材料、「3M(TM)ESPE(TM)ダイレクトクラウン」を歯科医向けに発売します。 *製品画像は、添付の関連資料を参照 従来の歯科治療における歯冠施術では、患者は国民保険適用内では金属を使用した歯冠しか選択できず(※2)、セラミックス等を素材とする審美性の高い白い歯...
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京セラ、ラメ入り特別カラーのセラミックナイフなど4シリーズを数量限定発売
ラメ入り特別カラーのセラミックナイフなど4シリーズを数量限定で商品化 セラミックナイフ1,000万本突破記念の限定商品発売について 京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、当社が製造・販売するセラミックナイフの累計出荷本数が1,000万本を突破したことを記念して、本年7月15日より、4シリーズの限定記念商品を全国の百貨店、専門店、量販店、ホームセンターなどで順次販売しますのでお知らせいたします。 記念商品は、人気の高いピンク・オレンジ・グリーンの3色のナイフの持ち手(柄)に、特別にラメを施した刃渡り14cmのセラミックナイフなど、4シリーズを数量限定で販売いたします。 ■100...
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磁気モノポールの量子ダイナミクスの発見 1.発表者: 木村健太(日本学術振興会特別研究員 現・大阪大学大学院基礎工学研究科 助教) 中辻 知(東京大学物性研究所 准教授) Jiajia Wen(Johns Hopkins University,Ph.D.Student) Collin Broholm(Johns Hopkins University,Professor) Matthew Stone(Oak Ridge National Laboratory,Instrument Scientist) 西堀英治(名古屋大学 大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 准教授 現・理化学研究所RSC−リガク連携センター連携センター長) 澤 博(名古屋大学 大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 教授) 2.発表ポイント: ◆スピンアイスと呼ばれる磁性体において、磁気...
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富士通研究所、小型・高出力なミリ波帯送受信モジュール技術を開発
窒化ガリウムHEMTを用いた小型・高出力なミリ波帯送受信モジュール技術を開発 複数チップを1つのパッケージに統合し、レーダー機器や無線通信機器の小型化に貢献 株式会社富士通研究所(注1)は、窒化ガリウム(GaN)(注2)高電子移動度トランジスタ(HEMT)(注3)を用いて、ミリ波帯(注4)まで適用可能な、10ワット(以下、W)出力の送受信モジュール技術を開発しました。 従来、ミリ波帯に対応した高出力のモジュールを実現するには、発熱を逃がすために部品ごとにパッケージ化してモジュールを構成する必要があるため小型化が難しく、また、高周波化に伴いモジュール内の端子接続部での損失が増大するため、ミ...
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リコー、レーザー援用技術によるPZT薄膜の結晶化に成功 株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、独自技術でインク化(CSD法(*1))して作製したPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)(*2)を、半導体レーザーを用いて結晶化させ、得られた薄膜がPZTの特長である変位特性を示すことを実証しました。これは、レーザー照射による熱作用で結晶化させるレーザー援用技術(*3)を半導体レーザーで実現したもので、独自の照射技術で変位特性を有するPZT薄膜を生成したのはリコーが世界で初めてです(2013年5月現在)。 本技術は、2012年5月にリコーが発表したIJP法(インクジェットによる印刷技術)によるピエゾ(圧電...
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TDK、車載対応の積層セラミックコンデンサー新シリーズを量産開始
積層セラミックコンデンサ 車載向け(AEC−Q200準拠)C0G特性定格電圧100〜630V シリーズの開発、量産開始について ・世界初(※)の630V対応を含んだC0G 100〜630Vシリーズ TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、温度特性がC0G特性で定格電圧が100V〜630Vまでの車載対応積層セラミックコンデンサの新シリーズを開発し、4月より量産を開始することを発表します。本シリーズは、C0G 特性を有する製品ラインアップで定格電圧100V〜630Vまでの中耐電圧領域において業界最高レベルの静電容量を有し、特に5750(5.7mm×5.0mm、EIA:2220)サイズで静電容量100nF(定格電圧630V)を...
