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YOSHIKI
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東北大、透明多結晶体セラミックスに結晶化ガラス法によりポッケルス効果の発現に成功
透明多結晶体セラミックスに、結晶化ガラス法により ポッケルス効果の発現に成功 〜光を操るアクティブな光デバイスが安価かつ大量生産可能に〜 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の山岡一樹氏(当時、大学院修士課程)と寺門信明助教、高橋儀宏准教授、藤原巧教授らは、熱処理した酸化物ガラスから得られる多結晶体セラミックス(結晶化ガラス)において、スイッチングや変調など、光の自在な操作を可能とする“ポッケルス効果”(注1))の発現に成功しました。このポッケルス効果はもともと結晶材料に固有の機能性ですが、光に対して受動的な機能しか持たないガラスにも結晶化によって付与することができます。従...
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関節リウマチの進行を抑えるシグナルの発見 <発表者> 壷阪 義記(東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程4年;当時) 中村 達朗(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 特任助教) 村田 幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 准教授) <発表のポイント> ◆関節リウマチを発症させたマウスを用いて、関節における炎症を抑えて病気の進行を抑える受容体を発見しました。 ◆この受容体を刺激すると関節の炎症を慢性化させるマクロファージの活性を抑えることが分かりました。 ◆関節リウマチは患者が多く、私達にとって非常に身近な病気でありなが...
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京大、炎症部位で血管の透過性が亢進する様子を二光子顕微鏡で撮影することに成功
二光子顕微鏡を用いた生体マウス内での新規血管透過性評価法 江川形平 日本学術振興会特別研究員(医学研究科)、椛島健治 同准教授らの研究グループは、生きたマウスを用いて、血管透過性がダイナミックに変化する様子を動画に撮影することに世界で初めて成功しました。 本研究成果は、2013年6月5日付けの英国科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」誌に掲載されました。 <概要> 炎症がおこった部位は次第に腫れてきます。これは、炎症部位において血管の透過性が亢進するためです。今回、本研究グループは生きたマウスを用いて、血管透過性がダイナミックに変化する様子を動画に撮影することに世界で...
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京大、アトピー性皮膚炎の病態であるTh2型免疫反応に好塩基球が必須であることを発見
ハプテンやペプチド抗原に対するTh2誘導に好塩基球が必須である 椛島健治 医学研究科准教授、宮地良樹 同教授、大塚篤司 日本学術振興会特別研究員は、アトピー性皮膚炎の病態であるTh2型免疫反応に好塩基球が必須であることを発見しました。 この成果は、2013年4月23日(英国時間)に英国科学誌「Nature Communications」に掲載されました。 <背景> 末梢血中に存在する好塩基球はわずか数%と少なく、その働きはほとんど知られていませんでした。今回、本研究グループは、好塩基球を特異的に除去できる遺伝子改変モデルマウス(好塩基球除去マウス)を用いて、アトピー性皮膚炎の病態に重要であるTh2型免疫...