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圧電素子
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凸版印刷、圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサー事業に参入
凸版印刷、生体センサー事業に参入 圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサーを活用、 見守りケアや未病・健康増進、居眠り運転防止など、ヘルスケアやモビリティ分野に展開 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサー事業に参入します。 本事業は、「心拍」、「呼吸」、「体動」、「発声」など生体から発する微細な振動を非接触で取得し、その信号を抽出できる振動センサーを活用することで、おもにヘルスケアやモビリティ分野において、新たな価値を提供するものです。具体...
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リコー、レーザー援用技術によるPZT薄膜の結晶化に成功 株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、独自技術でインク化(CSD法(*1))して作製したPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)(*2)を、半導体レーザーを用いて結晶化させ、得られた薄膜がPZTの特長である変位特性を示すことを実証しました。これは、レーザー照射による熱作用で結晶化させるレーザー援用技術(*3)を半導体レーザーで実現したもので、独自の照射技術で変位特性を有するPZT薄膜を生成したのはリコーが世界で初めてです(2013年5月現在)。 本技術は、2012年5月にリコーが発表したIJP法(インクジェットによる印刷技術)によるピエゾ(圧電...
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理化学研究所、超薄板ガラスのバルブを作製し全てガラスでできたマイクロ流体チップを実現
超薄板ガラスのバルブを作製、全てガラス製のマイクロ流体チップ実現 −小型・高速反応でどんな溶媒・溶質中でも安定して動作− <ポイント> ・ガラスだけで作製したバルブで流体をオン/オフ ・曲げても割れにくく、溶媒とも反応しない超薄板ガラスを採用 ・物理的・化学的に安定で、さまざまな化学・生化学のプロセス集積化が可能 <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、ガラス基板に刻まれたマイクロ流路内に、柔軟性のある超薄板ガラス製バルブ(弁)を組み込むことに成功し、全てガラスでできたマイクロ流体チップを実現しました。これは、理研生命システム研究センター(柳田敏雄センター長)集積バイオ...
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東北大と原子力機構、ペロブスカイト型水素化物の形成過程を解明
環境にやさしい<水素>を利用した新たな機能材料の開発指針を得る − ペロブスカイト型水素化物の形成過程を解明 − 【発表のポイント】 ●ペロブスカイト構造を持つ新しい水素化物(LiNiH3)を高温高圧下の水素化反応によって合成。その形成過程を高輝度放射光X線回折測定でその場観察し、形成機構を解明した。 ●ペロブスカイト型水素化物は水素貯蔵材料としての機能に加えて、ペロブカイト型酸化物と同様に、超伝導などの多様な物性・機能性を示すものと期待されているが、合成の報告は限られていた。 ●形成機構の解明により、ペロブスカイト型水素化物の設計・開発指針が得られ、今後の材料開発研究が大いに加速...
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豊田合成とASM、低電圧で駆動する高分子アクチュエーターを開発
低電圧で駆動する高分子アクチュエーターの開発に成功 −新規高分子材料で軽量化・高エネルギー効率を実現− NEDOの「ナノテク・先端部材実用化研究開発」の一環として、新規高分子材料のスライドリング・マテリアル(SRM)(※1)樹脂を用いたアクチュエーター(※2)の開発に取り組んでいる、豊田合成(株)とアドバンスト・ソフトマテリアルズ(株)(ASM)は、低電圧で駆動する誘電アクチュエーターを開発、この誘電アクチュエーターを組み込んだ義手(プロトタイプ)の駆動に成功しました。 開発した誘電アクチュエーターは、SRM樹脂をフィルム状に形成し、直径12mm、長さ60mmのロール状に...