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産総研、光照射によるめっき薄膜の密着性向上法とパターニング法を開発
光照射によるめっき薄膜の密着性向上法とパターニング法の開発 −新しい微細金属パターンの形成技術− 【ポイント】 ・プラスチック基板上のめっき膜にパルス光を照射するだけで密着性が向上 ・マイクロ秒単位の短時間で大面積(A4サイズ)の処理が可能 ・フォトマスク上から光照射することで、めっきした金属薄膜のパターニングが可能 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 山口 智彦】ナノシステム計測グループ 堀内 伸 上級主任研究員らは、無電解めっきによりプラスチック基材上に形成した金属薄膜に高強度のパルス...
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JFLA子会社、低コストで料理酒の滓(おり)を防止する新技術を共同開発
〜地元・愛知のセラミックスを用いた、低コストで料理酒の滓(おり)を防止する新技術〜 盛田が「料理酒の新たな滓(おり)防止技術」をあいち産業科学技術総合センターと共同開発 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社(以下 JFLA)の事業子会社である、盛田株式会社(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:小林武司、以下 盛田)は、愛知県の総合的技術支援機関である、あいち産業科学技術総合センターとの共同開発により、料理酒の新たな滓(おり)防止技術を開発しました。 料理酒は、和食に欠かすことのできない調味料の一つですが、製品中に含まれるタンパク質(*1)によって生産・流通中に滓や濁...
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積水化成品、「融雪パネルヒーター」を東北新幹線の「新青森駅」などに提供
「融雪パネルヒーター」が東北新幹線の駅・車庫屋根に採用 (新青森駅、七戸十和田駅など、青森地区において採用) 積水化成品工業株式会社(本社:大阪市北区西天満2−4−4 社長:小野惠造)は、PTCセラミックスヒーターの技術を活かした融雪パネルを開発し、東北新幹線の延伸施設、「新青森駅」「七戸十和田駅」などの駅、車庫の屋根軒先に採用されました。 1.採用に至る経緯 東北新幹線 延伸駅の融雪方法について、より効果的な融雪システムが求められていました。2003年から独立行政法人・鉄道運輸機構、公益財団法人・鉄道総合技術研究所と共同での基礎試験を開始し、2005年からは試験場所を青森(...
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東北大、ナノガラス粒子が単結晶ドメインに寄生することで「透明ガラスセラミックス」の作製に成功
ナノガラス粒子が単結晶ドメインに寄生する 〜究極の“透明ガラスセラミックス”の開発に成功〜 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の当時大学院生だった山崎芳樹博士(現在は産業技術総合研究所研究員)、高橋儀宏助教、藤原 巧教授らは、単結晶ドメイン中にナノサイズのガラス粒子が寄生することで実用レベルに達する高い透明性を有するガラスセラミックス(結晶化ガラス)の作製に成功しました。これは、従来単結晶の独壇場であった光波制御材料分野に、特異な分極配向や屈折率構造を有する新しい透明フォトセラミックス材料ならびに光学デバイス応用へ大きな進展をもたらす成果と期待されます。本研究成果は、英...
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中部電力、食品工場向けハイブリッド脱臭装置「デオマイスター」を開発
食品工場向けハイブリッド脱臭装置「デオマイスター」の開発〜省エネルギーで高濃度の臭気を分解〜 当社は株式会社トーエネック、神鋼アクテック株式会社および昭和セラミックス株式会社と共同で、臭気を効率的に処理するハイブリッド脱臭装置「デオマイスター」を開発しました。本日より、株式会社トーエネックが販売を開始いたします。 「脱臭」は、今後の環境規制強化や、地域共生の観点から、工場や福祉・医療施設等において重要なテーマであり、高性能な脱臭装置へのニーズが多くあります。 一般的に、脱臭は燃焼により行われていますが、近年、「チタニア光触媒脱臭」と、「ゼオライトハニカム脱臭」という技術...
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パテント・リザルト、「化学業界 特許資産規模ランキング」を発表
【化学】特許資産規模ランキング、トップ3は富士フイルム、積水化学、日東電工 弊社はこのほど、独自に分類した「化学」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「化学業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2011年4月1日から2012年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になります。 その結果、1位 富士フイルムホールディングス、2位 積水化学工業、3位 日東電工と...
