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ユーヴィックス、レーザーマーキング用「カラーマーキング材&転写テープ」を発売

2014-02-10

ユーヴィックス、
レーザーマーキング用「カラーマーキング材&転写テープ」を発売


 ユーヴィックス株式会社(本社:東京都目黒区緑が丘2ー14ー8 U−VIXビル、代表取締役社長:森戸祐幸、資本金:8,000万円)は、このたび、CO2レーザー、Nd:YAGレーザー、ファイバレーザーを照射することによって分子結合をおこし、金属・ガラス・セラミックス等への半永久的な高品質カラーマーキングを超高速で行うことのできる「カラーマーキング材&転写テープ」の販売を開始しました。

 今回、発売する「カラーマーキング材&転写テープ」は、ドイツ製で、金属、ガラス、セラミックスなどマーキングする基材の種類やレーザーマーキングする箇所の大きさや状態などに応じて、エアゾールスプレー缶、リキッド/ペースト製品、転写テープ、などを選択することができます。また、特定用途向けのカスタム品にも柔軟に対応することが可能です。

■特長

 ・半永久的なカラーマーキングを実現
 ・高速マーキング
 ・1000℃以上の耐熱性
 ・優れた発色性
 ・機械的堅牢性、化学的耐性に優れています
 ・高コントラスト
 ・優れたコーティング接着性
 ・取扱いが容易
 ・速乾性で数秒で乾燥
 ・マーキング基材に対し極端に少ない熱しか発生しない
 ・用途に応じてカスタムメイド製品も豊富に用意、など

■用途

 次のような基材への文字、マーク、ロゴ、バーコードなどのカラーマーキング

 ・金属 ・セラミックス ・ガラス ・非鉄金属
 ・貴金属 ・エナメル ・磁器 ・人造石
 ・金属コーテイングや表面研磨をした基材 ・その他

■マーキング可能なカラー

 ・黒色 ・白色 ・緑色 ・ブロンズ色
 ・青色 ・明るい青色 ・紺青色 ・青みがかったグレー色
 ・白っぽく薄いグレー色 ・ミディアムグレー色 ・その他

■適用レーザー

 ・CO2レーザー
 ・Nd:YAGレーザー
 ・ファイバレーザー

■製品の種類

<金属へのマーキング>
 ・エアゾールスプレー缶
 非常に薄いコーティングで、明るいマーキングを生成します。より少量のスプレーを効率よく噴霧し、過剰な塗布を避けることができます。薄く塗布するための作業時間、エアブラシ機器の準備等も省略でき、塗布後はセルフクリーニング機能によりバルブとスプレーヘッドのアフターケアにも手間がかかりません。

 ・エアブラシやブラシを使用するリキッド/ペースト製品
 エアブラシやブラシを使用して、できるだけ均等に薄い層を塗布するための製品です。小さな面への塗布に有効です。

 ・転写テープ
 いろいろな幅の製品が用意された接着性ロールテープで、必要な長さに切りマーキング基材の表面に貼り付けるだけで簡単に使用できます。レーザーが照射された部分のみ転写テープからマーキング基材の表面上に切り出されます。

 ・スクリーン印刷用マーキング材
 マーキングが必要とされる箇所だけにマーキング材を塗布することができるスクリーン印刷用マーキング材です。

<ガラス/セラミックスへのマーキング>
 ガラスとセラミックスの表面は、CO2レーザーの10.6μmの波長のレーザーエネルギーをよく吸収します。そのため、粗い表面を極めて強く加熱することができます。CO2レーザーを照射する場合、作業ウインドウはわずかに小さくし、塗布層の厚さを考慮して層とレーザーパラメータを正確に繰り返し設定することが要求されます。ガラスの場合は、1064nmの波長に透過性があり、エネルギーがマーキング材によってのみ吸収されるため、Nd:YAGレーザーまたはファイバレーザーが適しています。

 ・エアブラシを使用するリキッド/ペースト製品
 均一な塗布層を生成するためエアブラシを使用する製品です。レーザーパラメータを塗布層の厚さに対して最適化することが重要ですが、最初は、より簡単にレーザー設定をすることのできる薄い層から始めることが推奨されます。

 ・エアゾールスプレー缶
 時間を節約し、作業を快適に行うことができます。塗布厚さ調整のための設定やエアブラシ機器の準備も不要で、セルフクリーニング機能により使用後のメンテナンスも簡単です。

特定用途向けマーキング材(カスタム製品)>
 特定の用途のために開発された製品です。様々な用途に合わせたカスタム製品にも柔軟に対応可能です。

■原理
 このマーキング材は、ガラスフリット(通常のガラスより、かなり低温で溶融するよう開発されたもので、部分的に溶融するガラスの小さな粒の集まり)と顔料との混合物です。含有されている吸収材がレーザーエネルギーを吸収してガラスフリットを溶かし、マーキングする基材に融着されます。マーキング材に含まれる顔料は、レーザー照射プロセス中に化学反応を起こさず、中に溶融するか単純に溶融したガラスフリットによって包まれます。それ以外の顔料は、溶融したガラスフリットと反応。相互に反応して、レーザー熱によってきれいな色を発色しマーキングされます。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照

■融着メカニズム

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照

■写真

 ※添付の関連資料を参照

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