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東北大、ナノ結晶炭化ホウ素セラミックスの機械特性の強化に成功
ナノ結晶炭化ホウ素セラミックスの機械特性の強化に成功 −従来の常識を覆し、多孔性と界面相の利用により実現− 【研究概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の陳明偉主任研究者らの研究グループは、従来セラミックスに脆さをもたらすとされてきた多孔性や界面相が、炭化ホウ素セラミックス中に導入されると、機械特性が改善されることを明らかにしました。 一般的にセラミックスは非常に高い硬さを示す一方で、靱性(*1)や塑性(*2)はあまり良好ではありません。共有結合あるいはイオン結合でできているためにもともと脆いのに加え、多孔性や界面相(*3)の存在が原因で、脆く壊れやすいと...
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島津製作所、デザインを一新し操作性を大幅向上のマイクロビッカース硬度計を発売
いつでも、誰でも、その日から熟練者 マイクロビッカース硬度計「HMV−Gシリーズ」を発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 島津製作所は、コストパフォーマンスに優れたくぼみ自動読取機能搭載モデルを主力として位置づけ、デザインを一新し操作性を大幅に向上させたマイクロビッカース硬度計「HMV−Gシリーズ」を8月30日に発売すると共に、「JASIS 2012」(9月5日〜7日、幕張メッセ国際展示場)、「インターメジャー 2012」(10月10日〜12日、東京ビッグサイト)に出展します。 マイクロビッカース硬度計は、試料表面にダイヤモンド製正四角すいの圧子を押し込み、加えた試験...
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水酸化アルミニウム・アルミナ等の国内販売価格改定について 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、水酸化アルミニウムおよびアルミナの販売価格を次の通り引き上げることを決定し、お客様との交渉を開始いたしました。 1.価格改定の内容 (1)値上げ幅 水酸化アルミニウム:7円/kg以上 アルミナ:10円/kg以上 アルミナ系電融品:15円/kg以上 (2)実施時期 水酸化アルミニウム:2012年6月1日出荷分より アルミナ:同上 アルミナ系電融品:2012年7月1日出荷分より 2.価格改定の背景 当社はこれまでも生産の効率化等コストダウンに努めて...
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JSTと物質・材料研究機構、オイルを浄化できる有機溶媒に耐性のある極薄の多孔性カーボン膜を開発
オイルを浄化できる超高性能ろ過フィルターを開発 −ナノ細孔中の高速粘性透過を世界に先駆けて実証− 先端的共通技術部門 高分子材料ユニットの研究者らは、有機溶媒に耐性のある極薄の多孔性カーボン膜を開発し、従来のろ過フィルターと比較して、不純物の除去速度を約3桁向上させることに成功した。 <概要> 1.独立行政法人 物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)先端的共通技術部門 高分子材料ユニット(ユニット長:一ノ瀬 泉)の分離機能材料グループの研究者らは、中核機能部門電子顕微鏡ステーションとの共同で、直径約1ナノメートルの細孔を持つ極薄の多孔性カーボン膜を開発することに成功した...
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京セラ、簡易包丁研ぎ器「ロールシャープナー」のデザイン一新し全6色を発売
累計出荷数380 万個の金属包丁用研ぎ器に新色、ハンドルデザインも一新した 京セラセラミックス製「ロールシャープナー」が6 色展開で新登場 京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫)は、金属製両刃包丁の刃を簡単に研ぐことができる簡易包丁研ぎ器「ロールシャープナー」に、新たに6 色のカラーバリエーションを揃え、さらにハンドル部分(持ち手)のデザインを一新し、より手にフィットしやすくした新製品を、本年1 月20 日(金)より順次、全国の量販店および専門店などで販売開始しますのでお知らせいたします。 「ロールシャープナー」は、研磨能力と耐磨耗性に優れたファインセラミックス製の砥石を使用しており、包丁の刃部...
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京セラ、独自開発の装飾用素材をアーク・クエストの磁気健康ギア「コラントッテ」に採用
人気の磁気健康ギア「コラントッテ」に京セラのオリジナル素材が採用 京セラの「京都オパール」と「カラーセラミックス」をあしらった 健康ジュエリーネックレスの新商品登場 株式会社アーク・クエスト(社長:小松 克巳、以下アーク・クエスト)と京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)は、アーク・クエストの磁気ネックレスシリーズ「コラントッテ TAO(タオ) ネックレス」のラインアップとして、京セラ独自開発の装飾用素材「京都オパール」と、今回新たに採用されたファインセラミック素材「カラーセラミックス」をそれぞれあしらった健康ジュエリーネックレス、5モデル全17種を商品化いたしまし...
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住友化学、ポーランドにチタン酸アルミニウム製DPF製造プラントを新設
ポーランドにチタン酸アルミニウム製DPF製造プラントを新設 住友化学は、このほど、本年9月に設立した住化セラミックスポーランドSp.z.o.oにおいて、ディーゼルエンジン車に装着するチタン酸アルミニウム製のすす除去フィルター(ディーゼル・パティキュレート・フィルター、以下「DPF」)製造プラントを建設することを決定いたしました。新設するプラントは2013年第3四半期稼動開始を予定しています。 欧州では、世界で最も厳しい排ガス規制の一つである「Euro6」が2014年に導入され、ディーゼルエンジン乗用車にDPFの標準装備が義務付けられる他、規制の強化により商用車、オフロー...
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セラミックスの極微量不純物の可視化に成功 −不純物が形成する界面超構造の発見− 東北大・東大・ファインセラミックスセンターの共同研究 【研究概要】 東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の幾原雄一教授(東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授、財団法人ファインセラミックスセンターナノ構造研究所主管研究員 兼任)と東北大学原子分子材料科学高等研究機構の王中長(ワン チョンチャン)助教らの研究グループは、「超高分解能走査透過電子顕微鏡注1)とスーパーコンピューター計算注2)を駆使して、セラミックス(酸化マグネシウム) 注3)の結晶界面において、ごく微量の不純物が集まって原子...
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オンワード樫山、京セラ独自デザインの特殊カットダイヤモンドを使用した婚約指輪を発売
百貨店初、京セラ独自デザインの特殊カットダイヤモンドを使用 12本の矢が浮かび上がるカジュアルエンゲージリング 「Imperial Promise(インペリアル プロミス)」“組曲ジュエリー”から新発売 株式会社オンワード樫山(社長:馬場 昭典、以下オンワード)は、京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)独自デザインの特殊カットダイヤモンドを使用したエンゲージリング「Imperial Promise(インペリアル プロミス)」を商品化し、本日11月1日(火)より全国有名百貨店の“組曲ジュエリー”コーナーにて本格販売を開始いたします。 このたびの新商品は、リング中央のダ...
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東大、圧電材料中ナノドメインの応答をリアルタイムで直接観察することに成功
画像診断装置の高性能化へ −世界初、圧電材料中ナノドメインの応答をリアルタイムで直接観察− 1.発表者:佐藤 幸生(東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 助教) 幾原 雄一(東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 教授) 2.発表概要: 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構の佐藤幸生助教、幾原雄一教授の研究グループは財団法人ファインセラミックスセンターナノ構造研究所(平山司所長代理)と共同で、代表的な圧電材料の1つである圧電セラミックス(PMN−PT)の単結晶に電圧を加えた際にドメインと呼ばれる微小な領域が応答する様子を、「その場透過型電子顕微鏡法」によりリアルタイムで...
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産総研、室温で高いリチウムイオン伝導性を示すセラミック電解質シートを開発
次世代蓄電池用セラミック電解質シート −高いリチウムイオン伝導率を示す柔軟で薄い大面積シート− <ポイント> ・耐水性・熱安定性が高く、室温で1×10−3 S/cmのリチウムイオン伝導率を実現 ・従来品に比べて製造エネルギーを大幅に低減 ・次世代蓄電池として期待されるリチウム−空気電池開発を加速する可能性 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】機能集積モジュール化研究グループ 濱本 孝一 研究員および藤代 芳伸 研究グループ長は、室温で高いリチウムイオン伝導性を示す、セラミッ...
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産総研と電気化学など、高い熱伝導率を持つ窒化ケイ素セラミックスを開発
極めて高い熱伝導率を持つ窒化ケイ素セラミックス −パワーデバイス用回路基板への展開に期待− <ポイント> ・177 W/(m・K)の高い熱伝導率を、機械特性に優れる窒化ケイ素セラミックスで達成 ・粘り強さをあらわす破壊靱性は窒化アルミニウムセラミックスの3倍以上 ・柱状粒子が絡み合った構造を持ち、窒化アルミニウムよりも強度が高い 【概 要】 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下、「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】エンジニアリングセラミックス研究班 平尾 喜代司 研究班長、周 游 主任研究員らは、電気化学工業株式会社【...
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村田製作所、安全規格認定の自動車用セラミックコンデンサーを商品化
業界初!安全規格認定自動車用セラミックコンデンサの商品化 −DE6シリーズ タイプKJ− ※製品画像は添付の関連資料を参照 <要 旨> 村田製作所では、このたび安全規格認定(*1)自動車用セラミックコンデンサDE6シリーズ タイプKJを商品化しました。 安全規格要求性能と車載対応性能の両方に対応し、国内・海外の商用電源(電圧100〜240V、周波数50/60Hz)での充電を想定したPHEV・EV(*2)の車載充電器ACラインフィルタ用として最適です。 <背 景> 環境意識の高まりを受けてエコカーの普及が加速的に進む中、グリーン産業の一環として各国政府・電力会社が中心となって...
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セルロース製品の値上げについて (平成23年4月1日出荷分から10%の値上げ) 信越化学工業株式会社(本社:東京、社長:森 俊三)はこのほど、セルロース製品(メトローズ、TC−5、HPMCP、信越AQOAT、L−HPC)の販売価格の改定を行うことを決定した。10%の値上げを平成23年4月1日出荷分より実施する。 セルロース製品の主原料である高純度パルプの価格が大幅に上昇している。これは世界的な需要の回復に伴う原料パルプ(ウッドパルプ、リンターパルプ)の逼迫に加え、中国のレーヨン需要の急増などで需給バランスが大きく崩れたことに起因している。弊社では、これまでもコスト...
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セーレン、消臭アンダーウエアブランド「DEOEST」から消臭ビジネスソックスを発売
消臭アンダーウエアより、高性能消臭ビジネスソックス 新登場! におうなんて言わせない! 100回洗っても消臭持続 セーレン(株)(東京本社:港区南青山 福井本社:福井市毛矢/代表取締役社長:川田達男)住生活・環境資材グループは、独自の高機能消臭素材「イノドールクイック(R)」を駆使し、100回洗っても消臭性能が持続する「高性能消臭ビジネスソックス」を開発。12月8日より消臭アンダーウエアブランド「DEOEST(R)(デオエスト)」の新アイテムとして販売をスタートいたします。 2008年より展開している当社消臭商品シリーズは、特殊セラミックスナノ粒子でニオイを吸着し、金属イ...
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リチウムイオン二次電池用の新しい負極材料を開発 −新規チタン酸化物で高容量化を実現− ポイント 低温合成プロセスによる新規チタン酸化物負極材料(H2Ti12O25) 現行の酸化物系負極材料と同程度の作動電圧を有し、容量30 %アップを実現 構成元素としてリチウムを含まないためリチウムイオン二次電池の低コスト化に期待 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】結晶制御プロセス研究グループ 秋本 順二 研究グループ長、計測フロンティア研究部門【研究部門長 秋宗 淑雄】ナノ移...
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三菱マテリアル、ヒートシンク一体型アルミ回路付き絶縁基板に関する新規接合技術を開発
DBA基板における新規接合技術を開発 三菱マテリアル株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:矢尾宏、資本金:1,194億円、以下「三菱マテリアル」)は、このたび、高出力モーター電源制御用インバーター(直流/交流変換装置)等に用いられるヒートシンク一体型アルミ回路付き絶縁基板(DBA:Direct BrazedAluminum)に関する新接合プロセスの開発に成功しました。 三菱マテリアルでは、三田工場静岡DBAセンターにおいてDBA基板を製造販売しています。DBA基板は、世界で初めて実用化されたハイブリッド車用インバーターモジュールに採用された、極めて信頼性の高い絶縁...